こんにちは、ブログでは相当お久しぶりです(汗)
副管理人の西鉄8000系です。
最近はもっぱら聞ける車両辞典の方を中心に作業をしていまして、管理人氏と
テクニカルエンジニア氏のお二人にブログを任せっぱなしにしていることを申し訳なく思いつつも、結局ブログからは随分足が遠ざかっていたのですが、個人的に気に入ったネタができたので、超久々に記事を書くことにしました。
今回紹介するのは、小田急電鉄が2013年冬現在で唯一使用している電気検測車、クヤ31形「テクノインスペクター(TECHNO-INSPECTOR)」です。
ずっと撮影したかったものの、運転状況が全く分からないミステリアスな存在のために何もできずじまいだったのですが、11月の初旬にネットをうろうろしていましたら、運転状況の「超」大まかな情報が出てきまして、それを参考にして経堂駅にて撮影することができました。
撮影途中でカメラのフォーカスが効かなくなるというアクシデントが11月の撮影時にあったため、11月に撮影した写真と12月に撮影した写真・動画を混ぜての内容となりますことをご容赦ください…
まず、副管理人個人が把握しているテクノインスペクターの「超」大まかな運転状況についてご紹介したいと思います。
テクノインスペクターは各月の第2or第3土曜日の午前8~9時の間にかけて、小田原方面から経堂駅上り4番線に到着し、その後小田原方面へ折り返していきます。
…実際把握しているのはこれだけなんです(笑)
どうやらテクノインスペクター自体の車両検査のスケジュールなんかによっても運転日が前後するみたいなので、↑の情報すら絶対とは言えません。
あくまでも、「参考」程度の情報として受け取っていただけると助かります。
それでは、撮影の模様をレポートしていきたいと思います。
- 朝8時過ぎ、テクノインスペクターは小田急1000形ワイドドア仕様車4両編成に牽引されて、経堂駅4番線に入線してきます。牽引編成は11、12月ともに1751編成でした。
- おっと!テクノインスペクター本体の登場です!副管理人感激です!(笑)
- …とまぁ、こんな感じで尾灯をつけつつ入線が終わりました。ちなみに、11月と12月では停止位置が10mほど?変わっていたのには驚きました。
- 出発待機中です。正面の見た目は、設計が基本的には同じの小田急3000形とうり二つですね。
- スカート、連結器部分はこんな感じです。窓とスカートの間の黒い部分にロゴが配されているのが電気検測車ならではですね。
- ロゴの右端には形式のロゴもついています。ステッカーを貼り付けたのか、鉄製の切り抜き文字を取り付けたのかはちょっと分かりませんでした。
- LED式方向幕にすると費用が余計にかかるためでしょうか、裏から「検測」と書かれた幕を一枚貼っただけのような見た目の方向幕部分です。
- 先頭部分側面はこんな感じで、乗務員室の後ろにはドアが付いていますね。
- 形式プレートです。カタカナ入りの形式プレートは、この1両でしか見られないので貴重ですね。
- 側面の窓も小田急3000形と共通設計の窓のようです。上の方向幕っぽいものは明らかにステッカー貼りでした。
- テクノインスペクターのロゴです。こんなロゴが付いている車両が日中走っていると相当目立ちますよね(笑) おっと、何か明かりのようなものが見えますね…
- 菱形パンタグラフと架線検測装置のようです。こうやってライトで架線を照らして走行中に架線の様子をチェックするのでしょうか?というか、菱形パンタグラフだったのにはかなり驚きました。
- 架線検測装置のアップです。こうしてみると、ライトの横にカメラも取り付けられているのが分かります。
- 架線検測装置を後ろから見た様子です。
- そして、牽引してきた1751編成との連結部分です。一応テクノインスペクター側に転落防止幌が付いていますが、これちょっと小さすぎるような気が…
- ちなみに、ちゃんと貫通路部分も設置されています。使われるかどうかは分かりませんが(笑)
- 連結器部分です。自動連結器を装備していますね。
- テクノインスペクターの車外検査・仕様表記です。定員5人とは… 相当少ないですね。
- 貫通路を挟んだ向こう側にはちゃんと小田急電鉄の車外銘板も付いていました。
- というわけで、テクノインスペクターの紹介は終わりたいと思います。が、ここで忘れていはいけないの牽引してきた1751編成!
- こんな感じで、ワイドドア仕様車が機関車代わりにテクノインスペクターの横に連結されています。
- LED式方向幕の表示は、11月が「試運転」、12月が「回送」でした。特に決まっていないんでしょうか?
- 以上、もう一人(?)の主役、1751編成の簡単な紹介でした。
- ちなみに、テクノインスペクターが4番線に入線しているときの経堂駅のフルカラーLED式案内表示器はこんな感じです。当然、発車時刻は書かれていませんが、出発の順番だけは分かるようになっています。
- そうこうしているうちに、ヘッドライトをつけて、出発の準備ができたようです!
- そして、テクノインスペクターと今度はそれを後ろから押す形となる1751編成は、本線を横切って小田原方面に去っていきます…
最後に、テクノインスペクターの発車シーンを録った動画がありますので、是非ご覧ください。
では、また。
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おはよう御座います。
2014.12/14.07:25に、向ヶ丘遊園下りホームにテクノインスペクターが停車していました。
調べるようとしていましたら貴殿の
御記入の乗法にたどり着きました。
日曜日なのに・・・・
気づくのが遅くて写真も撮れなくて残念です。
とりあえずお知らせまで。
小田原線の線路沿いを歩いていた時、線路の方からほかの車両とは違う走行音が聞こえたので見てみると、新百合ヶ丘駅を出発したばかりのテクノインスペクターを見ました。見るのはこれが初めてで、それも偶然だったので、とても興奮しました。
テクノインスペクターは成城学園前駅でよくみていたのでなんか懐かしいです。成城学園前駅の二番線の電光掲示版に回送と書いてあったらクヤ31が来る可能性がかなり高いです
りん様
コメントありがとうございます。偶然レアな車両を見ると気分が高揚してしまう気持ち、よく分かります!
自分も、たまたまテクノインスペクターを見かけたうれしさの勢いで色々調べだした結果、この記事を書いています(笑)
^_^様
コメントありがとうございます。成城学園前駅でよく目撃されていたのですね。
回送の案内表示が出ていると普段とは違った車両が来たりしますし、なるほどです。