福島第一原発事故の影響により不通となっている常磐線 広野~原ノ町間および相馬~浜吉田間ですが、運転再開を目指し10日から一部区間で事故後初めての試運転を始めました。
避難指示区域である楢葉町が今月下旬に住民の帰還時期を判断することから、JR東日本は不通区間のうち楢葉町を通る広野~竜田間までの約5.8kmの区間の運転再開を目指し、線路や周辺の除染を行う準備を進めているそうです。
試運転ではJRの社員や原子力規制委員会の担当者が列車に乗り込み、車内の放射線量の測定や踏切の動作確認など、安全を確認しているとのこと。
JR東日本は、楢葉町の帰還時期の決定を待って来月以降の運転再開を目指したいとしていて、労働組合や地元の町との調整を進めるとのことです。
NHKニュース記事
避難指示区域での試運転が始まるというのは嬉しい事ですね。
少しずつ区域内の市町村の帰還決定が出ると思いますが、帰りたくないという住民の方もいますし、今後良い方向へ進んでいけばいいですね。
あわせて読みたい関連記事
- 北陸新幹線で行く西日本遠征2024(1日目)
- 415系を訪ねて・・・水戸線大回り
- 神奈川長野富山の旅(1日目午後の部)
- 通学の足から観光列車まで くま川鉄道に新型車両
- 18きっぷで行く東北遠征(1日目/只見線)