「バスフェスタ2014 in TOKYO」参加レポート

今回は東京・代々木公園にて開催された「バスフェスタ2014 in TOKYO」に参加してきましたのでそのレポートとなります。

原宿駅

まずは会場最寄りの原宿駅へ向かいます。
“代々木”公園が会場ですが、最寄り駅は原宿なんですよね。

yamanote
山手線です。ホームドアなしで撮影できる山手線の駅は今や貴重な存在になりつつありますが、ここもホーム端に準備工事がされていましたから風前の灯火のようです。
ちなみに、両方にホームがありますが、通常使用するのはこの写真での右側にある島式ホームのみで、年末年始は明治神宮への参拝者の混雑に対応するために左側にある臨時ホームを使用します。

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最近首都圏で増殖中の新型駅名標ですね。

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縦型はホーロー風のレトロな感じ

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列車が去ったので臨時ホームを撮影
山手線は次々とやってくるので乗るのには便利ですが、駅を撮るには不向きですねw

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臨時ホームの駅名標は昔ながらのタイプでした。流石に国鉄タイプではありませんけどw

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脇には埼京線や湘南新宿ライン、成田エクスプレスなどが走行する山手貨物線が通過していますが、あちらにホームは設置されておらず、貨物線の列車は当駅には停車しません。

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山手貨物線の向こう側にある側線のようなスペースは通称「宮廷ホーム」です。
長らくお召し列車の発着拠点として活躍したホームで、一応”現役”の施設なんですが、お召し列車の運行時以外は信号機の機能も停止されていて、かなり特異な扱いですよね。
ちなみに、平成に入ってからはお召し列車の運行自体が少なくなっていることや、お召し列車が走るとしても東京駅を発着することが多くなり、最後にこのホームが使われたのは2001年だそうで、13年間列車が発着したことがない現役ホームということになっています。

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さてさて、そろそろバスフェスタの会場に向かうべく、駅前に出ます。
駅舎はコンパクトですが、流石に都内の駅とあって人通りはすごいです。

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駅から代々木公園方面に向かうためにはこの橋を渡らなければなりませんが、その名も「五輪橋」
調べてみると1964年の東京オリンピックの時に、代々木競技場へのアクセス改善のために架けられた橋のようです。
親柱の上には地球儀も載っていて、印象に残るデザインでした。

代々木公園へ

デング熱で不名誉な形で注目を集めてしまった代々木公園ですが、バスフェスタの公式サイト上でも「蚊に刺されないように」と注意喚起をしていました。
過剰に反応する必要はないでしょうが、気をつけるに越したことはないですね。

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道中では渋谷区のコミュニティバス「ハチ公バス」に遭遇しました。

caution
早速注意喚起の張り紙が・・・

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歩道もこのように公園に接する半分ほどはコーンで規制されて歩けなくなっていました。
少しでも茂みから遠いところを歩かせて蚊に刺されるリスクを減らそうってことなんでしょうか。

いよいよ入場

5分ほど歩くと会場が見えてきました。

entrance
分かりやすいバルーンアーチなどはありませんでしたが、こちらが入口です。
なお、手前に見えているテントは並行して開催されていた北海道物産展のものです。

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真っ先に出迎えてくれたのはボンネットバスでした。
岩手県交通の塗装になっていますが、現在はNPO法人「日本バス文化保存振興会」というところが所有するバスで、完全なる保存車のようです。

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後ろから・・・
車体長の割にオーバーハングが長いですよね。右左折の時の尻振りがすごいでしょうね・・・

iwate-ken-bus-seat
車内にも入れたのですが、なんとこの座席、リクライニングシートだったのです。
現在主流の一般路線用の車両では、まず付いていない設備ですが、この車両は長距離路線にも使われていたんでしょうかね。

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これも今のバスではまず見かけない設備ですね。こちらは車掌台でして、かつては路線バスにも車掌がいて、発車時の安全確認や車内の乗客への案内などをしていた時代がありました。
もちろん、私もリアルタイムでそれを経験しているわけではなく、こういうものを見られるのは本当に貴重な機会でした。

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運転席も今とはだいぶ違いますよね。いかにも機械を操作するという感じです。

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お隣には東急バス・東急トランセのノッテちゃんラッピングバスもいました。
ノッテちゃんは東急バス・東急トランセの公式キャラクターだそうで、このラッピングバスは本日初公開だそうです。
そういえば、東急電車まつりでもノッテちゃんを何度も見ました。

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後部の巻き込み注意のステッカーにもノッテちゃんがいましたw

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小田急バスの”きゅんた”ラッピング

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関東バスの昨年度バスのデザインコンテスト国土交通大臣賞受賞作品だそうです。
なお、今年度は京王バスのラッピングが受賞したようで、そちらも来ていたのですが、人だかりが凄くて写真を撮れていません・・・

kity-bus
こちらは東京観光でお馴染みの「はとバス」のハローキティバスです。

kity-inside
車内はこんな感じ

kity-bus-light観光バス用の車体なので手元灯も完備しています。
しかし、「STOP」ボタンって降車ボタンのことなんでしょうか。路線バスではないので必要ない気がしますけどw

kity-bus-camera
こちらは客室を見守るカメラです。2階建てバスでは運転士が直接客室を見ることができないため、このようなカメラが付いています。

kity-bus-inter-phone
こちらも2階建てバスならではの設備でして、運転士といつでも連絡が取れる非常用インターフォンです。
それにしても「インタホン」という表記はスペースの都合なんでしょうかw

kanachu-bus
こちらは神奈川中央交通の「かなみん」のラッピングバスです。

kanachu-bus-top
そうそう、神奈中といえば、この前乗り・後ろ乗りを表示する窓が付いていることですね。
この車両はエアロスターなのですが、エアロスターで特徴的なフロントガラス左下の窓が塞がれています。

この他に、日の丸自動車興業によるオープントップバスの試乗会やバスと綱引きをする催し、バスグッズの販売などもありましたが、時間の都合でチラッと見ただけです・・・

あとは、北海道物産展で色々物色したりしたら帰路につきました。バスメインのイベントは初めてでしたがとても楽しめました。
そういえば、今回は久々に動画を貼らないレポートになりましたねw
というわけで、レポートは以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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「バスフェスタ2014 in TOKYO」参加レポート への2件のフィードバック

  1. 東急トランセ のコメント:

    神奈中の前払い&後払い表示幕は、中乗りに変更になった営業所では廃止されているところも出てきています。(例:平塚営業所、伊勢原営業所、相模原営業所など)
    今後続々と前乗りの営業所も後乗りに変更になる可能性があるので、今後見納めになるかもしれません。(横浜市内などは前乗りですが…)
    P.S
    神奈中と言えば三菱ふそう車が多いと思われますが、ここ最近の中型車はすべていすゞでの導入になっていますw(というのも、ここ最近はエアロスターがAT車のみの設定になったがために、小田急グループ全体でAT車での導入が進んでいるため、MTの設定の無いエアロミディよりAT設定のあるエルガミオが選ばれたのかと思われます。(でも、江ノ電バスや東海バスなどはMTでの導入もありますけどねw))

  2. つばめ501号(管理人) のコメント:

    詳しく教えて下さりありがとうございます。勉強になります。
    バスの世界も奥が深いですよね。

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