青春18きっぷで行く長野・新潟乗りつぶしの旅(1日目・副管理人だけの旅日記)

こんにちは。副管理人の西鉄8000系です。
このブログで旅行記を書くのはいつぶりでしょうか…(苦笑)
それはさておき、私は8月中旬に管理人のつばめ501号さんと青春18きっぷを使って長野・新潟の鉄道路線乗りつぶしの旅に行ってきました。
この旅は、管理人と副管理人がそれぞれ別の駅から出発して中央本線の辰野駅で合流し、その後は一緒の行程で長野と新潟の鉄道路線の乗りつぶしを行う、というものでした。
管理人氏が、自身の単独行程とその後の2人一緒での行程を合わせた旅行記を書かれましたので(こちらです)、今回私は、自分の出発駅から管理人氏と合流する辰野駅までの単独行程の様子のみをお伝えしたいと思います。
※本当は8月中にこの記事を公開するつもりでしたが、多忙で執筆が遅れたため、旅行終了後、随分遅れての公開となりました。ご了承ください…

いざ「始発列車で」出発。

私が現在住んでいる小田急小田原線の某最寄駅の始発電車に乗り、まずは登戸駅へ向かいます。
北陸・中部18きっぷの旅(2日目)の冒頭で管理人氏がおっしゃったとおり、私は基本的に旅行や撮影へ赴く際は始発列車を利用して出発します。
まあちょっときつい気もしますが、そうすることで早めに目的地に着くことができ、結果として太陽が出ている、撮影に適した時間をフルに活用して撮影を行うことができます。
特に関東地方の冬なんかは日が暮れるのが相当早いですから、こちらに生活の拠点を移してからは、始発列車を好んで使う傾向が強まりましたね~

立川駅で暇つぶし

その後は予定通りJRの南武線に乗り換えて(ここから18きっぷを使い始めます)、中央本線との接続駅である立川駅へ到着しました。
ここで次に乗車する中央本線の高尾行を待つわけですが、時間が結構あったので暇つぶしを兼ねて撮影を行います。
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E233系0番台の青梅行です。ここのカーブを走行するシーンを撮ったのは初めてだったりしますが、やはり日々よく使っている車両だけに、新鮮さはあまりありませんね(笑)

続いて同じくE233系0番台の快速 東京行です。

そんなこんなで暇つぶしの撮影も終わり、そろそろ次の列車に乗ろうと思って連絡通路を歩いていると、
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こんな案内がLED表示機に。そういえば、1日1往復だけ高尾発着の成田エクスプレスがあるんですよね。乗る機会はなさそうですが(笑)

中央本線を一路西へ

立川駅からE233系0番台の高尾行に乗り、高尾駅からは普通 松本行に乗車するという行程なのですが、高尾駅で待っていたのは、なんと211系0番台の6両編成!
しかも211系のトップナンバー編成でした!
211系1000・3000番台の3両編成が中央本線の運用を担当する長野総合車両センターに逐次投入されているのは知っていましたが、まさか0番台で、しかも6両編成がすでに中央本線の列車に投入されているとは知らなかった副管理人は、思わぬ出会いに心が躍りました。
編成は4M2Tで、同じく中央本線で運用されている115系のMT比と変わらない、強力な編成でした。また、所属する車両基地は他の211系と同様、長野総合車両センターです。
副管理人はこの編成に揺られ、一路中央本線を西へと進みます。
途中の甲府駅で少々停車時間があったため、
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まずは乗ってきた211系0番台トップナンバー編成を写真に収めます。
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車外の車号表記もしっかり撮影します。
なお、車号の左側に書かれているマークは、中央本線に数多く存在する、狭小トンネルに対応したシングルアーム式パンタグラフへの交換がされていますよ!という意味で付いています。
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そういえば、甲府駅にはEF64形電気機関車が2両留置されていました。中央本線での貨物列車にこれから使用するための待機中でしょうか?

中央本線の倒木復旧跡を探すも…

そういえば、この旅の前日、台風11号の影響によって中央本線の小淵沢~信濃境で倒木があり、中央本線が長時間運休になりました。
旅行当日になるまで、この倒木の影響で自分の乗車する列車が運休してしまうのではないかと非常に心配していましたが、結局のところそれは杞憂に終わりました(笑)
で、せっかく(?)倒木があった区間を通るのですから、どこかにその復旧の跡が残っていないものかと思って目を凝らしていましたが、見つかりませんでしたね~
管理人氏がこの区間の動画を録られているようなので、そこにひょっとしたら復旧跡があるかもしれませんが…

やっとこさ岡谷駅に到着

高尾駅からかれこれ3時間以上電車に揺られ、やっと今日の1番目の取材駅である岡谷駅に到着です。
残念ながら、岡谷駅に到着した時には小雨が降り始めていました。雨になると駅取材のペースが落ちてしまうので本当に勘弁してほしいところですが、まあ仕方ありません。
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とりあえず、入線してきたE257系0番台の特急 あずさ 新宿行を撮影します。
その後、駅取材に取り掛かろうと思ったら、特急 あずさ 松本行が入線するアナウンスが。
あれ?こんな時間に特急が来るとは時刻表には書いてなかったよな?と思いつつカメラを構えていると…
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なんと国鉄色の189系がやってきました。しかもイラスト付きのヘッドマークではありませんか!
どうやらこの日は臨時特急 あずさ71号の運転日だったようで、それに私がたまたま遭遇したというわけです。
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方向幕もちゃんと記録します。フルカラーLED式方向幕もいいですが、やはり従来の方向幕の方が私は好きですね~
189系を見送り、今度こそ駅取材に取り掛かります。
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まずは駅名票。この先(塩尻方面)、中央本線は塩嶺トンネル経由の新線と、辰野駅経由の旧線とに分かれるため、こんな感じの表記になっています。
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島式ホームの真ん中に207キロポストが。
これって新宿駅が起点なんですかね?それとも東京駅が起点なんですかね?
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この駅には写真を背景にした駅名票もあります。岡谷駅からしばらく歩くと見えてくる諏訪湖の写真が使われていました。
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これもホームの真ん中にあったもので、随分と大きな石でした。
腰掛用なのか、それとも何かを記念して置かれたものなのか、説明書きの類がどこにもなかったので結局分からずじまいです。
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列車乗車位置案内の札には、あずさの他にムーンライト信州を表示したものがありました。
しかし、ここから乗る人は随分と早起きしないといけないので大変でしょうね…
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なお、駅構内はこんな感じです。島式ホームが1面あり、加えて片面ホーム1面に駅舎が接している、そんな駅です。
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ホームには地元で催されている「岡谷太鼓祭り」というお祭りのPRのためでしょうか、大きな太鼓が置かれていました。
そんなこんなで駅取材をしていると…
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211系3000番台の3両編成がやってきました。
おっ、この編成は東北本線や高崎線を中心に運用されていた頃と同じ、前面方向幕がLED式のままの編成なんですね…
ってこの時までは思っていたんですよ。しかし、反対側の先頭車に行ってみると…
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前面方向幕はLED式ではなく、普通の方向幕に復元されていました。しかも白幕!
さっき乗ってきた211系0番台は青幕でしたから、編成ごとに、というか先頭車ごとに、211系の前面方向幕はバラバラなのかもしれないですね~
現在は増備の過渡期ですから、増備が一段落したら仕様をそろえるのでしょうか?
この編成を見送って、今度は駅前の取材に移ります。
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岡谷駅の駅舎です。左側の部分は現在は使用されていないようでした。
いまだ現役で使用されている、国鉄時代に建てられた駅舎って、使用されなくなったスペースが余っていることが多いんですよね。
まあ、倉庫としては使えるんでしょうけど、何かもっと有効活用すればいいんじゃないかな?と私は思ってたりします。
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駅前にはバス停があり、アルピコ交通のバスが待機していました。
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駅前通りの歩道のタイルの中にこんなものが埋め込まれていました。現在の岡谷駅周辺は随分前に再開発を終えているようです。
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岡谷駅の松本寄りのすぐ近くには、高速道路の大きなコンクリート橋梁がありました。
後で調べて分かったことですが、これは長野自動車道の橋梁だそうです。
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駅から歩いてすぐのところに重要文化財があるというのも珍しいですね。
この「旧林家住宅」というのは、この近辺に明治時代に建てられた製糸場のオーナーの邸宅なんだそうです。
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こんなマンホールも駅前にありました。凝ったデザインのマンホールは他の市町村にもよくありますが、写真付きのマンホールというのはとても珍しいように感じられました。
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駅舎に向かって左側には、駅の改札口がない南側への移動を円滑にするための自由通路が設けられています。
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自由通路の中はこんな感じです。平日の昼間ということもあり、ガラガラでした(笑)
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自由通路の南側の出入り口です。
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こんな感じで、自由通路を抜けると駅の真裏の道路につながっています。
そういえば、向こうに「ララ」と書いてある看板が見えますが、あれはララオカヤという駅前商業ビルです。
商業ビルとはいうものの、メインテナントが10年以上も前に撤退し、現在2階以上はイベント時を除いて閉鎖されているそうです。
郊外型のショッピングモールが幅を利かせている近年では駅前の商業施設でも苦戦を免れないところが多い、とよく報道されていますし、ここも大変なのでしょうね…

駅周辺の取材もおおむね終了した所で、次の訪問駅、そして管理人氏と合流する駅でもある辰野駅へ向かうため、駅構内へ戻ります。
まずは、まだ取材をしていなかった0番線へ向かいます。
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0番線は岡谷駅始発・終点の飯田線直通列車が主に使用するホームです。こんな感じで案内も出ていました。
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ちょうど、0番線に飯田線からやってきた岡谷駅止まりの列車が到着です。313系3000番台が使用されていました。
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0番線の駅名票も、みどり湖駅方面へは運転しない前提で作られていますね。

ここで、次に乗る列車の出発まであとわずかであることに気が付いたため、大急ぎでホームを移動します。
目的の列車に発車30秒前に乗り込み、辰野駅を目指します。

あっという間に辰野駅

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はい、あっという間に辰野駅にやってきました。岡谷駅からたった2つ先の駅ですから当然と言えば当然なんですが(笑)
乗ってきたのは313系1700番台の豊橋行きです。
実はこの電車、中央本線の上諏訪駅から岡谷駅・辰野駅を経由して飯田線の終点である豊橋駅まで、なんと約7時間かけてのんびり走破する列車です。
私も以前、この列車に乗って豊橋駅を目指したことがありますが、その時よりも乗客がうんと増えていたように思いました。
最近、鉄道趣味がメディアに取り上げられる機会も増えてきましたし、それでこの列車の知名度もアップしたんでしょうかね?
ちなみに、313系1700番台の横にいる列車は、辰野駅から乗車する予定のE127系500番台です。
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駅構内の北側には、運転上重要な駅にはだいたいある、何本もの留置線がありました。
これらの留置線はそんなに錆びついていなかったので、いまだ現役で使用中なのではないでしょうか?
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駅構内はこんな感じです。この駅は、駅舎が建っているホームの奥に切欠き式のホームがあって、構造としては2面4線となっています。
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駅名票はこんな感じです。この駅の西側で飯田線と中央本線(旧線)が分岐しています。
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跨線橋は木造のものが現役で使用されていました。内装もきれいなままで、大事に使用され続けていることが容易にわかりました。
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今まで見たことがない停止位置表示?のようなものがありましたが、これはどういう意味なのでしょう?
冬季の列車の夜間留置位置、なんでしょうか?
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島式ホームの岡谷寄りに来てみると、職員専用通路がありました。
んっ?あれは何でしょうか?
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作業員の格好をした注意喚起用の看板でした。かなり前からずっと、頭と人差し指を「左」に向け、ここに突っ立っているように思われる褪せ具合ですね(笑)
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ホームにはこんな出発表示灯(専門用語では「リピーター」と言うそうです)が付いていました。
中央本線の出発表示灯が「名古屋方」とはっきり書かれていたのがなんだか新鮮でした。
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駅舎が建っているホームに移動し、切欠き式ホームの0番線を取材します。
最初見たときは、この線路は現役で使用されているのかどうか、なかなか疑わしい状態だなと思いましたが、時刻表には0番線使用の列車があると書かれていましたので、現役の設備のようです。
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中央本線のみどり湖経由の新線が開業したことにより、特急「あずさ」は全て新線経由になったため、この辰野駅に停車する特急は消滅しました。
というわけで、再び、辰野駅が特急停車駅となることを願って建てられた看板のようです。

駅構内の取材もだいたい終わったので、ぼちぼち駅舎の取材に移ります。
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駅の改札所と待合室の様子です。運転上重要な駅ということもあり、辰野駅は有人駅で、かつ、みどりの窓口もあります。
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辰野駅の駅舎です。先ほど訪れた岡谷駅よりも一回り大きい建物ですね~
ちなみに、昔は駅舎建物の左側にホテルが併設されていたようですが、現在は閉鎖されています。

この時点で、次の列車の発車までしばらく時間がありました。
また、次の列車に乗車する前に2本、列車が辰野駅を発着するということもあり、駅周辺を取材しつつ、手ごろな撮影場所となりそうな近くの踏切に向かうことにしました。

辰野駅周辺をぶらぶら

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駅前通りを歩いていると、こんなのがありました。価格は良心的でしたので、辰野駅をご利用の際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?(何のステマだよ)
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さらに歩いていくと、地元の消防団の倉庫らしきものがありました。
ここで注目していただきたいのは…
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やぐらの上に本物の「鐘」があることです。(こんな形のサイレン発生装置は調べた限りでは無かったのでたぶんそうでしょう…)
火事が起きた時はこの鐘を鳴らして消防団の隊員に招集をかけるのでしょうか?
現在は消防団の招集用にはサイレンを鳴らすことがほとんどですから、こういう鐘が残っているのは貴重なのではないか、と思った副管理人です。
50目的地の踏切に到着です。「上辰野踏切」という名前です。
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後ろを振り返ると、こんな感じで辰野駅構内を一望できます。
というわけで、ここで写真撮影と動画の撮影を行いました。まずは写真を撮ることに…
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313系3000番台のワンマン普通 天竜峡行 です。もうちょっと引きつけて撮った方が良かったですかね…
実はこの列車に、この後合流する管理人氏が乗車なさっていました(笑)
次は動画です。

またまた313系3000番台で、ワンマン普通 岡谷行 でした。今更ながら、速度制限表示がすげぇ邪魔ですね(笑)
119系が現役の時に来れれば良かったんだけどな…と考えていた副管理人でした。

…こんな感じで撮影と録画を済ませ、辰野駅に戻ると、辰野駅での滞在時間がかなり短い管理人氏が駅舎の写真を大急ぎで撮っていらっしゃったので、それに合流しました。

以上で私のレポートは以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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西鉄8000系(副管理人) について

AlmightyTrainSiteの副管理人です。以前は関東を中心に活動していましたが、現在は九州に生活の拠点を移して活動しています。写真撮影や走行音の録音はもちろん、色々な駅を巡って詳しく観察する「駅取材」をよく行っています。
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