5月24日に、京急久里浜駅近くにあります久里浜工場の一般公開が行われました。 今回はその模様を取材しました。
イベント前日
移動手段は例によってSFJ(スターフライヤー)です。 いつもであれば、早朝の便で移動するのですが、今回は予算が不足したため、運賃の安かった最終便を利用することに。
写真は、ANAが保有するボーイング787型機です。 是非乗ってみたいのですが、SFJはこの機体を保有しておらず、保有しているのはJALかANAのみ。 乗り心地もいいと聞きます。予算があれば乗る計画を立ててみたいものです。 787を横目に、10番搭乗口より、SFJ054便に乗り込みます。
福岡空港を離陸した機体は、福岡市街の夜景を後に豊後水道へ向かい、四国・紀伊半島上空を通り、羽田空港に向かいます。 羽田空港着陸前に、千葉県上空を経由するのですが、千葉県も夜間照明がキラキラしており、首都圏に近い都市の繁栄を現していると感じました。
羽田空港に到着した後、ホテルのある大井町に向かいます。 京急線で品川に出て、京浜東北線で大井町です。ホテルに着いたのが午前0時前で、私は部屋に入って早々ベットに入り、深い眠りに落ち・・・る予定でしたが、いつもと違う寝具に寝つけず、5時間程度の睡眠しか取れませんでした・・・。
イベント当日~早朝~
朝5時に目覚めた西鉄好きですが、まだ寝ていたい気持ちも相まって、ベッドの上でゴロゴロしつつ、艦これの遠征や演習を済ませ、午前6時にホテルを出ました。 大井町から品川に出て、京急線に乗り換えます。そこからまず平和島駅に向かいます。
イベントは京急久里浜駅が最寄り駅なので、撮影をしながらゆっくり南下していこうという考えです。 カーブしている平和島駅を通過する電車を撮りたかったのですが、あいにく早朝に快特は走っておらず、来るのはエア急ばかりなので、数本もそこそこに撮影を止め、次の駅に向かうことに。
能見台駅にて
平和島駅の次に向かうのは能見台駅です。結構有名な撮影地と伺っておりますが、あいにくの空模様とあって、カメラを構えている人は最初に一人、あとから2人と、かなり少ないのでした。
能見台駅は、久里浜方にS字カーブがあり、そこを撮るらしいのですが、いまいち上手くいきません。
思っていたのと違いますね。
私としては上の動画に出てくるような画角で撮りたかったのですが・・・
撮影しておりますと、時間も8時半を過ぎましたので、京急久里浜駅に向かいます。
お迎え電車
京急久里浜駅に着きますと、久里浜工場へのルートが3つあることを知ります。
・徒歩で向かう
・シャトルバスで向かう
・お迎え電車に乗る
というわけで選ばれたのがコチラ
お迎え電車です。 到着した際、1000発の便はチケットが完売しており、これしか無かったのです。 切符を買い、当サイト管理人のつばめ501さんと合流し、お迎え電車を待ちます。 お迎え電車は銀様が担当されていて、帰りの電車も銀様の模様。 電車は一度、品川方向へ向け走行して側線に進入後、進行方向を変えて久里浜工場へ入ります。
お迎え電車から降り、まずどちらに向かうかイベントマップを見ながら考えます。 時間は1100、朝5時に朝食をとったせいか、小腹が減っていますので、販売コーナーへ向かい小腹を満たして近辺をウロウロします。 他鉄道の出店コーナーに行き、スカイライナーバッグと、西鉄8000形(けい)の説明書を買い、工場内をうろつくことに。
いざ、工場内へ
工場内をウロウロするわけですが、ここからは一緒に見学しました当サイト管理人つばめ501さんの写真を交えつつ、ご紹介していきます。
私がいつも利用する私鉄は西鉄なのですが、それと比べると、線路の補修状態が全然違うように思います。 さすが東京の私鉄は金もってますね。
そこから先へ進みますと、やたら長い行列ができており、何事かと先へ進みますと、中古部品販売の列でした。 販売場では、さまざまな部品が販売されており、主幹制御器やら扇風機やらドアだとか様々な品が並んでおり、「そんなものまで買うのか!?」という品も・・・
主工場内部にも入れるようなので、覗いてみることに。
こんな間近に電気連結器を見たのは初めてです。 電車の編成同士を電気的につなげるための装置で、編成両端の連結器下部に据えられています。連結していない時はカバーが覆っていて、連結する際に双方が接触することでカバーが開く仕組みで、よく作られているなぁ と感じました。
しかし、何かが足りません。 そうです、電動機です! モーターが展示されていません。 モーターが何処かにあるはずと辺りを見回していると・・・
しかし、このモーター。 どの車両に付いているのでしょうか? 残念ながらその辺の情報は得られませんでした。
意外だったのが、継手にTD継ぎ手を用いていたことです。 直通先の都営5300形はWN継手だったり、京成はモーターの製造元で違ったりと訳の分からんことになってますが、京急は一貫してTD継手を採用しています。 こういう所も京急の面白い所でありますな。
工場内をあらかた周り外へ出ると、車両撮影のブースがあるので行ってみることに。
こういう人混みの中には出来れば入りたくないのですが、入らなければ撮れないので、潜り込むことに。
撮りたい画を撮って、さっさと退散します。 あとがつかえていますからね。
やはり、日々の業務をつつがなくこなすには、鍛えられた肉体が必要なのでしょう。しかし、雨の日はどうされるのでしょうか。 雨も滴るいいオトコヨロシクと、雨の降る中でもここで筋トレをするのでしょうか・・・。
私は全く興味が無かったので撮影していないのですが、つばめ501さんが撮影されていたので保存車両の写真を数枚。
上記2車両の詳しい説明は、聞ける車両辞典に収めておりますのでご覧いただければ幸いです。
京浜電気鉄道51号形(140形)電車 湘南電気鉄道デ1形(230形)電車
そろそろ帰ろうかと考えておりますと、工場発久里浜駅行きの臨時電車は30分おきの発車ということで、次の電車まで特修工場を覗くことに。
そろそろ時間なので、帰り電車に乗るため、列に並び久里浜工場を後にしました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。