4日間の長期旅行も半分を過ぎて3日目です。
なお、ボリュームの都合で1日を1記事として分割していますので、検索エンジンから来られたなど1日目、2日目をご覧になっていない方はそちらを先にご覧頂くことをお勧めします。
まずはセントレアへ
ホテルで一晩リフレッシュして今日も活動を開始します。同じホテルに連泊するため、荷物は活動に使う最低限のものに出来るのがありがたいです。
ホテルは金山駅からは10分ほど歩く場所にあり、地下鉄の東別院駅の目の前という場所にある為、地下鉄の1駅だけ乗って金山駅に向かうことにします。
今日は地下鉄の乗りつぶしもするので、どうせ1日乗車券を買うことになります。乗っても乗らなくても費用は同じというわけですね。
金山駅からは昨日手配しておいたミューチケットでミュースカイに乗車します。名鉄の花形とも言える列車ですからね。これに乗っておかない手はありません。
金山を出ると神宮前に停車した後は中部国際空港までノンストップとなります。
常滑線の終点である常滑すら通過してそのまま空港線に乗り入れます。
りんくう常滑駅の周辺ですが何もない以外に言葉が見当たらないくらい閑散としていますね。
イオンモールが出店する予定があるらしく看板が出ていましたので今だけのことでしょうけど、ここに駅を作ることになった経緯が気になります。
中部国際空港駅はガラスで完全に線路とホームが仕切られている構造ですが、列車がいる時は自由にガラスの向こう側に出入り出来るので撮影は十分に可能でした。
本当は空港の中も見てみたかったですが、乗りつぶしをこなして行かないといけないのですぐに折り返します。
河和線・知多新線の乗りつぶしへ
今度は急行で太田川へ向かいます。ラッシュの時間帯のせいか混雑が酷かったです。
太田川は常滑線と河和線が分岐する駅で少し複雑な配線になっています。
続いて河和線で河和へ向かいます。特急に乗りますが河和線内では通過駅は少なく特急という感じはしません。
河和駅は知多半島の観光の拠点という感じでバスへの乗り換え拠点でもあるようです。
簡単に見て回ったら2駅戻って富貴に行きます。
今度は知多新線です。この路線は観光路線として整備されたらしく、高規格な路線です。
トンネルや高架は複線分整備されているものの、線路は単線の区間があります。いずれ複線化する計画もあったんでしょうか。
終点の内海は高架駅ですがコンクリートが色褪せていて年季が入っています。
昭和の雰囲気という感じでしょうか(平成生まれですが
しかし、周辺には家も多く地元の足にはなっているようでした。
これで知多方面の乗りつぶしは完了し金山に戻ります。
名城線を経て瀬戸線へ
金山からは地下鉄名城線に乗り換えて栄に向かいます。
栄からは隣接する栄町に移動して名鉄瀬戸線を乗りつぶします。
少し時間があったのでテレビ塔を見てきました。
そして栄町駅に移動します。
駅は地下にあって地下鉄のような雰囲気です。瀬戸線は新型の4000系が続々と投入されていて従来の主力であった6000系はかなり希少な存在になっているようです。
急行に乗って尾張瀬戸に向かいます。瀬戸線はかなりカーブが多く線形はよくないですね。
その分駅間も短く地域密着の路線と言った感じでしょうか。何より特筆すべきは名鉄の他の路線と一切接続していない孤立した路線であるという点でしょう。
東武東上線や西鉄貝塚線など例は他にもありますが珍しいパターンですね。
尾張瀬戸では留置されている6000系を見ることができ、撮影もばっちりです。
駅を見たらここで昼食を食べます。そして、折り返して大曽根で下車します。
続いては小牧線へ
再び名城線に乗って1駅、平安通へ向かいます。ここからは上飯田線で犬山へ向かいます。
上飯田線は1区間しかなく、実質的には名鉄小牧線の延長という感じです。
地下鉄と接続させるに際して高コストとなる地下線の建設を名鉄が引き受けられず、地下鉄扱いで建設したってところでしょうか。
車両もほとんどが名鉄のもので、名古屋市交通局の車両はかなりレアな存在です。
小牧までは複線ですがその先は単線となります。駅間での信号所の停車もありました。
突然の思いつき
犬山に到着すると予定ではそのまま平安通まで折り返して名城線で鶴舞線に乗り継ぐというルートを考えていたのですが、完乗するためには上小田井まで一旦行かねばならず効率が悪いです。
そこで、急遽予定を変更して昨日乗った名鉄犬山線で上小田井に向かいそこから鶴舞線に乗るというルートを採用することにしました。
そして上小田井に到着です。この駅に来るのは2度目ですので次の列車に乗り継ぎます。
名鉄の200系が来ました。赤池止まりなので乗り換えが発生しますがいろんな車種に乗りたいので乗ることにします。
ここからは地下鉄なので景色も見えません。よって、特に書くことはありませんw
赤池は地下駅で、ここから先の名鉄豊田線は地上区間となります。
ところでふと思ったんですが、我々は地下鉄の1日乗車券も持っていたので問題ありませんが、名鉄のフリー乗車券を持って上小田井?赤池を乗り通すと地下鉄のきっぷを持っていたかどうかというチェックを出来ないんじゃないでしょうか。
もっとも高々数百円の地下鉄運賃を免れる為に3000円する名鉄フリー乗車券を買うアホはいないでしょうから実務上問題ないという所でしょうかw
あと、車内に梅坪駅周辺の豊田線開業当時と現在の航空写真が並んだポスターが掲示されていますが、この路線のお陰で豊田市は発展を遂げたようですね。
高規格な路線でさぞ建設費も掛かったことでしょう。それを当時は田んぼだらけだった豊田市に作ろうという先見の明は素晴らしいと思います。
終点の豊田市の1つ手前、梅坪で降ります。一旦猿投に向かわないと三河線が完乗できないためです。
梅坪駅も猿投駅もそうですが、赤外線センサーによってホーム監視をしており、列車の進入・発車時に黄色い線に近づきすぎるとセンサーが反応して列車が自動停車する場合があるようです。
特に撮り鉄する方は要注意ですね。
三河線を乗りつぶし
猿投駅からはすぐに折り返して知立に向かいます。昨日も降り立った知立駅ですが、今度は駅前にも出ます。
そして引き続き三河線で碧南に向かいます。帰宅ラッシュに向けた時間帯になってくる為、混雑してきました。
だんだんと車窓は薄暗くなり、すっかり夜になってきます。
ちなみに、碧南中央での乗降が多く、終点の碧南よりこちらが碧南の中心のようです。駅名通りですね。
碧南に着く頃は日没寸前という感じなのですぐに戻ります。知立からは特急で金山に戻ります。
知立で予期せぬトラブル
知立では3分乗り換えで本線の特急に乗り換えられるダイヤなんですが、ここで予期せぬトラブルに見舞われます。
終点知立に到着後、一斉にホームに吐き出される乗客たち、しかし、彼らを本線のホームへと導く跨線橋の階段はかなり狭く階段手前で大渋滞・・・
階段でつっかえていると本線の特急がやって来てさっさとドアを閉めて走り去ってしまいました。
犬山からのルート変更でせっかく巻いていたスケジュールも結局元に戻ってしまうことに・・・
これでテンションが下がった我々はとりあえず駅前に出て夕食を食べて落ち着くことにしました。
食べながらもダイヤが悪いだの、駅の作りが悪いだの愚痴大会でしたw
せめて対面乗り換えだったらねw
落ち着いた所で知立駅に戻り特急で金山へ向かいます。結局予定通りの便ですw
昨日豊橋→金山で乗った1000系でしたので録音はなしで西鉄氏と雑談タイムです。
こういう趣味をしていると一緒に旅しても話が出来るのは乗り換え時間かホテルぐらいという状況がありますから、乗車中に話せるのは貴重です。
シメは地下鉄乗りつぶし
さて、金山からは地下鉄乗りつぶしがスタートします。
1日乗車券は朝に購入済みなのでそのまま乗り換えるだけです。
まずは名港線で名古屋港へ向かいます。支線にあたる路線なので閑散としていました。
終点の名古屋港で地上に出てみましたが、バスセンターのようになっていてバスとの乗り継ぎもしっかりできるようです。
あと、イルミネーションされた観覧車が奇麗だったのが印象的でした。
そして折り返して金山に戻ると今度は名城線を乗りつぶします。
こちらは流石に混雑していました。名古屋の山手線と言ってもいいような路線ですからね。
この路線は数十年前に開通した区間と数年前に開通した区間が混在しており、区間によってやたらと新しかったり古かったりする路線です。
それから、特筆すべきは列車の方向の表し方です。通常環状線では「内回り・外回り」という表現を使うことが多いのですが、名城線については「右回り・左回り」と表現します。
「内回り・外回り」という表現は列車が左側通行であることが前提で、右側通行の国では全く逆方向の意味となり、外国人にとって紛らわしいという理由らしいです。
ちなみに、名古屋市営バスも環状系統では「右回り・左回り」という呼び方をしていて、それをそのまま地下鉄に取り入れたということのようです。
そして、今回は右回りに乗車します。1周乗車した後、もう1区間乗ってホテルの最寄り駅である東別院で下車します。
昨日は10時過ぎのチェックインでしたが、今日は9時過ぎには入ることができて、ゆったりできました。