今回はJR西日本・米子支社の粋な対応についての話題です。
米子支社管内には縁結びで有名な出雲大社を抱える出雲市駅があり、縁結び祈願のために出雲大社を目指す旅行者も多いわけですが、単線区間で列車が離合待ちをする際、旅客向け案内放送での「列車行き違いのため」という表現を「待ち合わせ」という表現に改めるそうです。
もともと自動放送では「待ち合わせ」という言い回しだったようですが、肉声放送では昔からの慣例で「行き違い」という表現をしていて、一部の乗客から「縁結びを願って出雲大社へ向かう女性たちに『行き違い』は残酷。『待ち合わせ』ならロマンチック」という意見が出たため、変更することにしたようです。
私は各地で「行き違い」という表現を耳にしているので、疑問に思ったことはありませんでしたが、これから恋人を見つけようというのに「行き違い」じゃ縁起でもないですよね。
「待ち合わせ」だとデートみたいで確かにロマンチックです。
営業的にも観光旅行ではこういうちょっとした心配りでリピーターになってくれるかどうかが決まったりしますからね。
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