昨日の川越車両センターまつりに引き続き、2日連続となりますが、今度は日暮里駅のホーム拡張工事に伴う常磐線の運転変更を取材してきましたのでそのレポートです。
今回の運転変更は常磐線快速電車と中距離電車・特急列車が上野~北千住で運転を見合わせ、該当時間帯は全便が北千住折り返し運転となりました。
北千住~日暮里間では早朝に限って代行バスが運行されましたが、基本的には千代田線・日比谷線といった代替ルートで振替輸送という形となりました。
まずは松戸へ
今回取材するのは常磐線沿線の駅での案内放送・掲示と車内での放送です。
そこで、色々ルートを検討した結果、南浦和から武蔵野線、新松戸から常磐緩行線、松戸から1区間快速に乗車し以上の目的を果たすことにしました。
今回は道中については特筆すべきこともないので省略していきなり松戸駅から始めます。
構内の様子です。快速線と緩行線で3線ずつあって国鉄型配線が2つ並んでいるイメージでしょうか。
こちらは動画です。
常磐線が運転を見合わせる旨の案内表示です。電光掲示板特有の流れる文字は写真ではうまく伝わりませんからねw
この前の台風では洪水になろうが運転続行し、千と千尋の神隠しに出てくる電車みたいに水を蹴散らして走行したという伝説を作った新京成電鉄です。
8000形という車両らしいですが、新京成電鉄は馴染みがなくよく分かりませんw
常磐快速線のE531系です。車載コンピューターに北千住行きのデータが入っていないためか通常は路線名・種別と交互に表示される行き先は表示されていません。
あと、臨時ダイヤが組まれているため列車番号も臨時列車用の9000番台が使われていますね。
常磐快速線乗り場へ移動してきました。北千住行きはレア行き先ですからね。録音目当ての音鉄に案内を撮影する人と、みんな考えることは同じなんだなと思いましたw
北千住駅
夏の18きっぷでも立ち寄った北千住駅ですが、駅前は前回見ているので今回は構内の撮影だけにします。
そのため駅前や普段の構内の様子は前の記事をご覧頂くとしてここでは省略します。
ところで、ここまで乗った快速なんですが、行先表示器があんな感じなのでもしやと思っていましたが、車内の電光掲示板はそもそも消灯していて、自動放送も流れず車掌がしゃべっていましたね。
松戸→北千住 車内収録音源(E231系)
本来は上野方面の列車が発着するホームに水戸方面の案内が出ている上、普段は停まらない特急の案内が出ているというレア案内ですね。
テープで急遽仕立てたのか、ホーム上の特急の乗車位置案内です。臨時列車用でも見かけるスタイルですが、北千住駅の駅員は大変だったんでしょうね。
WORDか何かで作ってプリントアウトしたって感じがしますが、今日しか使われないので専門の業者に頼んでも割に合わないでしょうから仕方ないですねw
コンコースに掲示されていたものですが、E657系のイラストが引き伸ばした感ありまくりですw
ここからは振替乗車でJRのきっぷを使って東京メトロ千代田線に乗ります。
本当は徐々に減っている6000系に乗りたかったんですが、なかなか来ないので諦めて小田急4000系に乗りました。
西日暮里駅
山手線・京浜東北線では一番新しく開業した駅で、千代田線との乗り換え駅の西日暮里駅です。
西日暮里駅は2層構造で上下線が独立しているため、対向の線路を見ることはできません。
やっぱり振替乗車の案内が出ていました。これも今日だけですからね。
一部の改札を開放して振り替えの人は一切チェックせずに通しているようです。そりゃ今回は振り替え人数が凄まじいでしょうから一人ひとりチェックしていたら駅員が何人いても足りませんよねw
そういえば、IC乗車券では振り替えの対象にならないというポスターが掲示されていましたが、この状態ならIC乗車券で乗っても問題なくJR線に復帰してそのまま降りられますよねw
なお、地上のJRホームは省略させて頂きます。
日暮里駅
本日、常磐線を止めた張本人、日暮里駅も訪れることにしました。
なお、北千住同様に訪問済みなので工事関係のみの撮影とします。
ホーム上は作業員でびっしりです。まさに”現場”という光景ですね。
ズームして見ると軌陸車もいました。鉄道イベントなどで展示されているのを見ることはありますが、実際に作業しているところは初めて見ました。
最後に常磐線乗り場への通路です。
当たり前ですが封鎖されていて駅員が立って案内に努めていました。あれだけ大々的に告知されていましたので知らない人はいないと思いますが、迂回ルートの案内などで立っていたほうがいいでしょうね。
このあとは普通に帰りました。レポートは以上です。
日暮里駅の工事に従事された方や運転変更に関わった関係者の方々はお疲れ様でした。