ウマ娘×北総鉄道コラボをレポート!

今回は北総鉄道、及び白井市とメディアミックス作品「ウマ娘プリティーダービー」とのコラボ企画に参戦してきました。
時系列としては「小手03系統」の直後となり、同日に実施した活動となります。
ウマ娘は大人気コンテンツとあって、いろんなコラボをしていますが、鉄道業界でのコラボは小湊鉄道に続いて第2弾となりますね。

コラボの概要

まずは今回のコラボの概要を説明していきます。
北総鉄道とのコラボにおいては西白井駅をウマ娘仕様にデコレーションする他、記念乗車券などのコラボグッズの販売、車内、及び西白井駅での特別アナウンスの放送といった内容で、白井市としては市役所内にキャラクターパネルの設置、市役所での缶バッジの販売、市内の提携店で一定額以上の買い物をするとトレーディングカードが貰えるといった内容になっています。
今回の活動では西白井駅訪問を中心にして、コラボアナウンスを聞く、時間があれば市役所のパネルも見学して、余った時間は北総鉄道の駅巡りをしようと思っています。
トレーディングカードについては対象店が駅から離れた場所にあることも多く、そちらに手を出すとまる1日使う形になりそうだったのと、コラボ開始から時間が経っていることから、既にトレーディングカードの在庫がなくなっているお店もあるという情報もあったことから、トレカは見送りです。

西白井駅へ

それではまずは西白井駅へ向かいます。
西白井駅へは京成線を経て京成高砂駅から北総線というルートで向かいますが、今回は北総鉄道の1日乗車券を使用するため、境界となる京成高砂駅で一旦下車します。
この1日乗車券は年末年始や長期休みなど、特定のシーズンの土日祝日のみ発売されるもので、運賃が高い(それでも値下げされましたけどw)ことに定評のある北総鉄道を1000円で乗り放題とお得に利用できる貴重なきっぷなんです。
これを買うために京成高砂駅で降りたのですが、発売箇所として案内されていた定期券発売所は営業時間外だったのかシャッターが降りていました・・・
京成高砂駅は京成の駅であり、北総鉄道の窓口はないため、これでは買えないじゃないかと焦りましたが、デジタルチケットも発売しているようなので慌ててスマホにアプリをインストールして会員登録を済ませてデジタルチケットを購入しました。
せっかくならば使用後に手元に残せる紙のきっぷの方がよかったですが、デジタルチケットでも値段は変わらないのでまあいいでしょう。

無事に1日券を買ったらいよいよ北総鉄道に乗車していきます。


↑列車を待つ間に「スカイライナー」の通過に遭遇しました。


というわけで西白井駅にやってきました。
西白井駅到着前の車内放送でも特別アナウンスが流れており、それも聞けたんですが、トンネルが多く高速走行する北総線ということで走行音にアナウンスが負けてしまいはっきり聞き取れず・・・
まあ、特別アナウンスは西白井駅に停車する列車であればどれでも聞けるので、それは後ほどということで、まずは西白井駅を見ていきましょう。


駅名標から早速ウマ娘仕様になっていて、気分を盛り上げてくれますね。
こちらはサクラローレル仕様ですが、特別アナウンスを担当するのもサクラローレル役の真野美月さんです。


駅名標は数パターンありまして、こちらはサクラチヨノオーです。


サクラバクシンオーVer.


縦型の駅名標にもウマ娘が!
まずはサクラローレル


サクラチヨノオー


サクラバクシンオー


セイウンスカイ


ヤマニンゼファー


マルゼンスキー

縦型の方が数が多いためか、キャラクターのバリエーションも豊富ですね。


こちら、ホーム上の待合室ですが・・・


入口には「なし坊」という白井市のマスコットキャラクターがいました。


側面にはウマ娘たち!


下部には競走馬のイラストも描かれていました。
これはウマ娘とは関係なく、元々白井市には競馬学校が所在しており、副駅名として「梨も騎手も育つ街」と付けられているくらい競馬推しの町でして、普段から競馬に関連した装飾はされているようです。


コラボとは関係ない部分ですが、軽く駅そのものもご紹介していきます。
ホームは島式1面2線とシンプルな構造です。
しかし、印西牧の原駅付近に車両基地が作られるまでは当駅の側線が車両基地として使われていたそうです。


速度種別表示です。
アクセス特急は120km/hまで、「スカイライナー」は130km/hまでの走行が許されているという意味ですね。
「スカイライナー」は印旛日本医大~空港第2ビル間では160km/h運転なので、北総線との共用区間は控えめという印象ですが、私鉄で130km/hというのもかなり早い部類でして、認可速度が130km/hかそれ以上だが実際には120km/h以下でしか運行していないという例を除くと、北総線(成田スカイアクセス線)の他はつくばエクスプレス、近鉄の一部、智頭急行と、私鉄で130km/hって案外少ないんですよね。
関東私鉄では速いイメージのある京急でも最高速度は120km/hどまりです。


もう1つのホーム上の見どころとして、この壁面の装飾がありますね。
これはコラボに合わせて書き下ろされたイラストだそうで、このイラストはコラボの記念乗車券の券面にも採用されています。
背景には北総線を走る9100形が描かれており、コラボを象徴する1枚ですね。

ただ、ホームの屋根が影を作ってしまうせいであまりいい写りではないですね・・・


というわけで日没後に再訪して撮った画像を用意しました!


なんとなく駅名標も入れてみるw


脇にはこんな注意書きがありました。
コラボの目玉の1つと言ってもいいですし、訪れたファンならまず間違いなく撮影するでしょうしね。
立地的に綺麗に全体を収めるにはホームの端すれすれまでいかないといけないので、線路への転落や一般利用者とのトラブル防止のために注意喚起ということなんでしょう。
せっかくのコラボでトラブルや事故があったら残念ですからね。
これから西白井駅を訪れる方も、どうか安全第一で楽しんでください。


↑ここで北総線の電車がやってきました。


写真でも撮ります。


↑発車標にはコラボを告知するメッセージが流れていました!

といったところでホームはこれくらいですが、コンコースにも装飾があるとのことで、それももちろん見ていきます。


ホームへ降りる階段もウマ娘モード全開!


向かって左側はホーム上の壁面と共通した内容のイラストですね。


右側は立ち絵の並びになっていました。


上部は全員勢揃いでお出迎え!
皆さんの推しはいましたか?


コンコースのキャラクターパネルです。
コラボイラストにもいたサクラローレル・サクラチヨノオー・サクラバクシンオーの3人が選ばれていますね。
全体的にこの3人がフィーチャーされている印象ですが、この3人のモチーフ元の競走馬を管理していた調教師の境勝太郎氏が白井に厩舎を構えていたことがあるという由来があるようです。


改札前の発車標の脇にも横断幕が掲げられています。


駅名標をモチーフにしたデザインになっていますね。
よく見ると上部には梨がデザインされており、ちゃっかり地元の名産もPRしていましたw


再三申し上げた通り、白井には競馬学校があり、最寄り駅となる当駅では競馬にちなんだ掲示もあります。
これはウマ娘とは関係なく常時行われているようです。


競馬学校関連の展示品


写真パネル


自販機はウマ娘ではないですが、電車のデザインになっていました。


改札口です。
有人窓口の部分にはウマ娘の装飾がされていますね。
ちなみに、駅で発売されているグッズは有人窓口で購入できます。


構内にもコラボグッズのポスターが貼られていました。
一時は品切れの告知が出たものもありますが、その後追加生産されたことでまた買えるようになっていました。
せっかくのコラボも早々にグッズがなくなってしまうと効果が薄れるでしょうし、ちゃんと増産してくれるのは嬉しいですね。
私も記念乗車券は買うことにしました。


ホワイトボードでもコラボグッズについてのお知らせが出ていました。
更には在庫状況も出ていて助かりますね。

結局、西白井駅仕様の記念乗車券を購入しました。
クリアファイルも付属しており、鉄道グッズでもあるのでいい記念になりました。


駅のエントランスです。
ここは特に装飾はないようです。


駅入口の正面にやってきました。


よく見ると看板にはニシノフラワーがいました!
装飾は内部だけかと思ったら、外部にも少しだけされていたんですね。


駅前は線路と北千葉道路を横切るように陸橋があり、駅の自由通路としても機能しています。


周辺は千葉ニュータウンの一角をなすということで、高層マンションが集まっています。


駅は北千葉道路の上下線に挟まれるように立地しており、駅と道路の間は北総鉄道の保線用基地として使われているようです。
前述のようにかつては車両基地があり、保線用基地の用地はその跡地を転用しているようですね。

ちなみに、このように線路と道路の間にスペースがあるのは、かつて車両基地があったというのもありますが、元を辿るとかつて「北千葉線」なる鉄道が計画されており、そのための用地だったそうです。
この「北千葉線」は都営新宿線の延伸として計画されていた鉄道で、千葉ニュータウンの当初計画通りの居住人口になった場合、北総線だけでは輸送力が不足するとされ、第2のルートとして北千葉線が計画されていたわけです。
多摩ニュータウンには京王相模原線と小田急多摩線の2路線が乗り入れていますし、1つのニュータウンに2つの鉄道というのは、おかしな話というわけではないものの、千葉ニュータウンの場合、計画通りの入居が進まず、想定を大きく下回る居住人口になってしまったこともあり北千葉線を建設しても採算が取れず、さらに北総線も赤字であったため過当競争になることも問題になり、北千葉線は中止され、跡地だけが残りました。

あと、北総線沿いの空き地は成田新幹線の用地だったという話が有名なんですが、それは小室から印旛日本医大にかけての区間であり、西白井~小室間はそもそも成田新幹線の計画ルートからは外れていたようです。


駅前にあったもはや原型をほとんど留めていない周辺案内図ですが、気になる文字を見つけました。
それは「北総開発鉄道」という文字です。
これは現在の北総鉄道が2004年まで使用していた社名でして、ということはこの案内図はそれ以前から使用されているということになりますね。
こういう今は存在しない名称を残す地図とか看板を見つけるとなんだかテンションが上がりますw


陸橋を渡った掘割の先に駅前ロータリーがあります。


小型のバスが来ましたが、これは松戸新京成バスです。
ちなみに、2025年4月に京成グループの再編によって新京成バスの名称は消滅するようです。


駅前にはスーパーもあって、なかなか利便性のいい駅ですね。

あとは近場の飲食店で適当に昼食を済ませてから駅に戻ります。


↑そうそう、忘れてはいけないコラボアナウンス!
駅構内なので反響して聞き取りづらい部分もありますが、駅でウマ娘の声が聞けるなんて嬉しいですね。

それでは西白井駅はこれくらいにして、電車に乗って移動します。
駅巡りをしようと思うのですが、その前にコラボの車内アナウンスのリベンジも兼ねて北総線を乗り回したいと思います。
せっかくの1日乗車券ですしね。

ちなみに、白井市とのコラボの理由の1つである競馬学校は当駅から歩いても行けるようですが、競馬学校としては特にコラボをしているわけではないですし、普段は内部に立ち入ることもできないようですから、行っても外観を見るだけになるということで今回はスルーです。

北総線を行ったり来たり

というわけで適当に北総線に乗りつつ、コラボ放送を改めて聞きに行こうと思います。


↑ホームへ戻ったら「スカイライナー」の通過に遭遇しました。


↑今度は反対方向の「スカイライナー」です。


↑やってきたのはコラボイラストにも描かれていた9100形です。


この9100形は千葉ニュータウン鉄道という会社が保有していますが、千葉ニュータウン鉄道という名前に聞き馴染みがないという方も多いと思います。

この千葉ニュータウン鉄道は元々は「宅地開発公団」というニュータウン開発を担う組織を前身とするもので、現在の北総線のうち、小室~印旛日本医大駅間を建設しました。
これは北総線は京成高砂~小室間の計画であり、小室~印旛日本医大間は前述の北千葉線の一部として計画されていたものでした。
結局、北千葉線は中止されたものの、北総線の延長部として機能する小室~印旛日本医大間は宅地開発公団が主体となって建設し、車両と線路のみ保有し、運行は北総鉄道(当時は「北総開発鉄道」)に委託するという形態で運行が始まりました。
そのため、京成高砂~小室間は「北総線」、小室~印旛日本医大間は「千葉ニュータウン線」と別々の路線として扱われる状態が続きましたが、運行形態としては両者は一体的に運行されており、「北総・公団線」と呼ばれるようになりました。
2004年には北総開発鉄道が北総鉄道に改称すると共に路線名も北総線となり、更に「宅地開発公団」の流れを汲む「都市公団」が「UR都市再生機構」に改組されるのに合わせて、鉄道事業を分離することになり、従来の千葉ニュータウン線部分の線路と公団が保有していた車両を引き継ぐために千葉ニュータウン鉄道が発足しました。

なので、千葉ニュータウン鉄道は北総線の小室~印旛日本医大間の線路と一部の車両を保有するだけの鉄道会社であり、一般利用者には馴染みがないわけですね。

そんな9100形に乗って一旦終点の印旛日本医大駅にやってきました。
別の活動からのハシゴだったこともあって疲れが溜まっており、車内で休憩も兼ねていたわけですw


これは印旛日本医大駅のホームの壁面に掲示されていたものですが、まるで車内案内表示のようなデザインですね。
よくよく見るとここは成田空港ではないということを伝えたいようですが、印旛日本医大駅という駅名から空港を連想する要素はないですし、なんでこんなものが・・・と思っていると、西白井駅へ向かう道中で見たある光景を思い出しました。
それはアクセス特急から乗り換えた印旛日本医大行きの普通列車の車内にも大きなスーツケースを抱えた外国人の姿があったことです。
見た目としては成田空港へ向かう可能性が高そうですが、印旛日本医大行きに乗っても成田空港へは行けません。
おそらくはアクセス特急を待っていて、たまたまやってきた印旛日本医大行きに間違って乗ってしまったんでしょうが、そうやって印旛日本医大駅で終点だということで降ろされて、ホームで途方に暮れる外国人旅行者のためにこんな掲示物を用意しているんだと思います。
まあ、印旛日本医大ならば降りたホームで待っていればアクセス特急に乗れますし、間違えてもまだリカバリーが容易な範疇ですけどね。


そこへやってきたのはこんな列車・・・
幕は「臨時」でありヘッドマークも付いていますが、調べてみると「新春ほくそうビール列車」というイベント列車だったようです。
車内でビールを楽しめるという走るビアガーデンとも言える列車のようで、北総鉄道も面白い取り組みをしていますね。


↑発車は動画でどうぞ


引き上げ線に入ったところをもう1枚


↑そして、さっきの9100形が戻ってきました。


これに乗って京成高砂へ向かいます。
まだ疲れが残っていたのと、せっかくの1日乗車券なので乗れるだけ乗ってやれというケチ根性ですw


↑そして、お待ちかねのサクラローレルによる車内放送です!


↑その途中の東松戸駅では「スカイライナー」の待避がありました。


1500形のアクセス特急にも遭遇しました。


↑発車は動画で!

このあとは再び折り返して今度は白井駅に向かいます。

白井駅&白井市役所

というわけで白井駅です。
西白井駅と違って白井駅ではコラボグッズを売っている以外には特にコラボはないのですが、パネル展示をしている白井市役所の最寄りでもあるので、駅を見るついでに白井市役所も訪問しようと思います。


まずは駅名標です。
余談ですが、京成本線には京成臼井駅というのがありますが、当駅と字がよく似ているために京成本線の京成臼井行きの列車では「うすい」とひらがな表記をしているという逸話があったりします。
逆に白井行きというのは設定されていないですが、臼井を白井と誤認して北総線方面に行くと勘違いして乗る人もいるかも知れませんしね。


縦型


ホーム上には待合室がありますが、なし坊がいるのは西白井駅と同じですね。


内部です。


千葉県産の木材が使用されているようです。


ホーム上にトイレがあるのって、ちょっと古い駅ってイメージがあります。


あと、給水器もありました。
最近は不衛生だと考える人も多いようで、昭和の遺物という感もありますね。


当駅も橋上駅舎となっており、ここからコンコースへ上がります。


コンコースに上がってきました。


コンコース内部です。
西白井駅ともよく似ていますが、同時期に開業しているでしょうし、当然と言えば当然ですね。


ここにも電車のデザインの自販機がありました。


ショーケースのようなものがありました。
よくある名産品の展示をやっていたんだと思いますが、今は何も展示していないようです。


きっぷ売り場です。


これまた昭和の遺物といえる伝言板を発見!
まさか令和に、しかも首都圏の駅で見られるとは・・・

このアイテムの用途がわからない方のために説明しますと、まだ携帯電話など普及していない時代、駅で待ち合わせなどする際に、時間変更や「先に行っている」といったメッセージを記入して連絡手段としていたんです。
かく言う私も実際に伝言板でやりとりした記憶はなく、学生時代にはスマホでこそないものの携帯電話はあったという世代ですが、親からそういうものだという話は聞いていました。


それでは駅前に出ましょう。


駅名の看板には梨が描かれていました。
マスコットキャラクターもなし坊ですし、白井市は梨をかなり推していますね。


駅前が自由通路を兼ねた陸橋になっているのは西白井駅と共通ですが、こちらは屋根がついていますね。


西白井駅同様に北千葉道路に挟まれるようにして駅がありますが、道路と線路の間の空間がただの更地になっているため、よけいに殺風景に見えますね。


よく見ると道路の痕跡が北千葉道路につながるように残っていました。


反対側にもありまして、また現在の北千葉道路に繋がるようになっていました。
状況的にはかつての北千葉道路はこの痕跡のように屈曲した線形だったのが、直線的に改修されたというふうに考えられますが、となると現在北千葉道路が通っている場所にはかつてはなにか障害物があったんでしょうか?
また、現在の北千葉道路に並行する形で自動車専用道路を整備する計画があるそうなので、その関連で線形が切り替えられたというのもありそうですね。
道路ネタはこのブログのメインではないのでこれ以上は深追いしませんが、気になる遺構ではありますね。


陸橋の入口で屋根も途切れており、ここが駅の入口みたいに見えます。


ニュータウンの中ということでここにも高層マンション群がありますね。

それではここからは徒歩で白井市役所へ向かうことにします。
1kmちょっとの道のりであり、徒歩だときついという方はコミュニティバスも利用できます。


マンホールの蓋ももちろん梨でした。


フェンスの真ん中のデザインも梨がモチーフでしょうか?


コミュニティバスのバス停ですが、ここにも「なし坊」がいますねw


市役所の庁舎が見えてきました。


建物名は控えめに小さな文字で書かれていました。


ここにもご当地マンホールが展示されていました。


ここにもパネルがありますが、これはウマ娘関連ではなくて、競馬学校が舞台のアニメ「群青のファンファーレ」のもののようですね。


この石碑は市民憲章のようです。

そして、お目当てのウマ娘の展示ですが、実は市役所の中にあります。
この日は土曜日であり、市役所自体はお休みなのですが、パネル展示をしている部屋については休庁日でも入れるみたいなので土日にしか行けないという方でも見学可能です。


この部屋にウマ娘がいます。


待っていたのはゴールドシップ!
隣には「なし坊」もいます。


ショーケースにはウマ娘グッズが展示されていました。


ホワイトボードにはコラボの情報に添えて「なし坊」の紹介もw


ウマ娘のぬいぐるみもいました。
「特別移籍」という言い回しがいいですね!


自由に書き込めるノートもありました。
駅ノートみたいな感じですかね?
それにしても、このイラストを書いたのは白井市役所の方なんでしょうか?


ちなみに、コラボの缶バッジとアクリルキーホルダーですが、こちらは市役所の開庁日でないと売っていないようで、今回は買えませんでした・・・

といったところで、そろそろ駅に戻りまして、あとは北総鉄道の駅めぐりをしてから帰ります。
このあとはウマ娘成分は無し・・・と見せかけて実はまだ1つネタが残っています。
それは西白井駅の構内放送でして、実は時間帯ごとに異なるバージョンが存在しており、17時以降は別のバージョンがあるのでそれを聞いてから帰ります。
本当は12時まで聞ける午前中のバージョンもあったんですがそれは聞けず・・・w

あとはホームで電車を待つ間に遭遇した通過列車の通過シーンをまとめてご紹介してから白井駅編は終わりとしたいと思います。


↑印旛日本医大でも見た「ビール列車」


↑「スカイライナー」


↑最後はアクセス特急

駅めぐり1駅目は小室駅

それではここからは駅めぐりパートです。
しばらくウマ娘要素はありませんが、ウマ娘目当てでアクセスしてくださった方も、コラボした北総鉄道のことを知る機会と思って最後までお付き合い頂ければと思います。


小室駅にやってきました。
これも千葉ニュータウン鉄道が保有する車両です。


↑発車は動画で


駅名標です。
当駅は北総鉄道が線路を保有する区間と、千葉ニュータウン鉄道が線路を保有する区間の境界となっていますが、現在はどちらも北総線に統一されているため、一般的には当駅が境界という認識はされていないと思います。
また、当駅の所在地は船橋市なんですが、北総線の駅としては唯一船橋市にあり、船橋市内の駅としては最北端にもなるようです。


縦型


ホームは島式+単式の2面3線となっており、下り線のみ待避可能な構造です。
当駅での待避の頻度は少ないようですが、朝夕には当駅で「スカイライナー」を待避する列車があるようです。
また、当駅は前述の北千葉線が乗り入れる計画があったことから、当初より2面4線を確保できるスペースが用意されており、これを活用して待避線を新設した経緯があるようです。


ここにもホーム上に給水器がありました。


コンコースです。


改札口です。


こちらが駅の入口です。
駅名がかなり大きく書かれていますね。


こちらはエレベーターの入口です。
後年に新設されたのか、こちらの看板のデザインは今風ですね。


陸橋から見た構内です。
もし北千葉線が実現していたら、2線の接続地点だったわけですが、広い敷地がその名残といえます。
ところで、北千葉線だけでなく、成田新幹線も実現していたら、ここは3つの鉄道が集まるジャンクションとも言える場所になっていたでしょうね。


ここにも北千葉道路が通っていますが、気になったのがこちら・・・
明らかにランプウェイと思われる陸橋ですが、路面には雑草が生えていて、とても使われているようには見えません。
風合いからしても作られてからかなりの年数が経っていることを伺わせます。

これの正体について調べてみると、廃道を中心にいろんな道路をレポートしているサイト「山さ行がねが」にてこの場所がレポートされていることを知りまして、その正体が分かりました。
詳しくはリンク先のレポートに譲りますが、ざっくり要約すると現在は一般道のみの北千葉道路には、自動車専用道路も整備する計画があり、あのランプウェイは付近で交差する国道16号と北千葉道路の自動車専用部を結ぶために作られたものであるらしく、自動車専用部の建設が中断しているために使われないまま放置されているということのようです。
ただし、北千葉道路の自動車専用部の計画は中止されているわけではなく、成田空港へのアクセス道路としての価値が認められて外環道から国道16号までの間は環境影響評価が進められており、このランプウェイが日の目を見る可能性も残っているようです。


↑ここで「スカイライナー」の通過です。
今までの駅は島式ホームでしたから、こういう構図で撮れる当駅は撮影にも向いていそうです。

といったところで小室駅は以上となり、次の駅へ進んでいきます。

駅めぐり2駅目は千葉ニュータウン中央駅

というわけで駅めぐりの2駅目は千葉ニュータウン中央駅です。


↑千葉ニュータウン中央駅にやってきました。
今度は北総鉄道の7500形ですね。


対向は7800形でした。


駅名標ですが、長い駅名ですよね。
千葉ニュータウンの中央なのでそのまんまの駅名とも言えますが、地元の方の間で定着している略称とかあるんでしょうか?
文字で書くならば「千葉NT中央」とかでいいでしょうが、口頭だと・・・?
「千葉中央」だと京成千葉線にある別の駅になってしまいますし、「千葉ニュー」とか?w


縦型もこの通りのびっしり具合w


ホームは島式1面2線とシンプルな構造ですが、アクセス特急と、平日朝のみ運行される「臨時ライナー」が停車しており、北総線の中では主要駅の1つと位置づけられているようです。

また、成田新幹線の計画では、ここに駅が設けられる計画があったそうで、そのため当駅周辺は特に広い敷地が用意されていました。
そこを利用して北千葉道路の自動車専用部が先行して整備されていたりしますが、それでも余ったスペースはソーラー発電所として利用されているようです。


駅直上に陸橋があるのは西白井駅から見てきた各駅と共通です。


ホーム上に巨大な橋脚が聳えているのはまるで地下駅であるかのような雰囲気を感じさせます。


この陸橋は幅員もかなりのものですが、実はこれは歩行者用の陸橋であり、車道は別の橋があります。
歩行者専用にしてはオーバースペックな気もする幅員ですが、元々車道用として計画されていたものを転用したとかなんですかね?


成田新幹線の駅が作られるはずだった場所はソーラーパネルで埋め尽くされています。
山林を切り開いてソーラー発電所にするのはどうかと思いますが、このように遊んでいる土地を有効活用するならばいいことだと思います。


ここにも給水器がありました。


ホーム上にファミリーマートがあるのかと思ったら自販機で軽食やパンなどを売っているだけのようです。


当駅には「臨時ライナー」も停車しますが乗車位置案内もありました。
印旛日本医大駅と同じもののようですね。


乗車口の案内です。


発車時刻も案内されていました。


コンコースに上がりまして改札口です。


ガチャポンコーナーがありました。


こんな場所がありました。
カギの受け渡しとありますが、どのくらいニーズがあるんでしょうか。


手作り感のある電車と乗務員の切り絵(?)


入口部分です。


ここが駅舎ですね。
中央駅を名乗るだけあって、今まで見てきた駅よりもちゃんとしている感じがします。


駅前の通路です。
ここが線路(と北千葉道路)を跨ぐ橋の上だとは思えないくらい広々とした空間です。


何やらハート型のオブジェがありました。


別アングルから陸橋の上です。
車道を通せば4車線は通せそうなほどの幅員です。


橋から見下ろす北千葉道路です。
左側が一般部、右側は専用部となっていて、合わせると片側4車線、上下で8車線あることになります。
現在は成田市内の国道408号交点となる押畑インターまでが開通済みのようで、成田空港へはあと一歩のところで繋がっていませんが、今後整備が進めば東京都心と成田空港を結ぶ主要ルートになる日も遠くなさそうです。


掘割の外から見た駅へ通じる陸橋です。
側面から見ても歩行者専用にしてはオーバースペックな橋ですよね。


駅舎の全景です。
本当に道路に挟まれていて、橋以外ではアクセスできないという独特の立地ですよね。


こちらは印西市のマスコットキャラクター「いんザイ君」のようです。

と言ったところで千葉ニュータウン中央駅はこれくらいにして、次の駅へ向かいます。

駅めぐりラストは印西牧の原駅

さらに1駅進んで印西牧の原駅です。


印西牧の原駅にやってきました。
沿線に柴又があるためか「男はつらいよ」のヘッドマークが付いていますね。


駅名標です。
駅名は所在する印西と、江戸時代に軍馬を育てるための放牧場として使われた「牧」がこの地にもあったことにちなみます。


縦型


縦型(漢字Ver.)


ホームです。
当駅はアクセス特急や「スカイライナー」は停まらない駅ですが、ホームは2面4線と千葉ニュータウン中央駅や北総線としての終点となる印旛日本医大駅よりも大きな設備になっています。
内側2線が待避線であり、朝夕に「スカイライナー」やアクセス特急を待避することもあるようです。
また、北総線の車両基地である印旛車両基地が隣接しており、当駅始発・終着の列車も設定されています。


ホーム上の待合室


やっぱりあった給水器


成田新幹線用地を転用したメガソーラー発電所の看板がありました。


ここにも車内案内表示風の掲示物がありましたが、印旛日本医大駅と同様に当駅止まりの列車があるので、成田空港行きと間違えて乗ってしまった利用者に向けた案内なんでしょうね。
ただ、当駅にはアクセス特急が停まらないため、一旦印旛日本医大行きに乗って印旛日本医大駅へ向かい、更にアクセス特急に乗り換えるという若干複雑なルートなので、地理に不案内な外国人にはちょっとハードルが高いかもしれません。


それでは階段を登ってコンコースへ向かいます。


コンコースです。
円筒状の屋根の形が特徴的です。


随分と大きな待合室スペースがありました。


発車標はLCDのものでした。


このぬいぐるみは印西市のマスコットキャラクター「いんザイ君」です。
千葉ニュータウン中央駅の駅前にもいましたね。


鉄道むすめの「白井まきの」もいました。


それでは改札を出ます。


駅舎もアーチが印象的なデザインですね。


陸橋から見た駅舎です。


正面から


駅前にあったこの地図ですが・・・


「北総開発北総線」と書いてありますね。
前述のように北総鉄道はかつて「北総開発鉄道」という社名だったので、その時代のものが残っているようです。


↑ホームに戻って「スカイライナー」の通過シーンです。


↑最後にこの電車に乗って印西牧の原駅を後にします。

と言ったところで、そろそろ日没ですし、お目当ての17時以降の特別アナウンスを聞ける時間になりましたので・・・


↑最後に西白井駅に戻ってアナウンスを聞いたらこれにて活動終了です。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次回はまた関東近郊での活動をしていますので、その記事でお会いしましょう。

それでは!

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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