【訪問記】小湊鐵道観光急行&ウマ娘コラボ

今回は千葉県を走る小湊鐵道に乗りに出かけました。
目的としてはキハ40系による観光急行と、「ウマ娘プリティーダービー」とのコラボ企画に参加することとなります。
なお、この活動はゴールデンウイーク中のものでしたので、記事中の記述は当時のものとしてご覧ください。

本日の活動内容

まずは活動内容の説明からです。
目的は冒頭に書いた通り、観光急行と「ウマ娘」コラボですが、この2つについてまず解説するとしましょう。
観光急行についてですが、小湊鐵道では観光列車として「里山トロッコ」というものを走らせているのですが、その車両が不調で運用できない状態らしく、修理が終わるまでの間はその代替としてキハ40系による観光急行を設定することとしたのです。
上総中野駅で接続するいすみ鉄道でも今年の3月までキハ52形による観光急行を走らせていましたが、それに倣ったとも言えそうですね。(キハ28形とペアを組んでいた頃に乗りに行っています)
ダイヤはおおむね「里山トロッコ」に沿ったものですが、「里山トロッコ」は五井~養老渓谷間での運行なのに対して、観光急行は上総中野まで乗り入れるという違いがあります。
この観光急行は全車指定席として運行され、土日祝日が中心ですが、平日にも運行される日があります。
鉄道ファンにとっては「里山トロッコ」よりもキハ40系の観光急行の方が楽しめるかもしれませんねw

続いて「ウマ娘」とのコラボ企画についてですが、メインはスタンプラリーであり、専用台紙を購入した上で4箇所にあるスタンプを全て集めるとオリジナルクリアファイルがもらえるというもので、その他に「こみなと待合室」にキャラクターパネルを設置したり、コラボしたオリジナルデザインの1日乗車券の発売、缶バッジやアクリルスタンドの発売といった内容になっています。
今回はスタンプラリーを中心に楽しんでいこうと思います。
スタンプ設置駅は「こみなと待合室」(五井駅)、馬立駅、上総牛久駅、養老渓谷駅の4箇所となっていて、下りの観光急行に五井駅から養老渓谷駅まで乗車すると、途中の停車時間などを利用して全てのスタンプが集められるというお手軽なスタンプラリーとなっています。
特に馬立駅は、通常は観光急行が通過する駅なのですが、スタンプラリー期間中は臨時停車するという神対応となっています。
正式なコラボとしては、鉄道業界では初だと思われますし、鉄道ファンかつトレーナー(ウマ娘ファン)である私としては参加しない選択肢はありませんでしたw
※広告出稿の扱いであれば、山手線や大阪環状線で「ウマ娘」のラッピング列車が走った例があります。

行程としては、観光急行に1往復乗車しつつスタンプも集めていくものとなり、五井駅までの移動は特にネタもないので、本当に小湊鐵道だけがこの記事の内容となってくると思います。

小湊鐵道withウマ娘

それでは早速本編スタートです。
まずはJRで五井駅にやってきたところからレポートが始まっていきます。


というわけで五井駅にやってきました。
JRのホームから既に小湊鐵道の列車が見えますが、これは普通列車であり、観光急行ではありません。

https://youtu.be/NeT-lx3VVVc
↑通過列車の接近放送が流れたのでカメラを構えると、E131系の回送でした。
車両基地から木更津あたりへ回送するところだったんでしょうね。

https://youtu.be/c97VtvjpUUg
↑そして小湊鐵道の発車シーンです。

さて、それでは小湊鐵道に乗り換えるわけですが、ここで1つミッションがあります。
それは1日乗車券とスタンプラリーの台紙の入手です。
1日乗車券だけならば構内の乗換改札口でも購入できるんですが、スタンプラリーの台紙は駅を一旦出たところにある「こみなと待合室」という小湊鐵道が運営するカフェスペースにて購入する必要があるため、一旦駅を出ます。
このことは公式サイトでも情報が出ていたので、乗り換え時間には余裕を持っていましたが・・・


駅前へ出る跨線橋からは既に入線していた観光急行がいました。
隣には運休中の「里山トロッコ」の車両もいますね。


アングルを変えて


駅を出てすぐに出てきたこの建物が「こみなと待合室」です。


駅名標風の看板がありました。
さて、それでは早速中へ!・・・って、え~!?

何があったかというと、チケットなどの販売窓口は凄まじい行列が出来ていたのです。
ざっくり数えても20~30人は並んでいるでしょうか。
この時点で観光急行の発車までは30分ほどありましたが、列の進み具合を見るに間に合うかどうか心配な雰囲気だった上、列に並んでいる他の人の口からは、「スタッフに聞いたら(観光急行に)乗れないかもって」という言葉も聞こえてきてますます焦ってきました。
幸いだったのは、私はチケットレスで急行券を買っていたので、最悪間に合わなそうであれば、列に並んだままスマホで乗車変更をするという手段が取れることですが、それだと行程がかなり変わってきてしまうので、出来れば予定通りの列車に乗りたいところです。
とはいえ、今更できることもないので、間に合うことを祈りつつ列に並んでいました。


列を整理するための貼り紙がありました。
「こみなと待合室」で行列ができるなんてそうそうなさそうですしねw


行列に並びつつ気になったものを撮っていきました。
コラボのポスターですが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドが描かれていますね。
そもそもこのコラボのきっかけというのは、アニメのSeason3にてこの2人が列車で旅に出る話があり、その中で小湊鐵道を利用する描写があったためであり、妥当なチョイスですね。
アニメをご覧になった方はこれだけで分かるでしょうし、ご覧になっていない方にはネタバレになってしまいますからこれ以上は踏み込みませんw
ご覧になっていない方はプライムビデオなどのネット配信でも見られるので契約している方はぜひ見てみてください。


こちらはウマ娘は関係ない普通の案内図です。
あえて古風なデザインにしているようですね。


窓口の上にはアニメのシーンを切り出したパネルが展示されていました。
作中では「里山トロッコ」に乗っているんですが、残念ながらコラボ期間中は運休となってしまいました。
こういうコラボって何ヶ月も前から計画しているものでしょうし、計画段階では「里山トロッコ」が運休になるとは思っていなかったんでしょうね。

そして、ようやく私の番になり、1日乗車券とスタンプラリー台紙を購入しました。
この時点で発車まで残り10分を切ったくらいで、これならなんとか間に合いそうです。


キャラクターパネルです。
アニメやゲームとのコラボでは定番ですが、パネルとはいえリアルの世界にキャラクターが飛び出してきたみたいでいいですよね。

ところで、ウマ娘でパネルといえば、以前に苫小牧に行った時に、ホッコータルマエのパネルに会ってきましたね。

それでは時間もないので乗り場へ急ぎます。
五井駅の場合、JRの構内に小湊鐵道の中間改札があるという形なので、まずはJRの改札を通過し、それから小湊鐵道の改札へ向かうことになりますが、JRの改札では1日乗車券を見せるだけで通過できました。
本来は18きっぷみたいに初回利用時に日付を入れてもらう必要があるんですが、それは小湊鐵道の乗り場でするという運用みたいです。
無事に小湊鐵道の改札も通過していよいよ観光急行とご対面です。


こちらが観光急行です。
キハ40系はローカル線の普通列車というイメージが強いので、急行というイメージはないですが、わずかながらキハ40系やその派生系列が急行列車として走ったこともあるようですよ。


ヘッドマークは「奥房総」となっていました。
調べたところ、実際に存在した列車名ではないようですが、いすみ鉄道でも同名のヘッドマーク(ただし、デザインは別)が装着されたことがあるようで、小湊鐵道やいすみ鉄道の沿線を表す名前ということなんでしょう。


サボが着いていました。
観光急行は「里山トロッコ」が復活するまでの期間限定ですが、ちゃんとしたものを用意していますね。
ちなみに、土休日ダイヤでは五井発着の1往復の他に、上総牛久~上総中野間の区間便も1往復あるため、このような表記になっています。


キハ40系で指定席なんて不思議な感じです。


小湊鐵道のプレートが入っていました。

それでは乗り込みます。
向こう側は首都圏色ですが、そこまで撮りに行っている時間がないので、この先の停車駅で撮ることとしましょう。
JRでは何度も乗ってきたキハ40系ですが、急行と聞くと特別な気がしてきます。


こちらは終点到着時に撮ったものですが、キハ40系そのものの車内が残っています。
これで急行ってどうなんだとも思いますが、国鉄時代はセミクロスシートの急行も普通にあったんですかね。

自分の座席につくとすぐに発車時刻でした。
本当にギリギリでしたが、なんとか間に合って一安心です。


↑カメラの設置もなんとか間に合いましたので車窓動画です。

「アルプスの牧場」のチャイムとともにアナウンスが始まり、旅の気分を盛り上げてくれます。
急行とはいえゆったりした走行ですが、かえってそれがローカル線の雰囲気を盛り上げてくれますね。
車内はウマ娘の缶バッジやぬいぐるみを付けた荷物があったりと、独特な空間になっていますが、鉄道ファンとトレーナーが半々といった感じでしょうか。
というか、この2つは兼業という人も多いでしょうし、実質的にはほぼ全員が鉄道ファンかつトレーナーということになるかもしれませんw
現に私がそうですしw

あと、車内改札を兼ねて乗車記念証を配布していたのですが、それが硬券の急行券でした。
それも、五井発安房小湊行きとなっていて、これは小湊鐵道が元々は安房小湊まで伸ばすことを目指して建設された鉄道だったことにちなみます。
社名も安房小湊から取られているわけですね。
結局、上総中野まで建設されたところでストップしてしまい、小湊への延伸は実現しませんでしたが、実現していたら鴨川への特急は外房線ではなくて小湊鐵道を経由して運行されていたかもしれませんね。

そうして、最初の停車駅の馬立駅に到着します。
前述の通り、ここは通常通過駅となるのですが、スタンプ設置駅となっていることから、スタンプラリーの期間中に限って臨時停車し、10分弱停車するためその間にスタンプの入手が可能です。
アナウンスでもスタンプの場所についても案内していたのですが、「トレーナーの皆様」と呼びかけていたのが印象的でした。


馬立駅に到着です。
ウマ娘だけに立駅という連想でスタンプ設置駅となったようでいて、実はアニメの中にも登場しており、当駅の駅名標をバックにキタサンブラックとサトノダイヤモンドが記念写真を撮るシーンがありました。

もちろん私もスタンプを入手すべく一旦下車しますが、初めて降りる駅でもあるので可能な範囲で駅も見ていきたいと思います。


改札口はトレーナーたちでごった返していましたw


駅前にもスタンプ待ちの行列が出来ていて、駅舎の全景撮影は厳しそうです。
これはイベントがない時に再訪しないといけなさそうです。


駅名の看板も渋いですね。


駅舎は登録有形文化財になっているようです。
これはますますちゃんと取材したかったなという思いが込み上げますが、やっぱり再訪するしかありませんね。


スタンプは窓口の跡に設置されていました。


駅名標です。
地名の由来としては馬をセリに出していたというのがあるようですが、馬という生物が存在しない設定のウマ娘の世界ではどういう由来なんでしょうね?w


スタンプラリーの台紙と駅名標を並べて撮ってみました。
推しのアクリルスタンドと並べて撮るのはよくありますが、私はアクリルスタンドを持ち歩いてはいないのでこれで代用ですw


忘れずに列車も撮ります。
こちら側は首都圏色と呼ばれる塗装ですが、「タラコ」という通称もありますね。


向かいのホームからも撮ります。

それでは車内に戻ります。
結局、スタンプ待ちの時間もあってかなり駆け足の滞在となってしまいました。
効率よくスタンプを集められるのは嬉しいですが、ちょっと慌ただしいですね。


続いて5分ほどの走行で上総牛久駅です。
ここは所定では五井駅を出て最初の停車駅となる駅ですが、ここにもスタンプが設置されており、やはり皆さん降りていました。
なお、所定だとここで20分近く停まるのですが、馬立駅に停まった分、到着時間が遅くなっており、停車時間は10分ほどとなっています。

ちなみに、当駅については駅そのものはアニメに出てきませんが、アニメに出てきた笠森観音の最寄りが当駅ということでスタンプ設置駅となったようです。

ここについては復路でも停車時間があって駅を見る機会があるのでスタンプを押すだけにしました。


列車を撮ったら車内に戻ります。

続いては5分ほどで上総鶴舞駅です。
ここでは10分ほど停まるのですが、スタンプはないため降りずに車内で過ごす人もいるようです。
私は初めて訪れる駅なので降りることにしますけどね。


駅名標です。
鶴舞駅が愛知県にあるため、旧国名である上総を冠しているわけですね。


ホームです。
有効長がギリギリなせいで列車の撮影は難しそうです。


駅前に出ました。
ここの駅舎も渋いですね。


駅名の看板です。


駅前にバス停がありましたが、旧国名が省略されて「鶴舞駅」となっていました。


ちなみに、平日の1本だけという、免許維持路線となっていました。

それでは車内に戻ります。
スタンプがない分、時間には余裕がありましたが、構内が混みすぎていて満足に撮影はできませんでした。

続いては高滝駅ですが、こちらは停車時間がないのでそのまま車内で過ごし、次は里見駅です。
ちなみに、高滝駅は「市原ぞうの国」の最寄り駅ということで、停車駅になっているようです。


ここでは10分ほど停車するため一旦下車します。


構内に貨車が留置されていました。
保存車両なんでしょうか?


ここでも観光急行を撮ります。


駅舎内です。
全体的にレトロな雰囲気の空間となっていました。


なぜか列車の座席が置いてありました。


窓口も昔ながらの構造を残していました。


グッズを売っていました。


駅前に出ました。
ここも渋い駅舎でした。


渋い駅名の看板


駅前にはお店もありました。
時間があれば食事がてらゆっくりするのもよさそうです。


最後に別アングルからも駅舎を撮ったら列車に戻ります。

あとは月崎駅に停車してから養老渓谷駅ですが、2駅とも停車時間はないので、あとは終点の上総中野駅まで車内で大人しく過ごしました。


養老渓谷駅の手前では養老川を渡る場面もありました。
小湊鐵道は川を渡ることが少ないルートですが、この車窓はハイライトと言えるでしょう。

養老渓谷駅は大半の乗客が降りていき、車内は一気に空いていきました。
観光需要という意味でも、養老渓谷駅がメインでしょうし、スタンプラリーの参加者もやっぱり養老渓谷駅で降りるでしょうから、終点の上総中野駅まで行くのは私みたいに終点まで乗り通したいという乗り鉄か、いすみ鉄道へ乗り継いで大原駅へ抜ける人くらいでしょうしね。

ちなみに、観光急行のうち、養老渓谷駅~上総中野駅のみを利用する場合は急行券は必要なく、全車自由席として運行されます。
なので、上総中野駅まで観光急行を利用する場合も養老渓谷駅までの急行券を購入します。
逆の場合は上総中野駅から乗る場合も養老渓谷駅からの急行券を購入します。
「里山トロッコ」は養老渓谷駅で折り返しで、上総中野駅までは乗り入れないので、予約システムも上総中野駅発着に対応していないためにこの措置をとっているんでしょうね。


養老渓谷駅~上総中野駅間は市原市と大多喜町の境界であり、板谷隧道というトンネルで分水界を越えていきます。
そのトンネルでは車内灯を消灯する演出がありました。


そして、上総中野駅に到着です。


いすみ鉄道の列車と並びました。


駅名標とキハ40系


正面に回ってキハ40系といすみ鉄道の並びです。

https://youtu.be/P0Dfk83sgN0
↑いすみ鉄道の発車です。


そして、五井方からも観光急行を撮ります。


折り返しを待つ間に駅前に出ました。
過去に何度か訪れている駅ではありますが、ようやく人が少ない落ち着いた雰囲気で撮影が出来るということで撮ってみました。
図らずもキハ40系も映り込んでいて、過去の訪問との違いを出すことにも成功していますね。


周辺案内図がありました。
ここも旧国名が省略されて「中野駅」になっていますが、中野駅は都内ということもあって、東京から来た人はそちらを連想することでしょうw


駅前にあるバス停名も「中野駅」でした。


路線としては粟又行きがメインで、大多喜車庫行きや養老渓谷駅行き、筒森行きといったラインナップで、意外と路線数がありますね。
粟又へのバスは養老渓谷駅からも出ており、沿線には「粟又の滝」や「ごりやくの湯」といった観光スポットがあり、観光路線としての性格が強いようです。
五井側からの利用者は養老渓谷駅から、大原側からの利用者は上総中野駅からのバスを利用するという感じで住み分けているようですね。
ちなみに、養老渓谷駅と上総中野駅からそれぞれ粟又までバスがあるので、これを乗り継げば上総中野駅~養老渓谷駅間をバスだけで移動することも可能です。
また、土休日のみ1日1本ですが、養老渓谷駅~上総中野駅を直通するバスもあるようです。
小湊鐵道で上総中野駅までやってくる列車は少なく、時間帯によっては2~3時間列車がないこともあるので、バス移動も案外使える裏ルートと言えるかもしれません。


駅の近くには大きな鯉のぼりが泳いでいました。


駅舎内は掲示物でびっしりでした。


いすみ鉄道の臨時列車のお知らせが出ていましたが、この臨時列車というのはキハ52形が充当されていました。
観光急行としての運用がなくなったキハ52形ですが、多客期にはこうした臨時列車として引き続き活躍の場が与えられているようで、今後も少ないながら乗車機会もあることでしょう。

それではまた折り返しの観光急行に乗り込みまして、養老渓谷駅へ向かいます。
最後のスタンプが残っていますからねw


というわけで養老渓谷駅に戻ってきました。
わざわざ一度上総中野駅まで行ってから戻って来る人は少ないようで、今度はだいぶ落ち着いた雰囲気でした。


もちろん列車も撮ります。

https://youtu.be/mLPdEcoVLkA
↑発車を見送ります。
警笛を鳴らしてくれました!


列車が去った構内です。
元々は2面3線だったようですが、そのうち2線は使用停止されており、実質的には1面1線の棒線駅となっています。


ネズミのような石像がありました。


改札口は昔ながらのラッチが残っていました。


窓口ですが、開口部がかなり小さいですね。


駅舎ですが、木々に遮られて駅舎が完全には入りませんでした。
実は当駅の駅前広場は「逆開発」と称して駅前ロータリーを撤去し木や花を植える取り組みをしているんだとか。


駅の脇には軽食を売るお店が出ていました。
観光地という雰囲気がありますね。

他に足湯もありまして、鉄道利用者と駅駐車場利用者は無料で利用できますが、それ以外の人は入場券を購入しないといけません。
足湯の利用料金という意味では無料であり、駅構内なので構内に立ち入れるきっぷなどを持たない人は入場券を買ってねというスタンスなんでしょうね。

ただ、タオルの貸し出しはしておらず、駅で売っているのを買うしか無いので、持参していない場合はその費用はかかります。


忘れてはいけないスタンプは駅前に設置されていました。
一旦上総中野駅まで行ってから戻ってきたおかげで、スタンプの混雑はすっかりはけていて待ち時間なしで押すことが出来ました。
これにてコンプリートですね!

ちなみに、当駅がスタンプ設置駅となっているのは、作中でキタサンブラックとサトノダイヤモンドが粟又の滝を訪れており、その玄関口が当駅だからということのようです。
なお、距離的には上総中野駅の方が近かったりしますが、養老渓谷駅は有人駅なのに対して、上総中野駅は無人駅なのでスタンプの管理という意味で養老渓谷駅の方が都合がよかったんでしょうね。
そもそも本来走る予定だった「里山トロッコ」は上総中野駅へは行きませんし・・・


スタンプの脇には蹄鉄が飾られていました。


キタサンブラックとサトノダイヤモンドのフィギュアも飾られていました。
手前のアクリルスタンドについては現地で販売されていたコラボ商品の1つでしたが、既に完売でした。
ウマ娘の人気はやっぱりすごいですね。


ここでお昼ご飯です。
駅前にあったお店で山菜そばを頂きました。
田舎で食べるそばって何故か美味しく感じますよね。

それでは、今度は普通列車で上総中野駅へ移動です。
これは復路の観光急行も全区間乗るための行動ですw

https://youtu.be/9DjvK6p3tn0
↑今度の普通列車はキハ200形でした。
キハ40系も魅力的ですが、キハ200形こそ小湊鐵道のアイデンティティという感じがします。


上総中野駅での1枚


小湊鐵道といすみ鉄道の並び


およそ1時間ぶりくらいのいすみ鉄道ですが、今度はいすみ300型というやつです。

https://youtu.be/sS3Jk4EjtRc
↑発車シーンです。

さて、あとは小湊鐵道の発車を見送りますが、発車まで時間があったのと、3両編成のためホームからの撮影だと先頭が収まらないという問題もあって、駅から少し歩いたところにある踏切から撮影することにしました。


その踏切から駅に停車中の列車を望遠で抜いてみました。

https://youtu.be/lXLs9f1weOw
↑キハ200形通過シーンです。


後追いで写真を撮りました。
緑の中を進むローカル線という感じで、いい写真になりました!

あとは駅に戻って観光急行を待ちますが、1時間以上暇ですw


列車もいなくなって寂しくなった構内を撮ったらあとは待合室で大人しく過ごしました。
意外にも列車が来ない時間帯にも人がいて驚きましたが、ほとんどはマイカーやバイクで訪れている人のようで、駅を見学しに来ているようでした。
もはや駅自体が観光地と化している感じですね。

https://youtu.be/Hn-bdJr9CKk
↑そして、1時間ほど待って観光急行のお出ましです。


写真でも撮ります。


五井方から

それでは乗り込みます。


↑復路ももちろん車窓を撮りました。
往路とは逆側ですので、ぜひご覧ください。
※6月1日公開予定なので、それ以前にご覧の方は公開までしばらくお待ち下さい。

今度は馬立駅の臨時停車がないのと、上総鶴舞駅を通過するという違いはありますが、停車時間に着目すると、まとまった停車時間があるのは上総牛久駅のみとなっており、乗っては降りての繰り返しだった往路に比べるとのんびりと乗車を楽しめそうです。

板谷隧道での消灯もなく、観光アナウンスも少なめだったりと、往路よりも観光色は薄い気がしましたが、記念の乗車証明書の配布はありました。
往路と同じものだったので、私みたいに往復乗った人は2枚もらえることになりますね。

最初は空いていた車内も養老渓谷駅から大勢乗ってきて混み合いました。
雰囲気的にはトレーナー率は低めで、乗り鉄と観光客がメインという感じでしょうか。
スタンプラリー勢は養老渓谷駅でスタンプを押したら直後の上総牛久行きの観光急行か普通列車で五井へ引き返した人が多いんでしょうか。


上総牛久駅では停車時間がありましたので、往路では十分に見学できなかった駅をじっくり見ていきましょう。


駅構内には魚が泳いでいました。
金魚にしては大きいですし、鯉ですかね?


駅長室の看板はレトロなホーロー看板でした。


列車も撮っていきます。


構内です。
非電化路線は架線柱がなくてすっきりしているのがいいですね。


改札口は昔ながらのラッチです。


駅舎内はランタンで彩られていました。


グッズが展示されていましたが、ここでは発売しておらず、駅前の深山文具店にて委託販売しているようです。


駅前に出るとアーチが出迎えてくれました。
この先はちょっとした商店街になっているようです。


周辺案内図がありました。


駅舎です。


別アングルから


駅前にバス停があります。
路線は大多喜と茂原へ出ていて、いずれも鉄道では遠回りになる区間をショートカットする路線として機能しています。


ちょうど路線バスがいました。
これは茂原行きのようです。

https://youtu.be/7xindKGbBpI
↑発車するところだったので動画を撮りました。


駅の脇にあるこちらはなんと公衆トイレです。
「里山トイレ」という名前で、それ自体がアート作品として設置されたんだとか。
展望台も設置されており、そこから駅構内を見渡せそうなので、行ってみることにします。


というわけで展望台から見た構内です。

それでは列車に戻ります。
あとは終点の五井まで停車駅はありませんが、その所要時間は30分近くになり、旅の最後の余韻を味わうにはいい区間です。
車窓は田園風景から徐々に市街地へと変貌していき、旅の終わりを演出するにはいい景色でした。


五井駅に戻ってきました。


側線にはキハ40系の小湊鐵道カラーがいました。
微妙に国鉄っぽさもあるカラーリングですね。

それでは一旦駅を出て、「こみなと待合室」へ向かいます。
せっかくコンプリートしたスタンプラリーも、景品の交換というミッションが残っていますからね。


跨線橋からは「里山トロッコ」の車両が見えました。


というわけで「こみなと待合室」にやってきました。


無事景品のクリアファイルをゲットしました!

これにて活動のメインは終わりですが・・・

まだ旅は終わらない

この時点で時刻は16時前でして、これで帰ってしまうのはちょっともったいない気もしました。
そして、1日乗車券はまだ有効・・・これはもう1往復するしかない!w


というわけで普通列車の上総中野行きに乗って上総中野へもう1往復することにします。
キハ200形もこれから数を減らしていくであろう希少車種ですしね。

ちょうど沿線住民の帰宅の時間だったようで車内は混み合っており、最初は座れなかったのですが、数駅進むと空席が出て座れるようになりました。


田んぼに夕日が反射してキレイだったので思わず撮りました。


対向列車との行き違いの一コマ


末端部で車内が空いたタイミングで撮った車内です。
気動車でオールロングシートというのは珍しいですよね。

養老渓谷駅を出ると車掌さんが巡回し車内改札を始めました。
上総中野駅は無人駅であり、駅での集改札が出来ないので車内改札で代替しているんでしょうね。


上総中野に到着!


小湊鐵道といすみ鉄道の並び
と、似たような構図を何度目かの撮影になりましたw


別アングルから

https://youtu.be/wJLBlWzzEqk
↑いすみ鉄道の発車です。


小湊鐵道単体で

https://youtu.be/BZD7TNA400I
↑エンジンがよく見えたので動画で撮ってみました。

それではまた普通列車で五井に戻ります。


五井駅に戻ってきて今度こそ活動終了です。

今回は鉄分とウマ娘要素が半々という感じの活動でしたが、また鉄道会社とウマ娘のコラボがあれば積極的に参加したいと思っています。
個人的には作中に度々登場している京王電鉄とコラボしてほしいと思っているんですが、どうなんでしょうか?
けものフレンズ」のときは動物園線にラッピング車を走らせて、声優さんによるアナウンスを流すというのをやっていたので、競馬場線で同じようなことをやれば面白そうですが、「けものフレンズ」のときは多摩動物公園がコラボをやるのに併せてという形だったので、東京競馬場でコラボが行われれば京王も乗っかる形で実現するかもしれませんね。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それでは!

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