2014年度乗り納め・撮り納めの旅(1日目/常磐線651系)

今回は2014年度に消える列車のうち、「あやめ」「フレッシュひたち(651系運用)」「はくたか」「くびき野」「妙高」と言った列車の撮影&乗車をするために、3泊4日で関東・信越地方を中心に旅をしましたのでそのレポートとなります。
私生活の多忙や他のレポートを優先したこともあり大幅に遅れてのレポートとなってしまいましたが、この活動は2015年3月7日から10日にかけて実施したものです。
レポート中の記述などが現在の状況とは食い違うものがありますが、当時の状況としてご了承下さい。レポートが遅れてしまい申し訳ありませんでした。
また、常連さんはお馴染みだと思いますが、1日を1記事として分割してお届けしたいと思います。

行程の説明

大まかにいえば、1日目は都内で所要を済ませ、夜に上野駅から651系フレッシュひたちに乗車して勝田まで行った後折り返して水戸で1泊。
2日目は鹿島臨海鉄道経由で鹿島神宮駅から「あやめ」に乗車、東京駅から上越新幹線でガーラ湯沢まで乗車、折り返し越後湯沢からはほくほく線に乗り換え、いくつかの駅で「はくたか」を撮ったら直江津で1泊。
3日目は快速「妙高」で長野まで行き、そのまま「妙高」で折り返して、筒石駅で「はくたか」を撮影後は、周辺の何駅かを訪問しつつ、快速「くびき野」に乗って新井まで行って新潟へ折り返し1泊。
最終日となる4日目は快速「あがの」で会津若松まで行ったら、そのまま磐越西線・磐越東線と乗り継いでいわきまで行って、常磐線を上って帰路に就きます。
最終日については旅の趣旨である乗り納めというよりは帰るついでに乗りつぶすという感じですね。
それで、このレポートで取り上げる1日目ですが、都内で所用があったため実質的な活動開始は20時15分上野発のフレッシュひたち乗車からとなります。
しかし、さすがにそれまで待つのは暇すぎるので当時定期運行終了が迫っていた北斗星の撮影もしました。
ご覧のように1日目はかなり中身が薄いスケジュールなのでレポートの方はあまりボリュームがないものとなるかもしれませんw
あと、使うきっぷについてですが、1日目・2日目が週末パスで、3日目・4日目が青春18きっぷです。
1日目は夜からスタートなので週末パスがもったいないような気もしますが、計算した所、これでも十分元がとれています。

とりあえず大宮駅

とりあえず大宮駅にやってました。ここでいきなりいくつかのねたに遭遇することになります。

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埼京線で1編成だけ運用が続いている205系ハエ28編成でした。
ちょうど大宮工場から出場したという情報もありましたし、たまたまそれに遭遇したんでしょうね。

oomiya-183
それから、あずさ色の189系も中間車だけですがいました。


↑あと、ちょうど通過したので金太郎の貨物列車なども。

というわけで、大宮駅でのネタをご紹介しましたが、このあとは活動とは関係ない用事となりますので、一気に夜の上野駅まで記事の方は進んでいきます。

上野発の夜行列車

乗るのは20時15分発の「フレッシュひたち」ですが、さすがに時間が余り過ぎたので、少し早めに上野駅に来て、上野発の夜行列車である「北斗星」を撮ることにしました。
この旅行時点で「北斗星」は定期運行終了が迫っていて、多くのファンが駆けつけていました。

ueno-sign
とりあえず駅名標。
過去にも撮ったことがありますが、待ち時間が暇だったのでついw

ueno-hasshahyo
上野東京ラインの準備のためなのか、発車標は非表示になっていました。

ueno-hasshahyo2
そして、いよいよ北斗星の乗り場へ行きます。色んな意味で有名な13番線ですね。

ueno-daisha
寝具を積み込むのか、台車がホームで待機していました。
この光景は寝台列車ならではですよね。

ueno-placard
JR側も多数のファンが詰めかけることを想定してか、駅員さんがこんなプラカードを持って立っていました。
撮影目的で車内に入ろうとする人もいるであろうと見越してのことでしょうか。

ueno-home
13番線は既にかなりの混雑を見せており、いいアングルで撮れる位置がほぼ埋まってしまっていたため、すぐに14番線に移動しました。こちらは穴場なのかまだ人は少なめ。
ただ、写真をご覧頂ければお分かりかと思いますが、ちょうど中間に柱が立っているため、編成写真は期待できません。
なるほど、これが理由でこちらのホームには撮影者が少なかったわけだw

ここで20分程度入線まで待ちますが、駅員・警備員だけでは不足と判断したのか、警視庁までお出ましでした。
私はもちろん、マナーやルールを守って撮影しますが、悪いことをしていなくても警察官が目の前にいるというだけで緊張してしまうのは私だけですかねw


↑いよいよ入線です!
ここの特徴は推進運転されることですね。上野始発の客車列車(現状「北斗星」「カシオペア」のみですが)は尾久車両センターより上野駅まで回送されますが、その際、機関車が最後尾に連結され、客車を牽くのではなく押すような形で運転されます。
これは、上野駅での機回し(機関車を最後尾から先頭部へ繋ぎ直すこと)を省略する目的でして、尾久~上野間は複々線になっているため、一般の宇都宮・高崎線の列車に影響を与えずにこのような運行ができるんですね。

ueno-hokutosei1
キャプチャーですが、入線時の様子です。

ueno-hokutosei2
入線完了!
今日はカシオペア塗装の機関車でした。

ueno-hokutosei3
それにしても、13番線はすごい混雑・・・
あっちで撮っていたらまともに撮影できなかったでしょうね・・・

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アングルを変えてもう1枚


↑そして、北斗星は札幌への長い長い旅路へと旅立って行きました。
札幌まで安全に!

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以上で北斗星の撮影は終わりですが、記念弁当の広告が出ていたのでご紹介します。
私はあまりこの手の弁当には手を出さないタイプなので、購入こそしませんでしたが、かなりの売れ行きのようでした。

「フレッシュひたち」の前にまさかの遭遇!?

さて、あとは1時間ほど待機してから「フレッシュひたち」で水戸へ向かうわけですが、なんと先ほどの北斗星の撮影の人集りの中に友人がいたことが判明!
流れでそのまま合流することになりまして、聞けば別の友人(私は面識なし)と2人で私同様に週末パスで旅行中だったとのことで、この後の時間をどう潰すか悩み、結果常磐線特急にでも乗ろうということになっていたそうです。
向こうは651系運用の「フレッシュひたち」のことは知らなかったようで、私の行程を知るや一緒に水戸まで行くことになりましたw
とりあえず、構内にあるうどん屋に入り、夕食を食べ、651系がやってくるホームへ向かいました。
私は水戸に宿を取っているので上野へ戻る心配はないのですが、彼らは都内に戻る必要があるとのことで、終点の勝田までは行かずに水戸ですぐに折り返して対向の上野行き特急で引き返すことにするようです。

ueno-E657
先にE657系を撮影

ueno-651
というわけで乗車です。
え?入線シーン?
思わぬ遭遇で話し込んでいて撮り忘れましたw

651系「フレッシュひたち」

早速乗車した我々は適当な場所で座ります。
ここで、651系運用について解説を入れておくと、もともと常磐線特急で「スーパーひたち」をメインに運用されていた651系ですが、E657系の登場で徐々に置き換えられることとなり、2013年3月で一旦常磐線の定期運用からは離脱しました。
しかし、2013年の秋ごろより、E657系に座席の空席表示ランプを取り付ける改造を施すために不足する運用を651系で補う形になり、2015年春の改正まで、1日1往復の「フレッシュひたち」として事実上の定期運用が復活することになりました。
それも今回の改正で見納めということになりますから乗りに来たというわけですね。
ちなみに、「スーパーひたち」として現役だった頃にも1回さよなら乗車に訪れています。そのレポートもよろしければご覧下さい。

さて、解説もこれくらいでレポートを進めますと、上野駅を発車した「フレッシュひたち」は既に暗くなった常磐線をひた走ります。
客層としては旅行客というよりは沿線住民がホームライナー的な使い方で乗っているパターンが多い印象でしたね。
あと、予想通りですが、音鉄もいらっしゃっていて、スピーカー部分には何本かマイクの棒が立っていましたw

「フレッシュひたち」なので特急の割には停車駅も多く、停車駅ごとに乗客は減っていきました。
ちなみに、「フレッシュひたち」も改正後は「ときわ」に改名されるので「フレッシュひたち」という列車についてもさよなら乗車となりますね。

651-inside2
いきなり車内の写真なんて持ってきて、聞ける車両辞典と間違えてないから?と思われるかもしれませんが、651系名物のあれをご紹介するためです。

651-inside
慣れない人は戸惑うかもしれませんが、交流と直流を切り替えるデッドセクションを通過する時には車内の照明や空調が消えます。
これはデッドセクションの区間は架線に電気が流れていないからなんですが、最近の車両ではバッテリーを備えていて、このような区間を通過しても照明は消えません。


↑動画もご用意しました。

このあとは車内もがら空きとなり、上野から合流した友人らもぐっすり夢の中で、静かな旅が続きました。

水戸で友人らは降りて、すぐに上野行きで引き返していきました。
私はもう1駅先の終点、勝田まで行きます。実は勝田からでも今日中に上野に戻れないこともないのですが、数分折り返しなので万が一遅延があった場合やホームの移動に手間取った場合などを考えて彼らは水戸で乗り換える安全策をとったようです。

勝田駅

常磐線の多くの列車の行先となっている勝田です。

katsuta-sign
何気に降りるのは初めてだったりしますが、ひたちなか海浜鉄道の始発駅ですから、いつか訪れることにはなりそうです。
今日は終点まで651系に乗るためだけに来たようなものですので、駅は簡単に済ませますけどねw

katsuta-651
とりあえず651系を撮影
先頭部まで行こうかとも思いましたが時間の関係で無理そうだったので、ここで動画を撮ることにしました。


↑回送シーンです。

katsuta-sign2
列車を見送ったら折り返しまで駅を見て回ります。
駅名標(縦型)

katsuta-hitachinaka
ひたちなか海浜鉄道の列車がいました。

katsuta-annai
フライングで上野東京ラインの表示が出されていましたw

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階段もこの時間ではガラガラ

katsuta-kaisatsu
コンコース

katsuta-name
せっかくなので駅前にも出ましたが、暗くてよく撮れないので撮影はこれだけにしました。
まあ、なんか近々再訪しそうな気もしましたしね(フラグ?w

katsuta-415
駅も見終えたら415系の普通列車で水戸に戻ります。
この時間帯では上野まで行く列車は既になく、土浦行きや我孫子行きといった列車が見られます。

水戸駅

本日の宿がある水戸駅までやって来ました。
あとはチェックインするだけですが、少しだけ撮影していきます。

mito-415
乗ってきた415系です。

mito-sign
そして、駅名標
まあ、以前にも訪れたことがあるんですけどねw

mito-EF81
構内にEF81がいました。

mito-E501
E501系です。
水戸駅からの土浦行きはレアですよね。


↑こちらは動画も撮りました。

mito-sta2
撮影もこれくらいにしてそろそろホテルへ向かいたいと思います。駅前の写真も前回訪問時に撮影済みですが、せっかくなので夜の様子も撮っておきます。

mito-sta3
水戸駅の文字が夜の闇に浮き上がる感じがなんだか幻想的w

mito-sta
これも前回見た風景ですが、夜だとまた違った印象。

mito-light
梅まつりに因んでか、街灯も梅のデザインになっていました。

この後はホテルに向かいます。1kmほど歩かなければなりませんが、立地<値段という方針ゆえ仕方ありませんw
1日目は以上となり、2日目以降は別記事で追ってレポートしたいと思います。しばしお待ち下さい。

2日目へ続く

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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