2014年度乗り納め・撮り納めの旅(2日目/あやめ・はくたか編)

3泊4日に及ぶ2014年度乗り納め・撮り納めの旅の2日目となります。
検索エンジンから来られたなどで1日目をご覧になっていない方は、最初に1日目をご覧になることをおすすめします。

本日の行程

昨夜、水戸に宿を取った私は、鹿島臨海鉄道に乗って鹿島神宮駅へ向かい、そこから特急「あやめ」に乗って東京駅まで行きました。
東京駅からは上越新幹線「たにがわ」でガーラ湯沢へ向かい、越後湯沢に折り返したら越後湯沢、十日町、まつだい、虫川大杉、美佐島、直江津と巡っていき、特急「はくたか」の撮影をしていきます。
そして、直江津に取ってある宿にチェックインして2日目は終了です。
今日の行程では「あやめ」のさよなら乗車と「はくたか」の撮り納めがメインとなり、ついでにガーラ湯沢支線を乗りつぶすという感じですね。

早朝の水戸駅

今回は水戸駅を6時半頃に発車する列車なので5時頃には起きて、5時半過ぎにはホテルを後にするという今までの旅からしても朝早い出発となりました。
実は「あやめ」が出発する鹿島神宮駅の近くにもビジネスホテルはあり、そこに宿を取れば8時台の出発でも間に合う事は分かっていたのですが、鹿島神宮駅周辺のホテルよりも水戸駅周辺のホテルのほうが安く泊まれるので早起きを受け入れてでも水戸駅で宿泊としました。

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ホテルからの道中、こんなマンホールを見つけました。
「みとちゃん」とありますが、いわゆるご当地キャラってやつですかね。
水戸黄門と納豆がモチーフでしょうか。

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道路系のブログでもないのになんで青看(案内標識)なんて載せるんだと思われるかもしれませんが、気になったのが「那珂」です。
普通に地名が書いてあるだけといえばそれまでですが、最近鎮守府に着任した私としては某艦隊のアイドルしか浮かびませんw

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初っ端にネタを持ってきてしまいましたが、水戸駅までやって来ました。
流石に早朝は県庁所在地といえども閑散としています。

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コンコースもこの通り

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E653系を模した売店も健在でした。

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昨夜見たEF81もまだいました。

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それでは本日1本目となる鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の鹿島神宮行きに乗車しましょう。
狙ったわけではありませんが、偶然にも「ガルパン列車」でした。
鹿島臨海鉄道に乗るのは2回目でして、前回も「ガルパン列車」だったわけですが、私はどうもガルパンと縁があるようですねw

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側面

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車内です。一見普通ですが、ちゃんと車内にもキャラクターのステッカーなどが貼られています。

前回も水戸→鹿島神宮で乗車している上、車種も同じガルパン列車と完全にかぶってしまったわけですが、前回は夜で今回は朝というわけで、車窓をちゃんと楽しめるのは初というわけなので車窓を楽しみます。
ただ、臨海鉄道とは名ばかりに海岸から少し離れた内陸部を走るルートですし、ほぼ田園地帯が続くので車窓的な意味でのハイライトがないというのが正直な印象でした。
その分、気動車の割に高速運転をするという音鉄的な楽しみはありましたけどねw

というわけでそのまま鹿島神宮駅まで乗車します。

鹿島神宮駅より「あやめ」

実質的にはJR鹿島線と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の接続点となっている鹿島神宮駅ですが、実は当駅の1つ北側にある鹿島サッカースタジアム駅までがJR鹿島線で、その先が大洗鹿島線ということになっているんですが、JRの列車は当駅までしか来ず、鹿島神宮駅~鹿島サッカースタジアム駅間はJR線なのにJRの列車が走らない区間になっています。
そもそもが鹿島サッカースタジアム駅はサッカー試合時などしか営業しない臨時駅なので、普段は全列車が通過します。
サッカー開催時も大洗鹿島線の列車が臨時停車するだけで、JRの列車が乗り入れたりすることはなく、これは小規模な駅に大勢のサポーターたちが集まると群集事故になりかねないという判断のようです。

というわけでやってきた鹿島神宮駅ですが、ここからいよいよ「あやめ」に乗車します。

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ご覧のように1面2線の島式ホームになっており、大洗鹿島線とJR鹿島線(あやめ)は対面乗り換えが可能です。

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そして、「あやめ」単独でも・・・
E257系が充当されますが、実はこれも初乗車だったりします。
九州にいた頃は2枚きっぷ・4枚きっぷだったり、「ゲキヤス土日乗り放題きっぷ」だったりで特急にも割と安く乗れたので特急型車両も概ね網羅できていましたが、東日本管内は特急も使える割引きっぷが少なく、フリーきっぷでも乗車券のみ有効で特急券は別というパターンが多いので、なかなか特急に乗る機会がなかったりします。

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ヘッドマーク・・・と呼べるのか微妙ですが、LEDでも頑張ってイラストを表示させています。

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方向幕も撮影です。

乗り換え時間もあんまりないのでこれくらいで乗車します。

「あやめ」に乗車

ここで余談ですが、実は「あやめ」ってある意味乗り鉄泣かせの列車ですよね。
というのはそのダイヤが理由で、廃止直前の時点で「あやめ」は東京~鹿島神宮間と東京~銚子間に1往復ずつ設定されていましたが、朝の上り列車と夜の下り列車というホームライナー的な設定がされているわけです。
問題は鹿島神宮にしても銚子にしても、他地域在住の人が乗ろうとすれば現地に前泊不可避になるという点です。
逆に夜の下り列車にしても、終点まで乗ろうとすればその時間から他地域まで戻ることのできる列車は存在せず、やはり現地で宿泊するしかなくなります。
もっと本数のあった時代に乗った人や、現地に泊めてもらえる知り合いのツテがあるといった恵まれた方や、全区間なんて乗らなくても1区間でも乗れたら満足という潔い方以外には乗り鉄するのが難しい列車なんですよね。
まあ、かく言う私も前日に乗った651系の「フレッシュひたち」がなかったら乗車を断念するか一部区間のみの乗車にしていたと思いますがw

余談ついでにどうして「あやめ」がこのような本数の少ない列車になり、最後は廃止の憂き目を見ることになったのかということについても触れておくと、端的に言ってしまうと高速バス「かしま号」との競合です。
元々はあくまで「あやめ」の運転がない時間帯の空白を埋める補完のような位置づけでスタートしたようですが、所要時間では大差がなく、駅から離れた地域からもそのまま乗車できる利便性や運賃面での優位などから次第に「あやめ」の利用者を奪うようになり、現在に至ります。

更に更に余談・・・というより完全に脱線している感もありますが、「かしま号」という高速バスは我らが九州にも存在していたことがあり、こちらは天神バスセンターと鹿島市(肥前鹿島駅の方)を結んでいましたが、特急「かもめ」から乗客を奪うことは出来ず、ついには廃止の憂き目をみました。
この路線は西鉄バスと祐徳バスの共同運行でしたが、その後祐徳バスは高速バスから手を引くこととなるなど、関東の「かしま号」とは逆の結末を見せています。
両者の「かしま号」はそれぞれ全く同じ条件だったわけではないでしょうが、JR東日本ももう少し「あやめ」に対して割引きっぷの設定やダイヤ上の工夫があれば存続させることも可能だったのではないかとも思ってしまいます。

というわけで長い余談となりましたが、いよいよ「あやめ」の旅が始まります。
廃止が迫っていることもあってさよなら乗車と思しき人も見受けられましたし、地元の方と思しき方も車掌さんに「この列車なくなるの?」などと尋ねている光景も見られました。

「あやめ」は佐原までは各駅停車であり、扱い上も特急列車ではなく普通列車なので乗車券のみで購入できます。
実質的には「あやめ」は東京~佐原間の運行であり、鹿島神宮・銚子へはそのまま普通列車として乗り入れているという事になりますかね。
そのため特急券を買うときに注意が必要なんですが、私のように鹿島神宮→東京で利用するとしても、鹿島神宮~佐原間にはそもそも特急列車が設定されていないことになり、鹿島神宮→東京の特急券などいくらMARSを叩いても発券できるわけがなく、佐原→東京の特急券を買うのが正解です。
あと、「あやめ」は全車自由席なので必然的に自由席特急券になります。切符コレクターの方からすると、自由席特急券では列車名が入らないので価値が低いと感じる方もおられるようですけどねw


↑せっかくなので車内放送と車内案内表示器を撮ってみました。

佐原や成田・佐倉・千葉などで少しずつ乗車がありましたが、一番込み合う状態でも座席の2/3程度が埋まるという感じでしょうか。
休日だったので通勤需要がないことも影響しているかもしれませんが、「しおさい」で代替可能な東京~佐倉間以外の乗車率は芳しくなく、廃止も納得せざるを得ないという実感でした。
ちなみに、千葉~錦糸町で乗ってくる人もいたのですが、こういう短距離の利用もあるのだと驚きました。この区間だけなら特急券は510円ですし、総武快速線では特急が快速を追い抜くダイヤになっていることもあって、意外と合理的な利用方法なのかもしれません。

そして、列車はトンネルに入って終点東京に到着です。
乗ってみた感想ですが、田園風景から始まり、郊外のベッドタウンを経て大都会へと向かう車窓の移り変わりが楽しい列車だと思いました。
定期列車としては引退する「あやめ」ですが、今後も臨時では「あやめ祭り」などで走るようなのでまた乗ってみたいものですね。

東京駅

「あやめ」で東京駅にやって来ましたが、ここから上越新幹線「たにがわ」に乗り換えます。
ただ、接続が微妙に悪く、ここで1時間程度の待ち時間ができてしまいます。
せっかくなので東京駅の周辺で少し早いお昼ご飯を食べることにして時間を潰しますが、その前に少しだけ「あやめ」の回送を撮影します。
あと、ホーム上などで「あやめ」に関する案内などもあれば併せて撮影します。

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既に「回送」の表示に切り替わってしまっていましたが改めて列車も撮影です。

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乗車位置案内

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乗り場案内

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運行終了を告げる張り紙


↑「あやめ」回送シーン

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回送シーンも撮り終えて新幹線乗り場へ移動しますが、こんなものを発見
「上野東京ライン」の表示を隠しているんでしょうが、はっきり読めるくらい浮き出てしまっていますw
フライングで掲出してしまっている駅もありましたがw

それではお昼ごはんを食べに一旦改札を出ますが、東京駅周辺ってオフィス街でして、駅の方も最近は商業施設的な雰囲気が強くなっていて、飲食店も高級な店ばかりになってしまい、「早い」「安い」「うまい」を探すのが大変なんですよねw
百歩譲って値が張るのは仕方がないとしても、行列していて入店までに時間がかかる上、入店してからも待たされるようなお店は乗り換え時間で食べるには致命的なんですよね・・・

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なんとか昼食も食べることができ、新幹線乗り場へやって来ました。
E4系なんですが、この塗装だとついE1系に見えてしまいますw

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列車名と同じ「とき」のロゴ

ただし、乗るのはE2系ですw
上越新幹線ではE1系、E4系、200系にはそれぞれ乗ったことがありますが、E2系が来るのは初です。
何故か東京駅では撮影しなかったのか写真がないのでここでは省略としますけどw

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ガーラ湯沢行きの方向幕

早速乗車しましたが意外とガラガラ。
ギリギリスキーシーズンだったのでスキーヤーでごった返しているのではないかと危惧していたのですが、スキーヤーなら早朝の列車に乗ることが多いでしょうから、こんな昼間には出発しないんでしょうね。
なにぶん私にはスキー経験が一切無いものでその辺の事情がよく分かっていませんw

「たにがわ」で国境のトンネルを越える

某小説の冒頭部分をパロディさせて頂きましたが、「たにがわ」に乗って一気にガーラ湯沢まで向かいます。
今まで上越新幹線では「とき」にばっかり乗っていたので「たにがわ」に乗るのは初めてだったりします。
「たにがわ」は越後湯沢までの区間便で「とき」の補完列車という意味合いが強いので新潟~東京の通し利用では必然的に乗れませんし、越後湯沢発着でも「はくたか」乗り換えの場合は「とき」との接続となっている場合が多いのでやっぱり乗れなかったんですね。
一方、ガーラ湯沢へ直通するのは「たにがわ」だけだったので今回は否が応でも乗ることになっていましたw

東京を出るともうすぐ開業する上野東京ラインの高架の下を潜りつつ、地下に潜るとすぐに上野駅です。
再び日暮里付近で地上に出ると田端の車両基地や赤羽駅を見ながら進み、赤羽台トンネルを通過すれば大宮まで埼京線と並行します。
埼京線は戸田・与野と言った地域へ新幹線を通す補償の意味合いで建設した経緯からすれば当然ですが、これほど新幹線と在来線が並行して走るのも珍しい気がします。
右手に大宮操車場が見えると埼京線は地下ホームへ下るためここでお別れとなり大宮に到着です。

大宮までは都市部を走るため線形も悪い上、騒音対策で速度も抑えられているため新幹線にしては控えめな走りですが、ここからは本領発揮の全開運転になります。


↑車窓を撮影しました。
動画は2分ちょっとなんですが、この間にニューシャトルでの鉄道博物館駅→丸山駅間を走っています。
ニューシャトルだと10分ほどかかる区間なんですが、1/5の時間で走り抜けてしまうのだから新幹線って恐ろしく早いですよね。

埼玉の平野部を疾走し、熊谷・本庄早稲田・高崎と進んでいきます。高崎を出ると一気に山がちな車窓となっておいき、上毛高原をすぎれば新潟県はすぐそこです。
大清水トンネルを通過するとすぐに越後湯沢駅となります。

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小説通りに「国境のトンネルを抜けるとそこは雪国」でした。

ここでほとんどの乗客が降りて行き、車内はガラガラに・・・
残っているのはほぼ乗り鉄という感じでしたねw
こんな時間にスキー場へ行くスキーヤーはいないでしょうし、スキー場以外にこれといった交通需要物もないであろうこの区間では当然の結果でしょうか。

ガーラ湯沢駅

「たにがわ」の終点、ガーラ湯沢へ到着しました。
ちなみに、当駅は上越新幹線ではなく上越線の駅ということになっており、越後湯沢~ガーラ湯沢間は上越新幹線ではなく上越線という扱いです。
なので、宮内~高崎間を乗り通して上越線完乗!と豪語していたら、実はこの区間は乗っていなかったというオチもあり得るんですねw
私も今日乗るまではこのパターンでして、上越線完乗とはなっていませんでした。

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とりあえず駅名標です。

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乗ってきたE2系

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ホームは1面2線の島式ホームです。元々は上越新幹線の保守基地だった場所ですし、列車の本数もそれほど多くはないので簡素な設備ですね。
豪雪地帯だけに立派なシェルターが備えられているのは特徴的でしょうか。

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越後湯沢方の線路です。3月でも流石に雪が多いですね。

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構内には除雪機と思しきものも留置されていました。

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こんな張り紙がありました。
一般の利用者であれば駅についたらさっさと出場するでしょうから、専ら乗り鉄に向けた張り紙でしょうかw
当駅は列車別改札となっているようで、入場は発車の15分前でないとさせてもらえないようです。
出場については基本的に制限はないようですが、改札から出ずに折り返すのはやめてということですかね。

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寒いですし、長居は無用ということで階段を登って改札を出たいと思います。

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改札口は広々としています。時間帯によってはスキーヤーでごった返すんでしょうね。

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改札を出るとそのままスキー場の受付になっています。スキー経験が無いため受付の手続きなんかも全く知らないんですが、列車を降りてそのまま受付を済ませられるのは便利ですよね。
この先にはスキー板などのレンタルやレストランなども揃っていて観光客を受け入れるのに必要な設備はひと通り揃っているようでした。
既に滑り終えて帰りの列車を待っている人たちなのか、大勢の人たちが構内にいました。

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せっかくなので少しだけ駅前に出てみます。
こうしてみると駅の入口というより、スキー場の入口ですねw

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眼下には関越自動車道が広がりますが、高速道路独特のクロソイド曲線による線形を見渡すことができ、高速道路好きでもある私としては楽しい光景でした。

このくらいですることも無くなってしまいましたがまだまだ列車の時間まではかなりあります。
構内の売店でおむすびを買って、新潟のお米を味わいつつ、ベンチに腰掛けて列車を待ちました。
折り返しは滑り終えて帰るスキーヤーが多く意外と混み合っていましたね。
この後は越後湯沢に引き返します。

越後湯沢駅

1区間だけ、数分だけの乗車で越後湯沢に到着です。

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ちゃんと駅名標にもガーラ湯沢が入っています。冬季限定の駅とはいえ正式な駅なんですから当たり前ですけどw

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上下線の間には通過線を備えますが、撮影にはちょっと向かないですねw
そもそもが当駅を通過する列車は非常に少ないですし・・・


↑乗ってきたE2系の発車シーンです。

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流石スキーの街ということで、スキー板が飾られていました。

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在来線の方へ行くと早速「はくたか」についての掲示物がありました。
こういう手作り感のあるものもいいですね。

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発車標にも「さよなら特急はくたか」の文字がありました。
駅員さんの粋な計らいってやつなんでしょうか。

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さよならというわけではないですが、「はくたか」のポスターも貼られていました。

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そして、こちらが「はくたか」です。
実は今回の行程では十日町までなら乗車することも可能でしたが、以前の旅で乗車したことはあるので、今回は撮影に徹します。

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そして、お隣にはほくほく線の「ゆめぞら号」がいました。この列車に乗ります。
「はくたか」が先発となり、3分後にこの普通列車が発車するダイヤとなっています。

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少し時間があったので反対側のホームでも撮影です。
流石に引退が迫っていることもあり、撮り鉄の姿も多く見受けられましたが、撮影に支障があるレベルではなく助かりました。


↑発車シーンです。

さて、ここから3分後にあちらのホームから発車する普通列車に乗り継がないといけないので少々慌ただしいです。

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これはほくほく線の運賃表示機なんですが、よく見ると高田や上越妙高といった駅名が入っているんですね。
信越本線が第三セクターに転換された後にほくほく線から直通列車が運転される予定なので、それを見越して既に表示内容を更新してあるんでしょうね。

このあとはこの列車で十日町まで行きます。

十日町駅

こちらも以前にも訪れている十日町駅です。
以前は飯山線を乗りつぶす途中に立ち寄ったんでしたね。
というわけなので、今回は「はくたか」の撮影だけで、駅の方は基本的にご紹介しません。
十日町駅の方に興味のある方は前回の記事をご覧下さい。

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まずは乗ってきた列車を撮影ですが、なんと対向列車も「ゆめぞら」でした。
ほくほく線の運行距離から言って、地元の方ならそれほど珍しいとは思わないんでしょうが、偶然このシチュエーションに遭遇してしまうのは運がいいということになるんですかね。

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融雪用のスプリンクラーですね。これも豪雪地帯ならでは。

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「制限130!」
こんな制限速度もなかなかお目にかかれませんね。


↑まずは、越後湯沢行き「はくたか」の入線です。

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停車したところ


↑続いては金沢行きの「はくたか」の通過シーンです。
「はくたか」は概ね十日町停車と通過が交互に運行されるダイヤとなっており、十日町駅から利用できる「はくたか」は2時間に1本ということになりますね。
ところで、現状「はくたか」以外に十日町を通過する列車はないわけですが、「はくたか」の廃止後は、この通過線は撤去されるんですかね。

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キャプチャーですが、写真もどうぞ

この後はまつだい駅に移動しますが、待ち時間があるので、ホーム上でラジオを聞きながら暇をつぶします。
局名も知らないFM局でしたが、意外と楽しめるものですね。
一番手っ取り早い暇つぶしはスマホをいじることですが、長旅において貴重なバッテリーを暇つぶしごときに使うなど言語道断、こういう時にほぼバッテリーを気にせず使えるラジオって重宝します。
非常時の情報源としても有用ですし、長旅の際はポケットラジオを1つかばんに入れておくといいですよ。


↑管理人の愛機です。

まつだい駅

ほくほく線内では撮影2カ所目のまつだい駅です。

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とりあえず駅名標です。
余談になりますが、当駅の駅名は付近の地名である「松代」から来ていますが、ひらがな表記になっている理由はかつて長野電鉄屋代線にあった「松代(まつしろ)」と表記がかぶってしまうことを避ける意味合いがあったようです。
残念ながら松代駅の方は廃止になってしまったので、その名残を残す駅名ということになりますかね。

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縦型です。

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名所案内もカラフルなイラストがあしらわれています。

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こちらがホームで、2面2線の相対式ホームになっています。
1線スルーになっていて、交換がない場合は直線側のホームのみを使用します。

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ホームと出入口はこのようなゲートで結ばれています。
当駅は簡易委託駅であり、併設の道の駅で切符が売られているのですが、ここは改札口というわけではありません。
ただし、当日は私のように「はくたか」を撮りに来る人が多く、その安全確保のためか係員がホームに立っていました。

撮影に際して何か言われるのではないかと思っていましたが、どうやら「はくたか」が通過するホームでの撮影以外はお咎め無しという方針のようで、安全には配慮しつつ自由に撮影させて頂きました。

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せっかくなので駅前に出ようかと思ったんですが、ご覧のように雪の壁が迫っていた光景に圧倒されてしまったのと、ホーム上も撮り鉄が多く、迂闊にホームから離れると良いポジションを取られてしまうと考え、駅前は断念しました。

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「はくたか」を待つ間にHK100などを撮影です。

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あと、「ゆめぞら」も撮れました。

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5灯式信号機ですが、雪対策でフードがついています。
高速進行を表示できるものでもありますね。


↑「はくたか」越後湯沢行きの通過シーン


↑「はくたか」金沢行きの通過シーン

このあとは虫川大杉駅に移動します。

「ゆめぞら」

虫川大杉駅までの移動に使った普通列車も「ゆめぞら」だったわけですが、この区間はあの名物が見られる区間なのでそちらもご紹介します。
そもそもがこの「ゆめぞら」とは何なのかという話から始めたいと思いますが、「ゆめぞら」は車内にプロジェクターを備え、長大トンネル通過時に天井に映像を映し出す機能を備えた列車でして、土休日の一部の普通列車やイベント列車でこの機能を活用した演出を行っています。
百聞は一見に如かずということで動画でご覧頂きたいと思いますが、これは生で見たほうがより楽しめると思うので、ほくほく線に乗りに行って楽しんで頂ければと思います。


↑「ゆめぞら」の映像上映シーン

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動画は重いという方のために写真もご用意しました。

撮影で少し疲れてきた私もこの演出で楽しませて頂き、リフレッシュして次の撮影に臨みました。

虫川大杉駅

ほくほく線内3カ所目の撮影ポイントととなる虫川大杉駅です。


↑乗ってきた「ゆめぞら」の発車シーンです。
列車を見送ったら、ここは思ったほど撮り鉄もおらず、時間もあるのでまずは駅の方を見ていきます。

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ここの駅名も変わっていますが、「虫川」は付近の地名で「大杉」というのは付近にある天然記念物「虫川の大杉」に因んだものだそうです。

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縦型にも「悠久の年輪」と書かれていますが、これは先ほども触れた「虫川の大杉」のことなんでしょうね。

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こちらもまつだい駅同様に2面2線の相対式ホームですが、1番線は9両に対応する有効長を持っており、「はくたか」の臨時停車や臨時列車「シュプール」の停車に対応しているようです。
前者はもうすぐ運行終了ですし、後者については最近の運転はないようですからこの有効長も文字通り無用の長物となってしまうんでしょうね・・・

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駅から出る通路もこんなごっついシェルターに覆われています。
そりゃあんな高い雪の壁の圧力に耐えなければならないんですから、これくらいは必要なんでしょうね。

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ところで、こんな張り紙がありました。
「はくたか」廃止後に新設される「超快速スノーラビット」の記念乗車券についてのものですが、種別名のインパクトもさることながら、直江津~越後湯沢間を「はくたか」と同じく十日町駅のみ停車するという俊足ぶりを発揮し、流石に160km/h運転はしないものの、直江津~東京では北陸新幹線の上越妙高からのルートよりも早く移動できるとのことです。
新幹線ができると都市間輸送はそっちに任せっきりになるというのが通例ですが、新幹線以外の選択肢を提示するという意味では良い試みだと思います。

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地方の駅にありがちな食券機にしか見えない券売機w

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駅舎の中はログハウス風の造り

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これまた木で造られた沿線案内

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駅前にも出ました。外観も木を前面に押し出しているようなデザインですが、やはり「虫川の大杉」に因んでいるんでしょうね。

さて、ホームに戻って「はくたか」の撮影ですが、ここで通過シーンではなく、列車交換の様子を見ます。
ほくほく線は単線であり、線内で「はくたか」同士の交換が見られるわけですが、JR線内は複線になっているので、ほくほく線でしか見られない光景というわけですね。

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その前にHK100が来たので撮影


↑まずは金沢行き「はくたか」が入線。

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写真でもどうぞ

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編成写真になりますね。


↑そして、越後湯沢行き「はくたか」が入線

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上下列車が並びます。


↑そして、発車します。ホーム端が狭くて距離を取れなかったため列車全体が収まりきれていませんがw

この後は何かと有名な美佐島駅へ行って今日の活動は終わりになります。

美佐島駅

鉄道好きな方であれば聞いたことくらいはあるのではないかと思いますが、何がそんなに有名なのかといえばその立地ですね。
トンネル内にある駅ということですが、トンネル内というだけなら筒石駅や土合駅、湯檜曽駅など他にも例はあります。
それらを差し置いて当駅が有名なのは単線断面のトンネル内で160km/hの高速運転を行っているという理由に他なりません。
このような特殊な立地のため、無人駅でありながらホームへ通じる扉は固く施錠され、列車発着時以外は開けることが出来ませんし、監視カメラで遠隔監視されており、列車到着後ホームに残っているとマイクで注意を受けることもあると聞いていました。
このため、当駅で「はくたか」を撮影するのは北越急行から特別な許可でももらわない限り、まず不可能ということになるのですが、その代わり別の光景を目撃&撮影するために訪れました。
長い前振りとなりましたが、そろそろレポートを進めたいと思います。

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まずは駅名標です。

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そして、ホームの様子です。
はい、ホーム上の写真は以上になります。
というのは普段でも列車が出てから2分以内に退出する必要があるという、駅取材が困難な駅であるのですが、私と同じ考えで訪れる鉄道ファンも多いようで、それを見越してか他駅同様に係員が配置されており、列車を降り立つなりホームから出るように促されてしまったからです。
遠隔監視だけでは無視して居残られてはどうにもならないということでの人員配置になったんでしょうかね。
まあ、安全上仕方ないということで素直に従いましたけどね。

そして、もう1つサプライズがありました。
前日の行程で上野~水戸間で一緒になった友人が訪れていたのです。
向こうもたまたま新潟の方に戻ってきており、私が美佐島駅を訪れるという情報をキャッチして先回りしていたそうです。

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とりあえず待合室に出ました。
ご覧のようなごっついドアがありますが、これとは別に階段側にもごっついドアがあり、それぞれ自動ドアになっています。
この2つのドアは連動していて、2つが同時に開かないようになっているそうです。
これは、開業前の試運転で当駅付近を列車が高速通過した所、トンネルからすさまじい突風が発生して地上の駅舎のガラスが粉砕したという出来事があり、安全上このような設備が設けられたようです。

あと、ホームや待合室は地下にあるため基本的に携帯電話の電波は入りませんが、列車の運行状況を案内するためのタブレットが設置されていて、そのタブレットはドコモの回線を使っている関係上、ドコモだけは待合室でも使えるようです。
私はソフトバンクで、先回りしていた友人はドコモだったので見事に圏外とビンビンで明暗が分かれましたw

さて、そろそろもったいぶらずに何を見に来たのか明かしたいと思いますが、それはこの待合室のドア越しに「はくたか」の通過を眺めることです。
これだけのごっついドアをもってしても、「はくたか」の風圧を前にしてはすさまじい隙間風が生じ、日本一恐ろしい駅などと呼ばれることもあるようです。
こちらも百聞は一見に如かずということで、動画でどうぞ。


↑待合室の轟音ですw

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地上へはこんな階段を登っていきます。
土被りはそれほどないので以前訪れた筒石駅よりはかなりマシですがw

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地上から見下ろした様子

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既にすっかり暗くなっていますが駅前にも出ました。

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駅舎です。

このくらいで待合室に戻ります。友人と雑談しながらだと待ち時間も退屈しませんね。
この後はほくほく線で直江津まで移動してホテルにチェックインして、今日の行程は終わりです。

直江津駅

当駅は何度か訪れたことがあったので駅の方はスルーするつもりでしたが、色々変化があったのでご紹介しますね。

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最大の変化が駅名標ですね。
えちごトキめき鉄道に転換されるため、既に駅名標のデザインが変更されているようです。

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縦型もデザインが変わっていました。

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乗ってきたほくほく線ですが、夜に撮るのって初めてでした。

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この折り返しが快速越後湯沢行きだったんですよね。
ほくほく線の快速は「はくたか」の運行がない早朝や夜にしか運行がないので狙って乗りに行くとなると結構大変な列車だったりします。
今回も乗れませんが、そのうち「超快速スノーラビット」と併せて乗りに来たいですね。

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あとは、越乃Shu*Kuraのモニュメントもありました。

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0キロポストとありますが、当駅は新潟の鉄道発祥の地になるようです。


↑ここでも「はくたか」を撮影

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「はくたか」も撮り納め

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「はくたか」も福井行きなんですね。
遅い時間のみ運行なのでレア行先だったりしますが、これも見納め・・・

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最後に115系を撮ったら駅を出てホテルへ向かいます。
元々撮影する予定はなかったので思わぬ時間を費やしてしまいましたが一刻も早くホテルに入りたい一心でした。
何故かと言うと翌朝はとんでもなく出発が早いからです。
5時26分発という私単独の旅では最も早い出発をしなければならないんですね。
詳細は次回のレポートで触れたいと思いますが、早起きをするということは必然的に早く寝なければならず、早く寝るためには一刻も早くチェックインしなければならないというわけです。

naoetsu-ekimae
駅前を撮ったら本当にこれで今日は終わりです。

さて、あとは一目散にホテルを目指します。
駅前の立地の良いホテルもあったんですが、水戸の時同様に立地<値段ということで10分ちょっと歩く場所にホテルはあります。
あと、問題は夕食でして、付近にはめぼしい飲食店はなく、コンビニ弁当を買ってホテルの部屋で食べました。
旅の道中にしてはちょっとさびしい夕食ではありましたが、たまにはこんなのも悪くないでしょう。

というわけで、ここで一旦区切りとします。

3日目へ続く

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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