北陸・関西遠征2023(2日目)

4泊5日で実施した北陸・関西遠征の2日目です。
なお、1日目をご覧になっていない方はそちらから先にご覧になることをおすすめします。

本日の行程

というわけで早速本日の行程の説明です。
2日目となる今日は、昨晩宿泊した敦賀からスタートし「おはようエクスプレス」で金沢へ、小休止の後、北陸本線普通列車で敦賀まで1往復しますが、小松・福井・芦原温泉に立ち寄り、駅の見学や特急の撮影などをこなします。
最後は金沢から「ダイナスター」で福井へ行ったら宿泊してゴールです。

「おはようエクスプレス」で金沢へ

それでは早速本編スタートです。
まずは「おはようエクスプレス」ですが、例によって解説から入っていくとしましょう。
「おはようエクスプレス」は昨晩乗車した「おやすみエクスプレス」と対となる列車であり、平日の朝に敦賀発金沢行きの片道1本のみ設定されています。
現在はこの1本のみですが、かつては泊・富山~金沢間や七尾~金沢間などでも設定されていましたが、いずれも廃止され、最後まで残ったのが敦賀初金沢行きの1本でした。
「おやすみエクスプレス」と同様に2019年までは福井→金沢での運行でしたが、同年に敦賀まで延長されて現在に至りますが、「おやすみエクスプレス」と同様に北陸新幹線の敦賀延伸と入れ替わりで廃止される予定となっています。

また、編成は3両で全車自由席・グリーン車なしも「おやすみエクスプレス」と共通です。


ホテルの部屋で目を覚ますと、部屋の窓から敦賀駅がよく見えることに気づきました。
新幹線を迎える準備で大きな駅舎になっていますね。


ホテルを出て駅前の道路から見た駅舎です。
ここから見ても大きな駅舎ですね。


こちらが在来線側の駅舎です。


こちらも新幹線を迎える準備でピカピカにお色直しされていました。
新幹線のPRも欠かしていませんね。


駅前にはメーテルと鉄郎の像がありました。
調べてみるとこれ以外にも市内にたくさんあるみたいで、北陸新幹線が敦賀まで伸びたらきっと敦賀を訪れることになるでしょうから、そのときはしっかり市内散策して探してみたいと思いました。


あと、こんな像もありましたが、字が達筆すぎてよく分かりませんでしたw


そして、改札口です。
早朝ということで人はまばらですね。


発車標には既に「おはようエクスプレス」の案内が出ていました。


ローマ字Ver.


跨線橋を渡ってホームへ向かいますが・・・


北陸本線の福井県内を引き継ぐ第三セクター「ハピラインふくい」の車体デザイン決定のポスターがありました。


跨線橋から見た構内です。
かなり大きな駅ですよね。


「おはようエクスプレス」は既に入線していました。
昨晩「おやすみエクスプレス」としてやってきた編成がそのまま使われているようですね。


新幹線の駅舎と絡めてみました。


発車までまだ時間があるので向かいのホームからも撮ることにしました。


駅名標と絡めて


そして、乗車ホームへ移動してもう1枚


列車名幕と行先表示


ホームの発車標も一応撮っておきましょう。
JR西日本は通過する貨物列車まで表示してくれるので、撮り鉄にも優しいですよねw


ローマ字Ver.

それでは乗り込みます。
敦賀からの利用は少ないようで車内は空いていますが、利用が多いのは福井からなんでしょうね。


↑今度は明るい時間帯の乗車なので車窓をどうぞ

それでは発車です。
停車駅は「おやすみエクスプレス」と同じとなっており、武生・鯖江・福井・芦原温泉・大聖寺・加賀温泉・小松・金沢と停車していきます。
敦賀を出てしばらくすると「北陸トンネル」を通りますが、実は特急で通るのはこれが最後です。
今回の遠征では5回目の通過になりますが、これだけ短期間に北陸トンネルを連続して通過する人も珍しいでしょうねw


山岳地帯を抜けると新幹線の高架を見ながら平野を疾走します。
昨日も見た景色ですが、特急で見られるのはもうすぐ見納めです。

武生・鯖江と行って県庁所在地福井ですが、ここから乗ってくる人が多くいました。
続いて芦原温泉を出ると石川県に入りまして大聖寺です。
この大聖寺駅は特急がわずかながら停まる駅であると同時に、石川県内の最西端・最南端の駅となっています。
第三セクター転換後は「IRいしかわ鉄道」と「ハピラインふくい」の境界となる予定になっていますね。


加賀温泉駅も新幹線乗り入れに向けてお色直しされていました。


新幹線の高架に沿って金沢へ急ぎます。


そして、もうすぐ金沢です。


金沢に到着です!
これで「おはようエクスプレス」も全区間乗車できました。


外観も撮ります。


↑隣りにいた521系が発車するところだったので動画を撮りました。


北陸本線と七尾線の521系の並び


↑「IRいしかわ鉄道」がやってきたり


ところで、この521系ですが・・・


行先は高松です!
といっても、四国の高松へ行くわけではなくて、高松駅というのは七尾線にある駅です。
地元の方には常識なんでしょうけど、旅行とかで訪れた人にとってはびっくりする行先ですよねw


↑発車シーンを撮ったら・・・

暇つぶしに和倉温泉へ

ここからは北陸本線の普通列車で敦賀へ1往復なんですが、予定している列車まではかなり時間があります。
最初は周辺の駅の駅巡りとかも考えたんですが、せっかく特急もOKなフリーきっぷなので、「能登かがり火」に乗って和倉温泉に行くことにしました。
といっても温泉に入るわけではなくて、「能登かがり火」という列車に乗ってみたかったというだけで、和倉温泉に着いたらとんぼ返りで戻ってきます。


それでは発車標です。
温泉に行くにはちょっと早い時間帯の列車ですが、これは折返しの「サンダーバード」の送り込みという意味合いがあるようですね。


「サンダーバード」と並んで、ちゃんと乗車位置案内も用意されていました。


↑そして、入線シーンです。


車種は「サンダーバード」と共通の683系ですね。


行先表示を撮ったら乗り込みます。

ここで「能登かがり火」についての解説です。
「能登かがり火」は金沢~和倉温泉間を結ぶ特急列車で、新幹線接続駅の金沢と和倉温泉を結ぶ役割を持っています。
北陸新幹線金沢延伸前から和倉温泉へ乗り入れる特急は存在していましたが、それらは「サンダーバード」や「はくたか」「しらさぎ」の延長という扱いでした。
それが「はくたか」が廃止になり、「しらさぎ」の和倉温泉直通はなくなり、更に「サンダーバード」も従来は4往復が和倉温泉に乗り入れていたのが1往復に削減され、それ以外の列車の金沢~和倉温泉間を独立させる形で登場したのが「能登かがり火」というわけです。
2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸後は、「サンダーバード」の金沢乗り入れがなくなるため、和倉温泉直通の「サンダーバード」も金沢~和倉温泉間のみの「能登かがり火」に置き換わる予定で、1往復増便される形で存続する列車となっています。
そのため、定期列車としては石川県内で唯一の特急となる見込みです。


↑ここももちろん車窓を撮りました。

車内は空いていますが、やはり温泉へ行くには早すぎる時間帯なので、利用者が少ないんでしょうね。
停車駅ですが、列車ごとにばらつきがあるものの、金沢・羽咋・七尾・和倉温泉は全ての列車が停車し、列車によっては津幡・宇野気・高松・良川も追加で停車します。
そして、今回乗車する「能登かがり火1号」については、途中羽咋と七尾のみ停車するという、七尾線特急としては最も停車駅が少ないパターンとなります。

金沢を出ると津幡までは「IRいしかわ鉄道」を走りますが、第三セクターで特急料金が必要な特急が走っているのって珍しいことですよね。


そして、七尾線に入りますが、車窓はこんな感じの田園風景が多く、特筆すべきこともないので、和倉温泉までサクッと飛ばしたいと思います。


和倉温泉に到着!
温泉に入っていきたい気分ですが、このまま折り返しの「サンダーバード」で帰りますw


というわけで折返しまで撮影タイムとします。


折返しは「サンダーバード20号」の大阪行きとなります。
唯一残った大阪直通の特急ですが、それも2024年3月には新幹線と入れ替わりで無くなってしまいます。
北陸新幹線敦賀延伸以後は、従来は特急一本で直通だったのが、敦賀と金沢で2度の乗り換えが必要となるため、関西地区からの集客に影響するのではないかという懸念も和倉温泉の旅館関係者などから出ているようです。
温泉旅行だったら多少時間がかかっても直通の方がいいというニーズもあるでしょうし、休日限定でもいいから大阪~和倉温泉間直通の特急を走らせられないものですかね?
新幹線を作ったら在来線特急は意地でも廃止するという姿勢は、日本の鉄道業界の悪しき慣習だと思っています。


観光客向けのおしゃれな駅名標もありました。


名所案内です。
駅名にもなっている和倉温泉はもちろん掲載されていますが、他にもいろんな名所があるんですね。


観光地あるあるの歓迎横断幕もありました。


向かいのホームからも撮影します。


貫通側


日本庭園をイメージしたのか、和風の雰囲気の装飾ですね。


この石碑は「七尾線電化記念」でした。
七尾線って現在は和倉温泉まで全線が電化されていますが、これは意外にも平成に入ってからの1991年のことでして、これにより「サンダーバード」の直通という恩恵を受けられましたが、それも新幹線で分断されてしまうのが残念です。


そこへ”のと鉄道”の列車がやってきました。


地方三セク鉄道でよく見かけるタイプの車両ですが、「君は放課後インソムニア」という作品のラッピング車でした。


↑発車を見送ったら「サンダーバード」に乗り込んで金沢へ戻ります。

今度はちょうど温泉旅館をチェックアウトして帰路に就く旅行者が多い時間帯ということで、利用者も多く自由席も混み合っていましたが、なんとか窓際を確保できたので・・・


↑復路も車窓をどうぞ!

今度は停車駅に津幡が加わったくらいで「能登かがり火」との変化は大阪まで行くという事実と車内放送くらいですが、この放送も貴重な記録となることでしょう。
私は金沢で降りてしまいますが、このまま大阪まで行く人にとっては大阪までこのまま連れて行ってくれるのが、来年からは新幹線で多少早くなる代わりに2回も乗り換えないといけないのはやっぱり負担ですよね。

金沢では付属編成を増結するというイベントもありますが、連結が完了してからドアが開くため、和倉温泉からやってきた人たちはそれを見学することは出来ません。


金沢に戻ってきました!


↑発車を見送ったら・・・


↑北陸本線普通列車の発車も撮ってこのあとは・・・?

近江町市場でお昼ごはん

ここからは金沢市の台所とも言われる近江町市場へ行ってお昼ごはんを食べてから、北陸本線普通列車で敦賀へ向かいたいと思います。


金沢駅のシンボルともいえる鼓門です。
観光で訪れた人は大体ここで写真を撮ることでしょうw


↑あと、こんな噴水時計もありました。
金沢には何度か訪れているんですが、今までスルーしていましたw


私はただの観光客ではないので撮りバスもします。
以前に名金線でお世話になった西日本ジェイアールバスですが、その名金線も残念ながら昨年(2022年)より運行区間が短縮され、福光までは行かなくなってしまいました・・・


こちらは北陸のバスの王者と言ってもいい北鉄バスですね。


バス停にはちょっとレトロな雰囲気ですがバスロケーションシステムがあります。
金沢市はバスが発達しているので古くからこういうシステムを整備していたんでしょうね。

ところで、金沢市って昔は北鉄の路面電車が走っていたものの、今は全て廃止されて市内交通は路線バス頼りという状況になっているんですが、都市の規模を考えると軌道系の市内交通がないのは残念ですよね。
一応北鉄石川線と浅野川線という2路線の私鉄路線がありますが、いずれも市中心部へは乗り入れていません。


そして、近江町市場が見えてきました。
金沢駅からは路線バスでアクセスする人も多いでしょうが、徒歩でも行ける範囲なので、私は徒歩で行きました。


こんな地下道がありました。
金沢市って大きな交差点には横断歩道がなくて地下道を使わないといけない場面も多いんですが、その分地下道が発達したんですかね。
慣れないと迷ってしまいがちですが、雨でも濡れないで済むのは地下道のいいところですよね。


地価からも直接近江町市場に入ることが出来るようです。


やってきたのはこちら!
「チャンピオンカレー」というお店で、金沢カレーの元祖のお店なんだそうです。
金沢カレーなら、金沢駅構内にも「ゴーゴーカレー」がありますが、「ゴーゴーカレー」は行ったことがあるので、初めましてとなる「チャンピオンカレー」にしました。


金属の器に盛られて、キャベツが添えられているのは「金沢カレー」の特徴です。
他とは違った個性的な味わいを堪能したら・・・


時間がもう少しあるので市場の方へもお邪魔しました。
多くの人で賑わい活気が溢れていましたね。


ついつい釣られて買ったのはコロッケでした。
それもただのコロッケではなくて、なんと「のどぐろコロッケ」だったのです。
のどぐろは日本海側でよく食べられている魚で、高級魚としても知られていますが、金沢でも名物の1つのような扱いになっていますよね。


割ってみるとこんな感じ
見た目からはのどぐろが入っていることが分かりづらいですが、しっかり味わいは感じられました。

と言った感じでプチ観光を楽しんだら、そろそろ乗り鉄に戻りまして、ここからは北陸本線を普通列車で旅します。


駅へ戻る途中で撮った一枚ですが、バスと鼓門を絡めて撮ることが出来ました。

まずは普通列車で小松へ

それではプチ観光パートをはさみまして、また乗り鉄パートに戻っていきます。


この13時ちょうど発の普通列車で小松へ向かいます。
敦賀まで行くならば福井行きの列車を待った方がいいのですが、小松駅も見たいですし、小松駅では後続の「サンダーバード24号」の通過も見られるのであえてこのような行程にしました。


この521系に乗って小松を目指します。
特急だと大抵の場合1駅の乗車ですが、普通列車だと結構ありましたw


小松に到着しました!
小松というと、建機メーカーの小松製作所か小松空港を思い浮かべると思いますが、皆さんはどれですか?


縦型も忘れずに


高架駅ですが四方を囲われていて薄暗い印象の駅ですね。


ホームは島式と単式の複合2面3線となっており、いわゆる国鉄型配線です。
見た目が新しい駅なので国鉄型配線なのは意外ですが、北陸本線は長らく特急街道であり待避も頻繁である上、当駅折返しの普通列車もあるのでこの形が合理的なんでしょうね。


特急の乗車位置目標です。
ところで、「ビジネスサンダーバード」っていうのは、大阪発金沢行きの1本だけ設定されていた臨時列車で、休み明けとなる月曜日(月曜日が休日の場合は火曜日)のみ設定され、定期の始発列車である「サンダーバード1号」よりも更に早く出発し、北陸地方へ単身赴任している人が週末に大阪の家族を訪ねて、月曜日の朝にこの「ビジネスサンダーバード」に飛び乗れば福井や金沢での出社に間に合うという触れ込みの列車だったようです。
コロナ禍をきっかけに設定されなくなって久しいですが、北陸新幹線敦賀延伸が迫ったこのタイミングでも再設定の話がないということは、このまま自然消滅的に過去帳入りしそうですね。


この乗車位置案内は該当する列車のランプが光って案内するというギミック付きでした。
ところで、2つとも「サンダーバード」みたいですが、なんで2つ用意されているんでしょうか?w


↑ここで後続列車の「サンダーバード24号」の通過です。
この24号は小松を通過しますが、加賀温泉・芦原温泉などは停車するため、速達型とも言えませんが、少し停車駅が少ないタイプの列車となります。


それでは向かいのホームへ移動して乗ってきた列車の編成写真を狙います。
このまま金沢行きとして折り返していくようなのでそれを見送ってから駅の方を見ていくとしましょう。


↑というわけで発車シーンです。


そして、駅を見ていくわけですが、コンコースでは早速新幹線開業をPRする横断幕がありました。


航空自衛隊小松基地の最寄りであることもあって、こんなパネルもありました。
そういえば、小松空港って軍民共用空港であり、小松基地と併設されているんでしたね。


あと、こんなキャラクターのパネルもw
なんで小松で歌舞伎?と思ったら小松は歌舞伎の町なんだとか。


それでは改札を出ました。
特急停車駅であり空港最寄り駅でもあるということで、流石に自動改札完備でした。


きっぷ売り場ですが、券売機には列ができていました。
大荷物の人もいますし、空港からバスでやってきて特急で北陸地方の他の地区へ向かうんですかね?


コンコースも新幹線関連の掲示が多いですね。


既に新幹線乗り場も作られていましたが、ホワイトボードをバリケード代わりにするというw


工事中でごちゃごちゃしているせいかお店の看板もありました。
このまま行けば東口ですが、まずは西口へ向かうことにしました。


ここも新幹線のPRに余念がありませんw


そして、駅前に出てきました。


西口の駅舎です。
最近の新幹線駅ではよくある感じのデザインでしょうか。


西口にはバスロータリーがあるため、こんな案内もありました。


こちらがそのバスロータリーです。
なかなか近未来的なデザインでした。

それでは今度は東口を目指すとしましょう。


というわけで東口です。
新幹線側となるわけですが、洒落たデザインになっていました。


駅前には「コマツの杜」という施設があります。
あの建機メーカーの小松製作所が運営する施設でして・・・


巨大ダンプカーが目玉となっています。
駅前にあって立地もよく、なんと無料で見学できるのでおすすめですよ。

ちなみに、過去に訪問した際のレポートがあるので、よろしければご覧下さい。

それでは小松駅はこれくらいで、また北陸本線の普通列車で旅を続けていくとしましょう。


↑この普通列車福井行きに乗り込んで次は・・・?

普通列車で福井県へ

続いては普通列車福井行きで福井駅へ向かいますが・・・


1駅進んだ粟津駅で一旦降りてしまいました。


その理由ですが、実は当駅で特急退避があります。
しかも、2本連続待避!


↑まず「しらさぎ」が通過して・・・


↑「サンダーバード」も行ったら車内に戻ります。
特急退避ももうすぐで貴重な光景になりわけですが、それも2本連続待避なんて、北陸本線の特急街道っぷりを実感します。

このあとは福井までは待避もなかったので、記事も福井に飛びます。


福井に到着!


ここからは敦賀行き普通列車に乗り換えですが、10分ちょっとの乗り換えで、その間に特急が先行するので、特急を撮りつつ福井駅も軽く見ていきましょう。


やっぱり福井といえば恐竜ですが、こんな記念撮影スポットもありました。


このベンチは敦賀駅にもありましたね。


このオブジェも恐竜の骨がモチーフでしょうか?


驚いたのがこの自販機なんですが、カラーリングからしてコカ・コーラかと思ったらなんと”かに飯”の自販機だったのです。
いろんな自販機がある時代ですが、かに飯まで自販機で売られる時代なんですねぇ~w


発車標ですが、これだけ特急だらけなのもあと僅かの光景ですね。


特急がやってきました!


ちょっと強引ですが駅名標と絡めたり・・・


↑発車を見送りました。

そして、ここからは・・・

普通列車で敦賀へ

乗り継いだ普通列車で敦賀へ向かいます。
意外にもこの区間では待避はなくずっと乗っているだけでしたが、普通列車での北陸トンネル通過はこれが初体験でしたから特急とは違った気がしたようなしないような・・・まあ多分気のせいですがw


途中の駅では新幹線の「越前たけふ駅」の看板があったくらいで、記事は敦賀へ飛びます。


敦賀に到着!
駅の方は今朝も見ていますが、特急の発着をメインに撮影してから折り返したいと思います。
どっちにしても、折返しの普通列車まで少し時間があるんですよね。


乗ってきた521系です。


↑接続する長浜行き普通の発車です。


ところで、昨日の記事で中が気になるといったここですが・・・


柵の隙間から中が見えましたw
もうほとんど完成しているようですね。
動く歩道まで用意されており、在来線との乗り換えの導線もしっかりしているようです。


ところで、この速度制限標識ですが、485系・489系の表記が残っていました!
北陸本線から485系が撤退して15年は経つと思いますが、残っているなんてすごいですね。


「しらさぎ」がやってきました!


新幹線駅舎と絡めて・・・


↑発車は動画でどうぞ


そして、223系新快速です。
敦賀駅は福井県ながら新快速がやってくるので関西という気がしますよね。

ところで、この新快速の入線とほぼ同時に当駅を通過する「サンダーバード」があったんですが、まさかの被られてしまい撮影失敗・・・
敦賀通過シーンを撮ることを当駅での最大の目標としていたといっても過言ではなかったのでこれは大きな失態です・・・
これは再訪フラグですかねw


あと、貨物列車も来ました。
北陸本線は日本海縦貫線の一部を構成する重要なルートであり、貨物列車も頻繁に通ります。


今度は金沢行きの「しらさぎ」です。


↑発車は動画で


後追いで新幹線の高架と絡めてみました。


↑「サンダーバード」も撮ったら折り返しです。

福井行き普通列車に乗りますが、今度も途中での待避はなく福井まで一直線です。

福井を経て芦原温泉へ

というわけで普通列車で福井へ戻りますが、15分ほどの乗り換えのあと芦原温泉行きの普通列車に乗り継いで芦原温泉へ向かいます。


福井に到着!


これも見納めであろう特急の乗車位置案内


ここでも特急を撮ります。


↑発車シーン


↑もう1本特急を撮ったら・・・


この芦原温泉行き普通列車で芦原温泉へ向かいます。
金沢行きまで時間があって、その前に芦原温泉行きがあるので、芦原温泉駅も軽く見学してから金沢行きに乗り換えます。


芦原温泉に到着!


縦型


ホームは島式と単式混合の2面3線となっていますが、元々は2面4線だったのが新幹線の工事で現在の配線になったようです。


温泉駅ということでこんな看板もありました。


↑ここで特急の通過です。


↑乗ってきた普通列車が福井方面へ折り返していきました。


↑続けて「しらさぎ」の入線です。
この時デジカメのバッテリーが切れてしまったためスマホで撮ったんですが、図らずも4K画質になりました。


写真でも撮ります。


あと、この編成の案内ですが・・・


↑該当するところが光るというアナログなギミック付きでした。
こういうの好きなんですよね。


それでは階段を登って外へ出てみることにしましょう。


観光利用が多い駅だろうということで観光客向けの写真パネルもありました。


ですが、改札口は簡易改札機のみでしたw


北陸本線の乗り場案内


みどりの窓口もありました。


運賃表もしっかり記録しておきましょう。


こんな場所がありましたが、新幹線の駅舎へ繋がる通路なんでしょうね。


こんなおしゃれな階段を降りて・・・


駅の入口はこんな仮設感溢れる看板で案内されていました。


暗くて分かりづらいですが、こちらが駅舎のようです。


新幹線の高架橋


内部はこんな感じ
新幹線に合わせて造られただろう通路ですからピカピカですね。


新幹線を歓迎するメッセージボード


このシャッターの向こう側に新幹線の駅が隠されているんでしょうか?


福井ということでやっぱり恐竜w


このまま西口へ抜けられるみたいなのでこのまま行ってみることにします。


階段を降りようとしたらこんな案内がありました。
そういえばこの通路から駅へ入れるような場所がなかったなと思ったんですが、新幹線が開業するまでは駅への出入り口は供用されていないということなんでしょうか?


西口の駅舎です。
こちらの方が立派ですかね。


駅名部分を拡大して


駅前にも新幹線の幟がありました。


駅舎内も高い天井で開放感のある空間でした。


ここにももちろんこれがありました。


あと、フライングしてもう新幹線乗り場の案内が出ていましたw


発車標はLCDですが、北陸本線だけでなく北陸新幹線とバスの案内も出ていました。
考えてみれば新幹線開業後は「ハピラインふくい」に変わるはずなので、北陸本線と北陸新幹線が併記されているのは開業前だけの貴重な光景となりそうです。


中に入ると一気に時代が遡った感じw
ここから先は前々から存在する部分だったんでしょうね。


階段を登れば元の改札口に戻れるようです。

それでは普通列車で今度こそ金沢へ戻ります。

金沢へ戻る

あとは普通列車で金沢へ戻って「ダイナスター」に乗るだけです。


途中の小松では特急待避がありました。


↑大阪行き「サンダーバード」の入線


↑そして、金沢行きの「サンダーバード」の発車

あとは車内に戻って金沢まで一直線です。


金沢に到着!


金沢に降り立って駅前を歩いているとこんな幟を発見!
北陸に来たら1度は海鮮を味わっておきたいということで、夕飯はここで頂くことにしました。


お邪魔したのは「輝らり」という回転寿司のお店です。


のどぐろやガス海老など北陸ならではのネタがたくさんでした。


北陸へ来たら白エビも欠かせませんね。


シメは金沢おでんを頂きました。


食後は腹ごなしも兼ねて撮りバスです。


北鉄バスですが、電車と重複する内灘行きというのもあるんですね。

といったところで、あとは「ダイナスター」に乗って福井へ移動です。

「ダイナスター」に乗る!

いよいよ今日の活動の〆となる特急「ダイナスター」に乗ります。
この「ダイナスター」についてまず解説しておくと、「ダイナスター」は金沢~福井間を結ぶ特急列車で、「サンダーバード」や「しらさぎ」の区間便とも言える存在です。
設定は朝に福井発金沢行きが2本、夜間に金沢発福井行きが2本の2往復で、「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」とは異なり土休日も含めて毎日運転されています。

歴史としては2015年の北陸新幹線金沢延伸に合わせて登場した比較的歴史の浅い列車となっており、特急「はくたか」のうち、早朝・夜間の列車が福井駅発着で運行されていたものを金沢~福井間のみ分離する形で登場した列車です。
そのため、石川県と福井県を結ぶローカルな需要だけでなく、北陸新幹線と接続して福井県と首都圏を結ぶ役割も持っています。

列車名は福井県で有名な恐竜を表す英単語の「ダイナソー」と、地元の期待を込めた「スター」を組み合わせたものとなっています。
停車駅は小松・加賀温泉・芦原温泉・福井となっており、「サンダーバード」「しらさぎ」の一般的な停車駅を踏襲しています。
編成も681系ないし683系の6両編成で指定席・グリーン車もあるなど、「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」とはやや性格が異なる列車と言えます。

そんな「ダイナスター」ですが、北陸新幹線敦賀延伸で運行区間の全区間が新幹線と並行することとなるため2024年3月に新幹線と入れ替わりで廃止される予定となっています。


それではレポート本編に戻りまして発車標です。
実は昨晩乗った「おやすみエクスプレス」と時間帯が近いのでどっちも表示されていますが、一番上の「ダイナスター2号」に乗車します。


乗り場案内にもちゃんと「ダイナスター」が出ていますね。


↑ここで貨物列車の通過です。


ホーム上の発車標です。


ローマ字Ver.


↑動画でもどうぞ


↑そして、「ダイナスター」の入線です。


写真でもどうぞ


駅名標と絡めて


行先表示を撮ったら乗り込みます。
ところで、福井行きの特急というのも「ダイナスター」しかないのでレアですね。

車内ですが、自由席に乗ったこともあってか地元の人が多めの客層でした。
新幹線からの乗り継ぎ組は指定席を取っているんでしょうね。
道中は特段書くこともないので、福井までスキップとしましょうw


福井に到着!
わずか48分の乗車でしたので、あっという間という感じでした。


↑引き上げを撮ったら


外へ出ますが、ここにも新幹線のPRがありました。


新幹線の工事のために在来線の運休が発生するんですね。
そういえば、敦賀駅の手前で特急専用ホームへの分岐線を設置する工事をするとか聞いたことがあるので、その工事ですかね。


駅前に出てきました。
ここは前から大きな駅ですが、新幹線を意識して駅舎を作り直しているので、新幹線駅っぽさはありますね。


福井駅名物のこの恐竜のオブジェを見たらホテルへ向かいます。

といったところで2日目は終了となります。
3日目以降は別記事として追ってレポートしますので、公開までしばらくお待ち下さい。

つづく

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つばめ501号(管理人) について

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