今回は特急「鎌倉」に乗りに行きがてら、三崎まぐろを食べに行ってきました。
「鎌倉」と三崎まぐろという組み合わせは謎だと思われるかもしれませんが、普通に鎌倉観光をするとしたら連休中日にあたって混んでいるわけで、それだったら最近ご無沙汰だった三崎まぐろを味わおうということになりました。
本日の行程
というわけで行程の説明です。
まずは吉川美南駅から特急「鎌倉」に乗車し鎌倉駅まで移動後、京浜急行バスで金沢八景へ、そこから京急線で三崎口へ行ったら京浜急行バスに乗り継いで城ヶ島へ渡ったらそこで三崎まぐろを頂き、またバスと電車で折り返して来て、鎌倉から特急「鎌倉」で吉川美南まで戻ってゴールとなります。
ようするに「鎌倉」に1往復乗るついでに京浜急行バスに乗りバスしつつ三崎まぐろを食べに行くという感じです。
特急「鎌倉」に乗る
それでは早速本編です。
まずはこの記事のメインとも言える特急「鎌倉」に乗りますが、先にその解説から入っていきましょう。
「鎌倉」は吉川美南~鎌倉間を武蔵野線・東海道線・横須賀線経由で結ぶ特急列車であり、前身となる「ホリデー快速鎌倉」を特急化した列車と言えます。
運行は土休日を中心としており、いわゆる行楽列車の1つですが、運行頻度は高いため準定期列車といってもいい存在ですね。
その歴史は1990年に「ホリデー快速鎌倉」として運行が始まりますが、当初は小山~鎌倉間での運行でした。
大宮までの運行に短縮されたり、逆に高崎発になったりという変遷もありつつ2011年からは南越谷駅発着に変更されました。
これは湘南新宿ラインの開業で小山や大宮から鎌倉が直結されるようになり、行楽需要に対しても普通列車のグリーン車で対応できるということから大宮駅よりも東武伊勢崎線との接続駅である南越谷駅に乗り入れる方が意義が大きいという判断だったのでしょうね。
2013年秋からは使用車種が183系か185系となり、当時は快速扱いだったので乗車券のみで特急型車両に乗れるという乗り得列車となりました。
2018年夏季より185系での運行を終了してE257系での運行となるとともに、自由席の設定がなくなって全車指定席となり、乗車券のみでの利用はできなくなりました。
ちなみに、185系時代にも乗りに行ったことがありました。
また、2021年秋からは始発を南越谷駅から吉川美南駅に変更となりました。
そして2022年秋より種別を特急に変更の上で列車名も「鎌倉」となりました。
近年は客単価アップを狙っているのか従来は快速として運行されていた臨時列車が特急格上げされる傾向がありますが、「鎌倉」もその1つですね。
そんな「鎌倉」ですが、2024年3月のダイヤ改正より使用車種がE653系に変更されるというアナウンスがありまして、E257系での運行は終了する見込みとなったことから今回乗りに行きました。
また、特急格上げ後の変化も見てみたいですね。
それでは解説はコレくらいで本編に入っていくとしましょう。
幕はシンプルに「特急」とだけ・・・w
柔軟に内容を変更できる電光掲示板ですし、「鎌倉」は運行頻度も高いですし、行先のデータを用意してくれてもいい気もします。
一旦コンコースへ上がりまして発車標です。
列車名が行先そのものなので分かりやすいですねw
「鎌倉」のポスターがありました。
当駅を発着する特急としては運行頻度がもっとも高い列車でしょうし、当駅としてもPRしたいんでしょうね。
E653系に変わることもアピールされていました。
使用車種を気にするなんて鉄道マニアくらいのものかと思いきや、E653系になることでグリーン車も着くわけで、多少お金を足しても快適に移動したいという層にとってはメリットですよね。
両数も現行の5両から2両増えて7両となるわけですから、輸送力もアップしますし、「鎌倉」はそれだけ需要が多い列車ということでしょうか。
車内はガラガラで、やっぱり特急格上げで割高感が出て利用者が離れているのかなとも思いましたが、そもそも吉川美南から乗る人は少数派でしょうし、これからどんどん乗ってくるんでしょうね。
吉川美南駅自体は2012年に開業したまだまだ新しい駅ですが、利用者数でいうと武蔵野線で最も少ないそうですからここから乗る人が少ないのも納得ですね。
となるとなんでわざわざ「鎌倉」を当駅始発で運行しているのかということですが、恐らくはかつての「ホリデー快速鎌倉」が長らくそうだったように、南越谷駅を起終点とする場合、南越谷駅での折り返しが出来ないために短時間の停車時間しか確保できず慌ただしい運行となるのに対して、吉川美南駅ならば中線があって長い時間停車させても問題ないですし、そのまま折り返しも出来て運行上のメリットが大きいために当駅始発としているのだと思います。
ここ最近の武蔵野線内を発着する臨時列車の多くは吉川美南駅発着なので、折り返しがしやすいメリットから選ばれているんでしょうね。
記事にした中では「武蔵野・青梅奥多摩号」とかがそうですね。
↑毎度恒例ですが車窓をどうぞ
それでは発車です。
快速時代は越谷レイクタウンにも停まっていたようですが特急格上げで停車駅から外れて次は南越谷駅です。
ここからはそこそこの乗車がありまして、続いては武蔵浦和です。
ここも快速時代は南浦和にも停車していたのが、特急格上げで停車駅から外れました。
京浜東北線からの乗り継ぎは無視する形ですが、埼京線との接続駅である武蔵浦和には引き続き停車しており、この差は何なんでしょうw
まあ、仮にも特急料金を徴収する以上は連続停車は避けたかったんでしょうけどね。
その次は北朝霞に停車です。
ここは東武東上線との乗換駅であり、ここが一番利用者が多かった気がします。
続いて新秋津ですが、快速時代は途中にある新座と東所沢にも停車しており、4駅連続停車となっていました。
そんな新秋津も過ぎて続いては西国分寺です。
これで武蔵野線内の停車駅はおしまいで、あとは横浜までノンストップです。
ここまでで座席の半分以上は埋まっており、連休ということを考えてもかなりいい乗車率だともいました。
特急格上げで利用者が離れているかと思いきや全然そんなことはなさそうでした。
これはE653系に置き換えて輸送力を増やそうというのも納得ですね。
そして、一般の旅客列車では終点となる府中本町を通過するといよいよ「鎌倉」の最大のお楽しみとも言える区間に入ります。
それは「武蔵野南線」を走るということです。
「武蔵野南線」とは通称であり、正式には武蔵野線の一部となります。
武蔵野南線と呼ばれるのは府中本町~鶴見間であり、この区間は普段は貨物列車のみが走る区間となっていて、一般の路線図には載っていないという事情もあって、武蔵野線をよく利用するという方でも存在を知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。
なので、通常は乗車することが出来ない路線ということになりますが、「鎌倉」を始めとした臨時列車の中にはこの区間を走行する列車も存在しており、この中では「鎌倉」が最も運行頻度が高く、武蔵野南線を乗車するにはうってつけの列車というわけです。
まあ、武蔵野南線は大半がトンネルなので、あまり景色を楽しめる路線ではないんですけどねw
そんな武蔵野南線を抜けると新川崎駅付近に出てきます。
府中本町から新川崎なんて、一般の列車では直通できないので、まるでワープしてきたみたいです。
あとは横須賀線・湘南新宿ラインの線路に沿って鶴見駅付近まで行きます。
走る線路こそ別ですが、景色は横須賀線や湘南新宿ラインの列車からも見えますね。
鶴見駅では乗務員交代のため停車しますが、ホームはない場所に停車するので変な感じです。
京浜東北線と並走しつつ横浜駅に滑り込みます。
ここで降りる人もちらほらいましたが、武蔵野線沿線から横浜駅へ直通できるのも「鎌倉」のメリットですからね。
そんな横浜を出ると次は北鎌倉です。
快速時代は停車していた大船駅は通過となっていましたが・・・
運転停車していましたw
特急に格上げするにあたって見た目上の停車駅を減らしたいということで通過にしたんでしょうが、どうせ運転停車するならば客扱いすれば良いのにw
大船駅からは湘南モノレールが出ていて、江の島方面へも抜けられるので、観光利用も見込めると思うんですけどね。
ここからは(正式名称としての)横須賀線に入り、北鎌倉駅に停車します。
周辺には円覚寺・建長寺といった有名なお寺があることもあってここで降りる観光客も多かったですね。
そういえば、鉄道唱歌の歌詞にも円覚寺と建長寺が出てきていましたね。
そして、終点の鎌倉に到着です。
当駅は1面2線のシンプルな構造であり、かつ折り返しが出来ない構造なので、到着した列車はそのまま逗子駅へ向けて進むしかないわけですが、この区間は横須賀線だけでなく湘南新宿ラインも走っているので速やかにホームを空けないと後続列車の迷惑になってしまうなど、終着駅とするには適しているとは言えないため、「鎌倉」も車内確認が終わったら速やかに引き上げていきます。
↑そして引き上げです。
コンコースへ降りてくるとこんな場所がありました。
前に訪れたときにはなかったと記憶していますが、どうやらスーツケースを引いている人のためのスロープということのようです。
さて、この後は路線バスで金沢八景へ抜ける予定だったのですが・・・
マニア席のないバスが来たので計画変更して電車で三崎へ向かうことにしました。
実はこの金沢八景行きのバスは別件で乗ったことがあり、今回は前面展望の撮影が目的だったので、マニア席のないバスなら乗る意味がないという状態だったのです。
↑ホームで電車を待っていると「鎌倉」に使われた車両が回送で通過していくシーンに遭遇しました。
一度逗子へ回送された後、折り返して大船で折り返し運行まで待機するようですね。
マグロを求めて三崎へ
このあとは「鎌倉」の折り返しまでの空き時間を利用して三崎へマグロを食べに行きます。
普通に鎌倉観光をすることも考えましたが、どうせ連休中で混んでいるだろうし、三崎まぐろもご無沙汰していたのでこの機会に食べに行くことにしました。
前回食べに行ったのは、2022年のことだったので、約2年も食べていませんでした。
というわけでまずは横須賀線の終点である久里浜まで来ました。
今回は首都圏周辺のJR線が乗り放題の「休日おでかけパス」を使っているので、久里浜までは実質タダなんですよね。
徒歩で隣接する京急久里浜駅へ移動しました。
三崎へはJRだけでは行けないのでここからは別料金ですw
この特急三崎口行きに乗ります。
少し前まで京急の特急は朝夕しか走らないレア種別でしたが、今は日中でも普通に見られるようになりましたね。
ちなみに、この列車は京急久里浜始発三崎口行きなのですが、特急も快特も久里浜線内は各駅停車となるので、特急なのに1駅も通過しませんw
三浦海岸駅付近では沿線に咲き誇る河津桜が見頃でした。
アナウンスでも紹介されていて観光気分が盛り上がりました。
そして三崎口です。
三崎まぐろきっぷの旅ではよく利用される駅であり、駅名標も「三崎マグロ駅」となっていたりと、既にマグロをプッシュし始めていますw
ここから先は鉄道が通っていないため京浜急行バスに乗り換えですが、駅前はすごいことになっていました。
といいますのも、歩道を埋め尽くす勢いでバス待ちの行列が出来ていて、これは次のバスには乗れないのではないかと心配になっていました。
金沢八景へバスで抜けるルートを取りやめたことで予定よりは早く三崎口に到着できているものの、なるべくなら次のバスに乗ってしまいたいところです。
結局、なんとか乗ることは出来ましたが都会の通勤ラッシュ並みの超満員のバスに揺られることになりました。
人が多ければ車も多く渋滞していたので、私は辛うじて座れましたが、立っている人は辛そうでしたね。
そんな状態でしたのでバスの写真を撮る余裕もなく乗り込んだわけです。
ようやく超満員のバスから開放されてやってきたのは城ヶ島です。
城ヶ島へは橋がかかっているため陸路でも渡ることが出来ますし、この三9系統など路線バスも乗り入れています。
ただ、本数は30分に1本程度なので、これに乗れなかったら30分もロスしてしまうということで、なるべくなら乗ってしまいたかったというのがありました。
ちなみに、三崎港でほとんど降りてしまうだろうという予測は外れて大半が城ヶ島まで乗っていたので、城ヶ島までずっと超満員でしたw
前回来た時はガラガラといってもいいくらいだったので、やっぱり連休となるとすごいですね。
まずは腹ごしらえということで店を探そうとするも、目の前にあったのでとりあえず入店しました。
色々見て回ってから決めてもよかったんですが、バスの混雑を見るに飲食店も混み合う可能性が高そうですし、入れそうなお店にさっさと入ってしまうのが得策だと判断したのです。
これで入店待ちで時間をロスするのは避けたかったですしね。
入店した「いけだ」で注文したのはまぐろ二色丼でした。
やっぱり三崎で食べるマグロは一味違うなと舌鼓を打ちましたね。
食後会計をする頃には入店待ちが発生していたので、まっ先に目についたお店にさっさと入店する戦法は正しかったようです。
食後は腹ごなしを兼ねて海沿いに行ってみました。
ここは前回城ヶ島へ来た時も見た場所ですが、全然変わっていないようです。
遠目に富士山も見たらあとはバス停で大人しくしています。
というのも復路では前面展望を楽しみたいと思っており、となるとなるべく早く、できれば最前列で並んで乗り込む必要があることと、城ヶ島で食事をして、バスで三崎港の方へ戻るという利用者も多いようで、バス停に並ぶ人も多かったので、早めに並んでおこうというわけです。
ただ、この日は三崎地区全体で道路混雑が激しいようで、時刻表などあってないようなもので、20分~30分の遅延は当たり前でした。
やっとバスが来たと思ったら2台続けてきました。
1台目は時刻表にもある所定のバスだったようですが、2台目は続行便として臨時で運行されていたものらしく、2台目は到着後回送としてどこかへ行ってしまいました。
そして、1台目はマニア席がないタイプなのでこれは見送りですね。
このように運行が不安定な上に30分のロスになるので正直悩みましたが、予定より早い便で到着した上に入店待ちもなくスムーズに食事ができたおかげで時間が余っていて、このバスに乗って鎌倉へ戻っても暇になりそうだったということで、見送ることにしました。
続けてやってきたのはオープントップバスでした。
こちらは観光用のアトラクション的な位置づけとなっていて、路線バス扱いではないものの京浜急行バスが運行しています。
↑転回の様子は動画でどうぞ
続いてやってきたバスはマニア席があるタイプのようですから、これに乗って三崎口駅へ戻るとしましょう。
↑というわけで前面展望です。
やはり渋滞する場面も多かったですが、連休中の三浦市内はこんな感じだという記録だと思えばw
ところで、こんなバスを目撃しました。
最近広まりつつあるグリーンスローモビリティってやつですかね。
三崎口駅からは京急の電車に乗り換えです。
↑河津桜の景色がキレイだということで、1区間だけですが前面展望を撮りました。
↑これは発車シーンを撮ってから行くことにしました。
コンコースを歩いているとこんなポスターが目に入ってきました。
マグロ天カレーそば・うどんという情報量の多い内容ですが、期間限定という言葉に弱いのと、城ヶ島で頂いたマグロ丼は美味しかったもののボリューム的にはちょっと物足りなかったこともあって食べていくことにしましたw
というわけで実物がこちらです。
カレーそばにマグロの天ぷらが乗っているわけですが、カレーのコクもしっかりしていて、駅そばと侮るなかれというクオリティだと思いました。
期間限定と言わずにずっと販売すれば良いのにとも思いましたね。
まあ、”えきめんや”は普段の私の行動範囲にはないので、そうそう食べには来られないんですけどw
そしてJR久里浜駅へ移動してきました。
京急に比べるとコンパクトな駅ですね。
E5系塗装のモーターカーもいました。
そして、やってきたE235系に揺られて鎌倉へ向かいます。
逗子で乗り換えのパターンが多い中、この列車は直通してくれるので便利です。
逗子では付属編成を連結するというイベントがありましたのでこれはホームに出て見学です。
E217系での連結は撮影していますが、E235系は初めてですしね。
↑というわけで動画をどうぞ
ところで、発車標では当駅で切り離して11両になる列車をこのように表現するんですね。
どのみち利用できるのは11両だけなのだから11両と案内してもよさそうですが、それだと停止位置が違ってきてしまうためにより正確さを期してということなんでしょうか。
あとは1区間乗って鎌倉駅です。
しかし、帰りの特急まではまだ1時間はあります。
なので・・・
ちょっと寄り道
というわけで寄り道です。
といっても、1時間なので他の場所へ移動するのは厳しいので、あくまで鎌倉駅周辺ですけどね。
まずは鎌倉駅付近にある「置石」でソフトクリームを頂きました。
この「置石」はあの有名な豊島屋が経営しており、”あのお菓子”の粉末を練り込んでいる「置石ミックス」というソフトクリームで、知る人ぞ知る鎌倉名物となっています。
以前にも記事で取り上げたことがありますが、気に入っていて鎌倉へ行った時は時間を見つけて食べに行っていたりします。
寒空の下でのソフトクリームは寒いというのはありますが、店先に暖房器具を置いてくれていたので、意外と寒くなかったです。
こちらは鶴岡八幡宮の二の鳥居です。
鶴岡八幡宮は鎌倉観光の中心的存在のスポットであり、多くの人が参拝しますが、実は私はまだ行ったことがありません。
ちょうど行って帰ってくるくらいの時間はあるので行ってみることにしました。
若宮大路を進んで三の鳥居まで来ました。
ここまでは車道がありますが、ここから先は境内となるため車両は進めません。
右手には島のような場所がありますが、こちらは旗上弁財天社という境内社なんだとか。
本殿の前で1枚撮ったらいよいよ参拝です。
これより奥は撮影ができないようなので写真でのご紹介はここまでですが、初詣客で賑わう三が日並の混雑ぶりでした。
私も参拝を済ませたらあとは駅へ戻ります。
所要時間を考えればちょうどいい塩梅で時間も潰れました。
といったところで寄り道はこれくらいで、あとは「鎌倉」に乗って帰路に就きます。
「鎌倉」で帰路に就く
ここからは復路編です。
いきなり発車標ですが、E257系のイラストも着いていますね。
微妙に似ていない気もしますが、限られたドット数で再現しているんでしょうし、そこはご愛嬌ということでw
ホーム上を見ると「鎌倉」の乗車位置案内がありました。
臨時列車ではありますが運行頻度が多いので、ちゃんと用意されているんですね。
あと、こんな停止位置目標もありました。
「逗子ライナー」というのは恐らくかつてあった「おはようライナー逗子」「ホームライナー逗子」のことだと思いますが、廃止は2015年のことなので、もう9年も前の列車のものが残っていることになりますね。
さて、あとは「鎌倉」を待つだけですが・・・
↑E257系の回送が通過しました。
大船から一度逗子へ持っていてから折り返して来るという、往路の逆をやっているわけですが、やっぱり非効率な運行ですよね。
まあ、逗子も長時間停車させておく余裕はないんでしょうけども。
↑暇つぶしにE235系の入線を撮りました。
↑そして、「鎌倉」の入線です。
写真でも撮りますが、発車ギリギリの入線なのですぐに乗り込まないと乗り遅れてしまいます。
なのでさっさと乗り込んで席に座りました。
まだ明るい時間帯ですが、吉川美南に着く頃にはすっかり日没となっているでしょうから、車窓動画は撮らないことにしました。
夏場なら行けるでしょうが、これは時期が悪かったですね。
まあ、E653系による運行が始まったらまた乗りに行くでしょうし、その時は夏に乗りに行くことにしましょう。
車内ですが、既に座席の半分近くは埋まっていて、相変わらず乗車率は高そうでした。
続いて停車する北鎌倉でも乗ってきて空席はわずかという具合になりました。
往路同様になかなかの乗車率であり、これはE653系投入も頷けますね。
停車駅も往路と同様であり、特段書くこともないですが、横浜駅では「品川、東京方面へは参りません」と念を入れて案内していたのが印象的でしたね。
車両が「踊り子」と同じですし、上りで横浜駅から乗る人は僅少であろうことを考えても念には念を入れてということなんでしょうか。
横浜駅を出てしばらく進むと鶴見駅付近でこんな看板が目に入りました。
東海道線などに乗ると目につく看板で、気になっている人も多いと思いますが、私も前々から気になっていたものの写真に撮ったのはこれが初めてでした。
とりあえずJRに対して騒音や振動についての苦情を申し立てる内容ですが、なんとこれを設置しているのは鶴見神社という神社のようです。
国鉄ではなくてJRとなっているので、国鉄分割民営化以降に設置されたんだろうなと思っていましたが、ネットで入手した断片的な情報ではそんなに古いものではないようです。
線路脇という立地なので騒音や振動は確かにあると思いますが、神社は生活の場というわけではないですし、ここに線路が通ったのは明治時代の話でしょうから、今さら騒ぐのもどうなんだという気もします。
Googleマップの口コミもこの看板を理由に神社を叩くコメントも多くあったので、イメージダウンになっているだけだと思うんですけどね。
しかも、隣にはちゃっかりお祭りの宣伝をしているというw
JRに文句を言いつつ、JRの利用者に向けて宣伝もするというダブスタw
鶴見川を渡ったら東海道線の本線とは離れていきます。
あとは新川崎駅付近からは武蔵野線に入っていきます。
だんだん暗くなってきたので車窓はこれくらいで切り上げようと思いますが、月が綺麗に出ていたのでこれだけ撮りました。
西国分寺を出るとあとはこまめに停車していきますが、停車駅ごとにどんどん降りていき、最後まで乗り通したのは私を含めても両手で足りる程度でした。
やっぱり吉川美南は折り返しの都合で乗り入れているという意味合いが強いんでしょうね。
あとは引き上げでも見送ろうかなと思いましたが、考えてみれば「武蔵野・青梅奥多摩号」のときも同じ車両で吉川美南にやってきていて、その時もここで引き上げを撮っていたので今回はいいかと思ってこれにて撤収しました。
というわけで記事はこれにて〆ようと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回ですが、東京都内での単発ネタがあるので、その記事でお会いしましょう。
それでは!
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