「新宿さざなみ」で房総へ

今回は特急「新宿さざなみ」で房総半島は館山へ出かけました。
基本的に乗り鉄旅なので観光要素はありませんw
日帰りの活動であり、ほぼ「新宿さざなみ」に乗るだけの活動なのでまえおきは短めにしておきましょう。
なお、活動は2020年12月のことであり、記事の執筆が遅れているものです。

今回の活動内容

今回はまず新宿駅から特急「新宿さざなみ」で館山まで行き、一旦普通列車で木更津まで1往復してから、「新宿さざなみ」で新宿に戻ってくるというシンプルな活動内容です。
館山~木更津間を普通列車で1往復するのは、209系による普通列車に乗っておこうという理由であり、以前の活動で内房線・外房線で房総半島を1周するのはやっているんですが、館山から先は当時走っていた特別快速に乗ってしまったのでこの区間の209系には乗っていなかったわけです。

「新宿さざなみ」とは

まずは新宿駅から「新宿さざなみ」に乗車するわけですが、最初に「新宿さざなみ」について解説を入れることとしましょう。
「新宿さざなみ」は土日祝を中心に運転される臨時列車ですが、土日祝であればほぼ必ず運転されているため、休日のみ運転の定期列車という方が実情に近いでしょうか。
元々は東京駅~蘇我駅~館山駅間を京葉線・内房線経由で結ぶ「さざなみ」がメインの列車で、それの新宿発着版として「新宿さざなみ」が設定されましたが、東京湾アクアラインが開通するとアクアライン経由の高速バスに所要時間・運賃面でも太刀打ちができなくなり、「さざなみ」は利用者を奪われる形で減便を余儀なくされ、ついに2015年春のダイヤ改正で定期列車は東京~君津間に短縮の上、朝に君津→東京の上り列車、夕方に東京→君津の下り列車のみとなり、更に土日の運転を中止するなど、ホームライナーに近い通勤特急となりました。

一方、その新宿発着版となる「新宿さざなみ」では東京駅発着の「さざなみ」よりは需要が多いようで、観光需要の増える土日祝限定とはなりましたが運行が続けられています。
東京駅発着だとあの遠い京葉線地下ホームまで行かないといけないのが、新宿駅ならば他の路線との乗り換えが便利だということもありそうですね。
運行経路ですが、新宿から御茶ノ水までは中央快速線の線路を走り、御茶ノ水からは中央・総武緩行線の線路、錦糸町からは総武快速線の線路を走り、千葉から外房線、蘇我から内房線に入っていきます。
新宿~千葉間は、千葉発着の「あずさ」や、かつて走っていた「ホームライナー千葉」の新宿始発の便と同じルートですね。
また、姉妹列車として外房線方面の「新宿わかしお」も
存在しており、こちらも新宿~蘇我間のルートは同じです。

そして、停車駅ですが、新宿を出ると秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・蘇我・五井・木更津・君津・浜金谷・保田・岩井・富浦・館山と停車していきます。

「新宿さざなみ」で新宿から館山へ

それではいよいよ本編開始です。


まずは発車標ですね。
中央線特急と同じホームから発車するので、「あずさ」と仲良く並んでいます。


英語バージョン


ホーム上の発車標です。
今回乗るのは2本設定されている「新宿さざなみ」のうち、2本目となる9時08分発の「新宿さざなみ3号」です。
ちなみに、もう1本は7時50分発の「新宿さざなみ1号」です。


こちらも英語バージョン


↑そして、いよいよ「新宿さざなみ」が入線してきます。


使用車種は原則としてE257系の房総仕様である500番台が充当されます。
特に利用者が多くなる繁忙期には255系の9両編成という場合もあるようですが、通常は5両編成と首都圏を発着する特急にしては短編成ですね。


先頭部の列車名表示


ホームの発車標と絡めてみました。


方向幕です。


英語バージョン


最後尾側も撮ったら乗り込みます。

この旅の時点ではまだ緊急事態宣言は出ていませんでしたし、ギリギリGO TO トラベルキャンペーンも継続されていた時期でしたが、それでも増え続ける感染者で行楽を控える人が多かったのか車内はガラガラでした。
そのまま発車時刻となりました。


中央快速線の線路を進みます。
首都高速4号新宿線が並走する区間ですね。


↑御茶ノ水付近では総武緩行線の線路に転線しますが、その模様は動画でどうぞ

そして、電器屋や萌えな看板が多く見えてきて秋葉原に到着です。
ここでもいくらか乗車がありますが、想像していたものに比べると全然乗ってこない・・・
音鉄的には空いているのはすなわち静かな車内が約束されるということなのでありがたいんですがJRの経営が心配になってしまいます・・・


再び首都高と交差します。
暫く進むと地下から総武快速線の線路が出てきて錦糸町です。
ここでも若干乗ってきますが流石に降りる人はいないようです。


↑錦糸町付近では総武緩行線から総武快速線へ転線します。


首都高中央環状線と交差して、これで最後の首都高との交差です。

総武快速線を快調に走ります。快速だと停車する新小岩・市川も通過して船橋です。
船橋は千葉県内第二の都市で、東武野田線や京成線とも乗り換え可能な駅ですが、ここも乗ってくるのは若干名。
その次の津田沼は「ホームライナー千葉」は停車していましたが、「あずさ」や「しおさい」など他の特急は原則通過していた駅なので、止まる意義がよく分かりませんが、新京成線からの乗り換え客を期待しての停車なんでしょうか。


千葉駅手前の幕張車両センターでは、今度デビューする新型車両「E131系」が見えました。
このE131系がデビューすると、内房線・外房線の末端部では209系の運用は著しく減ることが見込まれたため、今回木更津~館山間で209系に乗りたいという欲求が生じ、ならば乗ったことがない「新宿さざなみ」を使ってみようということで今回の遠征を決めました。

そして、お次は千葉県を代表するターミナル駅、千葉駅です。
ここでは降りる人も乗る人もそこそこいて、このあとは外房線に入ります。
新宿から千葉だと快速で直通できないので特急料金を払っても乗りたい人が一定数いるのかもしれませんね。
実は千葉~蘇我間は正式には外房線でして、内房線の列車も普通に乗り入れているため、千葉~蘇我間は内房線なのか外房線なのかたまに分からなくなりますw

蘇我では京葉線と外房線の乗換駅ですが、ここはそれほど乗り降りはなかった印象です。
ここからがいよいよ内房線となり、快速も巌根以外は全部停まるというやる気のない区間に入っていくので、ここが一番特急らしさを感じられる区間かもしれません。

内房線に入って最初の停車駅は五井です。
五井は市原市の代表駅であるとともに小湊鉄道線の乗換駅であり、乗り鉄的にも首都圏から小湊鐵道に乗ろうと思ったら、五井駅が玄関口になりますからこの「新宿さざなみ」は使える列車と言えますね。

続いての停車駅は木更津です。こちらも久留里線乗換駅なので、乗り鉄的には利用機会の多い駅ですが、かつてキハ30・37・38系がいた頃ならともかく、今はキハE130系になってしまったので、昔ほどは注目される路線ではないですかね。
このあたりで車内はだいぶ空いてきましたが、ここから先はそもそもあまり利用者がいない区間ですしね。

木更津の次は1駅も通過せずに君津駅です。
君津は総武快速線・京葉線からの直通列車が入線する内房線で最南端の駅となり、ここより先は千葉か木更津を発着するローカル列車か、今乗っている「新宿さざなみ」しか列車のラインナップはありません。
つまりは君津以南では「新宿さざなみ」が唯一の都内直通列車であり、かつ特急列車ということになりますね。


このあたりまで来ると車窓には東京湾が見えてきます。


漁港が見えてきました。


東京湾を隔てて東京・神奈川方面が見えていますね。


いかにも観光地っぽいお店が出てきました。
列車旅だと見るだけで立ち寄ることは出来ませんが、行楽的な雰囲気を盛り上げてくれますね。


フェリーが見えました。


そして、列車は浜金谷に到着です。


ここからは東京湾フェリーが出ていて、三浦半島の久里浜まで結ばれています。
さっき見たフェリーも東京湾フェリーだったようですね。

その先は保田、岩井、富浦と進み終点の館山です。
このあたりまで来るとフェリーも含めた接続路線も特に無い駅も特急停車駅となっていますが、ただでさえ沿線人口が少ない区間になるので、少しでも需要がありそうな駅は特急停車駅ということにしているんですかね。
ここまで来るとほとんどの利用者は館山まで行く人たちのようで、途中停車駅での乗降は殆ど見られませんでした。
そして、終点館山に到着です。

館山駅

終点館山に到着です。ここでは時間もありますし、改札外へ出るのは初めてのことですので駅取材をしたいと思います。


E257系の顔出しパネルがありました。


そして、改札を出ます。
いつもなら駅名標やらホームやらから始めるところですが、構内だけは以前にも見たことがあったのでこのような形になりました。
なお、あとで構内の撮影もちゃんとしていますのでご安心を。


改札口のすぐ脇にNewDaysがあるのは珍しいですよね。


コンコースです。
当駅は橋上駅舎であり、改札の先は自由通路になっています。


館山駅開業100周年記念ロゴ


ベンチがありましたが、凝ったデザインですね。


キャラクターのパネルがありました。
「戦翼のシグルドリーヴァ」というアニメのキャラみたいです。


一旦外へ出るべくコンコースを進みます。


跨線橋の窓から構内が見えました。
ちょうど209系が入線してきていましたが、ウネウネしているのがなんかいいですね。


まずは西口から見ていきましょう。
西口の看板も観光地らしいおしゃれなデザインですね。


階段を降りていきます。


駅前へ出ました。
歩道の装飾といい、建物のデザインといい観光地らしさが出ていますね。


街灯までこの通り!


ここの屋根もよく雰囲気にマッチしていますね。


駅舎はよく見ると薄っぺらいw


駅名の看板はタイル張りのようなデザインでした。


普通の駅名もありました。


テーマパークとかで使われてそうなデザインの街灯ですね。


これもよく見ると周辺案内図でした。


駅前広場も南国チックな雰囲気です。


駅舎も観光施設みたいですよね。


それでは階段を登って中に入ります。
今度は自由通路を通って東口へ行ってみましょう。


東口の看板も西口同様のデザインでした。


この照明もオシャレですね。


階段を降りるとこんなお店があります。
このお店は「マリン」という売店と食堂を兼ねたお店です。


この「マリン」では、館山駅の名物駅弁「クジラ弁当」を調製していることで知られています。
今やクジラなんてなかなか食べる機会がありませんしね。ぜひとも食べてみたいものです。


駅前ロータリーの中央にも南国っぽい木が立っていました。


意外と背の高い建物も多いんですね。


あのカラフルな三角屋根はなんと交番のようです。
その隣にはバス乗り場もあります。


日東交通の路線バスがいました。


JRバス関東も来ました。


そして、駅舎です
西口のものよりも大きな駅舎ですね。


看板のデザインは西口同様のようです。


驚いたのがバルコニーまであったことです。


しかも、結構広いです。


ここからは駅前ロータリーを一望できました。


奥にはバスの車庫も見えますね。
あれはJRバス関東の館山支店です。


それではそろそろ次の列車に乗りたいと思います。
次は普通列車木更津行きとなります。
今度の改正より、木更津以南の普通列車の多くがE131系に置き換えられるみたいですので、その前に209系による普通列車に乗っておこうというわけです。


ここに来てようやく駅名標ですw


縦型


名所案内もありました。
観光地らしくたくさんの名所が載っています。


内房線はほとんどの列車が当駅で系統分断されており、木更津方面と安房鴨川方面の列車はこのように対面乗り換えが出来るようになっています。


乗るのは木更津行きです。

木更津まで1往復

それではここから木更津まで普通列車で1往復です。
このあたりのローカルな雰囲気からすると113系あたりがお似合いの景色ですが、209系も都心部では見かける機会がかなり少なくなってきたレア車となりつつありますよね。
車窓なんかかは先程のリプレイになるので特に書くことはないのですが、やはり特急とは客層がかなり変わり、地元の人と思われる人たちが多く乗ってきていました。
ローカル線の雰囲気を味わうにはやっぱり普通列車が一番ですよね。


君津駅ではしばらく停車時間があります。
あと1駅で終点の木更津なのでもどかしい気もしますが、実はこれ、当駅始発の快速列車を先に発車させるためであり、木更津へ急ぐ人は快速に乗り換えることで少しだけ早く到着できます。
といっても、木更津までは1駅しかないし、それならば普通列車を木更津まで先行させるダイヤでもいい気がするんですが、木更津駅のホームに余裕がないために君津駅で快速を先行させるダイヤにしているとか聞いたことがあります。


隣のホームからE217系快速が先行します。
こちらもE235系の投入開始で徐々に数を減らしていく存在ですし、機会があるときには記録していきたいですね。


↑というわけで発車シーンを撮りました。

そして、元の普通列車に戻ります。
ほとんどは快速に乗り換えてしまったようで、車内はがらがらになっていました。


木更津に到着ですが、ここで予想外のものを発見しました。
これは2017年に廃止された東京~館山間の特別快速の停止位置目標のようですが、廃止から3年を経てもまだ残っていたんですね。

木更津駅は以前にも訪れていて取材も済んでいるのでここではあえて撮影しませんが、いくつか気になったものをピックアップしたいと思います。


そうそう、駅ピアノがありました。


あと、ここは羽田空港へアプローチする飛行機のルート直下にあり、飛行機が頻繁に通ります。

ここではしばらくの待ち時間の後で再び館山へ折り返します。
ここの往復は普通にSuicaなのですが、一気に残高が減りましたw

復路も往路同様に君津で停車時間があってそこで快速の到着を待つダイヤです。


↑というわけでE217系快速の君津駅入線シーンです。


そして、館山に戻ってきました。

2度目の館山駅

2度目の館山駅ですが、ここでは列車関係を中心にいくつか撮りたいと思います。


再び209系の並びです。
これこそ館山駅らしい光景と言えますかね。


駅名標と絡めてみました。


↑209系の発車シーン


「B.B.BASE」専用のゲートがあるようですね。


普通列車とB.B.BASEの乗車位置案内がありました。


そして、特急の乗車位置案内

この後は私が乗る「新宿さざなみ4号」の1本前の「新宿さざなみ2号」が入ってくるのでそれを撮影したら一旦外へ出て小休止としたいと思います。


↑「新宿さざなみ」の入線です。


往路ではほとんど撮影しなかった分、ここでしっかり撮影しておきます。


209系との並び


行先表示


英語バージョン


反対側から


続いて209系との並び


ホームを移動してもう1枚


先頭部の列車名表示

島式ホームへ移動してから発車の時を待ちます。


↑というわけで発車シーンです。

それでは一旦外へ出ます。
ここで時間があるので寄り道します。
それは・・・


先ほど紹介した「マリン」で提供される「クジラ丼」です。


このクジラ丼、実は2層構造になっていて、上に乗っているクジラの大和煮だけでなく、その下にはクジラのそぼろが隠されており、2つの味を楽しむことが出来ます。
今やクジラは希少食材ながら1000円という比較的リーズナブルな値段で食べられるのが嬉しいですね。

名物も堪能したところで構内に戻り、いよいよ「新宿さざなみ」で帰路に就きます。

「新宿さざなみ」で帰路に就く

それでは後は帰路に就くだけです。


発車標です。


ホームへ行くと「新宿さざなみ」はまだ入線してきていませんでしたが、209系がいたので撮影しました。


↑いよいよ入線です。
先程の2号と少しでも動画の内容を変えたいので、撮影するホームを変えています。


209系との並びを撮ったら乗車します。
行先表示などは2号のときに撮っているので省略です。

乗車すると、今度は往路よりは乗車率が高そうで、そこそこ乗っていますね。
コロナの影響や時間帯などもあるんでしょうけど、「さざなみ」の館山までの運転が終了したのに、「新宿さざなみ」だけは生き残っているあたり、今でもそこそこ利用があるようですね。
往路がガラガラだったのはもっと朝早くから動きたい人が多くて1号の方に利用が偏っていたのかもしれません。


往路の見た景色であり、普通列車での1往復もやったので、本日4度目の景色なんですが、特急型車両だとつい撮ってしまいます。


東京湾に沈む夕日をバックに旅の余韻を味わいつつ列車は行きます。


まるで道路を走る自動車と競争です。


トンネルが出てきたり


漁港が出てきたり


これは旧橋梁の痕跡でしょうか?

と、ここらで特急型の快適な車内と夕日の暖かさが眠気を誘って、ウトウトしてしまい、特段書くこともないので記事は一気に新宿に飛びますw
気がつけば都内に入っていて、大都会の景色と新宿に到着するという放送で慌てて身支度を始めました。


新宿では最後に引き上げを撮ってから撤収としたいと思います。


↑引き上げシーンです。

これにてメインの活動は終了ですが、ちょっとだけおまけがあります。

おまけ

最後に1つだけおまけです。


それは、河口湖行きの中央特快です。
河口湖といえば富士急行線の終着駅ですが、1日に2本だけ東京駅から直通の河口湖行きが設定されており、いずれも土休日は中央特快、平日は通勤特快として運行されます。


↑入線シーンです。


写真でも撮ります。


行先表示をアップにします。

これにて記事を締めたいと思います。
それでは!

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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