特急「185」&E8系「つばさ」に乗る!

今回は185系による臨時特急「185」と、今年の3月にデビューしたばかりの新型車両E8系による「つばさ」に乗りに出かけました。
元々は「185」に乗ることがメインでしたが、伊豆急下田への往復だけでも結構な額になり、それならばもう少し足して「週末パス」を買えばもっと乗り鉄出来るということに気付きまして、デビューしたばかりのE8系の「つばさ」がちょうどいい時間にあったのでそれも絡めることにしました。
活動内容としては「185」とE8系に乗ることの2つだけなので、行程の説明も割愛して、本編に入っていこうと思います。

特急「185」

それではいよいよ本編スタートです。
まずは特急「185」についての解説ですが、横浜~伊豆急下田間で運行された臨時列車であり、列車名の通り185系が使用されます。
元々は2023年の7月12日・19日と8月23日・30日の4日間限定で運行されまして、2021年3月で定期運行を終了した185系を楽しんでもらうという趣旨の列車であり、運行区間は東京~横浜間を除いて「踊り子」と同じですが「185」という愛称が付けられました。
それが好評だったことから2023年9月9日・10日にも追加運行され、更に11月・12月、年をまたいで2024年1月にも運行されるなど、臨時列車ながら運行頻度の高い列車となっています。
基本は横浜~伊東間での運行でしたが、2023年12月22日と2024年1月19日の2日間は川崎駅まで延長運転され、更に2024年4月~6月の土曜日に設定される分については伊豆急下田駅まで延長されることとなりました。
私も前々から「185」には興味を持っていましたが、伊豆急下田駅への延長運転ということが決め手となり今回乗車することとなり、幸運にも指定席券を入手できたので今回の乗車という運びになりました。
今回は横浜駅から伊豆急下田駅まで1往復乗車していきます。


というわけで横浜駅にやってきました。
まずは発車標ですが、「185」という列車名は異色と言えますねw


行先に切り替わったところでもう1枚
「185」自体は去年から度々設定されているお馴染みの列車となりつつありますが、伊豆急下田行きとして設定されるのは今回が初ですからね。
まあ、「踊り子」や「サフィール踊り子」としては普通に伊豆急下田行きはあるんですがw

それではあとは入線を待ちます。
車両自体は大宮から回送されるはずなので、東京方から入線するはずですが、結局入線は発車ギリギリでした。
横浜駅の東海道線ホームは2面4線あって、待避線はあまり頻繁には使わないはずなので、もう少し早く入線しても問題なさそうなんですけどね。
考えられるとしたら、あまり長く横浜駅に停車していると撮り鉄が集まってしまうのを避けるという意味合いでしょうか。

あと、どうせ大宮から回送してくるならば、東京駅始発にすればそれこそ「踊り子」のリバイバルになるのになとも思うんですが、延長されても川崎までなので、横浜支社の範囲内だけで運行されている感じですね。
川崎より東京側は首都圏本部の管轄なので、その関係でしょうか。


↑それでは入線シーンをどうぞ
あまりいい構図ではありませんが、記録程度ということでw


写真もこれしか撮れませんでしたw
もう少し停車時間があれば人が捌けたタイミングを待てたんですけどね・・・


最後の足掻きで185系をバックに駅名標を撮ってみました。

それでは乗り込みます。
指定席なのでギリギリに乗り込んでも座席が決まっているのはいいですね。


↑窓際の席を取れましたので車窓をどうぞ
ただし、山側ですが・・・w

伊東線や伊豆急行線は海の景色が目玉なので、これは残念ですが、実はこの翌日も下田へ出かけることになっており、そのときは窓際の席を利用できることになっているので、海の景色はその時の楽しみということにしておきましょう。


車内には伊豆をPRするポスターが貼られていました。
これは「踊り子」としての運行があった当時からのものだと思いますが、他の臨時列車に充当されるときにもあったと記憶していますから、185系の雰囲気作りとしてずっと掲示したままにしているんでしょうね。
今回は伊豆へ向かう列車なのでピッタリですがw

車内ですが、マニア風の人が多いのはもちろん、ほぼ満席状態となっていて、185系の人気ぶりが伺えました。

そして、横浜駅を発車します。
鉄道唱歌のチャイムと共に走り出し、185系独特のモーターを唸らせながら加速していきます。
かつて「踊り子」として185系に乗った時のことを思い出しつつの乗車となりますが、「踊り子」と違うのは停車駅でして、「踊り子」だと横浜を出ると大船・小田原・湯河原・熱海・伊東・・・と停車していきますが、「185」はなんと伊東までノンストップなんです。
これは延長運転の有無に関係なく一定していて、特に在来線の営業列車で熱海を通過するのはかなり珍しいと思います。
大船・小田原・湯河原については「サフィール踊り子」は通過するのでそちらに乗れば通過を体験できますけどね。

小田原までは複々線区間ですが、貨客分離であり、普通列車と特急列車は同じ線路なので時折先行列車に追いついてしまうのか速度を落とす場面もありました。
ただ、平塚などで追い越してはいたので、普通列車の後追いダイヤというわけではないようです。
参考までに所要時間の比較ですが、「185」の下り列車は横浜→伊豆急下田間を2時間26分で走るのに対して、定期列車の「踊り子1号」は同じ区間を2時間15分で走っていて、11分だけ余計にかかっています。
停車駅が少ないのに所要時間がかかるのは単線である伊東線や伊豆急行線での離合待ちの関係でしょうか。


山側の席だったので富士山が一瞬だけ見えました。

小田原を過ぎると進行方向左側には相模湾の景色が広がりますが、山側の私は蚊帳の外w
ああ、海側に座りたかったなぁなんて思いも募りますが、「185」に乗れただけラッキーだと思いましょう。

熱海では運転停車がありまして、通過するのは時刻表上だけだったことが発覚しますが、ここからは伊東線に入っていきます。
伊東線は意外と海の景色は見えず、トンネルも多いのですが、その分トンネルで反響するモーター音を楽しめました。

そして、(時刻表上では)最初の停車駅となる伊東駅に到着です。
ここで2~3割は降りていきました。
乗り鉄と言っても皆が皆全区間乗車にこだわるわけではないですし、「185」を利用した伊豆旅行という人もいるんでしょう。

伊東駅を出ると伊豆急行線に入りまして乗務員も交代しました。
ここから先は伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田と停車していきますが、これは定期の「踊り子」と同じ停車駅となっています。


「黒船電車」と離合しました。


保存車のクモハ103が見えたら伊豆高原駅です。

その先の伊豆熱川・伊豆稲取・河津と進むと車窓にも美しい海が見え、更に彼方には伊豆大島などの伊豆七島が見えるのですが、山側の私はやっぱり蚊帳の外w

河津を出るといよいよ終点の伊豆急下田ですが、この区間は一旦海沿いを離れて内陸を走ります。
これは伊豆急行線の建設時に、親会社東急のライバルだった西武陣営に海沿いの土地を買い占められてしまい、海沿いルートを断念して内陸を通した経緯があったんだとか。

伊豆急下田へ到着する時の放送では、改札付近でグッズ販売をしているのでぜひお立ち寄り下さいと呼びかけていました。
伊豆急行も「185」の特需を逃すまいと商魂たくましいですねw


そして、定刻通りに伊豆急下田に到着しました。
185系がここにやってくるのは「踊り子」として定期運行されていた頃以来でしょうから3年ぶりということになるでしょうか。


隣には8000系がいました。


なんとか並べようと頑張りましたが、人が多すぎてこれが限界w

それでは改札を出ようとしますが、なんか異様に長い行列が改札口に向けてできていました。
何事かと思っていると駅員さんより「きっぷのお持ち帰りを希望の方の列です」と案内がありました。
「185」の客層は大多数が鉄道ファンでしょうし、そりゃあ切符を持って帰りたい人が多いですよねw
あ、もちろん私も持って帰りましたw


行列も一段落したところで改札を出ます。
折り返しまでは1時間ちょっとありますが、ここから何処かへ移動して・・・というほどの滞在時間ではないので、昼食を食べて周辺をぶらついて過ごそうと考えていました。


駅前に出たらなんとなく駅舎を撮りました。
まあ、何度か来ている駅なんですがねw


駅前には東海バスがスタンバイしていました。
石廊崎へ行くバスのようですが、せっかく来たのだから石廊崎くらいは行きたかったなぁ・・・
「185」ももう少し現地で滞在できる時間を確保するか、いっそ土日の2日間に渡って運行してくれれば1泊してじっくり楽しむというプランも出来たんですけどね。


石廊崎に後ろ髪を引かれつつ入店したお店では「金目鯛丼」を頂きました。
やっぱり伊豆といえば金目鯛ですよね。


金目鯛の刺し身と漬けに加えてイクラまで乗っている豪華な一品でした。


最後はお出汁をかけてお茶漬けで頂くというひつまぶしのような食べ方を推奨していたのでやってみました。
あと、ご飯が黄色いのが特徴的ですが、これは「黄飯」というクチナシの実を使った伊豆伝統のものなんだとか。
地元では主に祝いの席や客人をもてなす時に振る舞われるそうですよ。
どれも美味しく頂き、残り時間は腹ごなしを兼ねて駅周辺をぶらつこうかと思っていると、なんだか駅前の道路が妙に賑やかです。


どうやらパレードがあっているようでした。
調べて見るとちょうど「黒船祭」なるイベントの日だったようです。


海上保安部の横断幕


来賓の車列
日章旗と星条旗が掲げられていますが、下田が黒船来航で開港した港の1つということで、日米友好の目的もあるようです。
米軍の関係者と思われる方の姿もありました。


時代劇から飛び出してきたような装いの人たちも


↑動画でも撮ってみました。

ところで、気になったのはパレードが行われている道路って駅前のバスターミナルに繋がる道路であり、つまりは路線バスの運行経路となるはずの道路なんですが、パレード中のバスの運行はどうなっているのかと思っていると・・・


バスターミナルはバスで溢れかえっていましたw
どうやらパレードが終わりまでバスターミナルで待機ということになっているようです。

と、ここで1つの考えがよぎりました。
それは、パレード終了後、交通規制が解除されたら一斉にバスが発車するというなかなか面白い光景が見られるのではないかということです。
というわけでそれまで待ってみることにしました。

https://youtu.be/samVDFK1k5U
↑お待ちかね!路線バスの一斉発車!

都会の駅前なんかでは時々見られそうな光景ですが、下田でこれだけのバスが一斉に発車するのってそうそう見られないんじゃないでしょうか?


バスが一斉に発車し、すっかり閑散としたバスターミナルを見たら駅に戻ります。
実はパレードの終了を待っている間に折り返しの「185」の発車時間ギリギリとなってしまっていたのですw


改札前に戻ってきて発車標です。
ここの発車標はかなり気合いが入っていますね。
伊豆急行としても185系が帰ってきたのは一大イベントなんでしょうね。


英語表記ですが、Ltd.40185ってどういうこと?w


駅員さん謹製と思われる185系と8000系の黒板アートがありました。


改札を通過して構内に入ると到着時と変わらぬ姿で185系が待っていました。


隣にはE257系が停車中でした。
ん?これって・・・つまり!


新旧「踊り子」の並びが実現しました!
狙ったのか偶然なのかは分かりませんが、良い演出ですね。

それでは乗り込みます。
今度も窓際が取れたもののやっぱり山側です。
復路は往路よりは空いていて、通路側を中心に空席も見られましたが、それでも海側の窓側は空いていませんでした。
やっぱりせっかく伊豆へ行くんだから1泊して行こうという人もいて、復路はそういう人が乗らない分空いていたんでしょうか。


↑復路も車窓をどうぞ
さっきと同じ側なのでリプレイ感もありますが、向きが違えばまた見え方も違うことでしょう。
※6月8日公開予定なので、それ以前にご覧の方は公開までしばらくお待ち下さい。

道中は特に書くこともないので割愛しまして、あとは横浜駅まで一気に飛びます。

ところで、「185」は度々設定されているというのは冒頭に書いた通りなんですが、2024年夏の臨時列車の発表の中には含まれておらず、少なくとも7月~9月の間は走らないことが確定しているんですが、185系も人気があるとはいえ老朽化もありますし、185系自体が引退してしまえば「185」も当然運行終了となりますから、2024年6月の運行が最後という可能性もありますね。

また、「185」に限らず185系の運用という意味でも夏季の臨時列車では「谷川岳もぐら」と「谷川岳ループ」の2列車しか設定されておらず、この2つは実質同じ列車の往路・復路という形なので、185系自体の引退もそう遠くはないということを実感させる内容となりました。
私個人も去年からは1~2ヶ月に1回くらいのペースで185系に乗ってきたので、185系がそれほど珍しい車両ではないという感覚になってきていましたが、今回の乗車が最後になる可能性が高いなという思いで、今回は特に大事な乗車となったと言えそうです。
個人的に思っているのは、JR西日本の381系が6月限りでの引退とされていることから、それよりも遅くまで185系を運行することで、「JRグループ最後の国鉄型特急」の肩書を手に入れるという目的で、2024年7月まで運行するというのはありそうだなと思いました。

昨今の流れからして明確なアナウンスがないまま廃車回送の目撃を持って引退が発覚するという「サイレント引退」の可能性も高いですし、185系に興味がある方は6月・7月がラストチャンスの可能性もあるという認識で動いたほうがいいでしょうね。


横浜に到着!
今回は横須賀線ホームへ行けば編成写真が狙えたのですかさず移動して撮りました。
被るリスクはありますが、ネットで仕入れた引き上げ時刻と横須賀線・湘南新宿ラインの時刻表を照らし合わせた結果、全てが定刻通りならば被らないと判断してここで撮ることにしました。

https://youtu.be/BxC8cjKZu2M
↑引き上げは動画でどうぞ

これにて「185」編は終了ですが、出来ることならばこれで最後とは言わずにまた185系に乗れることを期待しています。
このあとは東京駅へ移動してE8系「つばさ」ですが、微妙に待ち時間があるので・・・

おまけ

東京駅へ移動した私は、ある目的のため総武快速線のホームへ向かいました。


E235系がいました。

https://youtu.be/x6KI7vWqoAk
↑発車シーン

しかし、これが目的というわけではなくて・・・

https://youtu.be/G8-HPgW-Gbg
↑お目当ては「成田エクスプレス」です。
「成田エクスプレス」自体は今更取り立ててネタにするような列車ではないですが、そういえば東京駅での連結作業を見たことがなかったなと思って見学に来たのです。
大体は「成田エクスプレス」に乗車している立場で連結を体験することになるので、車外から見学するチャンスって意外となかったんですよね。


ちょうど駅名標の近くに先頭が来たので並べてみました。

https://youtu.be/iMtq7y5sKoU
↑そして連結です!

あとは新幹線乗り場へ行きますが、せっかくなので早めにホームに入って新幹線を撮っていこうと思います。


発車標には既に乗車する「やまびこ・つばさ149号」が出ていました。


ホームへ上がるとE5系がいました。
東北新幹線ではほとんどこれといっていいほど主力車種ですからね。


入線してくるE5系


E7系


E5系ですがポイントを渡る姿もいいですね。


またしてもE7系


E5系の並び

あとは動画もまとめてご紹介していきます。

https://youtu.be/WfkdussCJAc
↑E7系の入線

https://youtu.be/q2L87ktmuSI
↑E5系発車

https://youtu.be/8XWWpItSpHU
↑E7系に待たされるE5系

https://youtu.be/c7_1Gd2HN-g
↑最後にE5系の入線

といったところで、おまけは以上となり、あとはE8系を待ちます。

新型車両E8系に乗る!

ここからは2つ目の目玉となるE8系の乗車です。
まずはE8系についてざっくり解説ですが、山形新幹線のE3系置き換えを目的に投入された新幹線車両で、秋田新幹線向けのE6系をベースにしています。
2024年3月より運行開始し、E3系より速い300km/h運行が可能であり、速達性向上も目指しています。
なお、秋田新幹線向けのE6系は320km/h運転に対応していますが、これよりも低い最高速度となったのは、東北新幹線で高速走行が出来るのは宇都宮以北に限られ、「つばさ」ではこのうち宇都宮~福島間という短い区間に限られることから、時短効果が小さくなるということで最高速度は控えめになったようです。
その分先頭部のノーズをE6系よりも短くし、定員を増やすことが出来たというメリットもあるんだとか。
これ以上の詳しい解説は「聞ける車両辞典」にページを作った時に残しておくとして、本題に入っていくとしましょう。

https://youtu.be/vf5oL_qm56k
↑いきなりですが、入線シーンからどうぞ
東北新幹線では「やまびこ」と併結することが多く、「つばさ」は上り列車では後ろ側に連結されるため、E8系を先頭にした構図は撮れませんが、新しい車両ですからこれからまた撮る機会があることでしょう。


写真でも撮っていきます。
E3系の新塗装にも似た塗装ですが、形状はE6系に近いですね。


ホームを移動してもう1枚
まだまだ目新しいのか撮影している人は鉄道ファンに限らず多かったです。


行先表示を撮ったら乗り込みます。
山形新幹線も全車指定席となってしまったので、自由席愛好家の私も今回は指定席です。


それでは車内です。
全体的に明るい色彩となっていますが、「最上川と紅」をテーマとし、紅花の黄色から抽出した紅色までのグラデーションとなっているそうです。


座席単体で
コンセントや可動式ヘッドレスト、Wi-Fiなど基本的な設備はもちろん揃っています。

まだ残る新車の匂いを感じつつ、発車時刻となりました。
発車時のモーター音なんかはE6系に近いと感じました。
インバータ音がしっかりと感じられて、音鉄としても楽しいですね。
また、車内は空いており、静かな環境だったのも幸運でした。

17時の出発ということで関東地方を抜ける頃には日没となってしまいますが、今回はE8系に乗るのが目的なので車窓はまたの機会ということで・・・


ここで駅弁タイム!
夕飯は山形駅周辺で食べようかとも思っていたのですが、20時前という遅い到着が災いしてやっているお店が少なく選択肢が限られたので、それならば駅弁でいいやと東京駅で探すと、山形名物の「牛肉どまん中」が売られていたので思わず手に取ってしまいました。
山形でないと買えないとばかり思っていたのですが、東京駅でも買えるとは・・・便利な時代ですねぇ~。


何度食べても美味しいですよね!


食後のデザートはシンカンセンスゴイカタイアイスです。
やっぱり新幹線に乗ったらこれですよね。

ちなみに、車内販売がないと思って事前に駅で買ってから乗ったのですが、そのせいで食べる頃にはちょっと溶けすぎな状態になってしまっていました。
その上、普通に車内販売もあって、どうやらアイスも売っていたっぽいので、車内販売で買えばよかったと後悔・・・

というか、列車によって車内販売があったりなかったりするせいで、自分が乗る列車に車内販売があるかどうか分からないからとりあえず駅で買っておこうという人が増えて、ますます車内販売の需要が減るという悪循環な気もしますね・・・
販売員不足なども問題もあるみたいなのでかつてのようにほとんどの列車で車内販売があるのが当たり前という状態にするのは難しいでしょうが、やっているのが当たり前というのと、列車によってはやっているでは、アテにする度合いが変わってきますよね。

福島ではE5系と切り離されて単独運転で在来線区間に入っていきます。
板谷峠の難所も最新鋭の電車はそれを感じさせることもなくスムーズに通過していき、置賜地方へ入っていきます。
快適すぎてウトウトする場面もありつつ、山形に到着しました。


もちろんここでも外観撮影です。

https://youtu.be/CJFrlZ4EFMU
↑座席自動回転の様子です。


山形駅でもE8系デビューが大々的にPRされていました。


ホーム上にはトリックアートでE8系がいました。


待合室でも大きくE8系をPRしていました。
やっぱり新型車両は鉄道会社にとって最大のPRポイントですよね。


ホームを移ってもう1枚撮ります。


アングルを変えてもう1枚


E721系がいました。

https://youtu.be/trtwSxuEgDw
701系も撮ったり


改札を出てコンコースですが、ここでもE8系をPRしてました。


ここにもトリックアートがありました。


駅スタンプの台紙もE8系でした。


「つどりぃ」というキャラクターのペーパークラフトがありました。

あとは構内で適当に時間をつぶしてから、「つばさ」で東京へ戻ります。
いっそ山形に宿泊しようかとも思ったんですが、ただでさえお金がかかる今回の遠征なのでここは節約して日帰りで帰ることにしました。


折り返しは「つばさ160号」ですが、これは上りの最終便となります。

https://youtu.be/e1ensFALB5s
↑今度はE3系です。
往復で新旧の乗り比べとなりました。

この「つばさ160号」ですが、珍しく東北新幹線内も単独で走る列車であり、「やまびこ」との併結はありません。
しかし、福島駅での連結自体はあります。
どういうことかというと、E3系単独列車で駅停車時に滑走(ブレーキが効きにくくうまく減速できない)するというトラブルがあったため、単独運転の列車でも回送車両を併結することでこれを防ぐ措置がとられていて、「つばさ160号」もその対象なのです。
E8系に置き換わるとこの運用がどうなるのかは不明ですが、滑走がE3系特有の問題ならば運行経費の無駄でしか無い回送車両の併結は取りやめとなるでしょうし、これもある意味で貴重な光景ですね。


復路は終点まで行かずに大宮で降りたのですが、併結されていたのは200系リバイバル塗装のJ66編成でした。
2024年3月で定期運行を終了した同編成ですが、この「つばさ」の滑走防止という任務で活躍しているんですね。

ところで、このJ66編成ですが、昨年の遠征で仙台から「やまびこ」として乗りました。
今度営業列車の運用に就くかどうかは分かりませんが、また乗れたら嬉しいですね。

https://youtu.be/gVV_7AHFrTE
E2系の方は入れられませんでしたが、E3系の方は入りそうだったので発車は動画で撮りました。

といったところでこの日の活動は以上となります。
実はこの翌日も「週末パス」を活用して活動しているのですが、それは別記事でお届けしようと思います。

つづく

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つばめ501号(管理人) について

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