【夜行バス】東京-上越線【乗車レポート】

今回はバスタ新宿・池袋駅と直江津駅とを結ぶ高速バス「東京-上越線」のうち夜行便にバスタ新宿から直江津駅まで乗車しましたのでレポートとなります。
これは、大規模遠征への移動の手段として利用したものですが、メインの遠征のレポートとは別で夜行バス乗車レポートは独立してお届けしたいと思います。
なお、時系列としては鶴見線・南武支線の大回り乗車の直後となります。

東京-上越線の概要

今回は夜行バスに乗って移動するだけなので行程もへったくれもなく、路線の概要からレポートを始めたいと思います。
この路線はバスタ新宿・池袋駅と直江津駅とを柏崎にも立ち寄りつつ結ぶ高速バス路線で、1日3往復が設定され、そのうち1往復が夜行便となっています。今回乗るのは夜行便ですね。
経路としてはバスタ新宿を出ると池袋駅東口、下落合駅、練馬駅と立ち寄っていき、関越自動車道に入ると川越的場にも停車して乗車可能な停留所は終わりです。
その後は上里サービスエリア、越後川口サービスエリアの2箇所で開放休憩があり、北陸自動車道に入ったら大積、西山、曽地と停車して一旦高速道路を降りて柏崎インター口、柏崎駅前に立ち寄り、再び北陸自動車道に入って柿崎、潟町、頸城に停車して上越インターから一般道に降りて高田駅前、上越市役所入口、直江津、直江津駅前と停車していきます。
ちなみに、バスタ新宿への乗り入れは夜行便のみであり、昼行便は池袋駅東口が起終点となります。
運行会社は西武バス、越後交通、頸城自動車の3社で共同運行となっています。

1989年にサンシャインシティプリンスホテル~高田駅前間で運行を開始し、東京側が夜行便のみ新宿駅西口バスターミナルへ乗り入れ、上越側を直江津駅前へ延伸するなどの変更もあったものの大きな変更もなく現在まで運行が続いているようです。
直江津や高田から東京へは当路線開設当時はほくほく線もなく長岡経由で上越新幹線を利用するか、長野経由の在来線特急「あさま」「白山」かの選択肢しかなく、長岡経由は乗り換えが必須ですし、「あさま」「白山」は所要時間が長いこともあって、安価で東京都内まで直通で行ける当路線は好評を持って受け入れられたようで比較的高い乗車率を維持しているようです。実際、私が予約したときも最後の1席をギリギリで押さえたという状態でしたからね。
ほくほく線や北陸新幹線が開業して直江津と東京の所要時間は短縮されたものの、現在でも直江津~東京を直通で結ぶ交通機関は当路線のみとなっており、これからも多くの人たちに利用され続けるんでしょうね。

それでは、概要の説明はこれくらいで実際の乗車レポートに入ります。

バスタ新宿で撮影をして待つ

前回のレポートは池上線で五反田駅にやってきた所で終わりましたが、山手線で新宿駅に移動してバスタ新宿に入ったところから今回のレポートが始まります。


新宿駅を出ると甲州街道を挟んで向かい側にバスタ新宿が見えますが、夜遅い時間にも関わらずバスの往来はひっきりなしですね。
まあ、むしろこれからが夜行バスの出発のピークなんでしょうけども。


中に入るとファミリーマートのポスターを発見
なんでこんなものを紹介するかというと、実は最近までバスタ新宿にはコンビニや売店がなかったためですw
以前にバスタ新宿を利用したときのレポートでも触れたことですが、流石に管理者としてもこの状態はまずいと思ったのかコンビニの誘致を進め、ようやくファミリーマートが出店することとなり、出発前に食料などを入手することが出来るようになりました。


おぉ、コンビニ発見です!
都市部にはあるのが当たり前となっているコンビニですが、こうして必要な場所に新たに出来るとありがたみを感じますね。
ん?ちょっと待てよ・・・?


コンビニの入店待ちの行列とか初めて見たんですが・・・w
1軒だけでは乗車前の買い物ニーズをカバーしきれていないようですね。
バスタ新宿の外でコンビニを探すとなると結構歩かなければならず土地勘がない人は並んででも構内のコンビニを利用しようという考えになるんでしょうね。
私はこの直前の活動で五反田に寄った際に東急ストアで買い物を済ませていたので助かりました。

ちなみに、以前取り上げた女子トイレの渋滞問題ですが、ぱっと見た限りでは行列はほとんど見かけないか、見かけてもかなり短くなっていました。トイレが増設された結果なのか、バスタ新宿のトイレ不足が周知された結果、到着前に別の場所でトイレを済ませる利用者が増えたためなのか分かりませんが、課題の1つが解消されたようでよかったですね。

それでは、あとは撮りバスしながら私の乗る直江津行きの到着を待ちましょう。


JRバスといえばやっぱりエアロキングですよね。
はかた号」からも撤退してしまい製造も終了していることから今後数を減らしていくものと思われますが、また乗りたいものです。


こちらもJRバスですが夜行ではなく静岡行きの短距離便のようです。
こんな時間でもまだ便があるのがすごいですね。


以前に長野扇沢への移動でお世話になったアルピコ交通


箱根への路線がメインの小田急箱根高速バスですが、この時間帯は箱根までは行かずに御殿場止まりのようです。


静岡行きの京王バス


私の乗るバスが発車標に表示されていました。
行先は直江津駅前ですが、上越と表示してしまうんですね。
確かに、直江津駅が所在するのは上越市ですから間違ってはいませんけどw


私のバスの前に新潟行きがあるようですね。


新潟行きは新潟交通でした。
これは女性専用便のようですが、同じ時間帯に一般の便も運転するというスタイルのようです。
深夜に毎日2便走らせる需要があるから成り立つんでしょうが、そうでなければ出来ない制度ですよね。


そして、いよいよやってきた上越行きは西武バスでした。
ていうか、「LionsExress」の塗装ですよね?これw


車体の行先表示器は直江津と上越を併記していました。

いよいよ乗車

外も撮ったら早速乗り込みます。バスタ新宿の時点では座席は半分も埋まっていない程度でしたが、予約時のシートマップではほぼ満席状態だったのできっと池袋あたりから大勢乗ってくるんでしょうね。
このバスは3列独立シートなのでスペースとしてはゆとりがあるのですが、ギリギリの予約になってしまったため真ん中の席しか取れませんでしたw
真ん中の席は両側が通路という点では圧迫感がないのですが、残念だったのがエアコンの吹き出し口が窓側の席にしかなかったことです
基本的に暑がりの私にとってはエアコンの吹き出し口が夏場の必須アイテムなんですが、これが後々響いてきます・・・

さて、バスはバスタ新宿を出ると明治通りを北上して池袋駅に立ち寄ります。予想通りここからの乗車が多くほぼ席が埋まりました。
その後は、下落合駅、練馬駅でも乗車扱いがありますが、下落合駅については乗る人がいなかったのかいつの間にか通過していて、練馬駅も数人でした。
関越自動車道に入ると私は眠りに落ちていて、次に目を覚ました場所は上里サービスエリアでした。


せっかくなので外に出てバスを撮影しておきましょう。
暗いのであまり綺麗には撮れませんでしたがw


JRバスのエアロキング


この新潟交通のバスはバスタ新宿で私のバスの直前に発車したやつですかね。


何度か訪れていますが、せっかくなので撮っておきましょう。


日中なら大勢の人たちで賑わうであろう上里SAも深夜は流石に閑散としていますね。

ここで飲み物なんかを調達したら再びバスに戻って眠りに落ちました。
が・・・エアコンの吹き出し口が近くにないために暑くてなかなか寝付けず・・・
振動や騒音で寝られないことはない私も暑さには弱くなかなか寝付けないまま進んでいきました。
ようやく眠れたと思ったら暑さで目が覚めるを繰り返していると、バスはどこかで停車しました。
2度目の休憩地である越後川口サービスエリアに到着したようですね。
汗をかいて水分を失ったでしょうし、また水分補給しなければw


やっぱり夜は綺麗に撮れないなぁ


またしても新潟交通と遭遇
並行ダイヤのようにくっついて走っているんでしょうね。


せっかくなのでサービスエリアの施設を撮っておきましょう。


水槽には錦鯉がいました。
錦鯉で有名な小千谷市が近いですからね。

とりあえず買ったジュースで火照った体を冷却したら何とか眠りについたものの、やっぱり熟睡できず・・・w
次に目を覚ますと柏崎に到着していて1/3程度が下車していきました。そして私の隣の窓際の席が空いたためすかさず移動w
クローズドドア制のため、これ以降新規に乗車してくる人はいないはずですし問題ないでしょうw
エアコンの風を自分に向けて快適な温度を作り出すと今度はよく眠れ、上越市内に入るまで眠ることが出来ました。といっても、睡眠時間3~4時間程度なので寝不足なのは否めませんがw

高速道路を降りると高田駅、上越市役所入口、直江津と停車していきますが、終点まで行かない人も多く、元々高田が終着だったこともあるのも納得ですね。


直江津に着く頃にはもうすっかり明るくなっていました。
寝不足感もあるのでもう少し乗っていたかったですが、次の行程もありますし仕方ないですねw
ていうか、雨が結構激しく降っていました。


到着した場所は高速バス乗り場になっていて一応屋根付きのスペースですが、駅からここまでは屋根のない歩道を歩くしか無いので結局濡れる羽目にw


後ろにいたのは頸城自動車の新潟行き高速バスでした。
この後の行程は新潟へ向かうのでこれに乗ってもよかったのですが、別ルートで目指すことにしているので見送って直江津駅へ向かいます。

これ以降の行動は別のレポートに譲るとしてこのレポートは以上になります。
次回からはいよいよ長期遠征の本編に入っていきますのでお楽しみに!
~追記~
続編も公開しました!

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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