「LionsExpress」乗車レポート

今回は大宮~福岡を結ぶ日本最長の夜行高速バス「LionsExpress」に乗車しましたのでそのレポートとなります。
なお、以前にもレポートしていますが、今回はより詳細なレポートを目指したいと思います。

LionsExpressの概要


いつもなら行程の説明を入れるところですが、説明も何もLionsExpressに乗るだけなのでそれは省略して、LionsExpressの概要を紹介したいと思います。
冒頭にもある通りこの路線は大宮営業所・大宮駅から池袋駅・横浜(YCAT)を経由して博多バスターミナル・西鉄天神バスセンターまでを結ぶ夜行高速バスで、運行距離では現在日本最長を誇る「キングオブ深夜バス」となっています。
運行は西鉄バスと西武観光バスの共同運行となっており、両社のバスが隔日で交互に運行されています。
3列のビジネスシートやプレミアムシートがある「はかた号」とは異なり、全席4列シートのモノクラスとなっており、「はかた号」とは相互補完関係にあるような路線になっています。
そんな「LionsExpress」に今回は大宮駅から西鉄天神バスセンターまで乗車します。

大宮駅西口

私の今までの旅行記でも度々登場した大宮駅ですが、ここから福岡まで直通でいけてしまうのだからすごいですよね。
「LionsExpress」が開業するときは感動を覚えたものです。
ただ、大宮駅にはバスターミナルというものがないんですよねw
駅前のロータリーが実質的にバスターミナルの役割を果たしていますが、高速バスはそごうの前から発着します。
ここからは三重県や富士山方面、羽田空港・成田空港といった高速バスが発着しますが、バス停に待っている人たちはほとんどがLionsExpressの乗客のようでした。

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やって来ました!
前に乗った時は確か専用塗装の車両だった気がするんですが、今回は普通の西武バスの塗装でした。
調べてみるとこれは予備車で専用塗装車が検査などで走れない時の代走として活躍するようでした。ということはレアな運用にあたったということなんでしょうか。

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ちょうど羽田空港からのリムジンバスが降車扱いをしているところだったのでその後ろに付ける形となりました。
「福岡(天神)」の行き先表示のインパクトw


↑到着シーンは動画でどうぞ

大きな荷物をトランクにあずけてチケットを見せたら早速乗車です。

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現時点ではかなり空席が目立っていますがまだ池袋と横浜YCATでも乗車があるので分かりませんね。
だいたい1/3程度の席が埋まったところでバスは大宮駅を後にします。すぐに首都高速に入りますがやはり都心が近づくと渋滞に巻き込まれます。
昔のダイヤだともっと遅い時間に出発していたので首都高での渋滞にはそれほど巻き込まれなかったのですが、福岡の到着を早くするために出発を早めた結果18時頃という帰宅ラッシュの時間に走行するようになり、このようになったようです。

車内の設備ですが、公式サイトで謳っていたコンセントは予備車だったためかなかったものの、深く倒れるリクライニングに足置き台も装備し、15時間を過ごす車内として最低限度の快適さは確保されている印象です。
私が夜行バスに慣れすぎているだけかもしれませんが、最安日で8300円で利用できることを考えると十分利用価値のある乗り物だと思います。
あと、全員にペットボトル入りの水が付くのもありがたいサービスですね。
鉄道と違って車内販売や自動販売機の設置もないので飲み物を調達できるのが休憩サービスエリアのみということになるので、喉が渇いた時にとても助かります。

首都高を進む


↑熊野町ジャンクション付近です。

バスは東池袋で一旦首都高を降りて池袋駅東口で乗車扱いをします。東京都心に最も近い停留所ということもあって乗車人数はここが最も多かったです。
さて、池袋駅東口を出るとそのまま東池袋に向かうかとおもいきや下道で護国寺まで行ってから首都高に乗っていました。前回乗車した時は東池袋で乗っていた気がするんですが、地味に経路変更ですかね。


↑江戸橋ジャンクション付近です。
都心部を横断するルートなので都会の中を縫うように走りますね。


↑浜崎橋ジャンクション付近です。
都心部を抜けて東京モノレールと並走しながら横羽線を横浜へ進みます。

そして再び首都高を降りるとそこはもう横浜。
YCATの近くで止まるとアナウンスがあり、時間調整をするとのこと。
渋滞にもはまっていたのでてっきり遅れて到着しているかとおもいきやむしろ早着しているようでした。相当余裕を持ったダイヤになっているんですね。

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流石に横浜も大都会です。

YCATでもいくらか乗車があり車内はほぼ満員となりました。お盆などの行楽シーズンでもない時期にこれだけの乗車率とは、LionsExpressも人気路線なんですね。
この後は東名高速道路の海老名サービスエリアで休憩を行います。事前に調べた情報では足柄サービスエリアだったはずですが、東池袋ではなく護国寺で首都高に乗ったことと合わせて何らかの変更があったんですかね。
この時点でもまだ20時頃と消灯には早い時間帯なのでカーテンも開いており車窓が楽しめるので退屈はしません。はかた号であったビデオ放映がないので車窓で暇をつぶせない方にとっては辛いかもしれませんがw

海老名サービスエリア

LionsExpress最初の休憩箇所の海老名サービスエリアに到着です。
横浜から乗ってきた人からすればまだまだ乗ったばかりですが、大宮や池袋から乗っている人はそろそろ臀部に違和感を覚え始める頃でしょうかw

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暗いと撮影も大変ですw

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隣にはウィラートラベルのバスもいました。

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夜のサービスエリアの雰囲気も何だか好きです。
旅行などでサービスエリアを訪れるとテンションが上がるんですよね。

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何故かくまモンがw

ここでトイレと食料・おみやげを調達したらバスに戻ります。
休憩時間が10分程度しかないので慌ただしいです。食事もサービスエリアのレストラン等は到底利用不可能で、売店でおにぎりなどを買うのが精一杯ですね。

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最後にこの表示を撮ったら車内に戻ります。

乗客らが降車している間に乗務員がカーテンを締め切り、これから福岡までの長い長い旅路への準備を整えます。
出発後もすぐに消灯はしないのですが、カーテンを閉められているので車窓を楽しめずちょっと退屈・・・結局うとうとしながら過ごしていました。
そしていよいよ消灯し、「逆浦島現象」との戦いが始まります。横浜YCATまでは快適そのものだった空調も何故か急に暑くなりそれだけでも寝苦しいのですが、YCATから隣の席にも別の乗客が来たので心理的にも圧迫感が出たのもありますね。
一応寝れたんですが、深夜に何度か目を覚ましてしまい4時半頃から寝るのを諦めて起きていました。福岡についたら少し活動をするつもりですが、夜には実家でのんびりできるので多少の寝不足でも問題はないですからねw
※「逆浦島現象」とは水曜どうでしょう内で用いられた造語で深夜バスでなかなか時間が経過しない状態のことを指します。

下松レポート

水曜どうでしょうでの「壇ノ浦レポート」にならって見出しをつけてみましたw
LionsExpressは海老名サービスエリアを出ると山口県の下松サービスエリアまで休憩はなく、乗務員交代や点検の停車のみとなります。
朝の6時過ぎに到着となりますが、ここも10分停車です。
外は生憎の雨だったこともあって、さっさと用を済ませてバスに戻りました。

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というわけで撮ったのはこれ1枚だけw

福岡へラストスパート

ここからは福岡までノンストップですが、まだほとんどの乗客が寝ていて退屈w
私も時々船を漕ぎながら気がつくと下関インターを過ぎていました。
ここまでくれば、”アレ”ですね。そう、「関門橋」。

本州と九州を隔てる関門海峡をまたぐ橋で、中国自動車道でも九州自動車道でもない関門自動車道という独立路線となっている橋です。
車窓からは海峡と北九州市・下関市の町並みが一望できて絶景でもありますし、いよいよ九州へ入るんだという実感をする場所でもあります。


↑ここも動画でどうぞ

小倉南インターチェンジや八幡インターチェンジからは西鉄の近距離高速バスが乗り入れてきて一気に西鉄バスだらけになりますが、そんな中ポツンと西武観光バスが走っている光景は外から見ることができたらちょっと不思議な光景なのかもしれません。
この路線のことを知らない一般ドライバーはびっくりするかもしれませんね。

福岡インターからは福岡都市高速道路となり、福岡の町並みを見ながら博多バスターミナルへと急ぎます。
ここで2/3程度が下車し、残りの1/3の乗客が天神バスセンターまで乗り通しました。
意外だったのがちゃんと自動放送で「西鉄天神バスセンター」と言っていたことですね。予備車でもちゃんと音源を搭載しているのに驚きました。

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天神バスセンターへは10分程度の遅れで到着しました。
まあ、15時間のうちの10分なんて誤差の範囲ですよねw

というわけで私にとっては4度目の「LionsExpress」乗車も終わりですが、このあとは別の活動をしました。
そちらは別記事で追ってレポートしたいと思います。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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