E257系「あかぎ5号」に乗車!

今回は高崎線特急の「あかぎ5号」に乗ってきました。
実は最近の記事で、反対方向の「あかぎ10号」に乗ったばっかりだったりするんですが、まあ、逆方向というだけですねw

活動の概要

「あかぎ」については2025年春のダイヤ改正をもって土休日の運行が終了し平日のみの運行となる他、今まで1日2往復あった高崎乗り入れの便が1日1往復に削減されます。
高崎乗り入れが廃止になるわけではなく、また、E257系も引き続き活躍するわけですが、問題になるのは高崎乗り入れが終了する時間帯です。
前回乗車した「あかぎ10号」については、平日ダイヤの上り最終となる「あかぎ6号」では大回り乗車で八高線を回って高崎へ向かう方法では乗車できず、唯一これが可能なのが休日ダイヤの「あかぎ10号」のみだったということから、乗りに行ったのですが、今回の「あかぎ5号」についても、高崎到着後に八高線を回って大回り乗車で帰ってこられる最後の列車になるのです。
これがダイヤ改正後は本庄行きに短縮されることとなっており、この後続の高崎行きで、ダイヤ改正後も維持される「あかぎ9号」だと高崎着は21時24分となり、八高線では高麗川行きの最終が出てしまったあとになり、あとは小川町までしか行けません。
両毛線については小山行きがまだありますが、小山から先の接続がなく、やっぱり東京都内まで戻ってくることは出来ません。
もちろん、高崎線をそのまま折返してくるならばまだ上野行きがあるので大丈夫ですが、それだと大回り乗車が成立しません。
というわけで、大回り乗車を利用して「あかぎ」の高崎まで全区間乗るならば、2025年春のダイヤ改正までの期間限定ということになるわけです。
それが今回の活動の目的です。

乗車レポート

それでは本編スタートです。
上野駅からのレポート開始ですが、少し早く到着しすぎてしまい、1本前の「あかぎ3号」がまだ在線していました。


「あかぎ3号」です。
車種は同じですし、先頭部の表示にも号数までは出ないので、写真だけだと何号かは分かりませんねw


行先表示です。
それにしても、「あかぎ」の由来は群馬県の赤城山ですが、本庄行きだと群馬県には乗り入れないんですよね。
とはいっても、もうすぐ無くなってしまいますが、JR四国の「むろと」も今は室戸岬がある高知県には乗り入れていませんしねw


ローマ字Ver.


反対側からも

https://youtu.be/zXuOSttKFIg
↑そして発車です。

あとは「あかぎ5号」まで待つのですが、それまでに駅の表示などを撮っていきましょう。


ちょうど特急の案内がありました。
平日下りの「あかぎ」は1日5本あり、そのうち高崎まで行くのは2本ですが、前述の通りダイヤ改正後は「あかぎ5号」が本庄までに短縮されるため、高崎行きは1日1本になります。


発車標です。
高崎行き自体は高崎線ではありふれた行先ですが、特急で高崎行きはレア度が高いです。


ローマ字Ver.

https://youtu.be/-Zf9frDmTWs
↑それでは「あかぎ5号」の入線です。


まだ回送表示ですが、とりあえず撮影です。
「あかぎ」は全車指定席なのでギリギリまで撮影していても席が確保されているのは助かります。


列車名が出たのでアップで


ローマ字Ver.


忘れちゃいけない高崎行きの幕


ローマ字Ver.

それでは乗り込みます。
上野駅の時点での乗車率は悪くないようで、既に過半数の座席は埋まっているようです。

https://youtu.be/mqO_nYqBI2s
↑車内案内表示です。

それでは発車です。
平日ということで仕事帰りのサラリーマンが殆どを占める車内で、平日ならではですね。
前回は休日の乗車だったこともあって対称的に感じました。
赤羽・浦和・大宮と進むうちに乗車率も上がって行き、大宮を出る辺りが乗車率のピークだったように思います。
上尾では先行の普通列車を追い抜きまして、その先は桶川・北本・鴻巣・熊谷と進んでいきます。
あとは駅ごとに車内が空いていき、本庄までで大半が降りていきまして、県境を渡る区間の利用は私のいた車両を見る限りでは1割程度でしょうか。


そして、終点の高崎です。

https://youtu.be/rhlFhNGISP0
↑案内は動画でも撮りました。

やっぱり本庄以北の利用が少ない様子でしたが、ダイヤ改正資料にあった「利用状況を鑑み」というのはあながち間違ってはいないということでしょうか。
確かに上野や大宮から高崎ならば上越新幹線がありますし、「あかぎ」が1時間半ほどかかるのに対して、上越新幹線なら半分の45分程度ですし、運賃はどちらでも同じなので料金だけ比較すると、上越新幹線の自由席で2300円、「あかぎ」の指定席券は1480円(チケットレス割引)と、さすがに「あかぎ」の方が安いですが、お金をケチるならば普通列車でいいとなりますし、中途半端に課金して「あかぎ」ならば、もうちょっと足して新幹線ということになるのでしょう。

似た事例として「湘南」は小田原~品川・東京では東海道新幹線と競合関係にありますが、小田原までの利用者は少なかった印象があります。
あちらは、東海道新幹線がJR東海管轄であり、競合上特急を残したいというのと、その手前の平塚・二宮・国府津などの需要だけでも十分なので、小田原は折返しの都合という感じもあるんでしょう。
それが「あかぎ」の場合は上越新幹線も同じJR東日本の管轄ですし、本庄から先で上越新幹線が停まらない「あかぎ」の停車駅というと新町だけなので、それだと高崎乗り入れを維持するのは厳しいのかもしれません。

あと、「あかぎ」の運用を調べてみたんですが、「あかぎ5号」として到着したあとは運用がないようで、おそらくは翌朝の上り「あかぎ」で上野へ戻るんだと思いますが、ダイヤ改正後は本庄で夜間滞泊するんですかね。
高崎まで回送するんだったら運行区間短縮の意味がないと思いますし・・・

ついでにいうと土休日の「あかぎ」は運行が終了しますが、「草津・四万」の運用って基本的に「あかぎ」から連続するようになっており、休日ダイヤが連続する場合(土曜→日曜)などでは、下りの「あかぎ」も走らないので尾久とか東大宮に回送して翌朝また上野へ送り込みでいいでしょうが、前日や翌日が平日ダイヤだと高崎や本庄からの回送が発生しますよね。
どうせ回送するならば走らせればいいという気もしますが、土曜夜の下りと日曜朝の上りを省略できる効果の方が大きいと判断しているんですかね。


最後に車両を撮って撤収です。
「あかぎ」としての高崎乗り入れはレアになりますが、「草津・四万」としての乗り入れは当たり前に見られるのでこれ以上の撮影はしませんでした。
寒いですしねw

このあとは八高線を回って大回り乗車で帰路につきますが、道中特に書くこともないので記事はこれにて〆たいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは!

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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