18きっぷで行く東北遠征(2日目/東北本線リアス号)

2泊3日で実施した東北遠征の2日目です。
なお、1日目をご覧になっていない方はそちらから先にご覧になることをおすすめします。

本日の行程

2日目となる今日は、昨晩宿泊した一ノ関からスタートし、東北本線を盛岡まで移動後、臨時列車「東北本線リアス号」を1往復乗車し、残った時間は田沢湖線を大曲まで1往復乗車したら、盛岡に宿泊してゴールとなります。
メインは「東北本線リアス号」で、余った時間で田沢湖線にも乗るという感じですね。
なお、1日目に引き続いて青春18きっぷを利用します。

まずは盛岡へ

それでは早速本編スタートです。
昨晩宿泊した一ノ関から2日目が始まるわけですが・・・


朝から雪景色でした。
昨晩はここまで積もっていなかったと思うので、一晩で一気に積もったようですね。


この7時50分発の普通列車で盛岡を目指します。
本当は昨晩のうちに盛岡までいけていればもっとゆっくりと出発することが出来ていましたが、一ノ関で終電を迎えてしまったのでこればっかりは仕方ないです。
まあ、それでも7時50分なので、ホテルでゆっくりと朝食を食べる時間はあったわけですから、5時とか6時に出発でないだけましだと思いましょうw


18きっぷに日付を入れてもらって構内に入るとキハ100形がいました。
大船渡線の車両だと思いますが、停車しているのは盛岡行きが発車するホームなんですよね。
もしこれが盛岡行きになるならかなりのレア運用ですが、そんな運用聞いたことないので、多分違うでしょうw


こちらは小牛田行きです。
701系ですが、仙台地区の塗装ですね。


↑キハ100形が発車していきました。
やっぱり盛岡行きではなかったようですね。


そして、別の701系が入線してきました。
仙台地区と盛岡地区の塗装が並ぶ形になりました。


単独でも撮ったら乗り込みます。
道中は特に書くこともないため盛岡にワープ!w


というわけで盛岡に到着です。
ここからいよいよ目玉の「東北本線リアス号」です。

「東北本線リアス号」

続いては「東北本線リアス号」に乗車するわけですが、まずはこの「東北本線リアス号」について解説してから本編に入っていくとしましょう。
「東北本線リアス号」は盛岡~一ノ関間で運行された臨時列車で、最大の特徴は三陸鉄道の車両を使用して運行されるという点です。
普段はまず走らない車両が走るという点でもレアですし、三陸鉄道の車両が自社線内を一切走らない区間で運行されるという点でもネタ要素が強い列車ということで、注目していました。
どうやら2022年から運行が始まったようで、それが好評だったためか2023年も運行されたようです。
2023年は12月23日の1日限定で運行され、盛岡~一ノ関間に1往復設定されました。
この手の列車は全車指定席という事が多いですが、「東北本線リアス号」は全車自由席の運行でした。
2021年までは485系「ジパング」が盛岡~一ノ関間を走っていたので、その代替という意味合いもありそうです。

停車駅は盛岡を出ると矢幅・紫波中央・花巻・北上・金ヶ崎・水沢・前沢・平泉・一ノ関となっており、往復とも共通になっています。
定期列車では快速が存在しない花巻~一ノ関間でも快速運転をするという点でもレアですね。

といったところで、レポートに戻るとしましょう。


2番線には「リアス号」の案内が出ていますが、こちらは山田線を走る快速であり、今回乗車する「東北本線リアス号」とは全くの別物です。


この7番線から出るのが「東北本線リアス号」です。
なお、6番線には「ひなび釜石デビュー号」なる列車が出ていますが、これは「リゾートあすなろ」をリニューアルした「ひなび」のデビューを記念して運行された団体列車で、まさにこの日がデビュー初日でした。


乗り場へは既に入線していました。
当駅に三陸鉄道の車両がいるというだけでもレアですし、しっかりと撮影したいところですが、ただでさえ10分しか乗り換え時間がないのに、先程の普通列車が遅延したせいで余計に時間がなくなり、慌ただしく撮影をこなすことになりましたw


とはいえ貴重な三陸鉄道の盛岡駅での写真は撮りたいと駆け足ですがなんとか撮りました。


反対側から


駅名標とも絡めたらすぐに乗り込みます。


発車標は「臨時」とだけ出ていました。
まあ、よくあることですねw


というわけで車内ですが、流石に「東北本線リアス号」という列車名を表示することはなく「臨時」とだけ表示されていました。

ただ、残念だったのがなんとか座れはしたものの窓際は既に埋まってしまっていたことです。
ギリギリの乗車だったので仕方ないっちゃないですが、車窓撮影は復路に期待ですね。

車内の様子ですが、やっぱり乗り鉄風の人が多かったのですが、花巻や北上までで降りる人もいたので、一般利用者の中にもちょうどいい時間帯に走っていたので利用したという層もいそうですね。

発車時刻となりエンジン音を唸らせながら盛岡駅を後にしますが、車掌さんによる肉声放送も味があってよかったです。
三陸鉄道というと基本的にワンマン運行だと思いますが、三陸鉄道の車両でツーマン運行という点でもレアかもしれません。

盛岡を出ると矢幅・紫波中央・花巻と停車していきますが、快速「はまゆり」のほとんどは紫波中央には停まらず、1往復のみが停車なので、「東北本線リアス号」は停車駅の多い方に合わせているようですね。

その先は北上・金ヶ崎・水沢・前沢・平泉・一ノ関と行きますが、この区間で快速運転をするというだけでもレアなので楽しんでいきましょう。
ちなみに、かつて水沢から盛岡までの片道1本だけ快速「アテルイ」というのが走っていたのですが、2023年3月改正で廃止されてしまいました。
もっとも、水沢~花巻間は各駅停車だったので、やっぱり花巻以南の快速運転はなかったんですけどねw


そのうちに車内も空いてきて窓際に座れたのでこのあたりから車窓も見ていきましょう。
雪景色の中ですが、昨日乗った只見線よりは雪が少ないですね。


観光地としても名高い平泉を出るともう終点の一ノ関です。


広々とした構内の一ノ関駅に到着!


駅名標にはピカチュウがいました。
大船渡線でポケモンの観光列車が走っているのでその関係でしょうね。


もちろん列車も撮ります。


少し引いて駅舎を入れてみました。
普段はまず絡むことのない東北新幹線と三陸鉄道を並べてみたかったのです。


↑引き上げを撮ったのですが、向きを間違えて奥へ去っていく感じにw
まあ、これはこれでいっかw


ところで、この乗車位置案内ですが大船渡線は「列車」で、東北本線は「電車」と区別されているのがいいですね。
一般人にとっては「列車」も「電車」も同じでしょうが、大船渡線は非電化ですから電車は走れませんからね。
まあ、ここにこだわるのは鉄道マニアくらいでしょうがw


折返しまで1時間ほどあったので一旦駅前に出ます。
今朝は真っ白だった地面も、日が昇って雪が溶けていますね。
でも、こういう溶けはじめの雪が一番滑るのでかえって歩くのは慎重になります。


ここでお昼ごはんです。
駅前にある「和風レストラン 松竹」というお店で、和風レストランですがソースカツ丼が名物だそうで、それを頂きました。
一関市の名物というわけではないですが、ソースカツ丼自体が好きだったのでチョイスしました。

食後は駅に戻りますが・・・


↑今度は時間があるのでじっくりと発車標も撮影できました。

あとはホームに入って入線を待ちます。
今度は往路の失敗を糧にして早めに並んでいい席を取れるように心掛けました。


↑ここで貨物列車の通過です。
雪の中の貨物列車というのもいいですね。


↑続けてもう1本の貨物列車がやってきましたが、こちらは側線に入っていくようです。


そしていよいよ「東北本線リアス号」の入線です。


↑もちろん動画も撮ります。


あとは写真でも撮っていきます。


向かいのホームからも撮ったら乗り込みます。

今度は無事に窓際をとれました。
ですので・・・


↑今度は車窓をどうぞ!

更に車窓だけでなくて・・・


↑前面展望も撮りました。
三陸鉄道の36-700形は前面展望を撮りやすい構造でして、他の方が撮影しているのにつられて撮影してしまいましたw

※2024年1月27日に公開予定なので、それ以前にご覧の方は公開までしばらくお待ち下さい。

そして、発車となりますが、やっぱりマニア風の人が多いですね。
基本的にはさっきの折返しというだけですが、盛岡から花巻や北上といった短距離利用の人が混じっていない分空いている印象でした。


なんかさっきよりも雪深くなっているようなw

平泉とかは観光客がいるかと思えばそんなこともなく、マニアと少数の地元民という客層のまま進み、列車は北上駅に滑り込みました。


ここでは停車時間があったため一度外へ出てきました。
往路では途中の停車時間はなかったのですが、この違いはなんなんでしょうねw


ところで、ここの発車標にはちゃんと列車名が出ていました。
しかも、オリジナルのドット絵まで付いていますね。
ただこれが何を描いたのかはちょっと分かりませんがw


せっかくなので向かいのホームからも撮りました。


駅名標と絡めたら車内に戻りました。

あとは普通に盛岡まで乗っていったんですが、今度は時間帯的にもこれから盛岡へ遊びや買い出しなどに出かける人が多いのか一般利用者も多くなり、花巻や紫波中央・矢幅と進むにつれて車内はどんどん混み合っていきました。
ほとんどはたまたま盛岡へ出かけようと駅へやってきたら、この「東北本線リアス号」が来たので飛び乗ったという感じの人が多く、三陸鉄道の車両であることに気づいているのかいないのか、普段と違う車両である認識はあるという感じですかね。


というわけで盛岡に到着です。
おおむね午前中を使って「東北本線リアス号」を往復乗車してきましたが、気分的にはもう活動が終わったような感じですねw

いつもなら、ここで引き上げまで見送るところですが、残念ながら次の乗り換え時間が来てしまったので写真だけ撮って撤収しました。

田沢湖線に乗る

ここからは暇つぶし編ということで、田沢湖線ですが、まずは田沢湖線について解説しておきましょう。

田沢湖線は盛岡駅と大曲駅を結ぶ全長75.6kmの路線であり、地方交通線扱いではありますが、秋田新幹線の経路となっており、現在は秋田と仙台や首都圏を結ぶ重要な路線となっています。
このように今や実質的に幹線といってもいい田沢湖線ですが、戦前から細々と建設が進められるも全通は1966年まで待たねばならず、開通しても秋田と首都圏を結ぶ役割は奥羽本線が担っており、田沢湖線は盛岡と秋田を結ぶローカル輸送に甘んじることになっていたので、この頃は名実ともに地方交通線でした。

その状況が変わったのは1982年の東北新幹線盛岡開業であり、これにより秋田~盛岡間に新幹線接続列車の特急「たざわ」が走るようになり、このために田沢湖線は電化されました。

更に1997年には田沢湖線と奥羽本線の一部を標準軌に改軌した上で秋田新幹線の一部に組み込まれるようになると、田沢湖線は秋田新幹線の一部になりました。
私個人の話になりますが、秋田新幹線としては過去に乗車したことがあり、正式には秋田新幹線は田沢湖線を走る特急列車という扱いなので田沢湖線にも乗ったことになるんですが、やっぱり普通列車でも乗っておきたかったので今回改めて乗ってみることにしました。

運行形態ですが、盛岡~大曲間を走破する列車の他、盛岡~雫石間や盛岡~赤斑間、田沢湖~大曲間などの区間列車があります。
比較的本数が多い盛岡~雫石間でも1~2時間に1本程度であり、特に本数が少ない岩手・秋田県境にあたる赤斑~田沢湖間では3往復しか列車がなく、18キッパーにとっては難所ともいえます。
秋田新幹線なら毎時1本程度あるので秋田新幹線の停車駅はそこそこ便利なダイヤになっていますけどね。


それではレポートに戻ります。
乗車するのは14時20分発の大曲行きであり、貴重な田沢湖線を走破する普通列車のうちの1本です。


乗車するのはこちらの701系です。
この701系は標準軌仕様の5000番台というタイプになっています。
外観的にはあまり変わりませんが、JRの在来線用の車両で標準軌仕様というのもかなり珍しいですよね。

それでは乗り込みますが、意外と混んでいる印象でした。
18きっぷシーズンだったので秋田方面へ抜ける人たちが結構いるんでしょうか。

列車は盛岡を出るとしばらくは盛岡市の市街地を走りますが、すぐに田園風景となります。
まあ、時期的に雪原になってますけどねw
途中で秋田新幹線「こまち」とすれ違うシーンもあったんですが、車内の乗客から「え?あれ新幹線?なんで?」とある意味教科書通りのリアクションを頂きましたw


雫石では停車時間があったので一旦降りてみることにしました。
どうやら秋田新幹線の通過待ちをするようなので、通過シーンもしっかり撮っておきましょう。


普通列車も撮ります。
雪がこびり付きながらも走る姿はかっこいいです。


それにしてもホーム上もかちこちです。
滑らないように気をつけないと・・・


ホームは2面3線でいわゆる国鉄型配線です。
今でも秋田新幹線の待避や行き違いをするので、ちゃんと役に立っている設備ですね。


改札口です。
Suicaエリア内になっているため改札機がありますが、普通列車用と「こまち」用に分かれているのが特徴です。
このまま外へ出ようと思ったのですが、そろそろ通過時間になるので駅前に出るのは諦めて引き返します。


「こまち」の案内がありました。
「こまち」は1番線に統一されているようですね。


↑それではお待ちかねの「こまち」の通過です。


↑実はもう1本撮りました。
というのは、普通列車を入れた構図にするかどうかで悩んで、結局デジカメとスマホを同時に録画状態にして両方撮ったというわけです。

ところで、このように「こまち」が通過したわけですが、停車する「こまち」というのは1日に4往復しかなくて、秋田新幹線の停車駅ではもっとも本数が少ない駅となっています。

それでは車内に戻って旅を続けていきます。
雫石を出て2駅目の赤斑までが岩手県で、その次の田沢湖駅までの間で秋田県との県境を越えます。
仙岩峠を越える区間になりますが、元々は地方交通線だったこともあって、小刻みにカーブが連続し、まさに峠越えという雰囲気になってきます。


雪もかなり深くなってきました。


大地沢信号場に差し掛かりました。
単線区間なので行き違いのための信号場というわけですね。
県境となる赤斑~田沢湖間は1駅で18.1kmもあり、この間にはこの大地沢信号場と志度内信号場の2つがあって、列車の行き違いに対応しています。

ところで、信号場でも駅名標みたいなものがあるんですね。


峠越えはまだ続きます。

全長3915mの仙岩トンネルで県境を越えて秋田県に入ると志度内信号場に差し掛かります。
ここで「こまち」とすれ違うようなのでそれを車内からになりますが見学することにしましょう。

ちなみに、この仙岩トンネルの前後がカーブが多く高速運転の妨げになっていることから、新たなトンネルを建設して改良するという計画があるそうで、実現すれば秋田新幹線の所要時間が7分程度短縮されるようです。
個人的には新幹線の車両が峠越えをするという風景はギャップがあって面白いので残って欲しい気もしますが、利用者にとっては早くなるのは正義ですからね。


中継停止!
ということで、ここで交換待ちですね。


↑というわけで「こまち」との離合シーンです。
電車でGO!でよく見た光景ですが、あの頃はまだE3系で、E6系なんて影も形もなかったですからねぇ。


そして、秋田県に入って最初の停車駅となる田沢湖駅です。
ここでも停車時間があるみたいなので一度下車して駅を見ていくことにします。


縦型


相変わらず構内は一面の銀世界ですね。


階段まで凍結していました。


跨線橋から見た構内です。
雫石駅同様に2面3線の国鉄型配線ですね。
当駅も普通列車が「こまち」を退避したり行き違ったり、あるいは大曲方面への折返し運行もあるため、しっかり活用されていると言えるでしょう。


田沢湖の伝説にちなんで龍のオブジェが出迎えてくれました。


「こまち」の模型も展示されていました。


発車標ですが、種別が「こまち」という表記なんですね。
まあ、当駅にやってくるのは普通列車か「こまち」のどっちかなのでこれでいいんでしょう。
ところで、一時期「スーパーこまち」もあったわけですが、その頃はどう表記していたのか気になります。


それでは改札を出てみることにしますが、やっぱり寒冷地だけあって自動ドアが設置されているんですね。


ここの改札口ですが、新幹線用のICカード用改札機があるだけで、普通列車の利用者や紙の乗車券・特急券の人は駅員さんが手作業で集改札を行うという方式です。

雫石駅はSuicaエリア内でしたが、当駅はエリア外なので在来線用の改札機は設置されていません。


駅前広場も雪景色ですね。
でも、通路部分だけはしっかり除雪されているようです。


駅舎です。
秋田新幹線開業に合わせて建て替えられたそうで、今風のデザインですね。

地元のPR看板や名所案内など


駅前には羽後交通のバスが停車中でした。
雪道を走るということでチェーンを巻いていますね。

乳頭温泉行きであり、列車から降りてきた人のほとんどがこのバスに吸い込まれていきました。
ちなみに、当駅のバスのラインナップは乳頭温泉行きの他、玉川温泉・新玉川温泉行き・田沢湖行き・駒ケ岳行きなどとなっており、観光路線がメインです

それでは車内に戻って旅を続けていきます。
当駅で対向の「こまち」とすれ違いますが、こちらの発車と「こまち」の入線がギリギリだったので、撮影はしませんでした。

田沢湖を出ると刺巻・神代・生田と行き、続いては角館でも停車時間があります。
ところで、生田は「しょうでん」と読みますが、小田急線に生田(いくた)駅があることもあって、逆に読めない駅名かもしれませんね。


というわけで角館駅に到着です。
当駅で「こまち」に追い抜かれるようですが、雫石でも抜かれているので、2本目の待避ですね。

駅構造は2面3線であり、雫石駅や田沢湖駅と同じですが、秋田内陸縦貫鉄道も乗り入れており、そちらの1面1線を合わせると3面4線となります。


乗ってきた列車も一応撮影です。


駅名標です。


縦型


階段には写真が付いていました。
写真はソメイヨシノでしたが、角館の桜並木は国の名勝に指定されるなど名所だそうですよ。


跨線橋からの構内です。
ところで、右側と左側で線路の見え方が違っていますが、雪の深さが線路の使用頻度に比例しているみたいですね。


改札口ですが、やっぱり新幹線用のICカード改札機があるのみで、それ以外は有人改札での対応でした。
昔ながらのラッチが残っているのがいいですね。


改札前にはこんな絵が描かれていました。
角館は「みちのくの小京都」とも呼ばれていますし、これは武家屋敷の様子ですね。


なぜか人力車も展示されていました。


改札口ですが、スペースの割には情報量が多いですねw


駅員さんのパネルにサンタのオブジェ


こちらは駅名標の記念撮影ブースでした。


券売機です。
秋田新幹線の停車駅だけあって指定席券売機も設置されています。


そして、駅舎です。
小京都だけに和風なデザインですね。


駅前のバス乗り場ですが、雪が積もっていてどこが車道だかも判然としませんね。


そして、こちらが秋田内陸縦貫鉄道の乗り場です。
今回は入りませんが、以前に乗車したことがあります。
でも、もう10年は乗れていないのでそろそろ再訪したいなと思ったり・・・

それではそろそろ「こまち」がやってくるので構内に戻って撮影です。


ちなみに、こちらが秋田内陸縦貫鉄道の乗り場です。
1面1線とシンプルな構造ですね。


秋田内陸縦貫鉄道の駅名標


↑そして「こまち」がやってきました。


写真でも見送ったら車内に戻ります。

このあとはもう停車時間がある駅もなく、大曲へ一直線です。
この頃には車窓も暗くなってきたこともあって、普通に乗車しているだけでしたが、やっぱり電車でGO!を思い出しながらの乗車になりました。


大曲に到着です。
秋田新幹線は当駅で奥羽本線と田沢湖線を跨いでいるのですが、進行方向が変わるので全ての「こまち」が当駅に停車します。


乗ってきた列車ですが、回送幕になっているので、このまま折り返し運行ではないようです。
実はこのまま5分後の盛岡行きに乗って折り返すので、違う車両となると乗り場を移動しないといけないので慌ただしくなりますね。


「こまち」がいました。
雪をまとう姿もかっこいいですね。


「こまち」と普通列車


大曲駅は秋田新幹線の専用乗り場が用意されており、中間改札口があります。
私が乗った普通列車は秋田新幹線の乗り場に到着したのでここを通ることになったんですが、普通列車到着時は脇を開放して自由通行できるようにしているみたいです。


「三線軌」の解説パネルがありました。
結構マニアックな内容ですが、こういうのをきっかけに鉄道に興味を持つ人もいるでしょうね。

この「三線軌」についてですが、これを解説する前の予備知識として在来線と新幹線では線路の幅(軌間)が異なっているという事実があり、在来線は1067mm(狭軌)、新幹線は1435mm(標準軌)となっています。
そのため、在来線と新幹線は基本的に同じ線路を走ることは出来ないわけですが、中には両方の車両を混在して走らせたいという場合もあるわけです。
そんな時に使われるのが「三線軌」であり、「三線軌条」とも呼ばれます。
これは片方の線路は狭軌と標準軌で共用とし、もう片方は狭軌用と標準軌用をそれぞれ用意して、合計で3本の線路を設置することでこれに対応するという方式であり、秋田新幹線では秋田~大曲間の一部で新幹線同士の行き違いのために在来線側の線路に標準軌のレールを追加して三線軌としている区間があります。


待合室は「こまち」カラーでした。


壁にはE6系のロゴマークがありました。


そして、続いてこの701系で折り返しです。
大曲駅も降りるのは初めてなので駅前も見たかったですが、時間がないので仕方ありません。

今度は2両編成のワンマンカーとなりましたが、基本的にはさっきの折返しですね。


角館ではまた停車時間がありました。


↑「こまち」の入線です。


写真でも撮りました。
もう暗くなってきましたし、寒いので撮影以外は車内でのんびりと過ごすことが多かったですね。

続いて田沢湖駅でも停車時間がありましたが、ここは「こまち」が来るわけでもないので車内で過ごしていました。


岩手県に戻ってきて雫石駅でもまた停車時間がありました。


「こまち」がやってきたので普通列車と並べてみました。


時刻表の上では通過する列車ですが、運転停車するようです。


↑対向の普通列車がやってきました。
「こまち」を待たせるなんていい身分の普通列車ですねw


↑「こまち」の発車です。
警笛も鳴らしてくれました!

それでは列車に戻って、あとは一気に盛岡です。


盛岡に到着しました。
折返しは雫石行きとなるようですね。


今朝も見かけた「ひなび」のパネルもありました。
こちらもいずれ乗ってみたいですね。


あとは駅前にとったホテルにチェックインしてゴールですが・・・


ここで夕飯です。
駅ビル「フェザン」の中にある「むら八」というお店のとんかつなんですが、実はこのお店をすっかり気に入っていて、盛岡で食事をする際にはよく訪れています。
盛岡名物というと”わんこそば”とか冷麺とかありますが、逆にそれらは食べたことありませんw

といったところで2日目は以上となります。
3日目は別記事として追ってレポートしますので、公開までしばらくお待ち下さい。

つづく

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つばめ501号(管理人) について

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