今回は小田急バスが運行する新宿駅とよみうりランドを結ぶ路線バスの乗車レポートとなります。
高速バスではない一般の路線バス単独で1つの記事というのは当ブログでは珍しい気もしますが、こうなった経緯をご説明すると、元々はこの路線バスでよみうりランドに行って、艦これとのコラボイベント「瑞雲祭り」に参加するつもりで計画を立てていました。
しかしながら、その直前になり東成田駅で旧ホーム公開イベントが実施されるとの情報をキャッチして急遽そちらへ参加することを決めて「瑞雲祭り」は後日に回すこととなりました。
ただ、問題はこのバスが日曜・祝日のダイヤでしか運行されない超レア系統であることでして、イベント終了までに日祭で都合がつくがなかったため、特に曜日の制限のない「瑞雲祭り」は別日程として、このバスだけ単独で乗りバスしにいくことにした経緯がありました。
よって、時系列としては、東成田駅のイベントレポートの直後ということになります。
新宿~よみうりランド線の概要
系統番号もなく、正式な路線名も不明なため、暫定的に「新宿~よみうりランド線」と呼称します。
この路線は新宿駅とよみうりランドを結ぶ小田急バスの路線バスですが、よみうりランドへのアクセス路線として有用かというと微妙だったりします。
理由はいくつかありますが、まず何より運行本数が非常に少ないことです。冒頭でも触れたようにこのバスは日曜・祝日のダイヤで運行される日に限って運転される上、季節運転と称して3月16日~6月15日と9月16日~11月15日の期間中しか運行されないため、実質1年のうち半年間の、しかも(祝日や振替休日を除けば)週に1日しか走らないという超レア系統なのです。祝日の配置などで若干の変動はあるでしょうが、計算すると年間30日も走っているかどうかということになります。
更にその運転日であっても2往復しか走っていないため、わざわざ乗りに行こうとしないと利用が難しい路線だったりします。
運転日の少なさという特徴だけでもすでにインパクトがありますが、新宿駅とよみうりランドというのは首都圏の地理に明るい方ならお分かりだと思いますが結構距離があります。その距離なんと21.42km!
地方ではこれより長い路線なんてざらにあるでしょうし、日本最長距離を運行する「八木新宮線」に至っては166.9kmもありますから、その約8分の1でしかないわけですが、東京という大都市にあって、しかも鉄道と完全に並走するルートでこれだけの長距離系統というのは現在でも運行が続いているものに限ればかなり珍しい部類になると思います。言うまでもなくこれは小田急バスにおける最長記録を持つ路線です。(毎日運行されているものに限れば新宿駅西口~武蔵境駅を結ぶ宿44系統が最長)
電車より優位な点としては、京王よみうりランド駅からよみうりランドまではバスを利用するか、ゴンドラを利用するか、健脚な方なら歩くかになりますが、どのみち乗り換えや徒歩を強いられるところ、よみうりランドの前まで直通してくれることと、運賃が220円(IC216円)となっていて電車よりわずかながら割安となることなどでしょうが、電車の倍以上の所要時間を要しますから、実際のところちょうどこのバスが走る時間帯に新宿とよみうりランドを行き来する機会があったとしても、ほとんどが電車を選ぶでしょうね。
このように運行日数が少なくロングラン路線というバスマニアを惹きつける要素を兼ね備えたこの路線はバスマニア界隈では知られた存在のようで、私も以前から存在は知っていて興味はありましたが、このように運行本数が少ないことや終点がよみうりランドであり、乗り鉄などの行程に組み込むのも難しいといった事情からなかなか手を出せずにいましたが、「瑞雲祭り」開催の情報を受けてついでにこの路線の乗車を果たすことにしたのでした。
前述のように東成田駅訪問後に乗車することになったため、当初は午前のよみうりランド行きでよみうりランドまで行って、イベントを楽しんだ後午後の新宿行きで戻るという予定にしていましたが、午後のよみうりランド行きに乗車しそのままとんぼ返りして新宿行きで折り返す行程となりました。
ところで、いかにも免許維持路線っぽい路線ですが、歴史から行くと1970年頃に一度廃止され、免許のみが残っている状態だったものが2000年から運行が再開された経緯があるようで、新宿駅に乗り入れる実績を確保するために残しているのではないかという説も聞いたことがありますが、それならば宿44系統を残しておけば事足りるわけで、個人的には違う気がします。
これ以上の細かい説明は乗車レポートと合わせながら紹介していくとしていよいよ本編に入っていきます。
新宿駅でバスを待つ
東成田駅見学後、京成電鉄で上野に戻った私は山手線で新宿に出ました。
問題はバス乗り場が複雑だということでして、新宿駅西口は人工地盤による立体的な構造となっていることもあって、初見で乗りたいバスの乗り場を見つけるのは困難だったりします。
一応、宿44に乗ったときも同じ乗り場から乗車した記憶があるので、その時のおぼろげな記憶を頼りに進みますがこれがなかなかたどり着かないw
東成田駅の見学が意外と早めに終わったこともあって時間が余っていたのが結果的には味方してくれてバスには間に合いましたがヒヤヒヤものでした・・・w
乗り場案内ですが思わず目をこすってしまいそうな細かい字の羅列w
小田急バスでは今日乗るよみうりランド線のほかは宿44しか新宿乗り入れ系統はなく、新宿では影の薄い存在ですが、都営バス、関東バス、京王バスの3社がメインで膨大な路線網を持っており、案内もこんな事になってしまうわけですねw
そんな中にちゃんと「よみうりランド」の文字を発見!
僅かなスペースも惜しいほど膨大な情報が載っている中、こんなマイナー路線もちゃんと載せてくれていました。(しかも、親切に運行日の案内まで!)
迷いながらも何とかたどり着いたこの35番乗り場からよみうりランド線が発着します。
同じ小田急バスの宿44もここを発着しますが、その宿44でさえ新宿駅に乗り入れる便は1日2往復ですから、両系統を合わせても最高で4往復しかないことになりますね。
バス停にもちゃんとよみうりランドの文字を発見!
マイナー路線だとまともに案内されていないケースもあるので本当に乗り場がここであっているのか心配になることもありますが、ここはちゃんとしてくれていて助かります。
ところで、バス停には意外にも多くの人達が列をなしていたのに驚きました。よみうりランド線も意外と使う人多いのかななんて思いつつも、スーツケースを抱えたいかにも旅行者風の風貌の人たちばかりなのが気になっていました。
とはいえ、バスの時間までしばらくあるので様子を見つつ待ちます。
バス停の前には小田急新宿駅も入居する小田急百貨店が聳え、新宿は小田急のターミナルであることを主張しているようですが、その割に小田急バスの影は薄いですよねぇ・・・w
ここも端っことはいえバスターミナルの中ですから路線バスも多く通ります。
というわけで撮りバスしつつ待ちます。こちらは関東バス。
何やら見慣れないバスが35番乗り場にやってきましたが、これは「ハイアットリージェンシー東京」というホテルの送迎バスのようです。
私なんてホテルは寝られれば十分という考えなので、こんな駅まで専用のバスが迎えに来るような高級ホテルに泊まった経験など皆無ですが、バス停にいた人たちの大半はこのバスを待っていたようでぞろぞろと乗り込んでいきました。
妙にいい身なりをしていると思ったら、こんな高級ホテルの宿泊者たちだったんですねぇ・・・
と、そこへ小田急バスもやってきました。
が・・・小田急バスの発車時間が迫っても「ハイアットリージェンシー東京」のバスが発車する気配はなく、結局その後ろに付けてドアを開けて客扱いを始めたのでした。
LED特有の問題としてどうしてもちらつきが出ますが、行き先表示も撮影
よみうりランドへ75分の旅へ
新宿駅を15時10分、小田急バスはよみうりランドに向けて出発です。
車内の乗客は4~5名程度ですが、最悪私以外に乗客がいないことさえ想定したため、これは予想以上の利用者数でした。
新宿を出てしばらくは他の路線とも重複する経路であり、角筈二丁目、プレッソイン新宿前、西参道・・・とこまめに停留所が設定されていますが、重複する路線が多いこともあってこの区間での乗降は皆無でした。
幡ヶ谷駅、笹塚駅と京王線の駅名がついた停留所が続き、京王線に沿って走っていることが伺えますが、笹塚までの京王線は地下を走るので地上から電車の姿は見られません。
あと、気になったのが乗降客がいないにもかかわらずバス停に停車して数十秒経ったら発車するを繰り返していたことですが、スマホで各バス停の通過時間を見るとかなり余裕を持ったダイヤになっているようで、所定通過時刻より早く到着してしまったために運行時間の調整のためにこのようなことをしていたんですね。
さて、面白いのがここからでして、笹塚駅の1つ先にある笹塚二丁目というバス停をすぎるとその次は調布まで30分もの間ノンストップで走るのです。これは笹塚二丁目までは宿44系統と重複していたので宿44系統が停車する停留所には停車する設定になっていたのが、笹塚二丁目から先は宿44系統が井ノ頭通りに右折していってしまい甲州街道を外れるため、ここから先は今乗っているよみうりランド線が唯一の路線バスとなり、こんな本数のないバスのために専用のバス停を設置するのもバカバカしいということなのか、一切バス停を設けていないのです。
そのため、急行運転というよりは北海道のローカル線のように単純に駅間がめちゃくちゃ長い各駅停車ということにはなりますが、都内で30分も停まらない路線バスを体験できるのはここぐらいではないでしょうか。
通常はバス停の都合で側道を行くことの多い路線バスですが、バス停?なにそれおいしいの?と言わんばかりにアンダーパスをかっ飛ばします。
陸橋だってフル活用です。
側道を見下ろすのはなんだか気分がいいですねぇ
首都高速の永福入口付近です。
それにしても、怒涛の駐停車禁止標識の配置に驚きました。よほど違法駐車に悩まされているんですかね。
首都高の高架と防音壁に囲まれてまるでトンネルみたいですが、こんなところを走る路線バスもなかなかないですよねぇ。
と、しばらく甲州街道本線を快走していたのですが、何故かバスは旧道へと入っていきました。
まだ京王線で言う芦花公園駅付近ですから調布まではまだまだあるのに、何なんでしょうね。
ちなみに、この旧道区間には小田急バスや関東バスの路線が走っていてバス停も設置されているのですが、それらはすべて素通りです。
急行バスというわけでもないのに容赦なくバス停を通過していくのはこれまた不思議な光景ですね。
仙川駅付近から再び甲州街道の本線に復帰しましたが、ちょっと車の流れが悪くなっていました。
ここまでの甲州街道は主要交差点には陸橋やアンダーパスが設けられて立体交差化がなされていたのが、郊外に出て通常の平面交差となったことで流れが悪くなったのかもしれません。
急ぐ旅ではありませんが、よみうりランドは20分で折り返すスケジュールなのであまり大幅に遅延すると折り返し乗車に支障がありそうなので心配ですねぇ・・・
国領駅付近より再び旧道に入りますが、調布のバス停はこの旧道上にあるようなのでもう甲州街道のバイパスには戻らずに走るようです。
そして、30分ぶりのバス停停車となる調布に到着です。
ここで1名降りていきましたが、新宿~調布間での移動だと京王線の特急が15分程度で結んでいるところをバスで50分・・・しかも、運賃も20円程度バスが安いだけという、実用性からいったら京王の電車一択になりそうな状況なのにこのバスを選んだというのはバス好きな人だったんですかね。
見かけはマニアとも思えなかったのですが、人は見かけによらないのかもしれません。
ちなみに、この調布というバス停ですが、実は調布駅とは徒歩で5分程度離れた場所にあるバス停だったりします。
調布駅の真横を掠めるように素通りしてここに停車するため、調布駅周辺に用事があって乗ったのにこんなところで降ろされたら困る!なんて人もいそうですが、駅を素通りしてここに止まるのは謎ですよねw
しかも、バスターミナルに入るのがタイムロスになるから入らないのはわかりますが、より駅に近い調布銀座というバス停も経路上にありながら通過しています。
地方なんかだと、鉄道駅を素通りして駅とは別にあるバスターミナルにだけ停車するケースも散見されますが、ここは駅が事実上のバスターミナルになっているわけで、調布バス停が他のバスとの乗り継ぎに便利というわけでもありません。
その先はまたこまめにバス停がある普通の路線バスの雰囲気に戻りますが、狭い旧甲州街道を抜けて鶴川街道へと左折していきます。
写真は多摩川を渡る橋です。
遠目によみうりランドが見えてきました!
山の上にあるとは聞いていましたが、本当に山の上なんですねぇ
交差した高架橋はJR南武線です。
矢野口駅付近であり、矢野口駅東というバス停も設けられていますが、駅前ロータリーには入りません。
ちなみに、よみうりランドから矢野口駅までは本数が少ないながら新宿~よみうりランド線以外にもバスが走っているため、ここからは新宿~よみうりランド線単独区間ではなくなります。
ここでも1名降りていきました。年配の方でしたし、新宿から矢野口だと立川で乗り換えが必要になるのを時間はかかれど乗り換え無しで行けるこのバスを重宝しているのかもしれませんね。
鶴川街道を外れて進むと別の高架橋が見えてきましたが、こちらは京王相模原線です。
調布駅、矢野口駅では駅前には入らず素通りしてきたくせに、この京王よみうりランド駅はちゃんと駅前ロータリーに乗り入れるようです。
ここで予想外に10名ほど乗ってきました。客層を見るによみうりランドに遊びに行く雰囲気ではなく、むしろ用事を済ませて家路につくという感じでした。
ここからよみうりランドまでは割と高頻度運転されているのですが、よみうりランドへのアクセスだけでなく、途中のバス停での地元住民の足という役割もあるようですね。
実際、途中バス停で降りる人も多かったですが、この区間だけ本数が多いのも納得です。
全国的に「◯◯坂下」というバス停は多いように思いますが、この「よみうりランド坂下」という名前は何かツボにはまりましたw
もうよみうりランドはかなり近いはずですが観覧車はまだまだあんなに上にあります・・・
更にこんなヘアピンカーブまで出てきました。
あれ?今から峠越えでもするのかな?w
そして、視界が開けるとこんな景色が待っていました。
これは間違いなくこの路線のハイライトと言ってもいい車窓風景ですよね。
結局乗り通したのは私の他にはどうやら同業者と思しい2人組のみであり、最後はマニア貸切となりましたねw
よみうりランドでしばし撮影
甲州街道での渋滞がどの程度響くか心配だったのですが、結局定刻通り着いてくれたので20分ほど滞在時間があることになりました。
よみうりランドの前はちょっとしたバスターミナルになっていたのでそれを取材しつつ折返しを待ちます。
降車専用のスペースまであるなんて、本当にちょっとしたバスターミナルですね。
その先には3番乗り場があって、ここが新宿~よみうりランド線を始め、主力の京王よみうりランド駅行き、南武線矢野口駅行きが発着します。
時刻表です。京王よみうりランド駅行きはおおむね15分ヘッドと高頻度運転がなされていますが、矢野口駅行きは土日は本数が増えるものの、それでも1日4本・・・
そして、新宿行きはまさかのこの扱いw
1日2本しか無いのだからということなのか、かなり省スペース化されていますし、貼り付けに使われているのはセロテープというw
運行しない時期は剥がしているんですかね。
2番乗り場は新百合ヶ丘駅行きです。
小田急線の主要駅ですし、需要もさぞ多いのだろうと思ったら・・・
読売ランド前駅のほうが便利ですよってわざわざ看板が立てられていましたw
実は新百合ヶ丘駅行きは30分ヘッドの運行であり、ちょうど時間が合わない場合は小田急線沿線に出たい場合でも読売ランド前駅に出たほうが便利な場合があるのです。
こちらが新百合ヶ丘駅からの系統の路線図です。
新百合ヶ丘駅からよみうりランドまでの運転で、ここが終点になる素直な運転系統ですが、意外と本数がないんですよねぇ。
こちらが主力系統の読01で、寺尾団地~読売ランド前駅~よみうりランド~京王よみうりランド駅という経路で走っていて概ね15分ヘッドが確保されています。
小田急線と京王線を連絡する役割や、寺尾団地など沿線住民の足という役割も担っていて、よみうりランドのアクセス以外の需要も多いためにこれだけの本数を確保できるのでしょうね。
1番乗り場と2番乗り場にはわざわざ小田急線と看板が出ていました。
そういえば、よみうりランドのゲートから近い1番・2番は小田急線の駅へ向かうバスの乗り場であり、距離的には一番近い京王の駅へ向かう乗り場は遠い3番乗り場になっているんですが、小田急バスとしては、系列の小田急へ客を誘導したい意図もあったりするんでしょうかw
本当は今日行くはずだった瑞雲祭りの横断幕が出ていました。
東成田駅のイベントがなかったら今頃はイベントを満喫して余韻に浸りつつ帰路につくところだったはずなんですが、今日は入口までだけですw
イベント初日や声優さんなどが来る日は徹夜組も発生してしまうのかこんな張り紙が・・・
しかし、「提督の皆様へ」という言い回しがなんかいいですね。
園内からは楽しそうな歓声があがり、このまま「よみずいランド」の泊地へ抜錨したい気分になりつつも、時間的に今からじゃイベントを楽しむ時間はないですし、新宿行きのバスがそろそろ発車時間ですから、再びバスで新宿に戻ります。
新宿へ戻る
というわけで乗り場に戻ってきた私ですが、発車数分前になってバスがやってきました。
乗ろうとするとこんな案内が出ていることに気づきました。
どうやら矢野口駅までは210円(IC206円)、矢野口駅より先まで行く人は220円(IC216円)と運賃が分かれているようです。
これは東京都内運賃と川崎市内運賃が異なり、川崎市内で簡潔する利用は川崎市内運賃を適用して210円、東京都内に跨る場合と東京都内のみの場合は東京都内の運賃を適用して220円となっているんでしょうね。
ちなみに、乗車時に行先を知らせるようにとありましたが、みんな黙ってICカードをタッチしていたので私もそうしましたが何も言われませんでした。
推測ですが、矢野口までで降りる人はその旨申告すると割安な川崎市内運賃の設定に切り替える操作をして、何も言わずに乗った人は割高な220円が適用される方式なのかもしれません。
車内ですが、今度はよみうりランドで遊んできたであろう家族連れの姿も見受けられ、意外と本来の役割で使われている様子が伺えました。
ただ、多くは京王よみうりランド駅への移動で乗ろうとしたが、バスが調布や新宿まで直通することに気づいてどうせならそのまま乗っていこうとなった人が多く、最初から新宿行きと知ってこのバスを選んだという感じではありませんでした。
むしろ、新宿行きのバスだと聞いてびっくりしている人すらいましたからねw
ただ、新宿方面に帰りたいであろう人も、運転士さんに所要時間を聞くと京王よみうりランド駅や調布駅で電車に乗り換えるルートを選ぶ人がほとんどでしたがw
あのヘアピンカーブを下っていき京王よみうりランド駅に着くとやはり半分以上が降りていきましたがそれでもまだファミリー層の利用が見受けられたので新宿~よみうりランド線はバスマニア専用なんかじゃないですね。
そういえば、調布から定期があるから調布まで行って乗り換えようとかいう会話をしている家族連れがいたので、調布のバス停は駅から遠いことを教えてあげようかなんてウズウズしながら様子を見ていて結局教えなかったのですが、それは正解でした。
なぜなら、新宿行きに限っては駅に近い調布駅北口というバス停に停車するからです。
ここは駅まですぐの場所で電車に乗り換えるにも便利です。
しかし、だったらよみうりランド行きも駅の近くで停めてあげればいいのにと思いましたw
例の家族連れも降りていき残ったのはいよいよマニアっぽい人ばかりに
あと、調布からおばあさんが1人乗ってきて、調布から笹塚や新宿という利用もあるんだなと見ていたら、何か異様な雰囲気でも察したのか慌てて立ち上がると乗り間違えだったようで運転士さんに言って降ろしてもらっている一幕もありました。
そのおばあさん、危なかったですねぇ・・・なにせこのバスは調布を出たら笹塚二丁目までノンストップで降りられないんですから・・・・
往路と同じようにここからは甲州街道をかっ飛ばしますが、仙川駅から芦花公園駅付近にかけての旧道経由はよみうりランド行きのみのようで、新宿行きではそのままバイパスを走っていました。
てっきり私は旧道経由でしか路線免許の申請をしていないために所要時間面でのメリットが無いのを承知で旧道経由にしているのだと思いましたが、片道はバイパスを通しているならばバイパス経由でも申請をしているはずであり、ではなぜよみうりランド行きは旧道を通すのかますます分からなくなりましたw
今度は日曜の夕方ということで、長野・甲府方面からのレジャー帰りの車が中央道や首都高の渋滞を回避する目的で甲州街道に迂回しているのか渋滞も見受けられましたが、それも立体交差が多い都心部が近づくと解消されていました。
首都高の入口など、つい撮ってしまいますw
ふと思ったのが、どうせなら首都高経由とか作って所要時間を短縮すればもっと利用者も増えそうなものですけどね。
ていうか、やってくれたらまた乗りに来ますw
これにてレポート終了ですが、この2日後、念願だった「瑞雲祭り」に参戦すべく再びよみうりランドを目指すことになるのでした。
「瑞雲祭り」自体はあくまで艦これのイベントであり、鉄道もバスも関係ないためこのブログでレポートすべきかどうか悩んでいたのですが、往復の交通手段もレポートの対象とする形でレポートする方針でいます。
読者の中で提督の方がいらっしゃったらどうぞお楽しみに!
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懐かしいです。
おそらく、調布で降りた1人だと思います。
小田急バス定期券利用で往復無料で行けますので、期間中は毎週利用していました。
あのころは、数人しか利用していなかったのに、
6月のみの運行になり、混雑するようになりましたので、もう利用していません。
記事をありがとうございます。
コメントありがとうございます。
なるほど、定期券利用で実質無料というのは思いつかない理由でした。
もしかしたら同じバスに乗っていたかもしれない偶然にも驚きました。
私も6月のみの運行になってからはこの路線に乗っていませんが、やはり混雑するようになってしまったんですね。
この度は一般利用者としての視点からのコメント、とても参考になりました。
ありがとうございます。
また、今後とも当ブログをよろしくお願いします。