またまた間隔が開いてしまいましたね。気がつけば師走ですが、本当に忙しいです。
更新が遅れた理由ですが、忙しかったことに加えて既存の路線で輸送量が増えて増発などの対応に追われたり、バスの開設が忙しかったりしたためです。
なお、今までバスの系統についても紹介してきましたが、系統の数が思ったより多くきりがないので今回より省略させて頂き、おおまかな紹介に留めさせて頂きます。
本日の開通状況
~鉄道編~
路線の開通・・・東武伊勢崎線(小菅~新田)、東武大師線(全通)、千代田線(北千住~北綾瀬)※、常磐線(綾瀬~金町)、新金線(全通)、京成本線(青砥~京成高砂)、京成金町線(全通)、北総線(京成高砂~新柴又)、総武本線(新小岩~小岩)、つくばエクスプレス線(北千住~八潮)
駅の設置・・・五反野、梅島、西新井、大師前、竹ノ塚、谷塚、草加、松原団地、新田、綾瀬、北綾瀬、亀有、金町、柴又、京成高砂、新柴又、新小岩信号場、小岩、青井、六町、八潮
路線バス・・・川口駅・赤羽駅・王子駅発着の系統
※北千住~綾瀬間は千代田線と常磐緩行線の共用区間であり、平行する快速線も含めて常磐線も同時に開通とします。
~道路編~
首都高速・高速道路の開通・・・外環自動車道(川口東IC~三郷JCT)、6号三郷線(全通)
出入口・JCTの設置・・・草加IC、外環三郷西IC、三郷JCT、三郷IC、三郷、八潮、八潮PA、八潮南、加平、加平PA、
三郷ジャンクション
6号三郷線と外環自動車道、常磐自動車道が交差する三郷ジャンクションです。
変則的なクローバー型ジャンクションの川口ジャンクションに大して、こちらはタービン型ジャンクションなんですね。
今回のプロジェクトで主だったジャンクションの形式は制覇できましたw
それにしてもジャンクションって地図で見るだけでも楽しめますねw
ジャンクションの再現はこのプロジェクトの醍醐味の一つだったりします。
加平出入口
6号三郷線の途中にある加平出入口です。
交通情報でよく出てくる地名の一つですが、注目すべきはその形です。
環七通りと接する出入口ですが狭い用地に無理やりランプウェイを押し込んだためループで高度を稼ぐ構造になっていて上から見ると丸が2つ並んでいるように見えます。
実際には防音壁があるようで建物にも見えるそうです。
一度実際に行ってみたいものですね。
新小岩信号場
総武本線と新金線の分岐点、新小岩信号場です。
新金線なんて聞いたことないぞという方もいらっしゃるでしょうが、新金線とは総武本線の新小岩信号場と常磐線の金町駅を結ぶ貨物線で現在は貨物列車しか運転されておらず、一般的な時刻表にも載っていませんのでご存じなくても当然です。
元々総武本線は両国橋が起点で、他路線との接続がありませんでした。そのため千葉県から運ばれる貨物は東武亀戸線を介して北千住経由で常磐線に入って田端や水戸方面に行くルートか両国で船や荷馬車に積み替えるしかなく、千葉県の物流は貧弱でした。
そこで、この新金線を建設することになったわけです。その後総武本線は御茶ノ水まで延伸されたものの秋葉原付近の急勾配は貨物列車では登れなかったため引き続き新金線が総武本線の貨物列車のメインルートとなりました。
現在千葉から他路線への接続は京葉線・武蔵野線経由がメインとなっていて、新金線の役割はだいぶ少なくなりましたが、現在でもここを通る貨物列車があります。
また、新金線を旅客化する構想もあるようで、特に葛飾区・江戸川区は地区内を南北に結ぶ鉄道がないために強く希望しているようです。
しかし、金町~高砂間には京成金町線があり、完全に平行する形になるため採算の問題や旅客列車を走らせるにあたっての設備の改修などの問題があり大きな動きにはなっていないようです。
京成高砂駅
京成本線・金町線・北総線が分岐する京成金町駅です。
ご覧のように車両基地も併設しており、当駅始発電車もあります。
金町線は元々当駅から柴又までは複線でしたが、高架化により実質単線となり、もう一本は車両基地への引き込み線として使われているようです。
また、画像を見ればわかると思いますが、既に電車の運行を始めています。
金町駅
常磐線と金町線が乗り入れる金町駅です。
ちなみに、京成金町線は京成金町駅という別駅となっていますがSimuTransでは同じ駅扱いにしておかないと旅客が乗り換えてくれないので同じ駅として扱っています。
また、JR側は新金線の貨物列車のために側線もありますが、快速線にホームはなく停まるのは緩行線の電車のみです。
西新井駅
東武伊勢崎線の西新井駅です。
また、ご覧のように東武大師線も乗り入れています。この大師線、ご覧のように1駅間のみの支線でして、1つのスクリーンショットに全線が収まってしまうミニ路線ですw
なぜこんな短い路線になったのかというと、元々西新井~上板橋間に西板線という路線の計画があり、その一部として大師線ができました。
その後宅地化が急激に進行し用地買収が困難になったことや建設費が高騰し採算が見込めなくなったことを理由に残りの区間は建設断念ということになり、現在の1区間のみの路線になりました。
以前にご紹介した亀戸線も延伸計画の一部分が残ったものですし、東武はそういう歴史の生き証人のような路線が多いですよね。
草加駅
伊勢崎線の草加駅です。
この駅は急行線側にもホームがあり、急行線は通過線が別途あるため退避が可能です。JRでいうところの高槻駅に似ているでしょうか。
ちなみに、SimuTransでこういう配線って厄介なんですよね。
というのは、カーブの途中に作らないと通過線より待避線のほうが距離が短くなってしまうため通過列車が待避線を通ろうとして退避ができないという現象が発生するからです。
戸田公園しかり、葛西臨海公園しかり、こういう配線は厄介です。
電車の運行状況
いくつかの路線では電車の運転が始まりましたのでご紹介します。
~千代田線~
千代田線は代々木上原~綾瀬間で電車の運転が始まりました。今まで北千住に行く鉄道は日比谷線のみとなっていましたが、2路線になったことで混雑が緩和されつつあります。
また、代々木上原では小田急と接続しますが小田急から千代田線への乗り継ぎ客も見られるようになりました。今のところ小田急直通列車は設定していませんが小田急線が延伸されたら運転しようと思います。
また、支線区間も綾瀬~北綾瀬間で運転をはじめました。現実同様にこの区間のみのピストン輸送で本線からの乗り継ぎ利用がメインです。
~京成本線~
京成本線は京成上野~京成高砂間で普通列車と快速列車の運転をはじめました。
快速列車はこの区間のみの運転は実在しませんしそもそも朝のみの運転なので本来再現対象外の列車ですが、千住大橋駅での退避の実験を兼ねて運転してみました。
普通列車の方は10時台などに車庫への送り込みと思われる列車が同区間のみで運転されています。
~京成金町線~
京成金町線は京成高砂~京成金町間で電車の運転をはじめました。
金町側は常磐線が動いていませんが高砂側は京成本線と押上線の運転が始まっているのでそちらへの乗り継ぎ客によって流動が生まれています。
~京成押上線・浅草線・京急本線・京急空港線~
直通運転の関係上一体的に紹介しますが、この区間では西馬込~押上間の普通と羽田空港国内線ターミナル~京成高砂間の快特(品川以北各駅停車)、品川~京急蒲田間の普通の3系統が走っています。
西馬込~押上間は実際にはラッシュ時などに限られる運転ですが、京成佐倉まで延伸できるまで現在の運行形態が続くと思います。
羽田空港国内線ターミナル~京成高砂間は実際に日中でも走っていますのでこのまま運転が続きます。
今後は北総線の延伸具合で印旛日本医大行きや成田空港行きエアポート快特なども運転したいですね。
品川~京急蒲田間ですが、これは昔はなかったと記憶していますが、最近のダイヤ改正で日中は普通と快特の2本立てになり、従来の急行・特急停車駅に取っては本数減となる穴埋めのために増発された普通列車のようです。
実際は京急蒲田から京急川崎付近の引上げ線まで回送して折り返すようですが、その区間はまだできていないので京急蒲田の横浜方本線上で折り返すようにしています。
余談ですが、京急蒲田~羽田空港国際線ターミナル間の各駅は現在快特しか運行していない関係上、停車列車はなく全列車が通過運転ですw
羽田空港国内線ターミナル~京急蒲田間の普通列車もあるようですが早朝・深夜に限られるため運転しません。
日中は京急蒲田から横浜方面へ行くエアポート急行が空港線内の各駅停車の役割を担うようですね。
次回は・・・
次回は外環自動車道を更に延伸しその内側の開発を進めていきますが、外環自動車道はあと1区間先の三郷南インターチェンジで終わってしまうんですよね・・・
とりあえず予定ルートの内側にそって開発を進めると市川あたりで東京湾に出ますので、今度は更に一つ外側を走る環状線である武蔵野線の内側ということになると思います。
浦和界隈はほとんど新規に開発は進まないことになりますが、東京都の西部はかなり進展しますね。
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