内房線12系客車を撮影!

今回は2022年6月11日に運行されたDE10形が牽引する12系客車による団体臨時列車を撮影に出掛けました。
なお、まだ記事にしていない他の活動もありますが、こちらはいわゆる旬なネタということで順序を変更してお届けしています。

今回のネタの概要

まず最初に今回の撮影対象である団体臨時列車の概要ですが、JR東日本千葉支社が内房線蘇我~姉ヶ崎間開業110周年を記念して「あの時代をもう一度 房総西線客車列車の旅」と題して旅行商品扱いの団体列車として運行されました。
2022年6月11日に千葉~館山間を1往復する形で運行され、ツアーでは往路のみ客車列車に乗車して復路は特急「新宿さざなみ」を利用するコースと、逆に往路は「新宿さざなみ」で、復路で客車列車に乗車する2コースが設定されていたようで、館山駅の電留線を使って参加者限定の撮影会が行われるなど、鉄道ファン向けの内容となっていました。
今回は(なかなかのお値段だったこともあり)ツアーへの参加は見送りましたが、電留線での撮影会以外はツアー参加者でなくとも撮影できるだろうということで撮影はすることにしたのでした。
今回は撮影は基本的に駅構内で行うこととし、館山駅も千葉駅も大回り乗車で行くことが出来るため、大回り乗車で行くことにしました。
ツアーに参加しない上に安上がりな大回り乗車で行くという、JRにとってはあまりいいお客さんではないでしょうが、普段遠征でJRに結構な額を落としている自信がありますので、今回は大目に見てもらいましょうw

まずは館山へ向かう

今回は1往復運行される団臨のうち、復路の館山発千葉行きのみ撮影することにして、往路の千葉発館山行きは見送ることにしました。
理由としては、往路を撮影するためには結構朝早く出発せねばならず、基本的に早起きが嫌いな私としてはどちらか選べるなら遅い方がよいという理由と、往路は千葉を出ると終点館山まで後続列車に抜かれること無く先行するダイヤだったため、基本的に撮影チャンスは1回きりだったのに対して、復路は途中で後続の普通列車に追い抜かれるダイヤになっているため、最低でも2回、うまくすれば3回撮るチャンスがあること、そして最後に往路はヘッドマーク無しでの運行ですが、復路はヘッドマークを装着しての運行ということで、これは復路を選ばない理由がないというほど復路の方がお誂え向きですねw

というわけでまずは館山へ向かうのですが、大回り乗車をする今回、復路で利用する総武快速線ルートは避けねばならず、まずは常磐線で我孫子、成田線我孫子支線で成田へ、成田線で佐倉へ、総武本線で成東へ、東金線で大網へ、外房線を経て内房線で館山という遠回りなルートで向かいます。
そのため、館山には16時過ぎの到着なのに、9時台には家を出なければならないほどでしたw
その道中はダイジェストでざっくりと紹介していきます。
なお、道中とかどうでもいいから早く撮影レポートを!という方はスキップして下さい。


我孫子ではお昼ごはんに、我孫子名物の弥生軒の唐揚げそばを頂きました。


↑我孫子駅滞在中に「ときわ」(「ひたち」だったかも?)の通過に遭遇しました。

ここからはあまりネタもなくサクッと飛ばして、成東までやってきました。
ここまで細かく乗り継いでいたので気持ち的には慌ただしい行程でした。


↑成東からは東金線です

列車は外房線に直通する千葉行きですが大網で降りて上総一ノ宮方面に乗り継ぎます。


↑大網から乗車する上総一ノ宮行きは京葉線から直通してくるE233系でした。
一応快速として案内されていますが、外房線内は各駅停車なんですよねw
ちなみに、総武快速線から直通する快速の上総一ノ宮行きは外房線内もちゃんと快速運転してくれます。
このE233系に揺られて上総一ノ宮まで行きます。


上総一ノ宮に到着!
ここからは安房鴨川を経て内房線に直通する木更津行きに乗車します。


↑末端部のローカル列車に使われるE131系がやってきました


ちょっと苦しいですが、E131系とE233系の並びです。


E131系単独でも


行先表示です。
木更津へは蘇我経由も考えられるためか、安房鴨川経由であることを明示していました。


ローマ字Ver.

ここからはE131系に置き換わってからの普通列車に乗るのは初めてなので乗り鉄要素もありましたが、今回の行程では最も長時間乗車する列車ということもあって道中は所々居眠りしていましたw


東浪見駅のホームで見たカカシです。
一瞬本物の人間に見えて驚きましたw


勝浦駅では「B.B.BASE」に遭遇!

その後は房総半島をぐるりと回って館山まで乗車しました。


館山に到着!


↑発車は動画で見送ります。


コンコースにはE257系の顔出しパネルがありました。


隣にあったこのブースですが・・・


なんと発車メロディを自分で鳴らすことが出来るみたいです。


ホームとかで普通に見かけるのに一般人には決して触れることさえ許されないこのスイッチを押せるというのは素晴らしいですね。
子供だけでなく大人のファンも興味を持って押していました。
なので・・・


↑私も押してみましたw
流れているのはX JAPANの「Forever Love」をアレンジした発車メロディで、館山駅開業100周年を記念して導入されたんだとか。
それにしても、なぜX JAPANの曲なのかというと、X JAPANのYOSHIKIさんが館山市の出身なんだとか。


↑ホームへ戻るとちょうど下りの普通列車がやってきました。


写真でも撮ります。
あとは、12系客車の団臨までホームで待機です。
ホーム上にはカメラを持ったファンや親子連れも集まっていますが、館山は都心から離れていることもあってかそれほど混雑しているというほどではありませんでした。

いよいよ12系客車を撮る

スキップした方もそうでない方もお待たせしました。
いよいよ本題の12系客車による団臨の撮影です。


↑やってきました。
撮影会の会場となっていた電留線は千葉方にあるので、機回しの手間を省くためか推進運転で入線してきました。
上野駅に入ってくる「北斗星」を思い出します。


発車までしばらくあるのでその間に写真でも撮っていきます。


駅名標と絡めて


方向幕は「団体専用」でした。


ここにも「団体」の表記がありました。
一般人が間違えて乗らないようにと案内を徹底しているのでしょうか。


後ろからの編成写真です。
これは寝台車ではないですが、一昔前のブルートレインを彷彿としますね。


まだ時間があるのでアングルを変えてもう1枚先頭から撮ります。


機関車メインで


駅舎を入れてもう1枚


対向のE131系が来たので並べて撮りました。


↑それと入れ替わりに客車団臨が発車します。

さて、前述の通り往路の千葉行きは後続の普通列車に追い抜かれるためこの後の普通列車に乗って追いかけることにします。
ただ、どこの駅で追い抜くのかまでは把握していませんでした。
ダイヤグラムを自作してみたところ、単線区間での待避は無理そうだったので、待避があるとすれば君津か木更津かと踏んでいたのですが、発車シーンは既に館山で撮れたので、今度は通過を撮りたいということで、待避をする駅を過ぎた先の駅で待ち構える作戦にしました。

まずは木更津行きに乗車しますが、君津で千葉行きに接続するのでそちらに乗り換えます。
君津~木更津間もE131系で初めてだったのでどうせなら終点まで乗り通したいところでしたが、今回は団臨>E131系でしたねw

木更津に到着すると隣に例の団臨が停車しているのを確認し、1駅先にある巌根駅で撮影第2弾を敢行します。


巌根駅に降り立ちました。
既に日没を迎えていて、通過列車を写真で撮るのは困難な明るさですが、動画で撮るつもりなのでなんとかなるでしょう。
私と同じことを考えているのかカメラなどの撮影機材と思われる荷物を持った人たちがぞろぞろと降りていきました。


一応縦型も撮りますw
実は巌根駅への下車はこれが初めてだったのですが、今回は大回り中なので改札を出ることは出来ませんし、既に暗くなっているので駅取材は駅名標を撮るくらいになるでしょうか。


ホームは相対式2面2線なんですが、これが巌根駅を撮影場所に選んだ理由です。
実は木更津以北の駅で相対式ホームなのは巌根駅のみで、それ以外は島式ホームなんですよね。
なので他のファンの方も巌根駅での撮影を選ぶ人が多いようでした。
ただ、向かいのホームから撮るというのは駅撮りにしては良い構図で撮れる反面、対向列車に被られるリスクもあります。
まあ、内房線はそこまで高頻度運行というわけではないですし、最悪被られても館山駅ではしっかり撮れているので良しとしましょう。

果たしてその結果は・・・


↑無事に撮れました。
薄暗い中の通過はやっぱりブルートレインを彷彿とします。

さて、この後ですが、先程「運が良ければ3回撮れる」という話をしました。
それがどういう意味かというと、この後の普通列車で千葉へ向かうと、例の団臨が千葉駅に到着した10分後くらいに千葉駅に到着できるのです。
そして、団臨は千葉駅が乗客を乗せて走るという意味での終点であり、終点到着後、車内点検などでしばらく停車してから回送として引き上げると思われます。
もし10分程度停車してから引き上げるならば最後に千葉駅でもう1回撮るチャンスがあるかもしれないというわけです。


いました!
思惑通り3回撮ることが出来ました。


ただ、ホームはすごい人w
館山や巌根はそれほど混んでいなかったので、油断していたのですが、千葉駅は都心からのアクセスもいいですし、終点ということで到着時間も明示されていたためか大勢の人が撮影に繰り出していました。
もちろん、純粋に利用者も多い千葉駅ですから一般利用者も多く、応援の駅員さんや警察官も出場して巡回警備にあたっていました。
流石にこれだけ大勢が集まるとピリピリした空気が漂っていました。


そんな中でもなんとか撮影できる場所を見つけて最後の撮影に挑みます。


向かいのホームも大勢並んでいますねぇ~。


↑そして、引き上げシーンです。
警笛の音に驚いて一瞬映像が揺れてしまいましたが、混雑の中で撮ったことを思えばまあまあでしょうか。


最後に209系を撮って今回の活動を終了します。
このあとは特にネタもなかったのでこれにて記事も〆たいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

次回は後回しにしていた別の活動か、SimuTransのいずれかを執筆したいと思いますので、公開までしばらくお待ち下さい。
それでは!

ブログランキングに参加しています
鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログへ

つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
カテゴリー: 鉄道・バス活動関係 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

このサイトは reCAPTCHA で保護されており、Google の プライバシーポリシー利用規約が適用されます。