SimuTransで福岡都市圏の西鉄バス再現プロジェクト-その12-

今回は忘れ物を取りに戻った形です。といいますのも、早く早良区へと気持ちが逸り、道路の方は整備していたのにバスを走らせていなかったというケースが多々見受けられたためです。
あと、手前味噌ながら天神地区の渋滞問題を解消する切り札を開発しましたのでそのことも書きます。

画期的な信号システム!

手前味噌で申し訳ないですが、このやり方を発見した時、あまりにも嬉しかったのでついこの見出しにしてしまいましたw
もったいぶらずに早く教えろという声も聞こえてきそうですので、いつものペイントで描いた下手っぴイラストで説明します。
TrafficLight1
道路を2本並行させた大通り同士の交差点だと思って下さい。
赤の枠は従来、信号機を設置していた位置です。全ての赤枠の部分に信号機を設置すると右折車が立ち往生するのは既知なのですが、どういうことかわからないという方はその7で触れていますのでそちらをご覧ください。
そして、この従来型のもう1つの問題点は交差点を通過中に信号が赤に変わった場合、交差点内に立ち往生してしまい、交差する交通を妨げてしまうことにありました。
これを防ぐために奥の信号ほど遅く赤に変わるようにオフセットを調整するなどしていたのですが、右左折車の存在やすべての方向でこれを実現するのが難しいなどの問題がありました。
そこで、考えたのが、青枠の位置に信号を設置するやり方です。
しかし、御存知の通り、交差点以外の場所には信号機を設置できません。この図を見て「はぁ?」と思った方もいるかも知れませんね。
さすがに私もそれは承知しております。どうやって設置するかというと、一旦別の道路とつなげるか1マスだけ枝みたいに道路を伸ばすなどして、青枠の位置を交差点にします。そうすることで信号機が設置可能になりますね。
信号機設置後、一旦つなげた道路を撤去し、普通の道に戻します。
すると、信号機は残ったまま、交差点ではなくなります。これを4箇所でやってあげれば、この信号システムが完成します。
この方式では、今まで問題だった右折車が立ち往生する問題もありませんし、交差点内に入ったバスは赤信号になっても渡りきってくれますので交差点内で立ち往生することもありません。
ただし、1つだけ欠点があります。交差点の1マス手前が実質的な停止線になってしまうため、前のバスが交差点を渡り切るまでちょうど青枠の位置で待機することになりますが、その間に信号が変わった場合、赤信号でも突っ込んでしまうんですね。
SimuTransでは事故が起きませんので安全面はともかく、これでバスの流れが悪くなってしまうことがあります。
まあそれでも従来型よりはるかにスムーズですけどねw
あと、1つ注意しなければならないのは、信号のタイミングを調節する場合ですが、当然ながら4つ全ての信号のタイミングを統一しておかないと、めちゃくちゃになり交通整理になりませんw
この方式を順次主要な交差点に導入しています。これで渋滞はかなり緩和できています。

その他のボトルネック解消

渡辺通との交点が流れるようになった結果、明治通り・昭和通り・国体道路の3本から博多駅方面へ向かう道路にバスが集中してこちらの混雑が激しくなりました。
あちこちチェックしてみると博多バスターミナルにボトルネックがあることに気づきました。
以前、デッドロック対策で道路の配置を改良しているのですが、その際にバスターミナルから出てくるバスと入るバスがターミナル前の交差点で交差する形になっていたのです。
これがボトルネックのようでしたので、かなり実物の博多駅前とはかけ離れてしまいますが、ターミナルから出るバス専用の地下道を作り、駅前一丁目付近までつなげました。
これでターミナルへの出入りは立体交差となりボトルネックは解消しました。
しかし、まだ流れが悪いようなので、バス停を3つ並列にしてチューズシグナルで分配させました。これでバスターミナルのボトルネックは解消です。
あとは、バスが走行しない道路との交差点は接続を切り、交差点ではないということにしました。
これにより、バスが交差点内を空けて走行することもなくなり、スムーズになりました。
それにしても、最近は天神・博多地区の渋滞対策にかなり時間を割いている気がしますw

城南学園通り

別府橋の西側から福大に至る城南学園通りですが、ここもバスのメッカです。
114番・140番・14番の3種類がありますが114番は福大から城南学園通りを北上し202号線に入りそのまま国体道路を経て博多に至るというのが基本形です。
都心側では博多駅を通り越し扇町まで行くもの、博多バスターミナル発着のものの2種類があり、郊外側では早良営業所発着、西油山ハイツ発着、片江営業所発着があり、片江営業所発着分は更に金山団地を経由するかどうかで2種類にわかれます。
早良営業所から扇町には1日2本の上りのみですが急行もあったりしますのでバリエーションが多いです。
そして、140番ですが、こちらは六本松から美術館経由で明治通りに入ります。
114番と違い、博多駅への需要はターゲットではないのか、呉服町ではそのまま直進し吉塚営業所まで行きます。
このように都心側では吉塚営業所が拠点になっていますが、天神止まりの系統もあります。
郊外側では金山団地発着と片江営業所発着があり、片江営業所発着分については金山団地経由とそうでないものの2種類になります。
1日1本だけ福大病院を素通りして天神へ向かう系統がありますが、これは送り込み用の運用みたいなので再現しませんでした。
最後が14番ですが、油山では13番と113番が共存できているのに対し、こちらは114番と140番にほとんどのパイを奪われた形で免許維持路線扱いになっているようです。
一応ルートを説明すると、郊外側は114番とほぼ同じですが、都心側は天神から渡辺通りに入り、那の津四丁目が終点というルートです。
七隈線が開業し、天神止まりの14番のルートでは差別化が出来なかったんでしょうね。
博多駅やキャナルシティ、県庁などに直通できる114番や140番にシフトしたようです。
となると、七隈線が博多に乗り入れたらどうなるんでしょうね。
まあこのプロジェクトには今のところ関係ありませんけどねw
ちなみに、この系統は再現しませんでした。

福岡タワー発着

福岡タワーから油山や檜原などへ向かう系統があるのですが、すっかり忘れていましたw
こちらも設定しましたが、実際も本数が少なく、SimuTransでも利用は低調で赤字路線も出ています。
各バス停からの利用状況を見るに、蔵本や呉服町、博多駅や博多バスターミナルなどに集中しているみたいですね。
都心部に路線が集中しているのも西鉄バスの特徴の1つですから仕方ありませんね。

大橋発着のローカル系統

まず思いつくのが区1、区2というやつですが、「区」が何を意味するのか長年の疑問でした。
最初は区間便という意味で「区」なのかなと思っていましたが、どうやら檜原・長住などのエリアから南区役所へアクセスするための路線という位置づけで、区役所の「区」みたいですね
そのため、運行は平日が中心で区役所が開いていない土休日は運休となる系統や大幅に減便となる系統があるようです。
この他、東若久へ行く系統、板付七丁目へ行く系統などがあるようです。
それから、大橋駅から野間四角・若久・檜原営業所などを経由して福大前へ行く6番というのがあります。
外環状道路経由の700番とルートが似通っていますが、こちらは大橋駅から一旦北上し野間四角を通るため遠回りですし、全区間を乗り通す場合は700番を使ったほうが所要時間も早いし運賃も安いです。
ですが、微妙に経由地が違うので途中バス停からの集客でうまいこと共存できているんでしょうね。
こうして見ると大橋駅がバスだらけなのも納得ですね。

162番・・・

こちらも忘れていた系統の1つです。
西鉄バスは基本系統に100を足すと速達型という法則がありますのでお気づきだと思いますが、62番の急行便を別系統にしたという感じのようです。
天神地区から老司の間で急行運転となり、停車するバス停が絞られています。
同様の目的で都市高速経由の620番が運行されていますが、今のところ共存関係にあるようです。
ところで、野多目ランプ~千代ランプを通る620番ですが、地図で見る限り明らかに遠回りしているんですよね。
都市高速は渋滞しない限りノンストップで走れるということを考えれば、一般道より早いのは確かですが、遠回りを加味すると実際どうなんでしょうかね。
試しに地図サイトを利用して野多目ランプ入口バス停から天神バスセンター前バス停までの距離を測ってみたんですが、62番のルートでは6.4km、620番のルートではなんと13.2km、ほぼ倍の距離になるんですね。
ちなみに、620番のルートでは都市高速を降りてからの一般道区間が2kmほどありますが、それでも11km・・・運行がラッシュ時限定なのは一般道が渋滞している時しか速達効果を発揮しないからなのかもしれませんね。
162番については速達を狙っているのではなく、短距離利用者を乗せないことで遠距離利用者を優先的に乗せようという遠近分離の意味合いがあるのかもしれません。

次回は・・・

久々にボリュームのある記事になりましたが、次回は原通りを通るバスに手を出しましょうかね。
202号線がますます混雑することでしょうw
西鉄バスの路線図を眺めていたのですが、202号線を通るバスは思いの外多いんですね。あと、都市高速の福重ランプを利用する系統があるということにも気づきました。
更にはその先の西九州自動車道を通る九大エコルライナーもあるみたいです。
とはいえ、もうそろそろ終りが見えてきましたね。
それから、前々から思ってはいたのですが、最新版SimuTransでは地下鉄を作れるみたいですので、市営地下鉄も再現しておきますかね。
市営だけに公共事業の運営ということにして、西鉄バスとの競合を楽しんでみるのもよさそうです。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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2 Responses to SimuTransで福岡都市圏の西鉄バス再現プロジェクト-その12-

  1. アーバン のコメント:

    検索で引っかかってこのページに来ました。
    道路を2本交差させた交差点に信号が設置できず悩んでいたのですが、
    このアイデアは素晴らしいですね…思いつきませんでした!
    是非とも参考にさせていただきます^^

  2. つばめ501号(管理人) のコメント:

    コメントありがとうございます。
    私のアイディアがお役に立てたようで何よりです。
    このようなアイディアを考えるのもSimuTransの醍醐味の一つですよね。

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