2016年3月26日のダイヤ改正で、大阪を発着する特急「しなの」が廃止されます。 今回、その大阪「しなの」に乗ってまいりましたので、その模様をお伝えしたいと思います。
まずは東京へ
私が東京へ行くときは全てSFJ(スターフライヤー)。 知人から「どうせ乗るならJALかANAにしなよ、SFJじゃ、特典少ないでしょ?」と言われておりますが、やはり革張りのシートや、一週間前でも2万円以下の運賃設定があるのは魅力的です。 何回も乗っているので、写真はありません。 東京に着き、ホテルに入って小休止したのち、夜の秋葉原をウロウロしました。
8時ちょうどの~
あずさ2号じゃないんだなぁ~これが・・・。 スーパーあずさ5号に乗り、松本へ向かいます。
E353系の登場により、引退が近づいているE351系ですが、その走りはどのようなものなのでしょうか。八王子を発車してからは、カーブを通過するたびに車体が傾いている感覚を感じることができ、雪化粧した山々を眺めることができました。
松本に到着した私は、ここから普通列車で長野へ向かいます。
途中、姨捨駅にて大変綺麗な景色を見ることができました。
松本から1時間ほどで長野駅に到着です。
長野駅に着いたのが正午過ぎ。 今回乗る大阪行き「しなの」は1404発、まだ2時間ありますので、改札を出て、長野電鉄の長野駅に行ってみることに。
長電長野駅
幸いにして入場券が券売機にて買えましたので、ホームに降りてみることに。 駅舎の至る所に古めかしい雰囲気があり、心地良い空間でした。
いざ降りてみると、かつて関東地方で名を馳せた名車たちが揃っているではありませんか! 私は右奥にいる元東急8500系以外は乗ったことがありません。 ぜひとも乗ってみたかったのですが、今回は写真だけで我慢することにします。
元小田急10000系HiSE 小田急ロマンスカーの中では一番好きな車両です。 かつて11両だった彼も、今や3両編成。 ですが、かつてを思わせる優雅さは今も健在です。
元JR東日本253系、これまた私の好きな車両であります。 かつては「N’EX」の称号を与えられ、第一線で活躍していた彼ですが、今は長電と、大改装を施されて特急「日光」に充当されています。 長電にはぜひとも乗ってみたいものです。
「しなの」に乗るまで
JR長野駅に戻った私は、駅ビルの商業施設に入り、お土産品やらを物色します。 その中で見つけたのがこちら、
野沢菜(のざ罠)入のおやきがありましたので食べてみることに。 これが美味しいのです。 もしこの場にテクニカルエンジニアのyamanomiがいれば、野沢菜入りとあんこ入り2つをランダムに選ばせ、早食い対決をしていたことでしょう。
お土産品に信州十割蕎麦を選んだ私は、ホームの立ち食い蕎麦屋できつね入りを食べることに。こういう色のついた汁は慣れておりませんが、美味しかったので良しとします。 食べ終わった私は、 「しなの」に持ち込む飲食物を買い込み、ホームに到着した「しなの」車内に入ります。
「しなの16号」
車内は誰一人乗っておらず、このあと数名乗ってくるだけでした。 この状態が大阪まで続くかなぁ・・・ とこの時は思っていました。
長野1404発大阪1918着、 5時間14分の旅がスタートしました。 終点まで車内販売は無く、飲料の自動販売機があるのみ。 ある程度の食料は買い込んだものの、足りるかどうか不安になってきました。 そうこうしているうちに列車は松本駅に到着。 ここから人がドカドカ乗り込んできます。 私が乗っている車両は満席になり、空いていた隣席も埋まります。 自由席は通路が立ち客で埋まるほどで、 自由席特急券なのに、我が物顔で指定席に座る叔母様方が、車掌に窘められて渋々席を退いたりという光景が見られました。 塩尻駅で普通列車との接続のため、定刻より3分遅れての発車。 どうなるかと一時はヒヤヒヤしていましたが、名古屋に着く頃には定時に戻っていました。 名古屋で殆どの人が降り、車内はまたがら空きに。 途中駅の岐阜・米原・京都・新大阪でポツポツと人が降り、終点の大阪駅に到着しました。
にしても汚いですなぁ。 毎日洗車していないのでしょうか? 日頃から、毎日洗われる新幹線やJR九州の特急たち(肌の荒れてることには触れず)を見ていると、なんだか可哀想に思います。
みずほ611号
新大阪に戻った私は、新幹線ホームに上がり、列車を待ちます。
大阪に行った時によく使う、みずほ611号です。 ただ、いつもと違うことが一つあります。
N編成のグリーン席には乗ったことがありますが、S・R編成のグリーン車は初めてです。 フットレストも付いている豪華仕様です。 快適でした。
久しぶりの記事でしたが、いかがでしたでしょうか? C89にサークル出展したり、残業ばかりと忙しい日々を過ごしておりまして、なかなか記事を書く暇はありませんでした。 今後もこのような間隔でブログを更新することになるかと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。 ご覧頂きありがとうございました。