「我孫子踊り子」乗車レポート

今回は土日限定で臨時運転されている我孫子駅発着の踊り子のうち、我孫子発伊豆急下田行きの「踊り子111号」に乗車しましたので乗車レポートです。
ここは景気良く伊豆急下田まで全区間乗車!・・・と言いたいところですが、つい最近伊豆方面の遠征で「踊り子」に伊豆急下田→東京で乗車したばっかりでしたし、実はこの活動の後、別件で行きたいところもあったので今回は我孫子→東京での乗車としました。

まずは我孫子へ向かう

我孫子発着の踊り子は土曜日の午前に我孫子発伊豆急下田行き、日曜日の夕方に伊豆急下田発我孫子行きが運行されていますが、今回乗車するのは我孫子発伊豆急下田行きの方であり、まずは起点となる我孫子駅へ行きます。
我孫子発が10時45分なので早起きが嫌いな私でもゆっくりと出られて嬉しい設定ですw


上野駅から常磐快速線で我孫子を目指します。

常磐快速線自体は特にネタもないので記事は我孫子に飛びます。


というわけで我孫子にやってきました。

ここで「ひたち」の通過です。


E657系「ひたち」の通過シーン


基本的に週1での運行ながらちゃんと乗車位置案内がありました


通路の時刻表のところにも踊り子の宣伝がされていました


ここに至っては2つも並べて猛アピールw


せっかくなので駅前を見ていきましょう。
まずは南口から


SLの石像がありましたが、書かれていたのは我孫子駅開業の経緯でした。
飯泉喜雄という方が「鉄道なくして町の繁栄はない」との考えから自らの土地を無償提供してまで我孫子駅の設置を推進し、現在の位置に我孫子駅を誘致することに成功したんだとか。


駅前ロータリーの様子です。


バス乗り場


駅前にいたのは坂東バスでした。
坂東バスは我孫子市・柏市を中心に展開するバス事業者で朝日バスグループの一員です。


少し時間が余ったので北口の方へも来てみました。


大きな木が目立つ北口ロータリーですが、常磐線複々線化の時に駅舎建て替えに伴い新規に開設されたものなんだとか。


それでは構内に戻って「踊り子」を待ち構えましょう。


↑「踊り子」入線シーン


入線時は回送幕でした。


常磐快速線のE231系と並べてみます。この組み合わせはレアですからね。


「踊り子」だけで


方向幕は行先を書かずに列車名だけというw
以前に撮った時は我孫子幕もあったはずですし、ましてや伊豆急下田行きなら定期列車の行先なんだから普通に入っているはず、何故それを使わないのか謎ですね。

さて、「踊り子」入線は25分で発車は45分なので20分あるわけですが、撮影で多少費やした時間を入れても残り15分はあります。
そして、せっかく我孫子駅のホームに居る・・・もうやることは1つですねw


我孫子に来てこれを食べぬ手はないw
ちなみに、実は以前のレポートで使った写真の使いまわしだったりします

特急「踊り子111号」 我孫子→東京

唐揚げそばで腹ごしらえも済んだら「踊り子」の旅を始めます。
その前に我孫子発着「踊り子」の話をしておきますが、上野東京ラインが開業した際、「踊り子」の一部を我孫子発着で運行することとなり、土曜日の伊豆急下田行き、日曜日の我孫子行きというのが基本パターンです。
あと、全車指定席なのも特筆すべきですね。通常の「踊り子」は自由席も連結していますが、我孫子発着を始め臨時に延長運転される場合は全車指定席というパターンが多いようです。

我孫子駅発車時点では1両あたりで10人乗っているかどうかという乗車率でしたが、客層を見るに年配の人が目立ちましたね。夫婦や家族での旅行で利用するパターンが多いのでしょうか。
そもそも、我孫子10時45分発という設定は早起きしなくても乗れるのは嬉しいですが、伊豆急下田着が14時21分であり、下手すればそのまま旅館に向かっておしまいであり、観光地をめぐるには遅いというのもありますから、観光地をたくさん巡りたいアクティブな旅を志向するであろう若者の利用を取り込めていないのかもしれませんね。
そもそも、上野東京ラインのお陰で常磐線沿線から東京駅へのアクセスも容易になり、東京駅始発の「踊り子」を利用するハードルも下がっている現在、1本しかない我孫子始発は選択肢が少なすぎるのかもしれません。
あと、常磐線内での停車駅ですが、柏、松戸、北千住までは快速列車と同じなので、「常磐快速線」として見れば各駅停車というわけですね。
南千住、三河島、日暮里は流石に通過しますが、上野、東京と、延長区間内では3駅しか通過しませんw

まあ常磐線内のみの利用は想定外でしょうし、柏では東武野田線、松戸では新京成線と接続しますし、その沿線の人の需要をこまめに拾いたいということなんでしょうね。
ちなみに、常磐線内では最も乗車が多かったのは北千住であり、ここで席の大半が埋まりました。


複々線区間を往きます。


「踊り子」の車窓から常磐緩行線を見られるのは貴重ですね。


日暮里からは山手線・京浜東北線・東北本線とも並走して圧巻な光景ですね。


上野駅では5分ほど停車するとのこと・・・


その間に大宮方面からやってきた小田原行きを先行させるようです。
それにしても、普通列車を待避する特急って・・・w


E235系とも並走しました。


中央線とも並走して東京駅に到着します。


東京駅に到着しました。
当然降りるのは私だけかと思ったら、もう1人ここで降りる人もいました。同業者ですかね?w


↑発車シーンを撮ったら午前の活動は終わりですね。

が、最後に「踊り子111号」について思ったことをいくつか書いておきましょう。
まず1つ目に、全車指定席という点・・・そもそも常磐線沿線の人が伊豆へ旅行へ行くための列車という意味合いが強いのは分かりますが、自由席も設定すれば、通常直通列車がない常磐線沿線から横浜など短距離利用も取り込めば、我孫子~東京間の乗車率を向上させることができていいと思いますけどね。
もう1つは、車内販売がないことです。全区間乗り通せば4時間弱・・・やっぱり車内販売は欲しいですよね。

といった所でこのレポートは〆ますが、午後は別の活動があったのでまた追ってレポートします。どこへ行ったかは・・・別のレポートでお確かめ下さいw

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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