今回は2017年11月28日に東京→土浦で運転されたお召し列車を撮影に出掛けましたのでレポートします。余談ですが、E655系がお召し列車としての初運行となったのが2008年の事ですが、その際は上野→土浦で運行されたらしく、奇しくも今回とほぼ同等の運行区間となりました。ただ、当時は上野東京ラインが開業しておらず上野始発だったのが今回は上野東京ラインのおかげで東京駅から運転できるようになったのが変更点ですね。
撮影地は手軽に行ける南千住駅として、レポートは南千住駅からスタートします。
南千住駅にてお召し列車を待つ
とある筋から入手したスジから逆算して30分くらい前に南千住駅にやってきました。ホーム端での撮影を想定していましたが、既に4~5名の先客がいらっしゃいました。
で、南千住駅上野方のホーム端からの風景がこれです。
架線柱(?)が思いっきり被ってしまうのが残念ではありますが、架線柱が被らずに撮れるスペースは既に満員のようでしたので致し方ないですね。
平日なのでさほど撮影者はいないと高をくくっていたのですが、流石にお召し列車の注目度は高いですね。
なお、撮影者の殺到に備えてかホーム端には職員と思われる方が待機していましたが、今のところ混乱になりそうな状況でもないので特段規制などはしないとのこと。
撮り鉄の方々に気さくに話しかけるなど、終始和やかな雰囲気でお召し列車を待ちます。
E531系の特別快速が通過していきました。本番のお召し列車の前に練習がてら撮影です。
↑動画です。
続いてE231系
↑こちらも動画です。
↑もう1本E231系
ズームしてみても悪くないですね。
お召し列車は引いて撮るかズームで撮るか悩みどころです。
↑続いてE231系回送列車がゆっくり通過
そろそろお召し列車の通過予想時刻ですが、列車が通過するというアナウンスに反応して構えたらやってきたのはこれでした。
これは定期列車の「ときわ57号」であり、この後追いでお召し列車が走るようです。いわゆる「露払い」の役割を担っているわけですね。
↑動画です。
この頃になると撮影者の数は増えてきて10名前後になっていました。ホーム端で撮影可能なスペースはほぼ埋まったようです。
そして、いよいよお召し列車が通過します!
↑お召し列車の通過シーン
キャプチャです(※トリミングしています)
今回はルクセンブルクの王室と同乗し筑波宇宙センターの視察に向かわれるとのことですが、そのため日章旗とルクセンブルクの国旗が掲げられていますね。
通過なので撮影自体はあっという間に終わってしまいましたが、実は私自身はお召し列車は初めての撮影でした。E655系自体はイベントなどで公開された際に撮影したことがあったのですが、やはり日章旗を掲げて特別車両も連結して走る姿は威厳がありますね。
というわけでお召し列車の撮影という任務は完了ですが、最後に1つおまけがあります。
おまけ
今回の撮影地として選んだ南千住駅ですが、以前に隣接する隅田川駅でイベントがあった際に利用したことがあったものの、まともに駅取材をしていなかったので、簡単にですが駅レポートをしていきます。
ホームは1面2線のシンプルな構造ですが、隣接する隅田川駅へ向かう引き込み線などが分岐するため配線は若干複雑になっています。
つくばエクスプレスと東京メトロ日比谷線も並走していますが、その向こう側に広がるのがJR貨物の隅田川駅です。貨物駅ですから通常は立ち入ることが出来ませんが、イベントで開放されることがあります。
またしても通過するというアナウンスがあったのでホーム端へ移動して撮ったのがこれです。
やたらにピカピカなE657系でしたが、お召し列車の直後だったことを考えるとお召し列車に使用するE655系に故障などがあった場合に備えての予備編成だったんでしょうね。
それならばやたらに綺麗だったのも納得です。
お召し列車が通過してしまえば、架線柱がかぶらないポジションも無人になったのでそこからE531系を撮影。
これは回送だったようです。
↑これは動画もどうぞ
最後に駅入口部分を撮ったら撤収です。
短編レポートとなりましたがこれにて終了となります。