前回の記事では今年中にもう1回くらい更新したいと書きましたが、このプロジェクトにしては珍しく有言実行ということで更新内容は少ないですが、記事にしておきます。
今回の更新内容
今回は予告通りバス路線の整備がメインとなります。範囲としては主に川崎駅の東口を発着するものとなります。
あまりに系統数が多いので1つ1つの系統を取り上げることはしませんが、川崎は興業で栄えた町であることを象徴するように工業系の会社の名前がついたバス停が多いのが特徴ですね。路線名としても「鋼管循環」という名前の路線もありました。
というわけで川崎駅周辺の俯瞰図です。
びっしりとバス停が配置され、ようやく市街地らしくなってきました。
川崎駅東口はあまりに多くのバスが押し寄せるようになったためバスターミナルの改良を強いられ、もはや高速道路のジャンクションみたいになってしまいましたw
このようにバス路線を整備した結果、鉄道にも影響が出てきました。まずは川崎駅の利用者増加です。従来は空気を運んでいると言っても良かった上野東京ライン(東海道線)も列車によっては満員に近い状態があったのですが、こちらはほぼ全区間で京浜東北線が並走している上、15両運転が基本であり、元々の乗車定員が多かったので増発等の対応はしていません。
一方、京浜東北線では、川崎の時点でかなり混雑していたところに、蒲田、大森、大井町の3駅からの利用者も殺到し積み残しが発生した他、東京都心の田端~品川間の各駅からの鶴見・新子安・東神奈川へ向かう利用者が乗車できない事態も発生したため、増発しました。
他方、鶴見線では特に浜川崎の利用者がバスで川崎駅へ出るルートに転移したことから利用者が減少したものの、本数等は据え置きとしています。
こちらは東扇島です。路線バスとしては川崎市営バスが川崎駅からの路線を運行しており当然再現対象としました。
これらの路線は急行便や特急便も運転されるなど、バス趣味的にも面白い路線だったりするのですが、全てラッシュ時限定の種別なので本プロジェクトでは基本的に再現対象外・・・としたかったのですが、川崎駅から東扇島島内への利用者の積み残しが深刻化したため遠近分離の意味で特急のみ走らせることとしました。
他に横浜駅からの高速バスもあり、こちらは本数僅かながら日中にも運行があるため再現対象とする方針ですが、まだ横浜駅方面のバス路線整備に着手できていないこともあって今のところ保留です。
その他
今回は川崎が開発のメインでしたが、お台場地区でも変化がありました。
それは「kmフラワーバス」の廃止です。実物は今年の5月で廃止された(さよなら乗車にも行きました)のですが、実物がなくなった以上、プロジェクト内でも廃止すべきであろうということで廃止しました。ほぼ並行していたゆりかもめの利用者が若干増えた以外はそれほどの影響はありませんでした。
次回予告など
と言った所で今回の記事は以上!w
バス路線整備って手間がかかる割に記事にすると内容が薄くなってしまうんですよね。とはいえ、次回も引き続き川崎駅西口を中心に整備を進めていきたいと思います。
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