貝塚線313形撮影&春日原駅高架化取材

新年明けましておめでとうございます。当ブログとしての新年のご挨拶は西鉄8000系さんが代表でしてくださいましたが、私つばめ501号としてはこの記事をもって2015年の活動の幕開け、すなわち仕事初めとしたいと思います。
さて、これからレポートする活動についてですが、2014年12月20日に実施したもので、越年でのレポートとなってしまいましたw
時系列としては「はかた号乗車レポート」の直後となります。

行程の説明

今回は「はかた号」を降りたらとりあえず西鉄313形を撮りに行きたいなと思って、行き当たりばったりで行動しただけなので、事前にはっきりした行程を立てていたわけではないのですが、大まかには貝塚駅まで地下鉄で移動して、付近で313形を撮影して、帰りに高架化工事が進んでいる春日原駅を見て終わりとなります。

貝塚駅

「はかた号」を降りて博多駅から地下鉄を乗り継いで貝塚駅までやって来ました。
福岡へ帰るのはかれこれ1年ぶりということもあって、ここも久々に訪れるわけですが、いきなりこんなパネルが出ていました。

kaiduka-pannel
313形の引退までのカウントダウンですね。駅にまでこういう掲示をするとは、西鉄も313形の引退はそうとう大きなイベントであると認識しているようです。

実はこの日、本当は西鉄新宮駅まで1往復313形に乗る予定だったのですが、駅員さんに尋ねると当日は奇しくも313形の貸切イベントが行われているとのことで、一般人が乗車できる運行はないとのことでした。
せっかく貝塚まで出てきて、手ぶらで帰るのも悔しいので貝塚駅付近で撮るだけ撮って帰ることにしますw
あと、313形引退記念乗車券も購入しました。普段はこの手の記念きっぷの類は買わない私ですが、このきっぷは600円で貝塚線が乗り放題という純粋なフリー乗車券と考えても十分利用価値のあるきっぷだったため思わず買っちゃいましたw

というわけで、一旦駅を出て適当に歩きながら313形が狙えそうな場所を探します。

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駅前の道路から600形がよく撮れました。

出待ち

適当に線路伝いに歩いてたどり着いた場所はマンションの脇にある狭い道でした。
立入禁止のたぐいの看板はなかったので公道であると判断し、そこで313形の出待ちをすることにします。
貸切イベントは午前と午後の二部構成となっており、313形は午前の部を終えて多々良車両基地の中で休んでいる状態でした。

kaiduka-313
車両基地にいるところが望遠で何とか撮れました。

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まずは練習がてら600形を撮ります。

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反対方向も


↑下り列車


↑上り列車

いよいよ登場

今か今かと待ちわびていると、いよいよ車両基地の313形に動きがありました。


↑313形がいよいよ出てきます。
序盤で600形にかぶられてしまいますが、313形の速度が遅かったおかげでそれほど大きなダメージとはなりませんでしたw

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写真でもどうぞ
一旦側線で停車します。

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そして、貝塚駅へ向けて移動します。


↑今度は西鉄新宮へ向けて走行です。

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写真でもどうぞ

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後追い

さて、この後ですが、313形は西鉄新宮まで1往復して貝塚へ戻ってくるのでそれも撮ります。
ただ、時間があるのでちょっと寄り道です。

貝塚交通公園

貝塚駅前にある貝塚交通公園で折り返し列車が来るまで時間つぶしがてら見物します。
ただの公園ならば暇つぶしの手段とはなりえませんが、ここは”交通”公園というわけで話は違いますw

kaiduka-park-road
一見するとただの道路の風景のようですが、よく見ると一般道路に比べて明らかに道幅が狭いのが分かると思います。
実はここは貝塚交通公園内のゴーカート用のコースとなっており、信号や標識が実際の公道と同じように配置されており、免許を持てない子供でもゴーカートの運転を通して交通ルールを学ぶことができるという趣旨の施設のようです。
ただし、そもそも子供向けの施設ですし、運転免許を持っていて実際の自動車で道路交通を体験できる立場である私にとって、これが暇つぶしというわけではありませんw

kaiduka-park-SL
はい、こちらです。
SLとブルートレインの客車が保存されているんです。
実を言えば、以前にyamanomiさんが書かれた記事でも取り上げて下さっていたのですが、せっかく撮ったので2014年12月20日の様子ということで重複しますが取り上げることにしますw

kaiduka-park-SL2
SLの方は9600形という機関車です。
各地に保存機があるようですが、ここにある9600形もその1つです。

kaiduka-park-PC
客車の方はナハネフ22です。
以前はかなり錆が目立ち、ガラスはヒビだらけという有り様だったのですが、お色直しをされたようで、今は塗装もきれいになり、ガラスも交換されたようです。
あと、最後尾の方向幕もかつては「貝塚公園」となっていましたが、現在は「急行」に変わっています。

と言ったところで次の撮影地に移動します。次は貝塚線の有名撮影スポットである多々良川橋梁を目指します。
ただ、初めて行く場所ですから現地の詳細はよく分からないまま行動していました。

多々良川橋梁

まずはスマホの地図を頼りに国道3号線に出ます。3号線はそのまま多々良川を渡るので、その辺りで撮れるだろうと山を張りました。

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国道3号線の多々良川に架かる橋です。親柱は重厚な作りですが、クリスマスが近いということでかサンタクロース仕様になっていましたw

tatara-road
側面もちょっとだけ見ます。この脇にはJR博多臨港線が通っており、貝塚線より高い位置にあるため、国道から貝塚線を望むことはできません。

tatara-bridge
地図を頼りに貝塚線を望めそうな場所を探すとこんな場所にたどり着きました。
なお、場所は箱崎会館という場所ですが、私有地になりますので撮影される際は必ず職員の方の許可を頂くようにお願いします。

tatara-813
右側にはJR鹿児島本線も通っていて、西鉄とJRが同時に撮れるという点でも素晴らしいですね。

tatara-813_nagashi
流し撮り風に


↑JRを動画でも撮影です。

tatara-600
600形を撮影です。


↑下り列車


↑上り列車

tatara-313
いよいよ本命の313形です。


↑動画でもどうぞ

これで目的も果たしたので帰路につきます。

駅に戻る

とりあえず駅に戻りますが、その間にも少しだけ撮影します。
といっても、列車ではありませんがw

tatara-onigiri
おにぎり(国道標識)を絡めた道路風景の写真を撮ってみたかったんですw

tatara-rinko
そして、博多臨港線の橋と西鉄バスを絡めてみます。

このあとは地下鉄で天神駅に出ます。

天神駅・福岡(天神)駅

久々にやってきた天神駅ですが、ここでも発見がありました。

tenjin-hasshahyo
発車標がフルカラーLEDになっていたのです!
その上、駅の自動放送も新しい音声に変わっていました。

fukuoka-hasshahyo
そして、西鉄の福岡(天神)駅に至ってはLCD化されていました!
1年来ないうちに変わりすぎですw

fukuoka-3000
さて、駅の変化に驚いたところで、3000形に乗りこみます。
クリスマストレインということでヘッドマーク付きでした。

春日原駅

最後に春日原駅を見てシメとします。

kasugabaru-sign
昔ながらの西鉄の駅名標です。私にとっては懐かしいアイテムの1つですねw

kasugabar-sign2
こういうタイプもありました。

kasugabaru-home
ホームです。2面4線で優等待避や緩急接続も行われます。

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福岡(天神)方を望みます。

kasugabaru-6000
ここで6000形を撮影です。

kasugabaru-kaidan
駅舎は橋上駅舎となっており、階段でのアクセスです。

kasugabaru-home3
大牟田方はこんな感じです。

kasugabaru-home-kasetsu
高架化工事の関係か、屋根が新しくなっていますね。

kasugabaru-ent
東側の出入口も工事の防音壁に囲まれて窮屈そうです。

kasugabaru-light
大牟田方を望みます。こちらは既に高架の一部が据え付けられていました。

kasuganbaru-kyokyaku
橋脚の準備工事でしょうか?

kasugabaru-koka
この構造を見るに、現在の本線の上に高架を設置していくんですね。
となると、このまま工事が進んでいくと高架化完成直前の京急蒲田駅、通称「蒲田要塞」のようになるんでしょうかw

kasugabaru-joko
この徐行標識も高架化工事によるものなんでしょうかね。

kasugabaru-kaisatsu
そして、改札口です。

kasugabaru-rendo
連動盤?
なぜ改札口にあるのか謎ですがw

kasugabaru-koji-space
先ほど見た東口出口の脇の工事用地です。かなり大規模に工事が進められているようですね。

kasugabaru-crossing
駅前の踏切です。ちょうど2面4線に広がる位置にあるので長い上、天神大牟田線で最も運行本数も多い区間であるため交通のボトルネックとなっているようです。

kasugabaru-koji
工事の掲示板もありました。
はっきり「鉄道高架橋の準備工事」と書いてあるんですね。

kasugabaru-pannel
防音壁には高架化工事についてのパネルが掲示されていました。
一番右にある交通結節機能の強化というのが個人的には一番気になります。
詳細は後述しますが、今のバスとの乗り継ぎが微妙ですからねぇ・・・w

kasugabaru-ekimae
こちらが西口の駅前です。ご覧のように駅前広場やロータリーなどはなく、しかも駅前の目抜き通りは狭隘で一方通行という状態です。
すぐ隣りの道に迂回すれば一応双方向の通行が可能な状態ではありますが、急行停車駅で春日市の玄関口としては不十分ですよね。

kasugabaru-bus
そして、春日市の玄関口たる春日原駅のバス停はなんとこれだけです。
ここは普通に一般車が往来する道路であり、バス停のスペースも限られているため到着したバスはそのまま折り返し運行することしかできず、待機や時間調整ができないため始発時点でバスが遅延しているという状態が恒常化しているようです。
高架化に合わせて駅前広場の整備もされるようですが、バスの利便性も向上するといいですね。

というわけで、レポートはここまでとします。
最後までお付き合いありがとうございました。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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