今回はバレンタインデーの特別イベントで運行された伊豆箱根鉄道のED31形電気機関車の撮影の為伊豆に出掛けましたのでレポートしたいと思います。
なお、バレンタインデーということでお察しだと思いますが、活動は2月中のことであり、記事の執筆が大幅に遅れていますw
記事中の記述は当時のものとしてご覧下さい。
本日の行程
正直に言うと、ED31形を撮りに行くだけなので行程といっていいほど厳密な計画があったわけでもないんですが、とりあえず現地への往復は特急「踊り子」を利用し、現地では伊豆長岡駅と大場駅でED31形を狙う予定です。
日帰りですし、撮影以外の活動はほとんどしていないのでそこそこ遠出をしている割には内容は薄い記事になるかもしれません。
伊豆箱根鉄道バレンタイン企画について
本編に入る前に、まずは今回の活動の決め手となった伊豆箱根鉄道のバレンタイン企画について説明をしておきます。
2022年2月13日に実施されたこの企画は、伊豆箱根鉄道が保有する電気機関車ED33(ED31形)を特別運行するというのが目玉であり、車両基地のある大場駅と終点の修善寺駅の間を1往復運行されました。
普段は工場内での入れ替え作業や工事、大雄山線の車両を大場工場へ回送する際の牽引機として活躍していますが、運行は不定期でありなかなか目にする機会のない車両が事前に日時を公表されて運行される数少ない機会の1つです。
ところで、ED31形とバレンタインデーがどう関係あるのかという話ですが、車体は茶色の塗装がされており、この色がチョコレートを連想させるため、チョコレートを贈る日であるバレンタインデーに合わせて特別運行という洒落の効いたイベントなんですねw
まずは「踊り子」で修善寺へ向かう
というわけでまずは「踊り子」で修善寺を目指します。
実はE257系になってからは初めて「踊り子」に乗りました。
最初はコストカットのため高速バスを使おうかなと思っていたんですが、東京から三島や修善寺方面への高速バスはコロナの影響で運休しているものが多く、動いているものでは今回の活動で使うには時間帯が合わなかったのもあって、「踊り子」になりました。
まあ、これも乗り鉄の一環だと思えばいっかw
まずは発車標です。
「踊り子」は伊豆急下田行きがメインですが、今回乗るのは修善寺行きです。
185系時代にはなかったLEDのヘッドマークなので表示が変わるため、写真も余計に撮らないといけませんw
一応イラストは残りましたが、185系の頃の方が撮り甲斐がありましたね・・・
修善寺行きの幕です。
毎日走っている列車ですが、平日は2本、土休日は3本だけなので東京駅ではレア行先の1つと言えますかね。
それでは乗り込みます。
座席のモケットも伊豆の海をイメージしたのか水色になって、だいぶ雰囲気が変わりましたね。
中央線特急だった時代や、波動輸送用の5000番台・5500番台にも付いていなかったコンセントが付いていました。
現代の特急では当たり前の設備になりつつありますが、リニューアルされて設備もバージョンアップされたようですね。
「踊り子」では常磐線や中央線と同等の指定席制度が導入されていて、全車指定席ではありますが、座席未指定券を購入することもでき、その場合は席の上にあるランプの色を見て空席の席に座ります。
赤は空席、青(緑)は予約済みを意味し、この次の駅から予約した人が乗ってくる場合は黄色が点灯します。
指定席を予約している人は普通に指定券やチケットレスサービスの画面に書いてある席に座ればいいのですが、未指定の人や特急券を買わずに飛び乗った人は赤色の席を利用します。
黄色が点灯した場合は、予約をしている人が乗ってくるので移動しないといけません。
私は予約をしていたので青が点灯していたんですが、これのいいところって車内の予約状況が一目瞭然なので、隣の席が赤であれば誰も乗ってこないので堂々と荷物を置いたり出来ますし、黄色が光れば次の駅からどれくらい乗ってくるのかとかも分かって面白いです。
それでは発車です。
↑車窓は動画で撮りました。
ここで一応「踊り子」について解説しておきましょう。
有名な特急ではありますが、おさらいも兼ねて解説すると、「踊り子」は東京と伊豆急下田、もしくは東京と修善寺を結ぶ特急列車であり、首都圏から伊豆半島への観光・行楽需要に応える列車という位置づけになっています。
そのため東京側の始発は9時ちょうどと遅く、東京発では13時ちょうどが最終便だったりと、観光利用に特化したダイヤと言えます。
また、基本は東京~伊豆急下田間の運行ですが、1日2本(休日は3本)が修善寺行きとなり、東京~熱海間で修善寺行きは伊豆急下田行きに併結される形で運行され、伊豆急下田行きが9両、修善寺行きは5両で、東京~熱海間では14両で走ります。
185系時代は伊豆急下田行きは10両でしたから、併結編成は15両と国内の在来線特急では最長の両数だったようです。
今は1両減った14両でして、「サンライズ瀬戸・出雲」と同列ではありますが、今でも在来線特急では日本一の長さのようです。
また、E261系を使用した「サフィール踊り子」が姉妹列車として存在しており、こちらは全車グリーン車(一部はプレミアムグリーン車)という設定だったり、停車駅も「踊り子」より少なかったりと、「踊り子」の上位互換とも言える列車ですが、「踊り子」は普通車がメインの普通の特急列車であり、庶民でも気軽に利用できる列車と言えます。
2021年春までは自由席もありましたが、同改正より全車指定席となり、自由席の設定がなくなりました。制度としては常磐線や中央線の特急列車と同様で、座席未指定券でも利用可能であり、その場合は空席を利用するというのは前述の通りです。
使用車種はE257系となっていますが、2021年春までは185系による運行も続いており、185系最後の定期運用列車であり、かつ最後まで残った国鉄型車両による定期特急列車として注目されていました。
停車駅ですが、東京を出ると品川・川崎・横浜・大船・小田原・湯河原・熱海と停車していき、伊豆急下田行きと修善寺行きに分かれていき、伊豆急下田行きは網代(一部のみ)・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田と停車していき、熱海から別れた修善寺行きは熱海を出ると三島・三島田町・大場・伊豆長岡・大仁・修善寺と停車していきます。
伊豆急下田発着は伊東~伊豆急下田間は伊豆急行線を走行し、修善寺発着は三島~修善寺間で伊豆箱根鉄道駿豆線を走行し、どちらの編成も私鉄線を走行する区間があるのは興味深いですね。
また、熱海~三島間の東海道本線はJR東海管轄なので、修善寺発着列車はJR東日本・JR東海・伊豆箱根鉄道の3社に跨る列車と言えます。
解説はこれくらいでレポートに戻ります。
東京を出た時点では1両あたり10名いるかどうかという乗車率でした。
この日は日曜日ではありましたが、連休とかではなかったですし、しかも2月は観光客の少ない時期でしょうからこんなものでしょうね。
しかも、伊豆への旅行は温泉目当ての人が多いでしょうし、宿泊するならば日曜日に東京を出る列車を利用する人は少ないでしょうしね。
東海道新幹線とも並走しつつ東京の大都会を進むと列車は「ゆりかもめ」や東京モノレールを見つつあっという間に品川に到着します。
品川は東海道新幹線も停車するわけで「踊り子」が停車するのは納得ですが、その次の川崎は普通列車でも次の駅なので特急が連続停車するのはどうなんだろうと思ったりw
まあ、川崎市もかなり人口が多いですし、南武線と京浜東北線、隣接する京急川崎駅も含めれば京急本線と京急大師線も利用可能な駅と思えば特急が停まるのは納得かなという気もします。
そんな川崎を出ると次は神奈川県の県庁所在地の横浜です。
横浜は寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」も停車しますし、「踊り子」よりも停車駅が少ない「サフィール踊り子」も停車する駅で、特急が停まるのも納得です。
もちろん通過する列車は存在しない!・・・と言いたいところですが、実は「湘南ライナー」の流れを汲む特急「湘南」は通過するんですよね。
ここまででおおむね乗客のメンバーは揃った感じで、あとは伊豆へ向けて快走していきます。
横浜を出ると「サフィール踊り子」だと熱海までノンストップだったりするんですが、「踊り子」はその間に大船・小田原・湯河原にも停車しています。
大船までは「踊り子」も普通列車と比べると新橋と戸塚の2駅しか通過しておらず特急らしくない区間ですが、ここから先は小田原までノンストップですから特急らしい走りになります。
しばらくは東京近郊の景色ですが、国府津あたりまで来ると海が見えるようになりまして湘南の雰囲気を感じつつ、小田原に到着します。
小田原は神奈川県西部の主要都市であり、東海道新幹線も停車し、小田急や箱根登山鉄道との乗り換え駅でもありますから箱根への玄関口ともいえ、特急が停まるのも当然という感じですが、「サフィール踊り子」はここを通過してしまうんですよねw
小田原を出ると貨客分離の複々線も終わって複線に収束した線路はカーブも多くなりやっと東京近郊を抜けたなという雰囲気になる区間でもあります。
車窓も相模湾を一面に見下ろすことが出来てとてもキレイな区間ですが、生憎このあたりで雨が降り出してしまいました。
今日は撮影メインの活動なので雨は痛いですが、天気ばかりはどうしようもありませんね。
熱海を目前にした湯河原にも停車したら熱海に到着します。
湯河原は「サフィール踊り子」は停車せず「踊り子」だけが停車する駅となっていますが、湯河原温泉などへの需要を拾おうということなんでしょうね。
そして、神奈川県が終わって静岡県に入ると熱海に停車します。
ここでは修善寺行きと伊豆急下田行きが分割されるというイベントがありますが、連結はともかく分割はわざわざ見に行くほどでもないなぁ・・・というわけで座席で大人しくしていましたw
熱海を発車すると引き続き東海道本線を走りますが、わずか2駅だけなんですよねw
長大トンネルの丹那トンネルを抜けると函南駅だけ通過して三島駅に到着です。
ここから伊豆箱根鉄道駿豆線に入っていきまして、三島の市街を走ると三島広小路へと行きます。
丹那トンネルを抜ければ天気も回復するかと思えばそうは問屋が卸さず、相変わらずの雨模様でした。
伊豆長岡あたりまで来るとだいぶ車窓の雰囲気も変わり田園風景や川の景色を見ながら大仁を経て修善寺へ至ります。
修善寺に到着!
ここでは少し時間があるので修善寺駅を軽くご紹介したいと思います。
隣りにいたのは偶然にも「ラブライブサンシャイン」のラッピング列車でした。
修善寺駅にて
修善寺駅に到着したのですが、ここで1つやることがあります。
それは伊豆箱根鉄道駿豆線の1日乗車券の購入です。
実はあえて「踊り子」の乗車券は三島までしか購入しておらず、駅員さんに聞いてここで1日乗車券を買って踊り子の分にも遡って使用ということが可能ならば三島→修善寺分の運賃が浮きますし、ダメと言われたら大人しく三島→修善寺の運賃を乗り越し精算した上で1日乗車券を買うつもりでした。
今回は線内を行ったり来たりするため仮に踊り子分の片道を別に精算することになってもなお元が取れることは調査済みでした。
駅名標を撮ったら改札へ向かいます。
前述の通り三島以降のきっぷを持っていないことと1日乗車券を買うつもりであることを伝えると「分かりました」とあっさり了承してくれましたので早速代金の1,040円を用意して待っているとここで駅員さんから更に予期せぬ申し出がありました。
それは、私が買おうとしていた「旅助け」という1日乗車券(1040円)よりも安い、「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス」(1000円)というのがあるらしく、そちらにしますか?と聞かれ、「はい」と即答しましたw
そりゃあ安いに越したことはないですよねw
しかも、指定のお店で商品と交換できたりするクーポン券まで付いているらしく「旅助け」よりコスパが圧倒的に良いことになります。
ところで、どうして1日乗車券が値段違いで2種類あるのかという話ですが、今回勧められ購入した「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス」は自治体の支援で枚数限定で発売しているものらしく、伊豆箱根鉄道が普段から通年で発売している1日乗車券の「旅助け」と並行しての発売ということになったようです。
何かキャラクターのパネルがありました。
擬人化ゲームのキャラクターだと思いますが、今は色んな擬人化が流行っていますね。
伊豆箱根鉄道ではラブライブサンシャインのコラボ列車とかやっていますからこの手のコンテンツとのコラボにも積極的なんでしょうね。
なんで自転車が?と思ったら東京五輪の自転車競技に関連した展示のようです。
修善寺駅から近い「伊豆ベロドローム」という施設で自転車競技が行われたみたいですね。
駅構内にバスの発車標がありました。
修善寺は西伊豆の玄関口と言える場所で、ここからは戸田・伊東・河津などへのバスが出ています。
伊豆のバスは峠越えがあったりして乗りごたえがありそうですし、これらの路線もいつか乗ってみたいものです。
今回も現地に1泊して乗りバスもしようかなとも思ったんですが、スケジュールの都合で日帰りとなりました。
ちょっとだけ外へ出ましたが、雨が降っているのですぐ戻りましたw
それではホームへ戻って移動開始です。
ここでED31形を待ってもいいんですが、今から伊豆長岡へ向かえばちょうどそこで撮れるみたいなので移動します。
早速フリーきっぷ活用ですね。
ED31形を撮る!
字数にして5000を越えてようやく本題が出てきましたが、伊豆長岡駅でED31形を撮ります。
というわけで伊豆長岡駅にやってきました。
長岡温泉の最寄り駅ですが、今日は湯浴み客ではなく鉄道ファンが集まっていますねw
既にED31形が停車しているようです。
今からあそこへ向かってもいいんですが、既にいい撮影場所が空いていなさそうですし、ここからでも出発時ならそれなりに撮れそうだということでここで待機します。
↑先に一般電車が発車するようです。
そして・・・
↑ED31形が発車です。
吊り掛けサウンドも心地よいですね。
後追いで写真も撮りました。
ちゃんとバレンタインデーのヘッドマークも付いていますね。
駅名標を撮っておきましょう。
実は以前に訪れていたりするんですが、ブログ開設前の活動であり記事にはなっていません。
名所案内がありました。
観光地の伊豆だけに名所も多いですね。
ED31形は修善寺でしばらく停車してから大場に戻るので、今から修善寺に行けば追い付けるんですが、「ある理由」から大場へ行きますw
大場にて
駿豆線の普通電車に揺られて大場にやってきました。
↑ちょうどバスがやってきました。
ここからは函南駅や畑毛温泉へのバスがあって、狭い割には路線数はそこそこあるようです。
そのためか特急「踊り子」も停車します。
バスも乗り入れていますが、駅前が狭いこともあり一部の路線は駅から離れた路上にバス停があります。
しばらく歩くとこんなところへ出ました。
この高架橋は伊豆縦貫自動車道です。
もう分かる人には目的が分かったかな?w
目的というのはこちらです!w
そう、「さわやか」です。
当ブログ常連さんにはお馴染みだと思いますが、「さわやか」は静岡県内にのみ展開するレストランチェーンで、ハンバーグが有名です。
その函南店は大場駅から徒歩圏内ということもあってお昼ごはんは「さわやか」に行こうと決めていたのでした。
ちなみに、実は以前に西鉄好きさんとレンタカーで伊豆へ撮影に訪れた際にもこの函南店に立ち寄っています。
ところで、「さわやか」の駐車場に観光バスがいたんですがw
団体旅行で昼食に「さわやか」に入ったのかなと思ったんですが・・・
団体名やツアー名などを掲示する部分には「さわやか」の文字がw
え?まさか「さわやか」に行くだけのツアーなんてものがあるのか?w
真相は不明ですが、「さわやか」の人気を考えるとそんなツアーも有り得そうと思えてしまうのが恐ろしいところですw
観光バスはともかくとして早速入店です。
入店すると2時間以上の待ち時間だと言われました。
が、「さわやか」ではネット上でリアルタイムの待ち時間を確認できるサービスをやっており、私も事前に待ち時間を把握した上で訪れていたのです。
「さわやか」では整理券を受け取りさえすれば一旦店を離れてもいいルールなので、この待ち時間は大人しく店内で待つということはせず、一旦大場駅に戻ってそこで撮影をしつつ待とうという作戦です。
「さわやか」が空いていれば修善寺でもED31形を撮ってから大場でも撮って、それから「さわやか」へ・・・というプランも考えましたが休日の「さわやか」で待ち時間無しなんてよほどの天変地異でもなければあり得ないことですからねw
というわけで受付だけして整理券を持って大場駅に戻りました。
駅に戻ってきました。
ちょうど駿豆線の電車が停まっていますね。
↑発車は動画でどうぞ
東口の改札口です。
駿豆線はローカル線ですが自動改札が導入されていますね。
ただし、SuicaやPASMOは使えません。
時刻表です。
1日2往復(土休日は3往復)の「踊り子」以外は全て普通列車ですが、本数は1時間あたり4~5本あったりして、日常の足として使うにも便利なダイヤですよね。
これを全線単線で捌いているのだからダイヤ作成をするスジ屋さんはすごいと思いますw
特にSimuTransでダイヤを組むようになって実感しました。
あと、線路脇に設けられた柵の支柱は廃レールの転用でしょうか?
駅前の踏切はバスの経路であり路線バスの通過を見ることも出来ます。
あれ?東海バスも大場に来るのかな?と思ったら1路線だけ東海バスの路線もあるようで、ダイヤランド線というんだとか。
ダイヤランドとは別荘地の名称らしくそのアクセス用の路線バスというわけですね。
となるとさぞお金持ちばかりが乗っている路線なのかなと想像しましたが、考えてみるとそもそもお金持ちなら路線バスには乗らずに自家用車で行きそうですよねw
↑そこへ駿豆線の電車が入ってきました。
なんかヘッドマークが付いているなと思ったらアパマンショップというw
広告ラッピングはよくありますが、広告ヘッドマークもあるんですね。
↑続いて「踊り子」がやってきました。
帰りも「踊り子」ですが、最終便に乗るので見送っちゃって大丈夫です。
↑対向列車の発車です。
↑また上り列車がやってきましたが、塗装が違いますね。
これは元々は西武鉄道の車両だったことにちなんで、西武の塗装を再現したものだそうです。
西武カラーの観光バスが通りました。
さっき「さわやか」に停まっていたやつかな?
そして、ぼちぼちお目当てのED31形の時間です。
↑来ました!
私の見込みでは大場駅にしばらく停車してから車両基地へ入ると思ったのですが、実際はそのまま大場駅を通過(一時停止はしたかも?)して車庫へ直行でしたw
もう1本駿豆線を撮ったらとりあえず車両基地の方へ移動してみます。
もしかしたら敷地外からED31形を撮れるかもしれませんからね。
というわけでやってきました。
駅からも徒歩で行けるくらい近いこちらが伊豆箱根鉄道の大場工場です。
工場とはいいますが車両基地も兼ねています。
で、肝心なED31形ですが・・・
いました!・・・が、あんまりよく撮れないなぁw
ED31形はあまり撮れませんでしたが、引き返すとしましょう。
まあ、車両基地を外観だけ見学しに来たということでw
こちらは駿豆線の本線です。
側線も並行しているようで、レール運搬車が留置されていました。
工場へ出入りする線路は道路と交差するので踏切があるのですが、交差角が鋭角ですね。
↑ここで駿豆線の列車が通り掛かりました。
↑続いてやってきたのは、え・・・江ノ電!?
どこからどう見ても江ノ電カラーにしか見えないこの塗装は、実は江ノ電とは関係ないようで、昔の伊豆箱根鉄道の塗装のリバイバルらしいです。
まあ、何も知らなければ江ノ電とのコラボかなと思っちゃいますけどねw
大場駅は2面3線であり、1線は行き止まりになっています。
大場工場への出入りのため当駅始発・終着の列車がある関係でしょうか。
外から無理やり駅名標を撮りました。
行き止まりのホームなので右手の隣駅が書かれていませんね。
先ほどバス停について触れましたが、このように駅前から出る路線と駅から離れたバステから出る路線があるので注意です。
西口の改札です。
東口同様に自動改札ですがこちらは有人改札も併設しており、1日乗車券など自動改札機を通過できないきっぷの人は東口を利用できず、西口に周る必要があるようです。
と、ここで「さわやか」の順番が近づいてきたという通知が来たのでぼちぼち移動します。
もうED31形も撮りましたし、あとは「さわやか」のハンバーグを堪能して帰るとしましょう。
お店に着くと残り10分程度と表示されていてタイミングバッチリでした。
これ以上早ければお店で退屈してしまいますし、遅ければ順番を飛ばされてしまう可能性がありましたからね。
駅に戻る途中で畑毛温泉行きのバスがきました。
行先表示に温泉マークが付いているのが面白いですね。
ホームです。
2面2線の相対式に見えますが、前述の通り行き止まりの1線があるため、実際は2面3線です。
改めて駅名標です。
ところで、読み方は「だいば」ですが、東京の台場と同音であり、音だけだとどっちか分からなくなりますねw
青梅と青海を間違えたというのは定番ネタになりつつありますが、台場と大場を間違えたなんて話もそのうち出てきたりしてw
あとは駿豆線で移動です。
帰路に使う「踊り子」は当駅にも停まるのでここで待っていてもいいのですが、どうせなら全区間乗りたいというわけで一旦修善寺まで行きます。
「踊り子」で帰路に就く
これにて活動終了となり、あとは「踊り子」で帰路に就きます。
「踊り子」については大体往路で説明済みなので復路はサクッと行きます。
既に入線していました。
一旦改札を出て売店でフリーきっぷに付いていたクーポンを使ってサイダーを引き換えたら再入場しました。
旅のお供の飲み物までタダで済んでしまったとはありがたい話です。
なるほど、ぬい撮り用なんですね。
解説すると、ぬい撮りとはぬいぐるみと旅行先などの風景を絡めて写真に撮ることらしく、特にアニメやゲームのファンの方がキャラクターのぬいぐるみでぬい撮りをすることが多いみたいですね。
伊豆箱根鉄道ではラブライブとコラボしたりしてますからラブライバー向けのサービスですかね。
行先表示を撮ったら乗り込みます。
基本的に先程の逆方向なだけなので道中はあまり書きませんが・・・
熱海駅では伊豆急下田からの編成と連結するというイベントがあります。
それは流石に一旦ホームへ出て見学しました。
↑連結の様子は動画でどうぞ
もうこれ以上運用はないみたいで、回送として引き上げていくようです。
185系ならともかくE257系じゃあ回送を見送る気も起きずこれにて帰路に就きましたw
今日は掛かった費用の割に内容が薄い1日でしたが、普段は活動を詰め込みがちなのが、たまにはこんな活動もアリかもしれません。
これにて記事も〆たいと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
次回は首都圏近郊での単発の活動がありましたのでそのレポートになる予定です。
公開までしばらくお待ち下さい。
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