車中泊込みで6泊7日で実施した西日本さよなら乗車旅の3日目です。
なお、1日目、2日目をご覧になっていない方はそちらから先にご覧になることをおすすめします。
なお、活動の趣旨からして当然ですが、この活動は2022年春のダイヤ改正前に行ったものであり、記事中の記述は当時のものとしてご覧下さい。
本日の行程
3日目となる今日は昨晩宿泊した鳥取からスタートし、快速「とっとりライナー」で米子へ、更に快速「アクアライナー」で益田まで行き、また「アクアライナー」で米子まで戻り宿泊してゴールです。
活動内容は「とっとりライナー」と「アクアライナー」に乗るだけとなっており、特に「アクアライナー」は2022年春のダイヤ改正で運行が終了することとなっているため、さよなら乗車の意味合いがありました。
まずは「とっとりライナー」で米子へ
3日目の朝は10時過ぎとのんびりとした出発となりました。
これは米子で乗り継ぐ「アクアライナー」との接続の関連で、朝一番の「とっとりライナー」に乗っても米子で待ちぼうけを食らうだけだったという理由もありました。
そうなると鳥取を10時22分に出る「とっとりライナー」に乗るとちょうどよかったのです。
前日は夜遅くに到着していたので朝はのんびり出来て良かったです。
鳥取駅前にある因幡の白兎の像を撮るところから3日目の朝(というほど早くはないですが)が始まります。
過去にも訪れている鳥取駅ですが入口だけご紹介w
昭和の地方都市の駅という雰囲気を残していて私は好きですね。
観光PR用のブースでしょうが、鳥取砂丘とカニとどこかの街並みというビジュアルに訴えるものになっていました。
まあ、今回は乗り鉄ばっかりで観光はしないんですが、いつかゆっくりと観光もしたいですね。
ダイヤ改正までのカウントダウンがありました。
実はこの日は改正2日前というタイミングだったのです。
それでは18きっぷに日付を入れてもらって活動スタートです。
いきなり発車標ですが、2番目に出ている「とっとりライナー」に乗車します。
ここで「とっとりライナー」について解説を入れておきます。
「とっとりライナー」は鳥取~米子・出雲市間を走る快速列車で、2022年春のダイヤ改正直前までは下り(鳥取→米子・出雲市方向)5本、上り(米子→鳥取方向)4本が設定されていました。
出雲市までの直通は下り1本だけ設定されていて、反対の上りの設定はありませんでした。
列車によっては先行する普通列車を追い抜いたりするなど、なかなか気合の入った設定となっていました。
停車駅については列車ごとにばらつきがあり、鳥取~倉吉間各駅停車という列車と、この区間では鳥取大学前・末恒・浜村・青谷・松崎などに停車するパターンが混在し、倉吉~鳥取間では由良・浦安・赤碕・伯耆大山・米子などと停車しますが、下北条・下市・御来屋に停車する列車もあったりと停車パターンはまちまちになっています。
また、出雲市まで直通する列車については米子~出雲市間は各駅停車となります。
鳥取市・倉吉市・米子市という鳥取県内の3大都市を結ぶ列車であり、「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」などの特急列車の補完を担う列車でしたが、2022年春のダイヤ改正にて大幅に減便され、平日は1往復、土休日は上り1本だけの設定となりました。
廃止されるわけではないとはいえ、1日1往復では乗車するのが難しくなりますし、どのみち、「アクアライナー」に乗るには米子まで出なければならず、移動も兼ねての乗車でした。
ホームへ行くと既に入線していました。
キハ121系ないしキハ126系が専用に充当され、キハ40系などの国鉄型車両が入ることはありません。
このキハ121系・キハ126系は鳥取・島根県内の高速化を目的に自治体の支援を受けて導入された形式であり、450馬力のエンジンを搭載し、快速「とっとりライナー」「アクアライナー」を中心とした山陰本線の普通・快速列車に投入されています。
↑流れる表示がされていたので動画でもどうぞ
あとは車内で大人しく過ごします。
「とっとりライナー」は別に廃止されるわけではありませんが、減便を受けて乗りに来ている人も多いんじゃないかと思えばそんなことはなく、車内は普通に地元の人と思われる人ばかりでした。
鳥取~米子間のみを移動するなら、特急料金がいらない快速を選ぶ選択肢は普通にありでしょうしね。
なお、特急と快速の所要時間差は特急が1時間程度に対して、快速だと1時間40分ほどかかるので、流石に同等とはいかないようです。
まあ、鳥取~米子間に高速バスはありませんし、特急料金を払うのが惜しい層に対して普通列車よりは早い列車を提供しよう的な感じだったのが、コロナで経営が厳しくなったJR西日本が特急誘導を強化しようという思惑でしょうか。
ただ、前述の通りキハ121系・キハ126系は自治体の支援で導入しているわけで、快速の大幅減便という対応に対して、自治体からクレームとか来ないんですかね。
↑車窓は動画でどうぞ
鳥取駅を発車した「とっとりライナー」は倉吉までは各駅停車です。
ただ、私個人としてはこの区間は特急でしか乗ったことがなかったので、各駅停車で行くのも悪くなかったです。
なお、「とっとりライナー」でも鳥取~倉吉間も通過運転するものもありますが、これについては明日乗るので翌日分の記事でご紹介したいと思います。
そして、倉吉を出るといよいよ快速としての本領発揮です。
ただ、最初は下北条の1駅だけ通過して、由良に停車します。
その由良駅は「コナン駅」の愛称があります。
理由は「名探偵コナン」の作者の青山剛昌氏が由良駅の所在する北栄町出身だからで、近くには「青山剛昌ふるさと館」という施設もあるそうです。
続いて浦安にも連続停車したら八橋を通過して赤碕です。
この赤碕から「とっとりライナー」は一気に化けます。
なんと、6駅連続通過して伯耆大山までノンストップなんですね。
動画は海側ですが、山側の車窓には大山が見えてくると伯耆大山に到着します。
伯耆大山駅は伯備線との分岐駅ということで停車駅になっているんでしょうね。
最後に東山公園駅を通過して終点の米子に到着します。
ホームにはDD51形ディーゼル機関車がいました。
今やすっかり数を減らした絶滅危惧種ですが、ここではまだ現役なんですね。
私としては寝台特急「出雲」の牽引機というイメージが強いですが、廃止からかなりの年月が経ち、最近鉄道趣味を始めた人だと知らないかもしれませんね。
キハ187系との並び
反対側からも撮ったら米子で小休止のあと、更に「アクアライナー」に乗り継いで益田を目指します。
米子にて
というわけで、米子にて小休止です。
ここでは40分ほどあるので昼食を食べつつ気になったものを撮っていきたいと思います。
側線には「鬼太郎列車」がいました。
境港線を主に走っていて、終点の境港が「ゲゲゲの鬼太郎」の作者の水木しげる氏の出身地であることからこのような取り組みがされています。
何か貼ってあるなと思ったら感謝状!?
どうやら駅舎の建て替えをするようで、今までの駅舎への感謝状という事みたいです。
時刻表の上には鬼太郎列車のペーパークラフトが乗っていました。
駅前に出ました。
前に来たときも気になりましたが、真ん中のオブジェの存在感がすごいですね。
駅舎はまだ残っているようでした。
この駅舎ももう見納めだと思うと、特に思い入れがあるわけではないですが寂しいものですね。
隣では大型重機を投入して大々的に工事をしていました。
ここで前回訪れたときを思い出すと、もっと駅舎が大きかったよなと思ったのですが、かつては今工事をしている部分も駅舎があったように思います。
とすると部分的に駅舎を取り壊して、残った部分だけで暫定営業しているわけですね。
ある意味米子名物とも言えるこのオブジェですが、どうみても「銀河鉄道999」のワンシーンですよねw
鳥取県では「コナン」だったり「鬼太郎」だったりと、マンガ作品を取り入れたものが多くあるので、これも「銀河鉄道999」なのかなと思ったら実は違うそうです。
米子が「山陰鉄道発祥の地」であり、「21世紀の国際交流都市」を目指した街づくりの姿を重ね合わせて、大空へ飛び立とうとする蒸気機関車のデザインになったそうで、「銀河鉄道999」とは一切関係ないようです。
そもそも「銀河鉄道999」の作者の松本零士氏は福岡県の久留米市出身で、米子市には特にゆかりはないようです。
それにしても、SLの象徴の1つとも言える動輪はもちろん、炭水車の台車までしっかりと作り込まれていて、デザインをした人はディティールにもこだわったことが伺えます。
機関車と比べると脇役になってしまいがちな客車も台車や床下機器までしっかり作り込まれていますね。
更に感心したのは、レールもちゃんと”工”の字の形になっていますし、台車もカーブに合わせて少し曲がっているなど、鉄道ファン目線から見てもよく出来ていると思いました。
さて、お昼ごはんを・・・と思っていたら「味の名店街」という文字を発見!
これまた昭和レトロな雰囲気ですが、営業中の看板も見えますし、何かしらの飲食店はやっているでしょう。
ところで、「ラーメン」の文字が鏡文字になっているのはわざと?w
店内も昭和レトロなお店で頂いたのは「牛骨ラーメン」です。
豚骨はメジャーですが、牛骨というのは珍しいですよね。
この牛骨ラーメンは鳥取県のうち中西部のご当地ラーメンだそうで、米子市を中心として倉吉市や境港市などの範囲で食べられているそうです。
独特の味わいのスープは美味しく、しかもお手頃な値段でしたから大満足でした。
私も「牛骨ラーメン」が鳥取名物だとは知りませんでしたが、また訪れる機会があれば食べたいと思いました。
新しい駅舎の紹介です。
良くも悪くも今風の駅舎になるみたいですね。
こちらは現在の状況ですね。
やっぱり真ん中の部分だけ取り壊していたようです。
それではぼちぼち「アクアライナー」に乗るべく再び構内に入場します。
快速「アクアライナー」
続いて乗るのは快速「アクアライナー」です。
これについてもまず解説から入ると、「アクアライナー」は山陰本線の米子~益田間を運行していた快速列車で、2022年春のダイヤ改正直前では1日3往復が設定されていました。
先程乗車した「とっとりライナー」に比べると運行距離が長く、ほぼ島根県を横断する191.5kmを直通する快速列車としてはロングラン列車とも言えました。
「とっとりライナー」同様にキハ121系・キハ126系が充当され、「とっとりライナー」同様に特急列車の補完を担う列車でした。
しかし、2022年春のダイヤ改正で、運行の終了が発表され、今後は普通列車に格下げされることとなりました。
停車駅ですが、比較的沿線人口が多いであろう米子~出雲市間は各駅停車となり、沿線人口が少なくなる出雲市~益田間では通過運転を行います。
これも「とっとりライナー」同様に列車ごとにばらつきがありまして、下り列車について説明すると、今回乗車する米子12時46分発の列車だと出雲市を出ると大田市・仁万・温泉津・江津・都野津・波子・浜田と浜田から先の各駅となります。
残りの2本はこれに加えて江南・小田・田儀・波根・久手・馬路・石見福光などに停車するなど、列車によってだいぶ差があります。
説明はこれくらいで早速レポート本編に入っていきましょう。
発車標です。
これはもう見納めですからしっかり記録しておきます。
時刻表です。
橙色の表示が快速であり、うち17時47分発は「とっとりライナー」の出雲市行きなので、残り3本が「アクアライナー」です。
↑ホーム上の発車標は動画で撮りました。
↑写真だと綺麗に幕が映らなかったので動画で撮りました。
隣にはキハ187系「スーパーまつかぜ」がいましたので、階段越しではありますが無理やり並べてみましたw
↑発車シーンは動画で
実はこの「スーパーまつかぜ」は私がこれから乗る「アクアライナー」と同じ益田行きである上、わずか5分前に発車するんですよね。
これは、「スーパーまつかぜ」は鳥取から走ってくるわけですが、米子で5分連絡で「アクアライナー」に接続することで、米子以遠の特急通過駅で「アクアライナー」停車駅の利用者に便宜を図っているのだと思われます。
特に米子~出雲市間は各駅停車なので、この区間での緩急接続という見方もできますね。
なお、米子時点では5分差ですが、終点の益田では1時間半ほどの差になっており、そこは特急と快速の格差を見せつけられますねw
それでは乗り込みます。
「とっとりライナー」とは違って、こちらは減便どころか全廃されてしまうこともあって、さよなら乗車のファンが多く目立ちました。
さよなら乗車を別にしても青春18きっぷで乗れる列車でありながら長距離を直通できるので、純粋に18キッパーにとって便利な列車というのもあるんでしょうけどね。
でも、運良くボックス席を確保できまして、車窓を撮ることも出来ました。
「アクアライナー」に乗れるのは本当にこれが最後ですから、車窓は絶対撮りたいと思っていたのでよかったです。
↑こちらも車窓は動画でどうぞ
なお、全部で3時間半ほどありますので、モバイル回線などの方はデータ量にご注意下さい。
そして、いよいよ発車です。
前述の通り出雲市までは各駅停車ですが、このあたりで綺麗な車窓を楽しめます。
それは・・・
中海です!
一見すると海っぽいですが、実は湖で、でも海と繋がっているというちょっと不思議な湖です。
また、隣接する宍道湖とも繋がっています。
これが中海なのか宍道湖なのか今となっては分かりませんが、とりあえずいい景色ということでw
ちゃんと見たい方は写真と同じく海側で撮っていますから動画を再生してみて下さいね。
出雲市を出るといよいよ本領発揮と言える区間ですが、なんと大田市まで7駅連続通過で、これは特急と同等の走りとなります。
ただし、この区間をノンストップで走るのは今回私が乗った便だけであり、残りの2本はもっと停車駅が多く特に益田行きの最終便となる「アクアライナー」に至ってはこの区間では出雲神西駅のみ通過であり、通過駅を上げたほうが早い始末です。
↑ここで車内案内表示です。
この区間は日本海に沿って走り、多くの区間で海を見ながらの走行になります。
山側には山陰自動車道も出来て、自動車でも高速交通が実現されつつありますが、この景色を楽しめるのは鉄道の特権ですね。
石見銀山のPRの方が目立っていますが、大田市に到着です。
なお、石見銀山へ行くにはここから更にバスに乗っていく必要があります。
その先は2駅飛ばして仁万、更に2駅飛ばして温泉津に到着です。
この温泉津ですが、初見で読めた人はかなり少ないと思います。
正解は写真を見れば分かっちゃいますが「ゆのつ」と読みます。
「温泉」を”ゆ”と読ませる上に”の”が入るという変化球ぶりですからねw
なんだか温泉をPRしたくて自治体が命名したような地名という気もしてしまいますが、自治体名としては明治時代から温泉津村として存在していましたし、江戸時代以前にも出てくる由緒ある地名のようです。
あと、名前の通りちゃんと温泉もあります。
ちらっと駅舎が見えました。
温泉津温泉の看板も出ていますが、「温泉津温泉」と書かれると温泉が2回も出てきて変な感じですw
更に3駅通過して江津駅に差し掛かりますが、その手前で江の川を渡ります。
手前に見える橋は国道9号のもので、山側には山陰自動車道の橋も架かっています。
また、かつてはここから三江線が分岐し、三次に通じていましたが、残念ながら廃線になってしまいました。
実は以前に何度か三江線に乗りに来ていて、その時に1回だけ「アクアライナー」に乗ったことがありました。
一瞬怪獣の尻尾?と思いましたが、ケーブルみたいなものが見えるので吊り橋の主塔とかでしょうか?
さて、江津を出ると連続で都野津へ停車し、敬川は通過で波子と止まると最後に2駅連続通過したら浜田に到着です。
浜田では20分ちょっと停車時間がありました。
なので、気分転換も兼ねて一旦外へ出て撮影しました。
ここでも幕を撮ります。
だいぶ日が傾いてきたおかげで光量が落ちて、シャッタースピードの調整がほぼ出来ないコンデジでも自然とシャッタースピードが落ちてそれなりに撮れるようになりました。
発車標も押さえたら再び乗り込みます。
それにしても、この停車時間が謎なんですよね。
単線区間なので対向列車との行き違いというのが一番ありそうな理由ですが結局対向列車が来るわけでもなく・・・
実は山陰本線のダイヤグラムを作ってみたんですが、別に浜田で停車時間を設けずにそのまま益田まで走ってもその先の列車交換などに支障なさそうでした。
あとは益田へ向けてラストスパート!・・・と言いたいところですが、ここから先は各駅停車なんですよねw
浜田を過ぎても日本海が見えますが、だいぶ日が傾いてきて夕日が綺麗ですね。
益田川を渡りいよいよ終点の益田駅が近づいてきました。
それにしても、山陰本線は海沿いに走る路線なのでいくつもの川を渡っていきますね。
↑そこへ「スーパーおき」が入ってきました。
ところで、「スーパーおき」は「アクアライナー」の到着から10分ほど経ってやってくるダイヤなんですが、それに気付いて思ったのが、「アクアライナー」を浜田で20分ほど停車させてから益田へ向かわせることで、浜田~益田間の特急通過駅の利用者が新山口方面へスムーズに乗り継げるようにという意味があるのではないかということです。
仮に浜田での停車時間を無しにすると益田で30分ほど待つようになってしまいますからね。
これ以外の可能性を考えるならば、路線バスや高速バスからの乗り継ぎ客を考慮して停車時間を設定しているか、かつては三江線から直通して浜田まで運転する列車があったのでかつてその列車が浜田で「アクアライナー」に追い付いてくるダイヤになっていて、三江線廃止後その列車が無くなった後も名残で停車時間はそのままとかでしょうか。
当時の時刻表を引っ張り出してくれば三江線の名残説が正解かどうかは分かりますが、あえて正解を求めずに考察を楽しむのもいいかもしれません。
「アクアライナー」で米子へ戻る
さて、このあとは折返しの「アクアライナー」で宿泊地である米子まで引き返します。
ひたすら乗っているだけですが、往路よりも長く4時間ほどかかりますw
今度はどうせ途中で暗くなってしまうので車窓の動画は撮りませんでした。
基本的にはさっきの逆なんですが、停車駅が全然違います。
なんと益田を出ると浜田どころか江津すら過ぎた温泉津まで各駅停車であり、馬路の1駅だけ通過したらまた大田市まで各駅停車、大田市~出雲市間だけはノンストップ運転・・・と見せかけて西出雲には停車して一応は「アクアライナー」としての意地を見せたと思ったら、そこから先は他の列車同様に各駅停車となります。
なので快速運転をする区間は温泉津~西出雲間だけであり、温泉津~大田市間も1駅しか通過しないので「アクアライナー」の中で一番停車駅が多い列車になるかと思います。
恐らくは高校生の帰宅時間帯にあたる列車なので、ローカル輸送を無視するわけにはいかず、このような設定にせざるを得なかったんでしょうが、これは残念ですよねw
まあ、それでも長距離を直通してくれるだけでもありがたいですし、やっぱり無くなるとなると寂しいですね。
今度は山側に座ったのですが、建設中の山陰自動車道の高架橋が見えました。
ここから先は完全に暗くなってしまいましたので大人しく乗っているだけになりました。
大田市を出て唯一「アクアライナー」らしい走りを楽しんだら西出雲に到着し、続けて出雲市に到着したら、あとは各駅停車です。
出雲市からは利用者が多くなり車内は若干混み合いましたが、あくまでもローカル線の範疇に収まる程度の混雑でした。
宍道駅では木次線のキハ120系が見えました。
以前に1度だけ乗っていますが、「奥出雲おろち」も廃止が発表されていますし、また乗りに行かないと・・・
島根県庁所在地の松江も過ぎたら終点の米子に到着しました。
最後は暗くてただ乗っただけという間が強かったですが、片道はしっかり車窓の動画も撮れましたし、最後の記録としては十分ではないでしょうか。
最後に幕を撮って撤収です。
やっぱりLEDの幕は暗いときに撮るに限りますね。
これにて3日目の活動は終了し、駅周辺のファミレスで遅い夕飯を食べてからホテルへチェックインしました。
4日目以降については別記事として追ってレポートしますので公開までしばらくお待ち下さい。