今回は、西武電車フェスタ2014 in 武蔵丘車両検修場に参加してきましたのでそのレポートです。
昨年に引き続き2度目の参加となりました。
~追記~
2015年の記事も執筆しました。よろしければ併せてご覧下さい。
飯能へ
イベント会場となる武蔵丘車両検修場は地元と同じ埼玉県内ですが、県内といっても意外と遠い・・・w
しかも、当日の朝はかなりの大雨で、去年も行っていてそれほど目新しい物もなさそうということでやめようかなと思いつつ、午後からは雨も小康状態になったのでとりあえず行くだけ行ってみることに。
大宮から京浜東北線・武蔵野線と乗り継いで新秋津からは徒歩で西武池袋線秋津駅へ移動して、飯能駅へ向かいます。ほぼ去年と同じルートですが、出発が遅かったので「立川真司電車」には乗らず、普通の列車で飯能駅へ向かいます。
また、会場直通電車はもうないので、飯能駅からの臨時直行バスを利用します。
道中は去年と代わり映えしないので省略しますが、大宮駅でニューシャトルの復刻塗装が来たのでこれだけはご紹介しますw
↑動画でも撮りました。
飯能駅
前回は往復とも直通電車だったため、通過こそしても降り立つのは初めてとなります。
とりあえず乗ってきた電車を撮影。スマイルトレインこと30000系です。
秩父線のローカル輸送を担う4000系です。
ん?よ~く見ると・・・
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のラッピング電車でした。
なんじゃそりゃ?とお思いの方もいるかもしれませんが、秩父を舞台にしたアニメ作品だそうです。
西武鉄道もラッピングや記念きっぷの発売などでタイアップしています。
ちなみに、私はこの作品を見たことがないので詳しいことはわかりませんw
駅前は会場行きの臨時バスを待つ人達でこの有り様でしたw
この時間帯は会場まで直接行ける手段がバスだけですからね。行列に業を煮やしてタクシーに飛び乗る人もいました。
バスが来ました!
しかし、流石に並んでいた全員が乗ることはかなわず、私の20人位先で満員となって発車していきましたw
行先表示を見ると、ちゃんと「西武電車フェスタ会場」って出てるんですね。
2台目のバスが到着。さすがに今度は乗れましたw
ちなみに、行先表示器は「西武」とだけ出ています。車種によって「西武電車フェスタ会場」という文字が入っているかどうかが違うとかですかね。
乗る間際に気づいたんですが、臨時バスの乗り場は通常は降車停留所として使っている場所だったんですね。
会場へ
乗ったバスも超満員で発車しました。興味深かったのは道中が狭隘路だったことですね。
しかも、大型車の通行も多く、道を譲り合って停車する場面も多かったです。
そんなわけで会場に到着です。よくあるバルーンアーチはなく、敷地内直行でしたw
早速内部に入ります。
西武系列を中心に各社の物販ブースが出ていました。人出も多くとても賑わっていますね。
モーター展示
大宮の鉄道ふれあいフェアでもありましたが、モーター展示です。
こちらは分解して内部が分かるように展示されているんですね。
こちらは電動発電機です。ようするにモーターで発電機を回す機械なんですが、電気で電気を起こしてどうするんだと思うかもしれませんねw
この装置の目的は電気の種類を変換することでして、今でこそ半導体を使用した効率のよい変換素子に置き換えられていますが、かつては電車を始め多くの場所で使われていて、現役で稼働している装置も少なくありません。
更に進むとコンプレッサーの動作実演もありました。これは親子連れよりは鉄道ファンに向けた展示だと思いますが、よくマニア心を捉えていますねw
この音が好きだというファンも多いようで、私もその一人です。
その先には西武鉄道のマスコットキャラ「スマイルちゃん」がいました。
ミニ電車・ミニ機関車
鉄道イベントの定番、ミニ電車ですが、よくある走るタイプではなく、こちらは写真撮影用のようでした。
スマイルトレインの愛称を持つ30000系です。
ちょっとブレてしまいましたが、行先表示器には、「はんのう」とひらがなで書いてあるのが印象的ですね。子供向けということなんでしょうが、最初見た時は「ん?」となりましたw
初代レッドアローの5000系です。ちなみに、私は実車を見たことがありません。
E31形電気機関車です。大手私鉄が最後に新製導入した電気機関車で、2010年まで西武鉄道で活躍していましたが、現在は大井川鐵道へ譲渡され、西武鉄道からは姿を消しました。
今でこそ、ほぼJR貨物の独占状態にある鉄道貨物輸送ですが、昔は私鉄も貨物列車を走らせていたんですね。
本物のレッドアローも
初代はいても現行のレッドアローがないなと思っていたら、実車がいましたw
写真撮影スペースになっていますねw
まあ、記録用の写真ということでw
よく見ると方向幕が「おくちちぶ」となっていますね。
現行ダイヤで定期運行されるレッドアローは「むさし」「ちちぶ」「小江戸」の3系統ですが、かつては西武新宿~西武秩父間にも直通のレッドアローが設定されていて、それが「おくちちぶ」という愛称でした。リバイバルというわけですね。
これは収穫でした。
パンタグラフ単体での展示はよくありますが、車両についた状態でここまで近づけるのはなかなかありません。
ヒューズ箱です。これは説明はいりませんねw
普段はこんなに近くで見る機会はありませんからいい経験になりました。
その先には鉄道模型のレイアウトがありました。
模型趣味がない私は軽く流してしまいましたけどねw
まさかの・・・
去年もこのネタ使ってましたよねw
西武の中の人は気に入っているんでしょうかw
さらにさらに・・・旬なネタも見落としませんw
元ネタは「Let it go」ですが、発音が似ている「Ready go」にかけたんですねw
タイトルだけじゃ気が済まなかったのか、歌詞までネタにしてますねw
張り紙のネタに気を取られて忘れるところでしたが、これがその「車輪ころがし」です。
用語では「輪軸」といいますが、ようするに電車の車輪を子供が押して転がすという体験です。
間近で見ると結構大きい車輪ですが、子どもの力でも意外にすんなり動くんですよね。
鉄道は摩擦が小さく少しの力で動かせるのが特徴ということがよく分かる体験ですね。
対象は子供だけでしたが、来年から大人にも開放してくれないかなw
記念撮影用の場所もしっかりありました。一人旅の私には関係ありませんけどw
この先にはブレーキ操作体験もありました。
特徴的だったのは、実際に制輪子が動くところが見られること。
こうやってブレーキが掛かるんだなということが体感的に理解できますね。
トラバーサ
これも鉄道イベントの定番ですが、トラバーサの乗車体験がありました。
やっぱり大人気だったので見るだけにしましたけどw
↑動画です。
トラバーサのコントローラーです。いかにもメカって感じがして興奮しちゃいますw
新101系ですが、黄色じゃなくて白なんですねw
調べてみると多摩川線用でリニューアルされたんだそうです。
お宝自慢コーナーだそうで、西武鉄道に縁のある様々なグッズが並んでいました。
これはすごいですね。
あとは帰るだけ
唯一買うつもりだった、上場記念の1日乗車券は完売とのことで見事にふられてしまいましたので帰ることにします。
ここで友人とばったり遭遇したのでそのまま一緒に帰ることになりました。
そういえば、去年は西鉄8000系さんと途中で別れたんでしたね。ちなみに、今回は西鉄8000系さんは別のイベントに行かれるとのことで不参加でした。レポート記事書いてくれるといいなw
最後に保線用機械を見ながら帰路につきます。今度はバスではなく飯能行きの臨時列車に乗ります。
その乗り場への途中には・・・
マルタイ ことマルチプルタイタンパー
写真を撮り忘れましたが、この前に臨時改札があり、ICカードの人は専用端末にタッチすることで東飯能駅からの乗車として情報が書き込まれるようです。
来る時も乗った30000系でした。
そういえば、去年は池袋まで直通運転だったのが、今回は飯能までの電車しかないようですね。
対面乗り換えなのでそれほど不便ではありませんが、アクセスに関してはなんかトーンダウンしたようなw
西武バスはちゃんとイベント名入りの行先表示をしていましたが、西武鉄道の方はシンプルに「臨時」とだけでしたw
臨時幕も珍しいですが、イベント名で表示してくれたら記念になったのになw
このあとは飯能駅から乗り継いで池袋経由で帰りました。
今回は午後からの参加となり、立川真司さんやスギテツのステージも見られなかったわけですが、純粋な鉄道イベントとしても十分楽しめましたね。
ちなみに、あえて副都心線直通の列車でそのまま池袋まで行って西武有楽町線wを乗りつぶして帰りましたw
レポートは以上です。最後までお付き合いありがとうございました。
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