京都府梅小路の蒸気機関車館に併設される鉄道博物館にて展示される車両が、福岡県筑紫郡那珂川町にあります博多総合車両所から搬出されました。 今回、博多総合車両所(以下:博総)から博多港までの道中を追いました。
遅ればせながら
以前からyamanomiをいろんな所へ連行したりして、それが記事になったりしていましたので、すでにご存知の方もおられると思いますが、改めて、私の自己紹介を簡単にさせていただきます。
西鉄好き
出身:福岡県
趣味:鉄道(新幹線過多)、バス(西鉄過多)
得意分野:新幹線(技術系)
好きな車両:500系新幹線、京急新1000形、西鉄6050形
という具合です。 このサイトの管理人であるつばめ501号さんとテクニカルエンジニアのyamanomiさんとは同じ高校に通っていまして、同じ趣味が好じて知り合い、全員が卒業したあとも交友が続き、「ATSメンバーにならないか」というお招きに預かる事になりました。
今まではニコニコ動画でこんな動画を投稿してました。
搬送は夜中にあり
新幹線車両などの長大貨物は、一般交通の妨げとならないよう、深夜に搬送されます。 というわけで、私とyamanomiは2400頃に博総の北門前に到着しました。北門周辺の道路には、搬出の撮影をしようとやって来た鉄道ファンの車が数台ありました。北門周辺には、車を駐車できるスペースが多くあり、車で来られる方も多いのです。
2430、続々と人が集まってきました。 ですが、博総構内にそれといった動きは見られません。 情報がない分、受け身とならざるをえないので、本降りの雨の中を待ち続けます。 周りにいた方々から聞くと、北門から北へ向かった先の交差点でカメラを構える人もおられるとのことで、この陸送に注目が集まっていることが伺えます。
2530、いよいよライトが点灯し始め、車両が北門側にやって来ました。最初は100系からのようです。では、北門から出てくる様子をyamanomi撮影の映像でどうぞ。
yamanomiはこのまま100系を追い、交差点やトンネル内での撮影を試みます。以下はその映像です。
一方西鉄好きは、500系W1編成1号車が出てくるのを同じ場所で待ち続けます。
500系目当てで来ていたので、この瞬間を待ちわびていました。 ですが、夜間ゆえの光量の少なさに加え、500系のカラーリングも相まって、撮影は難航しました。
500系が出て行ったのを見て、すぐ移動。 次はトンネルを抜けた所の交差点へ。
トンネルに入る様子を映像でどうぞ。
500系が交差点を曲がり切るのを遠くに見つつ、車を取りに行きます。 この先で500系を待ち受けるのです。
Where is ・・・
博総周辺の道路状況をほぼ把握している私は、先回りに成功し、 香蘭女子短大近くで待ち構えます。 香蘭短大前交差点には歩道橋があり、yamanomiに歩道橋上から撮影してもらおうと考えていました。近場に車を止め、歩道橋を歩いているとyamanomiがこちらに歩いて来るではありませんか。 追い越したとはいえ、そんなに時間は無いのに と、思っていると・・・
yamanomi「直進していった!」
と言うではありませんか! やられました、予想は大ハズレです。 慌てて車に戻り、策を考えます。 香蘭短大前交差点を直進したとなると、美野島を通り大博通り経由で博多埠頭に来ると思われますが、撮影地が思い当たりませんし、また先回りできるとは考えられません。 ということで、途中地点での撮影を諦め、博多埠頭に向かうことにしました。 時刻は午前3時、いつも混んでいる日赤通りや渡辺通りはスッカスカでほぼタクシーだけ。 思っていたより早く到着しました。
500系を待つ
埠頭に到着して約10分後、500系がやって来ました。 午前3時半です。
500系は100系の隣に留置され、夜明けを待つことになります。 我々も一旦引き上げることにしました。 次の記事では、船への積み込み作業をレポートしたいと思います。
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