呪術廻戦「ソニック」を撮りに杵築へ

今回はJR九州が人気アニメ「呪術廻戦」とのコラボ企画としてやっているラッピング列車を撮りに大分県は杵築に出掛けました。
元々は私が福岡に帰省した際にせっかくならATSのメンバーで集まろうということになり、そのうち都合の付いた私とyamanomiさんと西鉄好きさんの3名でレンタカーを借りて杵築まで撮影に出ることとなったのです。

そして、この「呪術廻戦」のラッピングについてですが、883系885系の1本ずつ、合計2本に実施されており、「ソニック」と885系のみ「かもめ」として運用されています。
この撮影に出た日は885系の方は「かもめ」の運用に就いていて大分へはやってこない日だったため、883系のみを狙いに行き、その他に普通の883系や885系なども撮ろうと思っています。

まずは大分へ向かう

今回は西鉄好きさんが借りたレンタカーでの移動ということで、私とyamanomiさんをピックアップしてもらってから高速道路で一路杵築へ向かいます。
こうして集まるのは久々ということで近況報告やら、3人共プレイしている「ウマ娘」のことで盛り上がったりの楽しい道中となりました。


別府湾が見えたらいよいよ杵築が近づいてきます。
空は生憎の曇り空ですが、幸いにして雨は降っていないようなのでなんとか撮影はできそうです。

杵築にて撮影する

撮影地は西鉄好きさんが選定した場所で、八坂川橋梁という場所です。
私はあまり沿線での撮影はしないこともあってよく知らなかったんですが、撮り鉄の間では有名な場所みたいですね。


まずはこの先の活動に備えて飲み物などを調達すべくコンビニに立ち寄りましたが、コンビニの駐車場からもう列車の姿が見えていました。


コンビニ休憩も済んだらお目当ての八坂川橋梁に向かいます。
この時期の沿線撮りは寒さとの戦いですが、車があるので列車が来る時以外は車内でぬくぬくと過ごせるので助かりますね。
撮り鉄が車行動になりがちなのも分かる気がします。

それではここから本題の撮影開始です。
私は動画をメインに撮ったので動画の紹介がメインになるかと思います。
写真の方は西鉄好きさんが撮影されていたので、写真を提供してもらったらここで紹介したいと思っています。


↑まずは下りの883系「ソニック」です。
お目当ては呪術廻戦ですが、普通の「ソニック」も練習を兼ねて撮っていきましょう。


↑続いては同じく883系ですが上り列車です。


↑最初と同じく883系の下りですがちょっと構図を変えてみました。


↑普通列車も通ったので撮影


編成が短いと写真のほうが映えたり?


↑下り列車です。


↑今度は885系「白いソニック」の上り列車です。


↑同じく885系ですが今度は下り列車です。

そして、いよいよ・・・


↑お目当ての「呪術廻戦」ラッピングのお出ましです。
885系の方は編成全体にラッピングされているのに対して、883系は中間の2両だけなので、やっぱり885系の方を撮りたかったですねw
まあ、この前の活動で博多駅で885系の呪術廻戦ラッピングを見ているしいっかw


写真でもどうぞ

ここでyamanomiさんと西鉄好きさんが撮られた写真や動画もご紹介していきます。


↑yamanomiさん撮影の883系「ソニック」です。


続いて西鉄好きさん撮影の883系「ソニック」です。


同じく西鉄好きさんの写真で、呪術廻戦ラッピング部分を中心に捉えた写真です。
このように三者三様で撮り方が違うのがまた面白いですね。
普段はソロ活動が多い私ですが、たまにはこうやって複数名で撮影するのもいいなぁと思った私なのでしたw

八坂川橋梁での撮影はこれくらいにして、場所を変えることにしました。
続いては杵築駅近くにある場所で、望遠で撮ると八坂川橋梁も見える場所です。


私のカメラはコンデジであり、一眼レフほどの表現力はありませんが、カーブの感じは気に入っています。


↑今度は883系上り列車です。


↑885系の下り列車を撮ったらこの場所からは撤収します。
このあとも呪術廻戦の運用はあるのですが、大分駅到着後折り返してくるまでしばらく時間がある上、お昼ごはんを食べずに撮影を続けていた3人は昼食を食べることを優先してしまったですw

せっかく大分に来ているのだからと名物のとり天や中津からあげなどの候補も上がりましたが、西鉄好きさんの関アジ・関サバが食べたいという声に私とyamanomiさんも賛同し、とりあえず車で別府市内を目指すことにしたのです。
国道10号を進み目星をつけたお店に向かったのですが、店の前には長い行列が出来ていた上に「受付終了」という悲しい4文字が貼り出されていたのでした・・・
関アジ・関サバの本場である佐賀関まで行けばお店はたくさんありそうですが、流石にそこまで行ってしまうと帰りの時間が厳しくなりそうということで断念し、目標をとり天に変更して、とり天の有名なお店に行くこととしました。
再び車を走らせそのお店に到着したのですが、既にランチライムを過ぎた時間帯だったためかテイクアウトのみの営業であると告げられ玉砕・・・
お昼ごはんを求めて別府市内をさまよう事となった我々は、もうご当地の名物は諦めて普通のファミレスなどでお昼を済ませようという意見も出ますが、東九州自動車道にある別府湾SAならレストランくらいはあるだろうし、サービスエリアなら名物料理を扱っているのではないか?ということになり、帰りがてら別府湾SAにお昼ごはんを託すことにしたのです。
その結果は・・・


とり天丼がありましたぁ!
一度は諦めかけたものを食べられたわけで喜びも一塩ですね。
このように臨機応変に動けるのは車移動の強みでしょうか。
ここで休憩もしっかり撮ったらあとは福岡への帰路に就きます。

おまけ

あとは帰るだけかと思ったらまだネタがありました。
大分自動車道を走り福岡を目指していたのですが、西鉄好きさんがふと「豊後森の機関庫を見たことがあるか?」と尋ねてきたのです。
豊後森の機関庫は長年九州にいながら行ったことがなかった私は「ない」と答えると少し時間に余裕がありそうだから寄り道して見ていこうということになりました。
なので、おまけとして豊後森の機関庫をご紹介します。


というわけで久大本線の豊後森駅にやってきました。


ここには9600形蒸気機関車が保存されており解説の看板がありました。


機関庫についての解説です。


機関庫ミュージアムというのもあったようですが、時間の関係でここへは行きませんでした。


こちらがその機関庫です。
扇形機関庫というタイプのもので、SLが現役の時代によく作られた車庫でしたが、今では非常に珍しいものとなっていて、この機関庫も近代化産業遺産と国の登録有形文化財に選ばれています。
久大本線の車窓からも見えますので、久大本線に乗車する機会がある方は豊後森駅付近では車窓に注目してみるのもいいでしょう。


9600形も保存されてます。
屋外に保存されているにしては塗装の剥げなどもなくて状態がいいですね。
日章旗を掲げているのもかっこいいです。


別アングルから


車番


動輪の部分も綺麗です。


扇形機関庫には付き物の転車台


もうこの転車台は動かないと思いますが割と原型を留めていますね。


ところで、転車台へ向かう道の途中にある踏切は「構内」踏切というらしいですが、駅構内に設けられたホームや駅舎の間を連絡するための「構内踏切」の意なのか、本当に「構内」という名前の踏切なのかどっちなんでしょうね?w

ここでふとスマホのアプリで豊後森駅の時刻表をチェックするとちょうど5分ほどあとに「ゆふいんの森」がやって来ることが分かりました。
しかも、上下列車がここで交換するようです。
せっかくだし撮ってから帰ろうということで最後に「ゆふいんの森」を撮って記事を〆たいと思います。


↑まずは上りのキハ71形です。
車掌さんが手を振ってくれているのが嬉しいですね。


対向列車もやってきて並びました。
キハ71形とキハ72形の並びになりました。
よく似ている形式なので注意してみないと見間違えやすいですが、よく見ると窓枠が金色に装飾されているかなどの差異があります。


↑キハ72形も発車です。
昔はキハ71形もキハ72形も4両編成でしたが、キハ72形の方は好調な利用状況を受けて5両に増備されています。
まあ、それもこのコロナ禍では過剰輸送になってしまっているかもしれませんが・・・


最後に後を追って写真を撮りました。

さて、私の撮影は以上ですが、ここでも「ゆふいんの森」の写真を西鉄好きさんから提供して頂いたので追加しておきます。


上下列車がホームで並ぶ様子ですね。
私も似たような構図で撮りましたが、やっぱり表現力が違います。


キハ72形の後追いの1枚ですね。
私と違って列車をメインに据えた構図となっていてこれまた撮り方にも個性が出ますね。

これにて活動終了ということで、あとは高速道路を飛ばして福岡へ向かいレンタカーを返却して解散です。
というわけで記事は以上となります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

ちなみに、この後は帰省とは別枠ですが、またしても九州へ向かいましたので、そのレポートでお会いしましょう。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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