今回は2022年7月2日にリバイバル運転された「新幹線リレー号」を撮影してきましたのでそのレポートです。
活動内容としては大宮駅で撮影しただけですので記事は短いものになると思います。
「新幹線リレー号」とは
まず最初にこの記事の主題となる「新幹線リレー号」について解説してから本編に入っていきたいと思います。
「新幹線リレー号」は東北・上越新幹線が大宮までの暫定開業だった頃(1982年~1985年)に上野~大宮間を走っていた列車であり、新幹線利用者を東京都内から(まで)移動させるための連絡列車という位置付けでした。
在来線を走る列車ですが、営業上は新幹線の列車として扱われており、原則として乗車するには新幹線の特急券が必要だったり、上野駅・大宮駅では専用ホームが設定されていたりと、まさに新幹線連絡のための専用列車という位置付けでした。
使用車種は原則として185系でしたが、初期は455系・457系や115系が使われたこともあるようです。
1985年に東北新幹線が上野まで延伸されると役目を終えた「新幹線リレー号」が廃止されますが、過去に何度かリバイバル運転がされており、2002年と2017年にもリバイバル運転がされたことがあります。
そして、今回(2022年7月2日)ですが、これは「『ドキドキ、キタキタ、北東北』夏の観光キャンペーン」の開催と東北新幹線大宮開業40周年を記念して行われたもので、旅行商品扱いの団体臨時列車として運行されました。
このツアーでは大宮~盛岡間は200系の初代塗装を再現したE2系による特別列車、盛岡~青森間はE653系によるリバイバル「はつかり」に乗車できるなど、なかなか凝ったツアー内容になっていました。
大宮駅で「新幹線リレー号」を撮る!
それではいよいよ本編開始です。
大宮駅のコンコースではE2系の200系カラー編成の運行情報が掲示されているのですが、前述の通りこの日は大宮~盛岡間の団体臨時列車としての運行でした。
そして、ホームへ向かうと既に撮り鉄が大勢集まっていました。
定期運用がなくなって久しい185系が走る貴重な機会でもありますし、そりゃあこうなりますよねw
撮影場所ですが、大宮を始発・執着とする臨時列車は大抵7番乗り場なので「新幹線リレー号」も7番乗り場に入ってくると踏んで、その向かいに位置する8番乗り場で撮ることにしました。
7番乗り場の発車標をズームで撮ってみました。
「団体」とかでお茶を濁さないでちゃんと「新幹線リレー号」と表示してくれていたのは関心です。
「新幹線リレー号」を待つ間に貨物列車がやってきたので練習がてら撮ってみました。
↑いよいよ「新幹線リレー号」の入線です。
ヘッドマークと方向幕もシール貼りとはいえ再現してくれてましたし、撮るだけでも楽しめました。
ホームにはE5系とE6系っぽいキャラクターがお見送りに来ていました。
「トレインジャー」というらしいですが、盛岡支社のキャラクターということもあって関東では滅多に見かけません。
↑そして、いよいよ発車です。
それにしても、7番乗り場は使用頻度が低くて余裕があるのでもっと早くに入線してしばらく停車してから発車だと思ったのですが、実際には停車している時間は10分もなく慌ただしい撮影でした。
さて、それでは撤収しようかなと思ったら・・
↑E257系の回送列車が入ってきたのでついでに撮影してから撤収です。
というわけで、これにて活動終了ですが、実はこのまま別の活動をしました。そちらは別記事として追ってレポートしたいと思いますので、公開までしばらくお待ち下さい。
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