西鉄好き旅行記~加賀百万石の地を訪れん~

前回のあらすじ

・西鉄好きがまたしても旅に出た
・スーパービュー踊り子に乗る
・「孤独のグルメ」に出た焼肉屋で大満足
・深夜バスで金沢へ

金沢駅と北鉄

お世話になった北日本観光バス

お世話になった北日本観光バス

「きまっし号」は午前6時前に金沢駅前に到着し、小雨の降る金沢駅前に降り立った西鉄好きは、とりあえず駅に入ることに。

駅前の鼓門(つづみもん)の模型

駅前の鼓門(つづみもん)の模型

雨が降っていたので、駅前の写真は撮っておりませんので、地下通路にあった模型の写真をここに。地下通路には北陸鉄道金沢駅があり、あとで乗ることになります。 ホテルに荷物を預け、先ほどの北鉄金沢駅から浅野川線に乗ることに。

北鉄乗りつぶし

前回来たときは、北鉄があることすら知らなかった西鉄好き。 北鉄8000系(元京王3000系)に乗り、一路内灘を目指します。

内灘駅

内灘駅

祝日とはいえ、始発の次の列車。 乗客は私含めて3人。 途中駅で一人が降り、誰かが乗り込むこともなく、終着駅の内灘に到着。 とりあえず駅の外に出て記念撮影をし、先程まで乗っていた電車で折り返します。 ここで、浅野川線ともう一つ石川線があることを知り、どうせなら全部乗ろうということで一日乗車券を買うことに。

金箔!?

金箔!?

なんとも、石川らしい豪華な乗車券。 金沢駅で買えたらしいので、そこで買っておけば・・・という後悔もしつつ、次の粟ヶ崎駅で降りることに。

大野川橋梁を渡る8000系

大野川橋梁を渡る8000系

川岸ギリギリにホーム端がある

川岸ギリギリにホーム端がある

それっぽく撮ってみる

それっぽく撮ってみる

これの折り返しで金沢駅に戻った西鉄好きは、JRで西金沢駅へ行き、北鉄石川線に乗り換えます。

転落防止幌の付いた521系

転落防止幌の付いた521系

野町駅

野町駅

鶴来駅

鶴来駅

バスに乗っていた直後のため、またしても疲れが見え始めた西鉄好きは、まともに写真を撮ることなく北鉄を後にし、本日のメインイベントへと向かいます。

白山総合車両所

この日は、JR西日本 白山総合車両所の一般公開の日でした。 この一般公開に参加するために石川県にやってきたわけです。 西金沢駅から加賀笠間駅へ行き、そこから徒歩で白山総合車両所へ向かいます が、 この徒歩が想像以上にキツかった。 徒歩20分に加え、小雨明けに照りつける太陽がどんどん体感気温を上げていきます。 そして肩に重くのしかかる撮影機材。中に入ったらとりあえず休憩しようと心に決め、白山総合車両所へ入ります。

「ふれあいデー」ではない

「ふれあいデー」ではない

トラバーサーを通って基地の中へ

トラバーサーを通って建屋内へ

どうやら休憩所は入り口から奥の方に設けてあるようなので、開幕休憩は諦めて中を見学しながら休憩所を目指すことに。

車体を持ち上げるジャッキ

台車ごと車体を持ち上げる車体昇降装置

安心のコスミック製ジャッキ。 博多総合車両所にある設備とは異なり、台車ごと車体を持ち上げて作業スペースを設けて台車と車体の接続・切り離し作業をするとのこと。

40トン超えの車両が持ち上がる

40トン超えの車両が持ち上がる

台車搬送装置?

台車搬送装置?

W1編成6号車の1位側に装着される台車

W1編成6号車の1位側に装着される台車

ジャッキのある振替線の隣には、全検検修の台車が置かれていました。台車検修場のようです。 W7系の台車を見ていますと、JR東日本の台車設計思想が如実に現れていて、東海か西日本の台車をよく見る私にとってとても新鮮でした。

恐らく先頭車両の中間車よりの台車

この他に、台車の主電動機やダンパなどの展示がありましたが、とりあえず休みたい西鉄好きは一目散に休憩所へ向かいます。 小腹も減ったのでとりあえず、

焼き鳥とゴーゴーカレー

この2つで腹を満たします。30分ほどここで休憩をとった後、ふたたび基地内を散策することに。

本部棟正面玄関

セミアクティブダンパ

検修済のものがパレットの上に並べられていました。大きさが700系辺りで使われているものと大して変わらなかったので驚きました。N700系で使われているものはもう少し小さいのですがね。 予算をこういうところでケチっているのでしょうか。 走るにしても260km/hですから、最新のものを入れる必要もないのでしょう。

MT207

W7系に搭載されている主電動機「MT207」ですが、基本構造はN700系に搭載されている「WMT207 」「TMT9」とほとんど同じで、冷却風の排気口に風導カバーが付いているかいないか、モーターに三相交流を供給するケーブルキャノンが1相ずつに分けられているか纏められているか、こういう違いもあります。

MT207(風導カバー付き)

このコネクタ1つで、三相交流と接地線を車体側に繋ぐ。

N700系に搭載されているWMT207(写真はWMT208)

WMT207の写真を見て分かる通り、三相交流のそれぞれの層に1つずつコネクタが用意されていて、接地線も別個である。MT207ではモーターから接地線が2本伸びていて(1本はN700系と同じ電線支え、もう1本は固定子枠)、固定子枠から伸びる接地線が三相交流と同じキャノンで車体側に接続されます。 接地線が2本なのは、豪雪地帯を走るからでしょうか。

トラバーサー実演

トラバーサーに乗っけられた先頭車両

見学ルートの最後は床下をねっとり観察できるブースだったのでじっくりと観察した後、車両基地を後にしました。 帰りもまた基地から加賀笠間駅まで地獄の徒歩移動。 なおのこと疲れた西鉄好きはその足で兼六園へと向かうのでした。

兼六園

日本三名園のひとつ、以前金沢を訪れたときは名前すら知らなかったのですが、今回は時間に余裕がありますので、行ってみることに。 その前に休憩がしたくなり、近くの茶屋で一息入れることに。

 

高い所にあるので、遠くまで見える

小雨降る 兼六園に 俺一人

園内を流れる小川

園内の美しい木々や川の流れを眺め、心穏やかになった私は優雅な気持ちで兼六園を後にしました。 本音を言うと、さっさとホテルにチェックインして横になりたかっただけなんですけどねw

ホテルで

ホテルにチェックインしたのが1600。ベットで少し休憩を取った後、金沢駅のビル内にあった寿司屋でチャチャッと晩御飯を食べ、部屋に戻りました。 特に部屋ですることがありませんでしたので、こんな写真を撮ってました。

摩耶様

このシリーズ、あともう一回あります! この写真が次回のヒントになります。 お楽しみに!

追記:次回作できました

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西鉄好き について

 ATSを今まで影で操っていた人。 新幹線、ことに東海道・山陽・九州新幹線の技術面に強い(はず?)
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