18きっぷで九州→関東を移動(2日目)

福岡への帰省の往路2日目のレポートです。
なお、検索エンジンから来られたなどで1日目をご覧になっていない方は是非そちらから先にご覧ください。

出発!

ホテルでしっかり休息し、今日も元気に行きましょう。
出発は7時43分発の列車で、ホテルから駅までは少しあるので7時15分くらいには出なければいけません。そのためのんびり出発とは行きませんがちゃんと朝食も食べてから出られるのが嬉しいです。

exp-kasuga
さあ、急行かすがに乗って大阪へ(ry
嘘ですw

正しくはこちら
kukai
幕が回転している時に撮影したのでたまたま急行かすがの表示になったわけです。
ちなみに、急行かすがとはかつて、名古屋~大阪間を関西本線経由で結んでいた急行ですが、現在は廃止され走っていません。
末期はキハ75形が使用されていたので幕だけ残っていたのでしょうね。

東海道本線を爆走

茶番がありましたが乗車するのは区間快速武豊行き。
名古屋~大府間が快速、大府~武豊間が普通として運行される列車で、ラッシュ時のみの設定です。
この他、武豊線内でも快速運転を行う「快速」も存在しますが、早朝の上り便しか走っていないため今回は乗りません。
快速「みえ」にも使用されるキハ75形ですが、かなり高性能で気動車としては高速の部類に入る120km/h運転にも対応します。
エンジン音もかなり唸っていましたね。金山・共和・大府と停車して、いよいよ武豊線です。
大府駅では何故かやたらと停車時間がありました。後続の特別快速の接続を待つようですが、これだと名古屋直通の意味が無いようなw
名古屋から乗っていた人も意外とそのまま乗り通していたので時間がかかっても直通がいいという利用者が多いようですね。

いよいよ武豊線

大府からはいよいよ武豊線です。初乗車なので乗車記録も伸びますね。
この武豊線ですが、もともと東京~大阪の鉄道を建設する資材を港から内陸部まで輸送するために作られた路線で、当初東京~大阪のルートは中山道に沿ったものになっていたので、武豊~熱田間が開業しましたが、後に東京~大阪の幹線鉄道は東海道ルートに変更されたため熱田~大府間は東海道本線となり、大府~武豊間が武豊線として分離されました。
そんな経緯があるために、通常盲腸線では本線と接続する駅に向かうほうが上りで、逆が下りが通例ですが、武豊線は東海道本線と接続する大府に向かうのが下りで、武豊方面が上りとなっています。
しかし、一部の案内では上下を逆にしている場合もあって、ややこしいですねw
その他の特徴として、衣浦臨海鉄道という鉄道会社を発着する貨物列車が乗り入れてくるということがあげられます。
旅客輸送の面では名古屋方面へは名鉄河和線のほうが距離が短いことなどで名鉄優勢の状況があるようです。
単線なので交換待ちも結構ありますが車内もどんどん空いていき、ローカル線の雰囲気になってきます。

武豊駅

終点の武豊駅に到着です。
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漢字表記した場合、「たけ・ゆたか」と読んでしまう方は競馬ファンでしょうかw
実際、表記が同じであるという理由で、武豊氏を招いたりしたこともあるようですがw

さて、ここでなぜ武豊線に乗りに来たかについて触れておきましょう。
2015年春をめどに武豊線は電化されることが決まっています。そのため既に始まっている電化工事の様子を取材することや、非電化時代の気動車列車の撮影&録音も目的です。
特に、東海道本線での気動車列車はなかなか無いですからね。

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留置線を兼ねているのか広い構内。既に架線柱が設置されていました。

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大府方面の線路です。架線柱はバッチリですね。乗車中も沿線に架線柱が設置し終えているのを確認しました。
架線はまだ張られていないようですが、まだ1年以上あるというのに仕事が早いですねw

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改札口です。自動改札機は設置されておらず、あるのはICカード用簡易改札機と窓口だけです。紙の切符の人は駅員に渡すか集札箱に入れることになりますが、18きっぷの人は見せるだけですねw
ただ、列車が到着してしばらくするとすぐに駅員が何処かへ行ってしまい窓口が閉まってしまうので正直焦りましたw
地方の駅ではありがちですが、列車到着の前後だけ駅員がいて、それ以外は窓口が閉まるというパターンですね。

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駅舎は簡素でしたねw

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その割には立派なロータリー。
こちらは自治体の方で整備したんでしょうか。

kokuro
選挙カー?と思いましたがよくみると”国労”の文字が。
国労は名前こそ知っていてネット上では度々目にしますが、現実に国労とつくものを見るのは初めてです。
まだ実際に活動していたんですね。

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最近豪雨災害が多発していますが、この辺りは伊勢湾台風の被災地なんですね。
名前こそ知っていましたが、私が生まれるはるか前の出来事、こうやって痕跡を残してくれると後世にも伝わりやすいですね。

このくらいで駅に戻ります。
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あれ~?電化工事が終わってないはずなのに313系が走ってる!?

2度目の茶番失礼しましたw
実はこの車両、キハ25系と言って、車体はほぼ313系と共通ですが気動車なんです。
あと1年半くらいで電化され用なしになるのに新型を入れて勿体無くはないかと思いましたが、電化後は高山本線などのキハ40系を置き換える計画だそうです。
そっちも乗りに行かないとw

大府駅

キハ25系のワンマンカーに揺られて大府に向かいます。
途中からの利用が予想以上に多く大府到着直前には車内は昼休みの教室状態でしたが、末端区間はきれいな録音がとれたのでまあいいでしょうw
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駅名標です。名古屋からスタートしているのでこの駅名標も馴染んできましたw

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構内はこんなに広いです。貨物の関係でしょうか。

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そういえば、中部国際空港開港時には武豊線を延伸してアクセス鉄道とする構想もあったようですね。
結局、単線で非電化であることから輸送力の面で不利とされ、名鉄常滑線ルートとなったようですが、今でも延伸を求める声があるんですね。
ただ、武豊線経由でJRによる空港連絡列車が実現したとして、県内でセントレアへの需要が見込めそうな、名古屋・岡崎・豊橋・岐阜といった駅は名鉄も乗り入れるか隣接して駅があり、岐阜方面は需要が少なく名鉄も朝夕のみ直通運転としている状態ですから、供給過多で共倒れになりはしないでしょうかね。
名鉄が路線を持たないエリアに走らせるとしても、豊橋以東の浜松方面はリムジンバスとの競合があるうえ、富士山静岡空港のエリアにも入ってきますし、西は大垣・米原方面ですが、大垣はともかく米原はもはや関西国際空港のエリアですし、関空特急はるかも一部ですが乗り入れます。
まあ実現したら関空へもセントレアへも直行列車がある駅として面白いことになりそうですがねw
関西本線への直通は海を隔てて遠回りをすることになりますから、海路や伊勢湾岸道が使えるバスに対して不利でしょうね。
まあ電化だけでも御の字ということでw

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駅舎ですがまあまあ普通ですねw

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ハンググライダーをやっている人の像です。他にもスポーツをしている人の像がたくさん並んでいましたが、どうやら大府は健康のまちとして売り出し中のようです。

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駅舎の反対側へも跨線橋を使ってアクセスできるのですが、そこからはこんな写真も撮れます。
この先ですが小さなロータリーになっていてパーク&ライドなのか大きな駐車場もありました。

このあとは東海道本線の快速と普通を乗り継ぎ枇杷島駅へ向かいます。
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乗った列車とは別ですが、311系も快速運用があるんですね。音鉄として乗ってみたいですw
ちなみに、乗ったのは313系の快速でしたがw

枇杷島駅

名古屋駅の1つ隣、枇杷島駅です。
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名鉄の西枇杷島駅・二ツ杁駅・下小田井駅などが徒歩圏内ですが、微妙に距離があり乗り継ぎに便利とは言えません。
JRとしては東海道本線のみが乗り入れており、快速・新快速・特別快速は通過するため普通列車のみ停車です。
その他、今回の目的でもある東海交通事業城北線も乗り入れています。

biwajima-home
城北線のホームです。貨物列車も通過するため撮影地としても優秀ですね。

shinkansen
駅前広場へ繋がる跨線橋からは新幹線も撮れます。屋根もあって雨風をしのげるため快適な撮影地ですね。

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駅舎は変わった形をしていますね。街頭もパラグライダーのような形をしています。
近代的なデザインの駅ですが、周辺は住宅地やスーパーとなっていて、名古屋駅の隣であるにもかかわらずのんびりした郊外の雰囲気です。

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再びホームに戻って城北線乗り場です。城北線はJRではないので別途乗車券を購入しました。

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こちらが城北線の列車です。キハ11形のワンマンカーです。
城北線ですが、元々国鉄が貨物列車のバイパス線として計画した瀬戸線の一部で、稲沢・枇杷島~勝川~高蔵寺~瀬戸市というルートでの建設が予定されていましたが、財政やモータリゼーションの進展で一度は計画が白紙になりました。
元々勝川~高蔵寺間は中央本線を複々線化する予定でしたが、それも進展せず、瀬戸線は枇杷島~勝川と高蔵寺~瀬戸市の2つの区間に分断されることとなり、高蔵寺~瀬戸市は現在の愛知環状鉄道として開通し、枇杷島~勝川間はJR東海が継承することになりました。
1993年には全通し設備はJR東海が保有し、列車の運行は東海交通事業が行うという形になりました。この東海交通事業はJR東海の子会社で主に駅業務の受託を行う会社です。枇杷島駅については駅自体はJR東海が保有しますが、駅業務は東海交通事業に委託されているため、東海交通事業から見ればJR東海の駅を間借りし、その業務を逆委託されている形になります。

城北線の旅

さて、城北線に乗って勝川を目指しましょう。
城北線は元々貨物列車のバイパス線として計画されたためほぼ全線が複線の高架となっていますが、非電化という珍しいパターンですね。
全線高架ゆえに車窓は見通しもよく楽しめます。東海交通事業としても車窓を売りにしたキャンペーンを打ったりもしているようです。
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名鉄犬山線との交差部です。地下鉄と合流する上小田井駅付近ですね。

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もはやどこへ行っても見かける気がするイオンw
まあ旅先で見かけると休憩スポットとして重宝してるんですけどねw

ちなみに、利用状況ですが、枇杷島出発時点で私を入れて3名、途中からいくらか乗ってくるも小田井で私入れて2名に、その後味美で1名降りてしまい私だけにw
理由を考えてみたんですが、そもそもが公共交通機関の需要は郊外⇔都心において発生しやすいと思いますが、城北線は郊外を横軸に結ぶルートなのと、名鉄犬山線・名鉄小牧線・地下鉄鶴舞線の3線が途中で交差しますが駅が互いに離れていて乗り換えには不便であることが上げられると思います。
JR線扱いだったらJRの他路線から乗り継いでもそんなに割高感はないですが、別会社なので中央線~東海道本線の乗り継ぎで使うルートには適さないんですよね。
特に東海道本線側の接続駅である枇杷島駅は普通列車しか停まらず利便性が悪いですね。もともと旅客営業を想定した路線ではないので仕方ないんでしょうがこの路線の将来が心配になります。

勝川駅

縁起の良さそうな駅名ですが、ここが中央本線側の城北線との接続駅です。
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それにしても枇杷島もそうでしたがJR東海の子会社だけあって駅名標のデザインはJR東海にそっくりですね。

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城北線のホームです。当駅手前で複線が収束して単線になっているため1面1線の棒線駅です。
この奥には引上げ線があって到着した車両はここで待機します。

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早速地上に降りて高架駅の全景を撮ることにします。
ところで、ここに城北線の利用が伸びない理由がありそうでした。というのも実はJR勝川駅の手前で城北線の高架は切れていて、JR勝川駅から少し離れたところに城北線の勝川駅があるのです。
だいたい500mほど離れていて、健脚な方でも7~8分は乗り継ぎ時間が必要でしょう。

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このように案内標識はあるので道に迷うことはないと思いますが、これじゃあ不便ですよね。

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JRの方は時間がないので簡単な取材に留めましたが駅名標です。

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2面2線の島式というちょっと変則的な配線になっているんですが、これは中線2本を将来的に城北線を乗り入れさせる際のスペースとして活用することを想定して作られているからです。
中央本線の名古屋方面の線路も城北線がくぐることを想定し高い位置を通るようになっています。
しかし、準備されているのはスペースだけで、実際に勝川駅そのものに乗り入れる具体的な動きはないようです。
更にはJR線との直通運転の構想もあるようですが、とりあえず乗り入れてくれるだけでかなり利便性が上がるでしょう。せっかくここまで準備されているので実現して欲しいですね。

一路浜松へ

このあとは中央本線で名古屋へ、東海道本線の快速で豊橋へ、そして普通列車に乗り換えて浜松へと向かいます。
金山で乗り換えないのはちょっとでも録音を増やしたかったからですw
中央本線は211系が来ました。関東ではかなりレアになってきていますがこっちではまだまだ主力ですね。
名古屋からの快速は313系でした。順調に走り定刻通り豊橋につきました。
豊橋からは211系の浜松行き。前回は311系に当たった区間なのでこれも録音です。
移動だけなのでざっくりと来ましたが、定刻通り浜松に到着です。

遠州鉄道

浜松に来た理由はもちろん関東に戻るためでもありますが遠州鉄道に乗るためです。
前回は強風で接続が狂い時間が無くなったため断念したものの今回こそ乗ることにしました。
まずは浜松駅にほど近い新浜松駅に向かいます。なお、JR浜松駅の方は前回もレポートしているので今回は省略しますw
ビルの中に組み込まれている形で見た目は近代的でしたが、中に入るとちょっとレトロ感がありました。
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頭端式ホームでターミナルらしく人が多かったです。

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それから駅名標です。単色のデザインって少数派ですよね。他には阪急や東急などがあるでしょうか。

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やってきました。1000形という車両らしいです。何系が来ても初めて乗るので嬉しいですけどねw

この列車に揺られて終点の西鹿島に向かいます。しばらくは浜松市街を走りますが単線というギャップが面白いですね。
貝塚線っぽいですw
ちなみに、単線とはいえ12分ヘッドで運行されているのもすごいですね。
あと驚いたのは新浜松を出たらひたすら降りていくばかりかと思えば、意外と途中から乗ってくる人も多いということですね。おかげで全線にわたってそこそこの利用が維持できるようです。
結構長い路線なのに区間便がないことからもそれが伺えますね。

西鹿島駅

遠州鉄道の終点で天竜浜名湖鉄道との接続点である西鹿島駅です。
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ちなみに、茨城県の鹿島(かしま)と違い、読み方は「かじま」なんですね。

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そして遠州鉄道のホームです。自動改札機もなく昔ながらの改札方式です。
天竜浜名湖鉄道へは地下道でアクセスしますが、今回は乗りませんのでホームの取材も省略です。

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トンガリ屋根が特徴的な駅舎ですね。もっと大きな駅を想像していたんですが、思ったより小さくあっさり取材が済んでしまいましたw
駅前に杏林堂というドラッグストアがあったので涼むことを兼ねてジュースを買いに行きました。
こういうその地域にしかないお店を訪ねるのもまた旅の楽しみの1つですね。

ところで、西鹿島駅は列車別改札を導入していて、到着列車の到着後、下車客が捌けるまでホームに入れてもらえません。
地方の駅ではこの方式が多いですが、12分間隔のダイヤで導入しているのは珍しいですね。
なので、構内で撮影したい方は個別に駅員に交渉する必要があります。

このあとはまた遠州鉄道で新浜松へ帰ります。
帰りもやはり意外と混み合っていましたが、気になったのは新浜松到着前の放送で自社の市内・高速バスの案内をしてからJRの案内をしていたことですねw
西鉄バスだと西鉄電車の案内はするもののJR線の案内はしないという露骨な手を使っていますが、案内するだけマシなんでしょうかw

あとは帰るだけ

このあとは東海道本線を東へ進むだけです。今回はたった1回の乗り継ぎで東京駅までいけるので楽ですね。
まずは浜松発熱海行きの普通列車です。313系+211系という編成です。3時間ほどかかるロングランですが、そのまま乗っていれば熱海まで行けるのは非常に嬉しいですね。
静岡までは静かでしたが、そこから先は一気に騒がしくなりまして、混雑もひどかったですが、短距離利用が中心なのですぐに空いてきました。
熱海からはいよいよJR東日本区間ですが、なんとE217系に当たりました。
横須賀線にいた奴が東海道本線に何本か貸し出されているようですが、まさか乗れるとは思わず。
しかも、遅い時間の上りなのでガラガラで録音環境も最高!
最後に思わぬサプライズでしたね。
E217
その後は京浜東北線・宇都宮線と乗り継いで帰路につきました。

これにてレポートは終わりです。長文にお付き合いいただきありがとうございました。
今後も旅に出たときはこのようにレポートしますのでよろしくお願いします。
このあとはとれいんアカデミーの更新や最近放置気味のSimuTransもやりたいと思いますのでご期待下さい。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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