栃木のE131系&JRバス塩原本線に乗る旅

今回は18きっぷを使って栃木へ出掛けました。
元々は知人から18きっぷ1枚を譲り受けたことから始まったもので、栃木県内で2022年春のダイヤ改正から運用が開始されたE131系に乗車することと、那須塩原駅・西那須野駅から塩原温泉へ向かうJRバス関東の塩原本線に乗車することの2つをメインに活動しました。
なお、18きっぷは4月10日までなので察しが付くと思いますが、この活動はそれ以前のものであり、記事の執筆が遅れているものです。

本日の行程

今回は18きっぷの旅ということでまずは普通列車で宇都宮へ出て、更に乗り継いで那須塩原駅へ、そこからJRバス関東塩原本線で塩原温泉まで1往復したら、那須塩原駅から一旦黒磯まで行ってすぐに宇都宮へ引き換えしたら今度は日光線を1往復して栃木地区でのE131系に一通り乗ったらまた普通列車で帰路に就くというものでしたが、思わぬ収穫がありました。(詳細はお楽しみということでw

宇都宮から活動スタート

それでは早速本編に入っていきたいと思います。
宇都宮までの移動は特にネタはないので宇都宮駅からレポートを開始したいと思います。


宇都宮駅に行くといきなり側線に停車しているE131系に遭遇しました。
少し前までここには205系がいたのに、一気に置き換わってしまいましたね。


そして、こちらが次に乗る列車です。


行先表示


側面も


新型車両ということで車内の案内表示も液晶ディスプレイのやつですね。

それでは乗車と行きましょう。
ここでE131系についてざっくり解説しておきます。
E131系はJR東日本が地方線区向けの新型車両として導入した車両で、最初は内房線・外房線の末端部や鹿島線に導入されたのを皮切りに、相模線、そして栃木県内の東北本線(宇都宮~黒磯)や日光線にも導入されました。
栃木県内では従来は他線区で活躍していた205系を転用して使用しており、それが今回は直接新型車両を投入することとなったのは意外でした。

これにはE131系を導入することでワンマン運転を開始するという意図があったと思われ、実際にE131系の投入に合わせてワンマン運転が開始されました。
従来運用されていた205系は4両編成だったのが栃木地区に投入されたE131系は3両編成であり輸送力としては1両分減ったことになりますが、このことでラッシュ時を中心に積み残しが出るなどの問題も発生しているようです。
このように地元の方、特に通勤・通学で使う方にとっては困ったことになっているわけですが、ファン目線としてはやっぱり新型車両は気になりますし、特に日光線では初めて自動放送が導入されることになりますからそこにも注目しつつ乗車したいと思います。

そして、今乗っている東北本線についてですが、日中ということでそれほど混まないかと思えばやっぱり3両に減車された影響は日中にも出ているようで、以前に205系が走っていた頃に乗りに来た頃より明らかに混んでいるように思いました。
あと、アナウンスはワンマン運転ということもあってやはり自動放送が導入されていますが、これはE131系投入前でも2022年春のダイヤ改正まで朝夕にわずかに設定されていたE231系ないしE233系充当の列車では流れていたので初めてというわけではありませんね。
205系の頃の甲高いモーター音を懐かしみつつ、VVVFのサウンドを聞いて乗車していました。
この走行音と自動放送も相まって一気に都会的な雰囲気になった気がします。
ただ、座席はやっぱり205系の方がふかふかしていて座り心地が良かったように思います。
今どきの電車ってどうも座席が硬いんですよねw


そして、那須塩原駅にやってきました。
ここで一旦降りてJRバス関東塩原本線に乗車しますが、その前に駅を軽くご紹介していきたいと思います。


ホームは2面3線となっており、いわゆる国鉄型配線となっています。
また、東北新幹線も停車します。


駅名標です。
東北新幹線「なすの」の大半が当駅を行き来としていることもあって割りと知名度の高い駅だと思いますが、当駅は新幹線開業に合わせて設置されたというわけではなく、新幹線ができる以前から東那須野駅として存在していました。
当時は塩原温泉へは南隣の西那須野駅、那須高原へは北隣の黒磯駅が最寄りであったことから当駅には急行すら停車していなかったそうですが、新幹線が開業するに際して黒磯駅と西那須野駅の中間に位置する当駅に新幹線が停まることとなり、一気に新幹線停車駅へと大出世した駅だったりします。
新幹線ができてからは今回乗車する塩原本線を始め、塩原温泉・那須高原方面への観光路線も乗り入れるようになり那須地域の玄関口となりました。
似たような例としては鹿児島本線・九州新幹線にある筑後船小屋駅があり、こちらは新幹線開業前は船小屋駅を名乗っていて、当時は快速すら停車しませんでした。
駅の前後にある瀬高駅と羽犬塚駅には特急の一部も停まっていましたが、新幹線開業時にはその中間にあった船小屋駅を移転の上でそこに新幹線が停まるようになりました。


縦型


乗り場案内には現在は直通がない白河・郡山・福島の駅名も出ていますが、優等列車が消えた今でも東北本線の幹線としての威厳を示しているようでした。


それではコンコースへ


改札口です。
観光の拠点となる駅ですが、今や新幹線がメインなようで、在来線の改札口は小さいですね。


駅前へ出ました。
新幹線駅に特有のやたらと大きくて全景が入らない駅舎です。
国鉄時代に作られているのでちょっとだけレトロな雰囲気ですね。


駅前も新幹線の開業に合わせて整備されたのか立派な駅前ロータリーですね。


駅前広場から駅舎をもう1枚

それではここからは乗りバス編となります。

JRバス関東塩原本線

ここから乗車するのはJRバス関東が運行する塩原本線です。
これもまずは解説から入るとすると、塩原本線は那須塩原駅と塩原温泉を結ぶ路線バスで、現在JRバス関東西那須野支店の所管する唯一の路線ともなっています。
その歴史は古く1937年にはこの路線の原型となる路線が運行を開始しており、当時は矢板への支線もあったようです。
省営バス・国鉄バスを経て国鉄分割民営化によりJR東日本(後に分社化してJRバス関東)に引き継がれました。
1982年に東北新幹線が開業すると那須塩原駅への乗り入れを開始します。

現在の運行形態ですが、基本は西那須野駅を起点に塩原温泉バスターミナルまでの運行となっていますが、観光利用の利便性を考慮して日中の4往復のみ那須塩原駅に乗り入れています。
地元の生活路線でもあるらしく早朝から夜間にかけて概ね1時間に1本程度は出ています。
今回は那須塩原駅発の路線に乗るべく西那須野駅ではなくて那須塩原駅で降りたわけですね。

現在はSuicaにも対応していますが、往復利用する場合は「塩原渓谷フリーきっぷ」というフリーきっぷが出ていて、途中下車しないで単純に1往復する場合でもこれを買ったほうが割安となっています。


既にJRバスが停まっていました。
これが塩原温泉行きとなるようです。


幕が出たのでここで撮影します。


側面の幕です。


後ろから


幕をアップで


続いてバス停の取材です。


JRバスの直営で運行されているのは塩原温泉行きだけですが、コミュニティバスの「ゆーバス」の運行も受諾しています。


路線図です。
JRバスの路線にはありがちな細かい支線がたくさんあるなんてこともなく、シンプルな一本道の運行形態となっています。
昔は支線もあったみたいですが全て廃止されてしまっているようです。


時刻表です。
前述の通り基本は隣の西那須野駅からの運行となっており、那須塩原駅に乗り入れるのは日中の4往復だけですが、正月三が日のみ1往復増発されるみたいです。
土休日とかでなくて三が日だけというのが珍しいですが、三が日は塩原を訪れる観光客が特別多くなるんでしょうか?

なお、往復とも那須塩原駅発着のバスに乗るには始発となる11時発に乗るしかなく、これ以外の便では塩原温泉到着後の折り返しは西那須野行きのみとなってしまいます。
あくまでも塩原温泉に宿泊する観光客の利便を図った那須塩原駅乗り入れなので、塩原温泉行きは午後、那須塩原駅行きは午前と、宿泊客のチェックイン・チェックアウトに合わせたダイヤになっているのが、那須塩原駅~塩原温泉間を那須塩原駅側から1往復するのはこの流れに逆らう向きになりますから仕方ないですね。

しばらくしてどこかで休憩していたであろう運転士さんが戻ってきたので、私も先ほど紹介した「塩原渓谷フリーきっぷ」を購入しました。
あとは発車を待つのみですが、なんと乗客は私だけw
流石に観光路線ですし、この日は休日だったので多少は乗客がいると思ったんですがまさかの貸切状態でした。
今は東京から塩原へ直行の高速バスもありますし、そもそもマイカーやレンタカーを利用する人も多くて路線バスの需要は少ないのですかね。
そのためか、この塩原本線も自治体の補助金を受けて維持されているみたいで、著名観光地を抱える路線ですらこんな状態なんですね。


↑マニア席に座れたので前面展望をどうぞ
JRバス関東もマニア席を開放しているみたいで助かりました。
なお、一部音声をカットしている箇所がありますが、これは話し声が入ったためであり、編集ミスやエンコードミスではありませんw

バスは那須塩原駅を出ると2回ほど左折してJR線をアンダーパスします。
線路を潜ると国道4号へ入っていきしばらく道なりです。
田園風景の中を進み那須野橋で蛇尾川を渡ります。
すると蛇尾川のバス停となりますがここでは乗降なしで通過でした。

それにしても国道4号といえば東京と青森を結ぶ国内でも有数の主要国道ですが、このあたりは普通の2車線道路なんですね。
ただ、流石に拡張の予定があるらしく工事の様子も見えました。


桜が綺麗でした。

西富山で国道4号を外れますが、線形的には旧国道へと入っていくのでしょうか。
三島で左折して行くと三島小学校前ですが、ここからは西那須野駅~塩原温泉間のルートと合流しており、那須塩原駅発着の便は三島小学校前~西那須野駅間は重複して走ることになります。
いわゆる複乗というやつですね。
それにしても、那須塩原駅~西那須野駅間の区間では単独のバス停が3つほどあるんですが、1日4往復しか無くて不便じゃないんですかね。

そして、西那須野駅に到着です。
ここにはJRバス関東西那須野支店もあり、新幹線開業前はここが塩原温泉への玄関口だったことが伺えます。
ここから10名程度乗ってきたのですが、案外今でも在来線でここまで来る人もいるんですかね。
もしかして18キッパーとか?

西那須野駅を出発したバスは三島小学校前まで来た道を引き返して今度はまっすぐ塩原温泉を目指していきます。
この通りは「塩原街道」の通称があるみたいです。
下赤田を過ぎると国道400号に合流します。
この国道400号は水戸市から常陸大宮市・太田原市を経て西会津町まで行く全長224.9kmのなかなか長い国道ですが、重複区間も多く実延長は半分程度しかないようです。


国道400号を進むと東北自動車道の西那須野塩原ICが出てきます。
このように塩原温泉は高速道路からのアクセスが良く、マイカーやレンタカー利用が多くなってしまいがちなんでしょうね。


インターチェンジを過ぎると道路の左右に並木が出てきました。
これって防風林なんですかね。

このあたりには千本松牧場という施設があり、ここは那須地方の大規模農場の先駆けとなった施設で、戦後は観光牧場の色を濃くしていき、農業体験、レストラン、農産品の物販や温泉なども楽しめる観光スポットとなっているようです。
前述の「塩原渓谷フリーきっぷ」は千本松~塩原温泉間をフリーエリアとしており、この範囲内では乗り降り自由なんですが、温泉へ行く前にここに立ち寄り観光をする人もいるんでしょうね。
私が乗車したバスでもここで降りる人が結構いました。


下田野でまた国道400号を外れて関谷地区に入っていきます。
ここでは矢板方面からの県道30号矢板那須線と接続し、かつては塩原本線の支線となる矢板~関谷間のバスも出ていたみたいです。
この関谷地区を出るといよいよ山道が始まります。

塩原ダムが作り出した人造湖の畔を細かくカーブしながら進みます。
このあたりには大吊橋もあって途中下車するのもよさそうですが、今回は素通りしますw


塩原ダム付近を過ぎるとバスはトンネルに入っていきます。
このトンネルはがま石トンネルと言い、本来の塩原本線の経路はこのトンネルを通らずに旧道を行っていたようなんですが、冬期は旧道を通らずにトンネルに迂回運行しているようです。
また、乗車した時期は本来なら迂回運行を終了して旧道経由に戻るはずなんですが、がま石トンネルの続きとなる潜竜峡トンネルが開通し、旧道を連続走行する場合はバイパスを横断する必要が生じたのですが、この部分に信号機が設置されなかったためトンネルの直後を横断するのは危険ということで当面の間がま石トンネルに迂回運行することとなったようです。

確かに交通量が少ない場所に信号をつけるのは無駄というのもあるでしょうが、見通しが悪い場所だと危険でもありますしね。
JRバス関東ではあくまでも「当面の間迂回」としており、この旧道区間には2つのバス停もあるため、今後道路管理者や警察が危険性を認めて信号機の設置などで対応すれば元の経路に復帰するかもしれませんね。


トンネルを抜けると右折して旧道に入りました。
ここもつい最近まで国道400号の本線だったわけで2車線が確保されていますが、カーブも多く大型車には窮屈な道幅ですね。
通過交通の大半はトンネルに流れているようで交通量は少なかったです。


地形的にも険しい場所であるようで、ロックシェッドもありました。
これこそ山岳道路という感じですが、それだけ土砂災害のリスクが高い場所でもあるということですから、究極的にはトンネルに置き換えることが安全なのでしょう。

旧道区間を終えて再び本線に復帰したら車窓には箒川の水面が見えてきます。
このあたりが塩原渓谷の核心部のようですね。


いよいよ塩原温泉の温泉街が始まりましたがここで道幅が狭くなります。
ただし、この区間は上下別ルートになっていて一方通行なのでバスの通行にも支障はありません。

その上下別ルートの区間が終わると福渡交差点でルートは2つに分かれ、直進は旧道、左折した福渡橋を渡れば新道(国道400号)ですが、バスは旧道の方を進みます。
この先が塩原温泉の温泉街の中心のようで多くのホテル・旅館が立ち並んでいました。
泊まる宿泊施設によっては終点まで行かないほうが近い場合もあるのか、途中で降りる人も何名かいつつ、バスは終点の塩原温泉バスターミナルに到着しました。


こちらが塩原温泉バスターミナルです。
開業時は「塩原古町」という名前で、後に自動車駅として「塩原温泉駅」となりますが、現在は「塩原温泉バスターミナル」と案内されているようです。
かつてはバス営業所でもあり、またみどりの窓口や売店・喫茶店などもある本格的なバス駅だったようですが、塩原本線以外のローカル路線が次々と廃止になり、高速バスも本数が減ったことから営業所としては閉鎖され、施設としてもかなり簡略化されたようですが、今でも地域バス「ゆーバス」との乗継拠点であり、その中には野岩鉄道会津鬼怒川線の上三依塩原温泉口駅への路線もあるため、バスを乗り継いで那須塩原駅・西那須野駅から上三依塩原温泉口駅へ通り抜けることが出来ます。


いかにも観光地っぽい路線図がありました。


ちゃんとポールが立っています。


「ゆータク」という地域バスもあるようです。


塩原本線の路線図です。


待合室もありました。
今でもバスターミナルとしてはそこそこ賑わっているようですね。


ここにも路線図がありました。
青色は高速バス兼用バス停とのことですが、やっぱり今は高速バスが主流になっているんですかね。


周辺は温泉街になっています。


折り返しのバスまでしばらくあるので少し散策することにしました。


道路から少し脇に入ると箒川の河原に降りることが出来ました。


吊り橋も架かっていました。


その吊り橋は「紅の吊橋」といういうらしく、周囲は紅葉の名所なんだとか。
今回は時期的に紅葉は楽しめませんが・・・


橋の上から見る箒川と温泉街も十分いい眺めです。


反対側を向いて
それではバスターミナルへ戻るとしましょう。


既にバスがいましたがこちらは上三依塩原温泉口駅行きの「ゆーバス」です。


幕をアップで


続けてやってきたこちらが塩原本線です。


那須塩原駅行きは1日4本(三が日のみ5本)しかないのでどちらかと言えばレア幕でしょうか。


側面の幕も撮ったら乗車します。

今度も同じバスで同じ運転士さんでした。
そして、今度もマニア席に座ることが出来ました。


↑今度も前面展望をどうぞ

温泉帰りと思われる数組の観光客とともにバス旅の復路が始まります。


今度も塩原渓谷に沿って走りますが、対向のバスとすれ違うシーンもありました。


おにぎりを絡めて


山を下って並木道に出てきました。


千本松のバス停ですが、いかにも自動車駅という雰囲気ですね。

あとは経路もさっきと同じですし特筆すべきこともないため割愛しますw


那須塩原駅に戻ってきました。
塩原本線は平地から山道までいろんな景色を楽しめて楽しい路線でした。
今度訪れる時は沿線にある見どころも訪れてみたいですね。

これにて乗りバス編は終了で、あとは18きっぷでE131系を乗り回します。

E131系で宇都宮へ

ここからはE131系に乗って宇都宮駅へ行きます。
ただし、往路は那須塩原で降りてしまっていたので、運用区間の全区間を制覇すべく、一旦黒磯まで行くことにします。
厳密に言えば早朝の出庫を兼ねて設定される小山発の運用もありますが、それには今回は乗りません。


↑やってきました。


写真でも撮ったら乗り込みます。

1区間だけ乗って黒磯まで乗車します。


黒磯は過去に訪れていますし、18きっぷなので一旦改札を出る必要もないので簡単に撮ったら折り返します。


新白河方面のE531系がいました。
こちらの方が県境区間ですから需要は少ないのですが5両編成と宇都宮方面のE131系の3両より多いという逆転現象が起こっています。
205系の頃も4両でしたからやっぱり逆転していたんですが、E131系になってむしろ格差が広がる結果になってしまいました。
ラッシュの積み残しなどで不満を持っている人が新白河方面の列車が5両編成だと聞いたら怒り出しそうですw
なお、東北本線についてはラッシュ時は流石に3両なんてことはなく2編成繋いで6両編成になっています。

あとはまたE131系に揺られて宇都宮へ戻ります。


宇都宮へ行くと「ACCUM」の愛称がある蓄電池電車のEV-E301系がいました。
こちらは以前に乗っていてレポート済みなので詳しくはそちらの記事をご覧下さい。


↑そこへ貨物列車が通過です。


↑続いて「ACCUM」が発車です。


↑日光線のE131系が来ました。
以前は東北本線と日光線は別々の塗装でしたが、E131系では塗装も共通になっています。


写真も撮ります。


反対側から


↑続いて東北本線のE131系がやってきました。


もっと近づいて日光線のE131系を撮ります。


前面の方向幕(路線名)


前面の方向幕(行先)


側面の方向幕(路線名)


側面の方向幕(行先)

あとはこれに乗って行こうと思ったのですが・・・
何気なくスマホでネットを彷徨ってみるとなんと「カシオペア」の返却回送がもうすぐここを通るみたいなんです。
なので急遽予定を変更してそれを宇都宮近辺の駅で撮りたいと思います。
18きっぷなので行程変更は自由ですし、こういう気ままな旅が出来るのがいいですね。


↑というわけで発車を見送ります。

さて、あとは撮影場所ですが、宇都宮駅は暗くて撮影しづらいのと、過去に宇都宮で「カシオペア」を撮ったことがあるので別の駅に移動したいと思います。
行ったことがある雀宮と石橋は除外して、その2駅の先にある自治医大駅で撮ることとして、まずはそこまで移動です。

自治医大駅で「カシオペア」を撮る

というわけで宇都宮線に飛び乗って3駅先の自治医大まで行きます。


到着です。
ホームは島式1面2線とシンプルですが、これは既に東北本線が東北新幹線に長距離輸送の役目を譲った後となる1983年に開業したため、待避などの機能は求められなかったためだと思います。


最初はホームでの撮影を考えていましたが、撮れなくはないものの架線柱などが邪魔なので改札外で撮影場所を探してみたいと思います。


気になるのが駅の前後で線路が不自然に曲がっていることなんですが、真横に東北新幹線が通っているのでその工事のために用地を提供してカーブが出来たとかでしょうか?


駅と新幹線の間にはスペースがありますが、将来の増発に備えて留置線を作る用地なんだそうです。
となると、駅前後のカーブは留置線の用地のために本線を曲げたんでしょうか。


ここで駅名標です。
この駅名は近くにある自治医科大学から採られています。


階段を登って改札を目指します。


改札口です。


まずは東口へ出てきました。


このあたりなら撮影できそうですね。
どうやら「カシオペア」は少し遅延しているみたいなのでその間に周辺を撮影していきましょう。


小さいですが駅前ロータリーがあります。
真ん中にシンボルのように木があります。

あとはこのあたりで撮影場所を探してスタンバイするとしましょう。


↑まずは練習に普通列車を撮りました。


↑そして、いよいよ本番の「カシオペア」です。
牽引機はEF81形の「レインボー」塗装でしたし、遅れていたせいか結構飛ばしていたので迫力ある映像となりました。

あとは、残る西口の取材をしてから自治医大駅を後にするとしましょう。


こんな石碑(?)がありました。
地元からすれば悲願叶っての駅設置ということで大きな出来事だったんでしょうね。


こちらにも駅前広場があります。
ここからは自治医大附属病院までのバスが出ているそうですが、距離にして600~700m程度なので、普通に歩いても行ける距離です。
でも、病院というのは大抵は病気や怪我をして行くものですから、僅かな距離でもバスがあるのはいいですね。


東屋かと思わせて屋根ではないオブジェがありました。


駅の方を向いて
東口は手前に東北新幹線の高架があるため駅そのものは入口しか見えません。


もちろん駅名の看板もありますが、遠目だと分かりづらいためか、高架橋にも駅名が大きく書かれていますね。


馬のオブジェがありました。

といったところで自治医大駅は以上として、一旦宇都宮へ戻ります。


夕飯はもちろん餃子です。

最後に日光線1往復

なんかもう活動が終わった気分ですが、「カシオペア」を撮るために日光線1往復を後回しにしてしまったので、今から1往復します。
当然その分帰りは遅くなりますが、いくら18きっぷでも宇都宮から東京ならそんなに時間もかかりませんし、今日中に帰りつければいいので問題ありません。


というわけで日光線です。
すっかり暗くなってしまいましたが、車窓は以前に何度も乗って楽しんでいますのでいいでしょうw

時間的には宇都宮で遊んだり用事を済ませた帰り道という人が多そうな時間帯ですが、やっぱり座席は埋まり立ち席も出ていました。
日光線ではまだ聞き馴染みがない自動放送を聞きながら日光まで乗車です。


日光では折り返しの待ち時間がありますのでその間に撮影です。


反対側から

それでは宇都宮へ引き返します。
意外と夜に日光から宇都宮へ行く人も多いみたいで、思ったより混んでいましたが、普通なら東武鉄道を使ったほうが早いので、18きっぷで日光観光とかでしょうか?


宇都宮に戻ってきました。


そういえば、日光線の乗り場にある待合室には入ったことがなかったのでお邪魔しました。


この壁は大谷染石というそうです。


名産品の展示スペースもありました。
観光客が多い日光線だけにこういうスペースもあるんですね。


それでは宇都宮線で帰路に就きます。


快速「ラビット」だったので早く帰れそうです。

といったところでこれにてレポート終了です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

これにて記事化していない活動はなくなったのでようやくレポート執筆に一段落が付きました。
溜まっている写真や走行音などの整理などもありますが、久しく更新が途絶えてしまっていたSimuTransの方も更新できればと思います。

それでは!

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