今回は2014年12月7日に開催された「東武ファンフェスタ2014」に参加してきましたのでそのレポートとなります。
なお、北海道旅行のレポートが未完成ですが、イベント系記事は皆さんの注目度も高いでしょうから順番を前後して執筆しています。
北海道旅行のレポートの続きをお待ちの方はもうしばらくお待ち願います。
栗橋駅
会場最寄りは南栗橋駅なのですが、JRとの乗換駅となる栗橋駅からレポートを始めたいと思います。
僅かな乗り換え時間だったので簡単なレポートですが、イベントに入る前に少しだけお付き合い下さい。
当駅最大の特徴はこれですね。
やたらと短いホームですが、実はこれ特急「日光」のためのホームなんです。
特急「日光」は当駅を通過することになっていますが、当駅を境にJR東日本と東武鉄道で管轄が変わるために乗務員交代のため停車します。
その交代を行うためのホームがあの小さなホームというわけですね。
そして、こちらが東北本線のホームです。2面3線となっています。
なお、現在のダイヤでは中線は旅客列車の待避などには使われず、ダイヤ混乱時か貨物列車・臨時列車のみに使われるようです。
東武の改札口です。
JRとは別々になっていますが、自由通路を介して駅舎内で完結した乗り換えができるので、意外と便利ですね。
そして、東武の駅名標
ここから出ているのは東武日光線ですが、何気に初乗車だったりします。
群馬へ伸びる伊勢崎線系統は支線も含めてほぼ乗りつくしているのですが、日光線・宇都宮線方面は全くの手付かずでしたからね。
ただ、ちょっと不便なのは当駅の本数の少なさです。なんと30分に1本というローカル線並みの本数w
もちろん、これとは別に快速・特急などがあるわけですが、いずれも南栗橋・栗橋には止まらないので栗橋から南栗橋まで向かう電車は30分ヘッドということになってしまいます。
それにしても、JR線接続駅である栗橋駅に一切優等列車が止まらないというのもすごい話ですよねw
やっぱりJRに客が流れないようにという意図もあったりするのでしょうかw
さて、続いては1区間だけ乗車して南栗橋に向かいます。
急ぎ足で会場へ
南栗橋駅に到着したのですが、あえて駅の撮影は往路に後回しすることにして、真っ先に会場へ急ぎます。
理由として、車両撮影会が定員制の入れ替え方式になっていて、早く行かないと本日の定員に達してしまい撮影できなくなる恐れがあったからです。
開場時から参加していればこのような心配はなかったわけですが、午後までやっているイベントだとついついのんびり出発してしまうんですよねw
南栗橋駅からは会場まで無料送迎バスが運行されます。
担当はもちろん東武バスです。まあ、これで東武以外のバスが来たらそれはそれでネタですけどw
行先表示器には「東武ファンフェスタ」の文字が表示されていました。
このイベントはもう10周年になるそうですが、グループを挙げて力を入れているようですね。
運賃表示器には「東武」という表示がされていました。
こういう表示もあるんですね。
入場・・・そして、撮影会へ
バスに乗って会場についたら撮影会場へ急ぎます。
撮影会場を探しながら目に入ったものを色々撮っていきます。
工場棟の公開もされているようでした。今は撮影を優先なのであとでチェックしますが・・・
奥には100系もいました。
見えてきました。あそこが撮影会場のようです。
15分毎に時間を区切っていて、現在は次の時間の参加者を受け付けているようでした。
早速列に並んで順番を待ちます。
ちゃんと柵で並ぶ場所と撮影を終えて帰る人の動線が区切られていて、10回目の開催とあって運営スタッフの方々も手馴れているように感じましたね。
まずはロープが手前に張られた状態での全景の撮影です。
ちなみに、同じ東武鉄道のイベントで森林公園のファミリーイベントにも参加してきましたが、あちらは入れ替え制でこそないものの、ロープの位置を変えながら全景と近づいての撮影の両方ができるという点では同じですね。
まずは野田線の新型車両60000系
今日はイベントに合わせてこれを使った団体臨時列車も走ったようですね。
1800系
ヘッドマークはファンフェスタのものでした。
200系
ヘッドマークというかステッカーですが、ファンフェスタ仕様でした。
100系
こちらは曲面になっているので貼るのが大変だったでしょうねw
8000系8111Fだけ
ちなみに、この8111Fですが、現在は東武博物館が所有する保存車という扱いになっており、こういったイベントで展示されることが多いようです。
そういえば、東上線のイベントでも展示されていましたね。
バスなど
このイベントではバスも展示されていました。
非常口が入口で車内見学会をしているようです。非常口の周知も兼ねているんですかね。
電気検測車ですが・・・あれ?なんか見覚えがw
よく見ると川越ナンバーになっているので、東上線で展示していた奴と同じ車両のようですね。
足立ナンバーなのでこちらは本線系統で使っている電気検測車ですかね。
マルタイなど
更に進むとマルタイ(マルチプルタイタンパー)の展示がありました。保線作業を行うための機械ですね。
これがマルタイ・・・なわけはなく、これは昔ながらの保線作業で使う台車のようなもののようです。
こちらはバラストスイーパーと呼ばれるもので、古いバラストを回収したり、保線作業でレール上や枕木上に乗ってしまったバラストを除去したりするのに使われる機械のようです。
そして、こちらがマルチプルタイタンパーです。レールの歪みを直したり、バラストを突き固めたりという作業を行います。
↑マルタイの実演があったので動画撮影してみました。私の説明よりこの動画のほうが分かりやすいと思いますw
その他
車両撮影と実演を見終えたのでちょっとしたネタを拾いつつ、会場を後にしようと思います。
ちなみに、工場棟をまだ見ていませんが、既に工場棟の見学が終了したというアナウンスがあっていましたので、今回は見られませんでしたw
会津のマスコットキャラクター「あかべぇ」も来ていました。
そういえば東武鉄道から野岩鉄道・会津鉄道を介して会津まで行けるんでしたね。
入口の横断幕
来るときはバスでそのまま会場入りしたのでじっくり見ていませんでしたw
これも忘れずにw
さて、帰りもシャトルバスで南栗橋に戻るか、徒歩で南栗橋に行くかで悩んだんですが、かなり混んでいていつ乗れるか分からない感じだったので散歩がてら歩いて帰ることにしました。
せっかくなので撮影ですが、な、何だこの行先は!?
調べてもイマイチ正体が分からなかったんですが、もちろんこんな名前の系統や行先は実在しないので、「ナニコレ珍百景」が絡んだネタ表示なのではないかと思っていますが、一体何なんでしょうかね。
↑動画でもどうぞ
歩いていると更にもう1台
こんなに次々と来るならばバスを待っていても良かったかなと思いましたが、既に会場から200mは歩いてきてしまっていたので今更ですねw
ところで、この時点でイベントの入場は終了しており、あとは会場内に残っている人たちが帰るだけというタイミングだったのですが、今から入ろうとしているおじさんがいましたね。
入口に立っていた警備員の方が止めていましたが、地元の方で何かやってるなとふらりと立ち寄ったという感じだったのでしょうかね。
その先には東北新幹線の高架橋が聳えていました。ちょうど南栗橋車両管区の敷地を横切る形になるんですね。
浦和電車区は構内を高速道路が横切っていましたが、新幹線が横切るパターンもあったとはw
南栗橋駅
歩くこと10分ほどで南栗橋駅まで戻ってきました。
混み合っていたのと、なるべく早い電車に乗ってしまいたかった事情があるので、駅の外観はこれだけです。
シャトルバスのバス停です。
今日限定の割には立派なバス停でした。
駅のコンコースには記念撮影用に顔出しパネルも用意されていました。
こちらはスカイツリートレイン
東武動物公園駅
東武伊勢崎線と出会う駅、東武動物公園駅です。
東武伊勢崎線と東武日光線は当駅で分岐する形になります。路線が変わることを表すためか両端で色が変えられていますね。
ちなみに、伊勢崎線の方は久喜まで、日光線の方は南栗橋までが都心側から列車が乗り入れる北端となっていて、そこから先は快速や特急などを除いて系統分断されています。
↑「りょうもう」発車&6050系入線です。
このあとは伊勢崎線に乗り換えて移動しますが、ここからは”別の活動”をします。
追ってレポートする予定ですが、北海道旅行のレポートが途中なので、先にそちらを書き上げてしまおうと思います。
”別の活動”についてはしばらくお待ち下さい。
というわけで、このレポートは以上です。最後までお付き合いありがとうございました。
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