1日目の執筆からだいぶ遅れてしまいました。2日目を楽しみに待っていた方、大変お待たせしました。
なお、1日目を読んでいない方はそちらから読むことをお勧めします。
眠い!
ムーンライトえちごは終着の新潟に4時50分についてしまうので眠くてしょうがないです。
その分新潟での活動時間が増えると考えれば悪いことではないのでしょうが、やはり眠いですw
でも考えてみれば上りのムーンライトながらも終着東京には5時過ぎには到着するので違いは10分少々なんですよね。
さて、新潟に到着すると10分の乗り換えで越後線の始発列車に乗って吉田に向かいます。さすがにガラガラでした。
越後線は初めてで景色が良いポイントとかどこの駅で乗降が多いかとか、そういう情報を一切持っていないので逆に色々新鮮で楽しめました。
吉田では30分近く滞在時間があります。ここが乗ってきた列車の終着であるということもありますが、弥彦線に乗り換えるために降りました。
2つの路線が交わる駅ですので、周辺には色々あるだろうと思っていましたがやはり典型的な地方の駅という感じで、コンビニや飲食店はありませんでした。
駅の売店や自販機が唯一食料を補給できる場所ということですね。そして弥彦線の弥彦行きに乗り換えます。
当駅始発で2区間のみ走行する列車ということになります。吾妻線の万座・鹿沢口~大前同様に同業者の割合がかなり高かったです。
弥彦は5分折り返しなので駅前を簡単に見て終わりでした。
吉田で乗り換えて東三条に向かいます。
このあたりから日曜にもかかわらず部活なのか高校生の姿を見掛け始めます。燕三条で新幹線と交差します。
さすがに新幹線停車駅ということなのか、周辺にはいろんな店がありました。ちなみに、私のハンドルネームと同じ「燕駅」もこの路線にあります。
もっとも私のハンドルネームは列車名の「つばめ」から来ていますけどね。
東三条では信越本線の列車と接続するダイヤになっており、ちょうどE127系が来たので撮影できました。
こちらも滞在時間は短くすぐに折り返しとなります。再び弥彦線を北上し吉田に戻りますが、列車は越後線に直通して寺泊まで行くのでそのまま乗車します。
久々にのんびり滞在
寺泊では後続の柏崎行きまで1時間あるので久々にのんびり出来ます。この旅は全体的に乗りつぶし優先なので滞在時間がタイトなことが多かったですからね。
構内は広く乗り場も多かったです。一方駅前ですが、駅の規模と比べてしまうとギャップがありました。
時間もあるので散策も兼ねてコンビニでも探そうと歩いているとよく知らない名前のコンビニがありました。地方にありがちですね。
意外とすぐに見つかってしまったので更に先まで進んでみます。最初は個人商店や住宅が並んでいたのですが段々と一面田んぼという田園風景に変わって行きました。たまにはこういうのどかな中を歩くのもいいものです。
20分ほど歩いたら駅に戻りました。まだまだ時間は余りますがすることもないので入場してホームでおとなしく待ちます。
そして、やってきた柏崎行きで柏崎に向かいます。ところで柏崎刈羽原発というものがありますが、刈羽駅というのもあったんですね。
乗っていて初めて気づきましたw。鉄道の事ならなんでも知っている気でいて実は知らないことも多いと実感しました。
あと、越後線って海沿いに走っているイメージでしたが、実際はほとんど海は見えませんでした。
柏崎では信越本線に乗り換えます。ここから先はきたぐにに乗車した時に乗っているため初乗車ではありません。
直江津に到着
絶景の鯨波付近も通って直江津に到着します。当駅以西は北陸本線となりJR西日本の管轄となります。
従ってウィークエンドパスは使えませんし、直江津に来た目的はほくほく線なので折り返す形となります。
きたぐにで停車時間を利用してホームには降りているのでどんな駅かはだいたい知っているんですが、前回は雪の舞う3月でしたからホームには雪の山が聳えていました。
それがなくなると全く違う駅のように見えますね。広々とした自由通路や綺麗に整備された駅前ロータリーとなかなか豪華な駅ですが、趣味的にはなんか違うという感じですw
気になったのは、北陸新幹線の早期開通を、と呼びかける幟です。確か計画では直江津駅は経由せず、上越市内に新駅を作るという話だったと思いますが、それって九州で言うところの大牟田や玉名のパターンのように思います。
新幹線の停車本数の確保や新駅へのアクセスもしっかり考えておかないといけませんね。
そろそろ昼時なんですが、越後湯沢まで我慢することにしてはくたかを撮影するため入場します。
そういえば、はくたかも新幹線が出来れば廃止は確実でしょうから早めに乗っておかないといけませんね。
駅の取材も済んだところでほくほく線の列車に乗り換えます。HK100型という電車で、はくたかの運行を邪魔しないように高加減速で最高時速110kmを誇るローカル線とは思えないハイスペック電車です。
1両でも走れる構造なんですが、今回は2両連なっての運行でした。今のところ空いていますがこれから混雑するんでしょうかね。
いよいよほくほく線へ
電車でGO!でお馴染みのほくほく線ですが乗るのは初めてです。というわけでワクワクしながら乗ります。
犀潟までは信越本線を戻る形になります。普通列車ですが黒井は通過します。
そして、犀潟からいよいよほくほく線です。
ちなみに、ほくほく線は愛称ではなく正式名称です。立派な高架橋に入りいよいよ高速運転が始まります。
高速域の走行音は223系に近いでしょうか。
虫川大杉ではくたかの通過待ちがあります。そこで鉄子が最後尾で撮影を始めました。もちろん私も撮りましたけどねw
160km/hで駆け抜けていくはくたかは迫力ありました。こちら側の車体の揺れもすごかったです。
その後、十日町駅手前のトンネル内の信号場でも運転停車がありますが、はくたかがトンネルに入ってくる時の気圧で窓ガラスが歪んでいました。
耳がキーンとなる感覚も凄まじかったです。単線トンネルで高速走行するとすごいですね。
あと、十日町での乗降が多かったです。飯山線との乗り継ぎ利用も多いのでしょうか。
六日町からは上越線に入ります。塩沢以外は通過します。越後湯沢は以前構内だけ撮影していますが、駅前は出ていませんので撮影します。
ここでお昼にしようと思いましたが、逆に駅前には何もなくて食べられませんでした。普通は駅についたらスキー場やホテルに向かってしまうので駅に滞在しないんでしょうかね。
上越線を北上
早朝もムーンライトえちごで走った上越線を再び北上して長岡に向かいます。
ここで眠気もピークに・・・ついうたた寝してしまいましたw
宮内につくと車内はいつの間にか混み合っていました。近くに座っているおじさんが次の停車駅を尋ねられた途端、なぜか急に「最近の若者は~」「日本はこうあるべき」とか演説調に語りはじめたのには驚きました。
長岡ではすぐに信越本線に乗り換えます。そして新津に向かいます。
新津駅にて
鉄道工場があって全国的な鉄道の拠点の一つとも言える駅ですが、構内もとても大きいです。
駅に着くなりやたらと人が多いことに気が付きます。あちこちで「SL」という単語が飛び交っているのでどうしたことかと思いながらも駅前に出て取材を進めていると、どこからともなくSLの汽笛が聞こえました。
遠くにSLが入線するのが見えたので慌てて構内に戻って撮影の戦列に混じりました。
当駅に停車するSLといえばばんえつ物語号ですが、毎シーズン運行される列車なのでここまでの騒ぎになるのは疑問・・・
周りの話を聞いていると羽越本線からの臨時便のようでした。
とりあえず撮影しますが、いわゆカマ出し状態で撮影は大変でした。
ホームの端っこのほうに狭い箇所があり、そこが唯一撮影可能な場所でしたので大勢がそこに集まっていました。
ロープが貼ってあるものの隙間から普通にみんな乗り換えていましたし、駅員もその時は注意する様子もなかったので普通に入っていいと思って撮影していたのですが、発車間際になってから駅員が出てくださいと注意し始めました。
だったら、最初から入らないでくださいと言えばいいものを。
SLが去ったあと、羽越本線、坂町からは米坂線に入る米沢行きに乗ります。
キハ110系でした。SL撮影帰りの人が多く混んでいました。
続いて新発田に向かいます。白新線に乗るためです。
新発田駅は意外とコンパクトな作りでした。
さて、あとは白新線で新潟に戻ればあとは帰るだけです。
シメはE1系Maxとき
新潟ではE1系運用を待つために1時間以上時間があったので飲食店でのんびり夕飯をと思いましたが、お手頃な価格帯の店がなかなか見つかりません。
県庁所在地の駅なので期待していたのですが、やはりそういう店は国道沿いとか郊外の方にあるんでしょうね。
結局夕飯はコンビニとなりましたw
新幹線乗り場に行くと、既にE1系が入線していました。
まだ発車まで時間があるのでじっくり撮影していきます。同業者もいました。やはり引退が近いですからね。
ひと通り撮ったので乗り込みます。車内はすごい混雑で空席を探すのが大変でした。
E1系は2階建てが大きな特徴で景色がいいのは2階ですが走行音が拾いやすそうな1階に乗ることにしました。
どのみちもう暗くなっていたので景色も何もありませんけどねw
燕三条・長岡・越後湯沢と停車していきますがどんどん乗ってきて最終的にデッキでは収まりきらず、通路までびっしりと立席が発生しました。
お盆ののぞみ並でしょうか。これは上越新幹線も増便を考えていいと思いますね。
越後湯沢の次は高崎すらスルーして大宮まで止まりません。大宮で降りれば早く帰れますがせっかくなので東京まで乗りました。
東京でもE1系の撮影をしました。あとは帰るだけなので京浜東北線で上野に向かい宇都宮・高崎線に乗り換えて大宮に向かいますが、最後の最後でサプライズがありました。
昨日運用が始まったばかりのE233系に当たったのです。
乗り込んでみるとE231系と瓜二つの内装に驚きました。行先表示器か先頭部分を見ないと区別が難しいかもしれません。
大宮よりニューシャトルで帰路につき2日間の旅を終えました。