上野東京ライン最長列車で行く静岡乗りバス旅

今回は2泊3日で実施した遠征の実質3日目となります。
なお、各日程の活動内容が大きく異なることから別々のタイトルを付けています。
時系列としては「神奈中(平44/45)&日光線「いろは」に乗車!」の翌日となります。
また、活動時期は2022年3月初頭であり、2022年春のダイヤ改正の前となりますが、記事の執筆が遅れています。
記事中の記述は当時のものとしてご覧下さい。

本日の行程

遠征3日目となる今日は、昨晩宿泊した宇都宮から東北本線で黒磯まで行き、そこから2022年春改正まで存在した黒磯発熱海行き普通列車に乗車して熱海まで全区間乗車し、その後は東海道本線を更に西へ乗り継ぎ、清水で下車して昼食を食べたら、しずてつジャストラインが運行する北街道線で静岡駅まで乗車後、東海道本線で藤枝まで行ったら、しずてつジャストラインの中部国道線で新静岡まで行って夕食を食べたら、あとは東海道本線をひたすら乗り継いで東京へ戻ります。
メインは黒磯発熱海行き普通列車ですが、せっかく行くならば静岡でグルメを楽しみつつ乗ったことがない路線バスに乗ってみようという旅でした。
なお、この日の行程では昨日に引き続き青春18きっぷを利用しました。

まずは黒磯へ向かう

それでは早速レポートに入っていきましょう。


18きっぷに日付を入れてもらおうと改札へ向かうと見かけたのはこんな光景でした。
普段は広告や案内などを表示しているんでしょうが、動かしているシステムの画面が出てきちゃったんですねw


無事に18きっぷに日付を入れてもらい活動開始です。
最初に乗るのは東北本線の黒磯行きですが、4ドア10両という表示に注目です。
これから乗車するのは、折り返し黒磯発熱海行きの上野東京ラインとなる列車でして、送り込みを兼ねて10両編成のE231系ないしE233系が投入されます。
通常は205系の4両ないし8両ですから、10両編成で、かつグリーン車の設定があるのは早朝の送り込み列車だけということになります。
ちなみに、純粋な上野東京ラインとしての黒磯行きもありますが、夜遅い時間帯に1本あるだけなのです。
逆に黒磯発で上野・東京方面へ直通する列車は4本ほどあるので、3本は送り込みの宇都宮や小金井からの黒磯行きが存在することになります。

ただし、2022年春のダイヤ改正で黒磯~宇都宮間は東京方面への直通列車が消滅することとなり、必然的にこの送り込みの運用も消滅するでしょうから、改正後は新たに投入されるE131系のみが黒磯方面への運用を担うようになると思われます。


ホームへ行くともう入線していました。
宇都宮から東京方面へはE231系やE233系が走るのは珍しくもなんともないですが、ここから北へ向かうのは非常にレアですからね。


行先表示です。
E231系に表示されるのはレアですからね。


先頭から撮ると路線名しか表示されず残念ですw

それでは乗り込みます。
今回の活動の本番と言えるのはこの折り返しの熱海行きですが、もうE231系で宇都宮以北を乗車することは出来なくなりそうですし、しっかり味わって乗車しましょう。
ちなみに、実は宇都宮~黒磯間のE231系については以前の活動で乗車したことがありまして、その頃は廃止の発表も出ていませんでしたし、ただ乗ってみようという感じだったのが、今回は廃止の発表を受けてということで同じ乗るでも気持ちの入れようが変わってきますよね。

休日の早朝に宇都宮から黒磯方面へ行く人は少ないようで、車内はガラガラですが、車内案内表示器を撮る人や走行音を収録する人など、廃止間際特有の雰囲気の車内になっていました。
でも、騒がしいということはなく静かに過ごすことが出来ました。


↑E231系でこの区間を乗車することはもう出来なくなるということで車内案内表示器を撮りました。


その先の各駅も個別に写真で撮っていきます。
まずは宝積寺


氏家


蒲須坂


片岡


矢板


野崎


西那須野


那須塩原


そして、終点の黒磯です。
何駅か撮りそこねていますがそこはご愛嬌ということでw


ところで、この路線図ですが、よく見ると宇都宮~黒磯間には上野東京ラインの線が消されていますね。
元々上野東京ラインとしての運行は早朝と夜間にごく僅かにあるだけでしたし、ダイヤ改正に先行して消したものに差し替えていたんでしょうね。

黒磯に到着したところでいよいよ今日の本題が始まります。
ただ、折り返しが10分程度しかない上、熱海までの長旅を考えるといかにいい席を取るかというのが大事になってきますから、黒磯ではグリーン券の購入以外はほとんど何もせずに即折り返し乗車となりました。
黒磯でのE231系の撮影については前回の活動でちゃんと撮っていますのでその時の記事をご覧下さい。

上野東京ライン最長列車

ここからは初っ端にしてこの日の活動のメインとなる上野東京ライン最長列車に乗車します。
この上野東京ライン最長列車についてですが、上野東京ラインは高崎線・東北本線・東海道本線を直通し、宇都宮~熱海や高崎~熱海などの系統は日中も含めて頻繁に運行されているものの、黒磯への乗り入れは朝晩に僅かにあるのみとなっており、その中でも黒磯発熱海行きと熱海発黒磯行きがそれぞれ上野東京ラインとして運行される列車では最長距離の運行となり、距離にして268.1kmを熱海行きは4時間37分、黒磯行きは4時間44分をかけて走っていました。
このうち、熱海発黒磯行きは毎日運転されていたものの、黒磯発熱海行きは平日は該当の列車が品川行きになってしまうため運行されず、土休日限定の列車となっています。
熱海発黒磯行きは夕方から夜間にかけての運転で、乗車しても車窓を楽しめる区間は限られるものの、黒磯発熱海行きは早朝から昼にかけての運転であり、全区間で車窓を楽しめるということでこちらに乗車することとしました。

元々黒磯へのいわゆる中距離電車の乗り入れは国鉄時代から行われていて、以前はもっとたくさん運行されていたように記憶していますが、徐々に本数が減り、黒磯行きは1日1本になってしまっていたのですが、ついに運行が終了することとなってしまいました。
本数が多かった時代でさえも運行は朝夕のラッシュ時間帯が中心で、栃木県内から埼玉や東京へ長距離通勤をする人向けの列車だったんだと思いますが、社会情勢の変化で長距離通勤が減ったことや、並行して東北新幹線も走っていて、JRとしてはより客単価の高い新幹線通勤へ誘導したいという思惑もあったのかもしれませんね。


黒磯駅に降り立って駅名標です。


↑発車標に何か流れていると思ったらラストランメッセージでした。
実はこの日は黒磯発熱海行きのラストランの日だったんですね。
黒磯では貴重な熱海行きに加えて、ラストランのメッセージまで流れていて、多くのファンがカメラを向けていました。


ところで、いくらラストランとは言え、グリーン車の列に待っている人数がおかしいwww
実は私もせっかくだしグリーン車で熱海まで乗車しようかなと思っていたんですが、これじゃあ無理かな?w


205系引退についてのポスターがありました。
結構気合を入れて作られている気がしますが作った人もファンだったりしてw


ダイヤ改正についてのお知らせです。
このようにE131系の投入が目玉ですが、前述の通り宇都宮以南へ直通する列車は消滅し、当駅から出る上り列車は全て宇都宮行きとなります。

さて、あとは折り返しを待つばかりです。
18きっぷなのでそのまま折り返してもいいのですが、やっぱりグリーン車に乗りたいということでグリーン券を買うことにしました。
しかし、普通はホーム上のグリーン車停止位置付近にあるグリーン券の券売機がどこにも見当たりません。
確かに黒磯にグリーン車付きの列車が来る機会が少ないので設置していないのかなとも思いましたが、車内購入すると割高な車内料金になってしまいますし、なんとか駅で買う方法はないのかと思って改札口にいた駅員さんに尋ねてみました。
すると改札外にある券売機で買えるとのことで、早速出場して改札外の券売機へ向かうとそこにグリーン券のボタンもありました。
なるほど、確かに黒磯駅の実態を考えればグリーン券専用の券売機を設けるのは不経済ということなんでしょう。
無事にグリーン券を買ったらあとは列に並ぶとします。
これだけの人数が並んでいるので座れないか、座れたとしても通路側を強いられる可能性はありますが、最悪そうなったらアテンダントさんに申告して不使用証明をもらえば無手数料で払い戻しができるはずですから、そうして普通車に移ればいいとしましょう。


グリーン車だけは車内清掃があるためまだ乗り込めませんが、その間に幕を撮りました。
上野東京ラインなんて東京近辺にいれば何ら珍しいものではありませんが、黒磯駅から乗れるのは貴重ですからね。


熱海行きも宇都宮とか大宮あたりまで行けば普通に見られますが、黒磯で見られるのはやっぱりレアです。

そして、ようやく清掃も終わりドアが開きました。
列に並んでいた人たちも続々と車内へ吸い込まれていきます。
私もそれに続いて乗り込みますが、果たして・・・

結論から言ってしまうと眺望に優れる2階部分は全滅でしたが、車端部の平屋部分なら何とか窓際の席を確保することが出来まして、とりあえずグリーン車に乗って熱海まで行くことは出来そうです。
どうせ乗るなら景色がいい2階がよかったですが、もう少し早い時間の列車で黒磯へ向かうか、いっそ黒磯に泊まればよかったと後悔・・・
最初からラストランのつもりで乗りに来ていればそうしていたでしょうが、実は平日には運行がないことをすっかり忘れていて、私の中ではラストランとは思っていなかったんです・・・
駅の発車標に出ていたあのメッセージを見て「あ、そっか、平日は走らないから今日がラストランじゃん!?」と気付いた始末w

ただ、2階部分でなくて平屋部分になったことで良かったこともありまして、それはグリーン車はモーターのない付随車となるのですが、隣に連結されている普通車はモーター付きの電動車だったことからそのモーター音がグリーン車内にも漏れ聞こえていたのです。
おかげで本来モーター音を聞くことが出来ないグリーン車に乗りながらモーター音を聞くことが出来ました。


↑車窓は動画でどうぞ
なお、全部で4時間40分ほどありますのでモバイル回線などの方はデータ量にご注意下さい。


それにしても、普段は滅多に乗らないグリーン車に乗ったことで、何とも言えない特別感がありました。

車内ですが、やっぱりさよなら乗車組が圧倒的に多く、一般の利用者はあまりいないようでした。
朝早すぎてあまり一般の需要がないというのもあるでしょうし、休日ですから通勤客もいないでしょうしね。
普通車の方は見に行ったわけではないですがさほど混んでいなかったようなので、普通車がガラガラでグリーン車がやたらと混んでいるという異様な状況になっていましたw
この区間で朝からグリーン車が混んでいるなんて今日だけかもしれませんね。

ところで、気になったのが頭上のランプの色でして、JR東日本の普通列車のグリーン車は、Suicaグリーン券という制度があり、専用の券売機でSuicaにグリーン券情報を書き込み、そのSuicaを頭上のランプ脇にあるリーダーに読ませることでランプが赤から緑に変わり、車内改札を担当するアテンダントは緑色のランプが点いている席に座っている場合は車内改札を省略するという仕組みになっているんですが、私の周囲を見渡すと赤のランプばかりだったのです。
さよなら乗車をしに来るような人はほとんどが鉄道ファンでしょうし、Suicaグリーン券の仕組みを知らないわけはないのですが、不思議に思っているとアテンダントさんがやってきて車内改札を始めたことで謎が解けました。
どうやらみんな、あえてSuicaグリーン券を利用しないで紙のグリーン券を購入していたようで、その場合はアテンダントが車内改札でグリーン券を確認後、アテンダントの操作でランプが緑に変わるため車内改札が来るまで赤のランプが点いていたわけですね。

確かにこの列車が廃止になれば黒磯~熱海というグリーン券はもう買えなくなりますし、紙で買っておけば手元に残せるというわけですね。
私は急いでいたこともあってとっさにSuicaグリーン券にしてしまいましたが、それは盲点だったなぁ~。
まあ、グリーン券を手元に残すことが出来なくとも、ラストランの列車で黒磯から熱海まで乗ったという事実に変わりはありませんし、その分しっかりと思い出に刻むとしましょう。

列車はのどかな田園風景の中を走り1時間弱で県庁所在地の宇都宮に到着しました。
ここからは埼玉・東京方面へ向かう流動も普通にあることもあって、グリーン車にもいくらか乗ってきましたが、異様なグリーン車の混雑ぶりには困惑している様子も見られました。
宇都宮駅から乗る人からしたら黒磯始発というだけでただの上野東京ラインに過ぎないでしょうし、このレアさが分かるのはマニアだけでしょうかw
まあ、それでも座れないなんてことはなく、全員座ることは出来ていましたけどね。

宇都宮を出るとしばらく東北新幹線と並走しつつ小山まで行き、一旦茨城県に入って古河を経由して埼玉へ入っていきます。
このあたりでも乗ってくる人がいて、グリーン車はなかなかの混雑を見せていました。


埼玉まで来るとうっすらですが富士山が見えました。
これから静岡まで行くのでもっと近くで見ることが出来るはずですが、埼玉から見えるならば静岡でもキレイな姿を拝めそうですね。

埼玉最大のターミナルの大宮に到着するとここでいくらか乗客の入れ替わりがあったのですが、黒磯から乗ってきた人たちは私も含めて誰も席を立ちません。
そりゃあ、せっかくさよなら乗車するなら全区間乗車が基本ですよねw

そういえば、競馬新聞を広げながら「あの馬が~」とか競馬の予想をしているグループがいたんですが、上野東京ライン沿線で競馬場なんてあったかなと思ったら、この列車は大宮駅でちょうど「しもうさ」に乗り継ぐことが出来まして、「しもうさ」で船橋法典まで行けば中山競馬場に行けますから、中山競馬場へ向かう途中だったみたいですね。
ウマ娘の影響で競馬用語がつい気になってしまい印象に残っていたのでしたw


いつしか列車は東京都内に入り首都高の高架と絡み合いながら都心部に入っていきます。


東京駅を出て車窓を見ているとJRAの文字が目に入ってきました。
線路沿いにあったこれは「WINS 汐留」という場外馬券売り場なんですが、先程競馬の話をしたばかりで気になってしまいましたw

列車は東京都心を抜けて神奈川県に入ると川崎・横浜と停車していきます。
このあたりは駅間が長いのでどんどんと進んでいくようで気分がいいですね。
大船を出ると湘南と言われる地域に入っていき、車窓左手には徐々に海も見え始めますが、今回は山側に当たる右手に座っているのでそれは見えません。
これは左手が空いていなかったからということではなくて、あえて右手を選びました。
それは、確かに左手は海が見えますが、過去に「踊り子」や「花咲くあたみ満喫」などでこの区間を乗っていていずれも海側で車窓を撮っていたので、1回くらい山側も撮っておこうというのと、栃木県内では左手だと東向きとなってしまい、朝日が逆光になってしまうという理由もありました。


また富士山が見えました。
徐々に大きくなっていくのが長距離を移動している感じがしていいですね。

小田原を過ぎると熱海へのラストスパートという区間で、とうとう上野東京ライン最長列車が終わってしまうという寂しさも感じ始めますが、根府川だったかの駅でなんと「リゾートやまどり」の姿が目に飛び込んできたのです。
「リゾートやまどり」はJR東日本高崎支社が保有する車両であり、普段は群馬県内をメインに活躍しますが、まさか神奈川の端っこで出会えるとは・・・
それも内側の待避線にいたようなので、もしかするとこのまま熱海方面へ運行するのかもしれず、だとすれば熱海で降車後に撮れるかもしれません。
早速スマホで調べると「リゾートやまどり」を使った伊東へ行く団体列車が設定されているらしく、それを目撃したようでした。

そんなわけで、ラストランが終わってしまう寂しさと、「リゾートやまどり」を撮れるかもしれないというワクワクが合わさった状態で列車は最後の途中停車駅の湯河原を出て熱海への最後の区間を走ります。
終点の熱海だけが静岡県にあるわけですが、考えてみれば始発駅の黒磯は栃木県で、そこから茨城、埼玉、東京、神奈川と1都5県を跨いで走ってきたんですよね。
跨ぐ県の数だけでは宇都宮~熱海間の列車でも同じですが、栃木県の果てから来ていると思うとやはり格別です。

終点の熱海では何か特別なアナウンスがあるのではと期待していましたが、ごく普通のアナウンスで熱海に到着しました。
まあ、車両のラストランとかじゃないですし、発車標にメッセージを流すくらいがちょうどいいのかもしれません。


熱海に到着!
ホーム上には黒磯から旅路をともにしてきた仲間たちがラストランの感慨に耽っていたのですが、なんだかみんな発車標を撮っているぞ・・・?
この後は引き上げ線に引き上げていくみたいなので、発車標には回送としか出ていないはずだよなぁ・・・と思いつつ私も発車標に目をやると・・・


なんとここでもメッセージが!
これは動画で撮らないと・・・


↑というわけで動画をどうぞ
今回は一般利用者にとっては理解しにくいラストランだったということもあって大々的なセレモニーとかは控えたんでしょうが、こういうさりげないものでも嬉しいですよね。

あと、しれっと反対の黒磯行きはもう少し走るので乗ってみてねみたいなことも書いていますが、いくら18きっぷで乗り放題だからってそのお誘いには流石に乗れませんw
なにせ、その列車で黒磯まで行ってしまったら到着は23時39分となり、帰りの電車がなくなるので現地に宿泊必須になりますからね。


↑先程の熱海行きの接続列車だった211系が発車していきます。
私も静岡方面へ向かいますが、かなり余裕を持った乗り継ぎにしていたのでこれは見送って大丈夫です。


あとは黒磯から走ってきたこのE231系をどうするか・・・
最後の名残に発車を撮ってもいいんですが、正直ここまで来るとただの上野東京ラインであり、黒磯から走ってきたということが視覚的には分かりませんからねぇ・・・
それよりも「リゾートやまどり」が気になります。


E231系よりはレア度が上になる211系は撮っておきましょう。
なにしろ、JR東海が315系の投入を発表し、国鉄型である211系の置き換えも発表されていますからね。


↑そして、E231系の引き上げです。
結局撮ってしまいましたが、「リゾートやまどり」を待つついでということでw


ここでずっと我慢していたトイレを済ませにコンコースへ行っている間に「リゾートやまどり」が入線していました。
入線の動画は撮りそびれましたが、せめて発車は撮りましょう。


反対側です。

あとは発車を待つのみです。


↑発車シーンです。ミュージックホーンも鳴らしてくれました。

それではあとは静岡方面へ乗り継いで清水を目指します。
そろそろお腹の空く頃合いで、熱海でお昼ごはんでもよかったんですが、清水ではマグロ丼を楽しめると聞いてそこまで我慢することにしたのです。
三崎まぐろ何度か食べていますが、清水まぐろは初めてでした。

マグロを求めて清水へ

ここから先はせっかく熱海まで来たなら静岡を満喫しようという感じのおまけ的要素が強くなりますが、せっかくなら最後までお付き合い下さい。


211系の普通列車に揺られて清水へ向かいます。


更に富士山が近づいてきます。


富士市の工場地帯を抜けていきます。


ホーム越しの富士山というのもいいですね。


薩埵峠付近では海側に国道1号と東名高速が見えます。


清水からの富士山も綺麗ですね。


そして、清水に到着です。
久々の訪問だったこともあって駅の方もご紹介したいと思います。


ホームから見た駅前広場です。
駅からもちらりと富士山が見えました。


ホームは島式1面2線とシンプルな配線ですが、ホームを挟むように側線があります。
旧清水市の中心駅であり、現在でも特急「ふじかわ」やホームライナーが停車する駅となっているものの待避線などはないのは意外ですよね。


それでは階段を登って改札へ向かいます。


階段には利用者向けのメッセージが書かれていたんですが、頂上と表現するのは富士山になぞらえているんですかね。
まあ富士山に登るのはこれの比ではない大変さだと思いますがw


コンコースは広々としていますね。


橋上駅舎から見た構内


駅からペデストリアンデッキのような橋が広がっているようですね。


改札口です。
首都圏の駅ほどではないですが、そこそこの規模ですね。


きっぷ売り場


JR東海管内のKIOSKであるBellmartがありました。
こうしてみるとやっぱり主要駅の一角と言えそうです。


当駅からも近い清水港からは伊豆半島の土肥港まで駿河湾フェリーが出ていて伊豆方面へのショートカットが出来ます。
関東に住んでいるとあまり縁がない航路ですが、静岡県内はもちろん、名古屋や大阪方面から伊豆へ向かう場合もこの航路は有用かもしれませんね。


改札前の自由通路は開放感溢れるデザインですね。


外へ出る階段です。


垂れ幕に描かれていたのは「ちびまる子ちゃん」でした。
今更説明不要かもしれませんが、「ちびまる子ちゃん」は清水を舞台にした作品でして、作者のさくらももこ氏は清水の出身であり、清水には「ちびまる子ちゃんミュージアム」という施設まであります。
今は市町村合併で清水は静岡市の一部となったこともあり、静岡市全体で「ちびまる子ちゃん」をプッシュしているようですね。


ここからも構内が見渡せました。


ここから見る富士山もなかなかものものでした。


それではみなと口の方へ出てみます。


ここにも「ちびまる子ちゃん」がw


駅舎です。
まあ、ありふれた今風の駅舎という感じでしょうか。


駅から直結するデッキでバスターミナルや海側の施設と直結されています。


駅周辺はすぐに清水港となっていて、港湾施設も点在しています。


駅と港の間に横たわる道路は「しみずマリンロード」の愛称もある大通りで、清水港や三保の松原・日本平方面へ向かう重要な道路となっています。
立体交差化されていることからもそれが伺えますね。


海辺には漁船の姿もありますね。
これは美味しい海鮮への期待が高まります。


私は魚市場へ向かいました。
実はここでは一般客も利用できる飲食店もあるみたいで、そこでお昼を食べようという算段です。


この「まぐろ館」というのが観光客向けの施設のようです。
また、ここからは三保の松原方面への水上バスも出ているようですが、前述の駿河湾フェリーについては少し南側にある港から出ています。


いろいろなお店が入っているようで楽しみです。


悩んだ末に入ったお店で頂いた海鮮丼です。
シラスと桜えびとマグロという、静岡らしいラインナップを楽しめました。
特に桜えびは他ではなかなか食べられませんからね。
また、付いていたマグロのメンチカツも美味しかったです。


お腹も満たされたところで駅へ戻って、今度は逆の江尻口へやってきました。
江尻というのは清水駅付近の地名でして、実は清水駅も元々は江尻駅という駅名でした。
鉄道唱歌でも東海道編の19番で「世に名も高き興津鯛 鐘の音ひゞく清見寺 清水につゞく江尻より ゆけば程なき久能山」と唄われていて、江尻という名前が出てきますね。


駅前が栄えているのは江尻口の方のようですね。


周辺案内図がありました。


ちょっとレトロなアーケード街もありました。


でも、バスの案内は今風のLCDのものとなっていました。


バス停の屋根の関係でアングルが苦しいですが江尻口の駅舎です。

ここからはしずてつジャストラインの北街道線に乗車します。

しずてつジャストライン北街道線 清水駅→静岡駅

”乗りバス”と銘打っておきながらここまで1万字近くを費やして、ようやくの乗りバス編スタートです。
今回乗車する北街道線についてですが、しずてつジャストラインが運行する路線バスで、清水駅と静岡駅を北街道と呼ばれる道路を経由して結んでいます。
JR東海道本線や静岡鉄道静岡清水線とも並行するように見えるこのバスですが、北街道線は鉄道よりも北側を通っていて住み分けられているようです。
この北街道はほとんどが県道67号静岡清水線に指定されていて、主要地方道でもあるようです。


北街道線はこの4番乗り場から発車です。


時刻表です。
おおむね30分ヘッドとなっていて、そんなに本数が多いわけではないですが、静岡駅側は他路線と重複する区間があり、この区間ではかなりの高頻度運転になるようですよ。


ただ、土休日ダイヤだと1時間に1本になってしまうようです。
とすると地元住民の生活の足という性格が強い路線のようですね。


乗ったバスとは別ですが、何故か乗ったバスの正面からの写真は撮っていなかったようなので代わりに貼っておきますw


側面の幕を撮ったら乗車します。

車内は乗客10名程度というほどよい混雑で、地方都市の休日の日中なら御の字という利用者数で清水駅を後にします。


駅を出てすぐにちびまる子ちゃんが描かれたバスがきました。
以前に乗車した高速バスがちびまる子ちゃん塗装だったことはありますが、一般路線バスでもあるんですね。

ところで、気になったのが時々車内に音楽が流れることでして、最初は誰かの携帯の着信音だと思って、マナーがなってないなぁと思っていたんですが、その音楽が流れるタイミングに法則があることに気づきました。
それはバスが信号待ちなどで停車したときであり、どうやらアイドリングストップでエンジンが止まると音楽が流れているようでした。
調べてみるとしずてつジャストラインのバスでは、アイドリングストップ中に音楽を流しているらしく、エンジン音がしなくなって静まり返る車内にBGMを提供しようっていうことなんですかね。
選曲は著作権の関係からかクラシック曲ばかりでしたが、全国的には珍しい取り組みに感心しました。
ちなみに、しずてつジャストラインでこの取り組みを始めたのは2005年からだそうで、元々は遠州鉄道のバスでやっていたものの方が古いようです。


しばらく進むと国道1号静清バイパスと交差します。
まるで高速道路みたいな立派な道路ですが、あくまで一般国道であり、しかも通行料も無料です。


一瞬だけ国道1号(の側道)に合流しますがしすぐに右折して再び北街道を進みます。
恐らくは元々普通に北街道が横切っていたところに国道1号バイパスが通ったことで、北街道の一部がバイパスに飲み込まれてしまってこんなややこしいことになったんでしょうね。
北街道も主要地方道でもあり重要な道路に変わりはありませんが、国道1号と比べればそりゃあ国道1号が格上の道路となりますしね。


一瞬だけの国道1号が終わってまた北街道を進みます。
主要地方道という割には素朴な2車線道路が続きますが、主要地方道でありながら離合にすら難儀する”険道”というパターンもあることを考えればまだマシな方ですかねw

その先で今度は東名高速道路と交差しますがそれは写真を撮り忘れましたw


国道1号を過ぎると長閑な景色になってきました。


静岡市という政令指定都市だとは思えぬ長閑さですねぇ。


再び市街地になってきて静清バイパスと交差すると「さわやか」が出てきます。
この「さわやか」は瀬名川店という店舗でして、駅からはちょっと遠いですがこのように路線バスを使えばアクセスできるので、駅に近い新静岡セノバ店が混んでいる場合は、バスで瀬名川店を目指すのもありかもしれません。

さて、北街道は瀬名川を過ぎるとバイパスと旧道に分かれます。
北街道線は路線バスの宿命のように旧道を進みますが、バイパスに交通量が分散しているおかげか旧道区間はそれほど混んではいませんでした。
ちなみに、以前にも乗車した高速バスが北街道経由というやつで、当然この北街道を通ってから東名高速道路の清水ICから高速に乗るのですが、バイパスがある区間では高速バスはバイパスを利用しており、バイパス上に高速バス専用のバス停を設けています。


しばらくは住宅地が続きます。


北街道という道路名称の標識がありました。


新静岡を過ぎて静岡駅までは静岡市の中心部を走ります。
ビルも多くこの付近を見れば政令指定都市と言われても納得できますね。

あとはJR静岡駅でバスを降りて東海道本線に乗り換えるのですが、少しバスが遅延していて予定の電車への乗り継ぎがギリギリになってしまったので降りるときにはバスの写真は撮りませんでした。
なので、このまま次の活動へ続きます。

東海道本線で藤枝へ向かう

続いては東海道本線に乗り換えて藤枝へ向かいます。


今度の電車は313系でした。


藤枝に到着!
ここは初めて訪問した駅でしたので、駅の紹介もしたいと思います。


縦型


ホーム上の駅名標


ホームは2面3線で、上り線のみ待避線があります。
以前はここでホームライナーの待避をしていたそうですが、現在はその運用もなくなり待避線は使われなくなっているようです。


なんとランプ小屋が残っていました。
東海道本線という日本の鉄道史でも最初期に建設された路線に位置する駅ですから、こういう歴史的なものが残っているんでしょうね。
ちなみに、ランプ小屋が何なのかというと、客車の照明や保線作業に使う照明などが火を使う灯油ランプだった頃にその燃料を保管するために設けられていた施設で、以前は主要駅には必ずと言っていいほどあった施設でしたが、徐々に電気による照明に切り替わっていくと本来の役割で使われることはなくなり姿を消していったのです。
今でも残っているのは全国を探しても例はそう多くなく、藤枝駅もその1つだったんですね。


名所案内がありました。
藤枝にも温泉があるんですね。


保線作業時などで使うのか側線もあります。


それでは階段を登って改札へ


改札口です。
静岡都市圏に属する駅とあって自動改札が並んでいますね。


改札を出ると自由通路に繋がっていて、北口と南口にそれぞれ出られます。


外から見た改札口です。


この位置に駅名が書いてあるんですね。


ステンドグラスみたいになっていました。


開放的なコンコースを歩いて外へ出ると地元をPRする掲示物がありました。
私はスポーツには疎くて知らなかったんですが、藤枝はサッカーが盛んなんですね。
調べてみると「藤枝MYFC」というJリーグ所属のサッカーチームもあるらしいです。


まずは南口に出てきました。


階段部分です。


3.11以来全国の海辺の町に書かれるようになった海抜と共に浜岡原子力発電所までの距離も書かれていました。
ここから相良方面までバスが出ているものの、浜岡へは乗り換えないといけないですが、直線距離だとそんなに遠くないんですね。


駅前広場はよく整備されている印象ですね。


駅前には大きな商業施設がありますが、その名も「オーレ藤枝」だそうです。
サッカーの応援の掛け声を連想させる名前ですよね。


ここからは富士山静岡空港も近いんですね。
なお、ここからも空港行きのリムジンバスが出ているようですが、距離的に最寄りとなるのは島田駅や金谷駅の方になるようです。


このしめ縄のような形のオブジェもひょっとしてサッカーに関係するものだったり?


と思ったら歩道の柵の支柱にもサッカーボールがw


駅ビルと駅前ロータリー


駅ビルにはカフェや居酒屋などが入っているようでした。


ポンチョがいました。
藤枝市の自主運行バスというバスのようです。


続いて北口へやってきました。
次の乗るバスも北口から出ます。


イルミネーションでもしているのか、ツリー型のオブジェがありました。


よく見ると時計の上にもサッカーボールw
相当なサッカー推しですねw


北口の駅舎です。


市内の案内図


バスの案内が出ていますが、2番目の中部国道線というのがこれから乗るバスです。


路線図では長すぎるためか途中が省略されていますねw


街灯はレトロなガス灯風のデザインでした。

それでは2番乗り場でバスを待ち、ここからは中部国道線の紹介とレポートへと移っていきます。

しずてつジャストライン中部国道線

本日2本目の乗りバスにして、これが本日最後だったりする中部国道線ですが、まず最初にその説明をしてからレポートへと入っていきます。
中部国道線は新静岡・静岡駅と藤枝駅を結ぶしずてつジャストラインが運行する路線バスでして、先程乗った北街道線と同じく一見するとJR東海道本線に並行しているようですが、こちらも鉄道とはルートが異なっており、東海道線が石部トンネルで海沿いを抜けて焼津経由で静岡と藤枝を結んでいるのに対して、中部国道線が通る国道1号は岡部や丸子といった地区を通り、宇津ノ谷峠を越えるルートとなっています。
街道としての東海道のルートに近いのは国道1号の方であり、この中部国道線も東海道のルートを走るバスということになります。
かつては興津~袋井間をひたすら国道1号経由で結ぶという長大路線だった時代もありましたが、徐々に系統分断され、静岡~金谷や静岡~掛川を結ぶ急行バスなども存在しましたが、国道1号の経路変更によりこれらは中部国道線とは別の系統として切り離され、最終的には高速道路開通により都市間を結ぶ系統は高速バスに格上げする形で廃止されました。
その後は長らく新静岡~藤枝間と藤枝~金谷間の路線として運行が続いていましたが、2008年に藤枝駅~六合駅間が廃止になり、藤枝市自主運行バスに引き継がれ、現在の新静岡~藤枝間のみが残りました。


それでは2番乗り場でバスを待つとします。


時刻表です。
日中は30分ヘッドですが、ラッシュ時には15分~20分ヘッドになるようですね。


中部国道線のバスがやってきました。


さて、側面の幕を撮ったら乗り・・・え?


乗客を降ろすとバスは回送幕を出して行ってしまいましたw
どうやら到着後は回送で入庫する運用だったようですね。


入れ替わりで別のバスがきました。


昔ながらのしずてつバスのデザインのバスがきましたが、車両自体も古そうですね。


後ろからも撮ります。
それにしても、後ドアがタイヤより後ろにあるバスなんて、相当古いですね。


なんと今時珍しいツーステップでした。
こんなバスが政令指定都市に乗り入れる路線でまだ活躍していたとは・・・!?


車内も今どきの路線バスっぽくない座席配置ですね。
中部国道線の場合、乗車時間が長くなる上、静岡市内まで乗り通す人が結構いるでしょうし、乗客の快適性のためにあえてこういうバスを運用しているのかもしれませんね。


↑車窓は動画でどうぞ
マニア席は座れるっぽかったですが、残念ながら先客に取られてしまいましたw


それでは発車です。
藤枝駅を後にします。


しばらく行くと古風な佇まいの建物が現れました。
この中部国道線の経路はほぼ旧東海道をなぞっているわけですが、宿場町の名残なのかもしれませんね。
ちなみに、東海道には藤枝宿という宿場もありました。

ところで、中部国道線とはいいますが、藤枝市内の大半は県道に格下げされた区間であり、現在の国道1号は山側に藤枝バイパスというバイパスが作られそちらに経路変更されています。

その先で岡部という地区に入ります。
合併前は岡部町という独立した自治体でしたが、今は藤枝市の一部となっていて、かつては東海道の岡部宿も置かれていました。


岡部地区を過ぎると国道1号岡部バイパスに合流して、新宇津ノ谷トンネルで宇津ノ谷峠を越えます。
この区間の旧道にあたる道は県道208号として今でも供用されていますが、ここはさすがの路線バスもバイパスを使うようです。
旧道上には宇津ノ谷集落もありますから、バスを通せば需要もありそうですが、旧道上にある宇津ノ谷隧道が狭隘でバスの運行が難しいためにバイパスを通しているのかもしれません。


トンネルを過ぎると静岡市に入りますがしばらくは長閑な景色です。
道の駅や丸子城跡などもあり、観光客風の人たちが何名か乗ってきました。

そしてバスは丸子ICで国道1号バイパスを降りて、国道1号の現道へと入っていきます。
ここにはしずてつジャストラインの丸子営業所もあったりして、丸子~新静岡間の区間便もあったりと、中部国道線にとっては静岡側の折り返し地点と言える場所ですが、ここもかつては宿場町で、丸子宿が置かれていました。
ところで、私はずっと読み方は「まるこ」だと思っていたんですが、「まりこ」が正解のようです。
鞠子とも表記していたようですから、この表記なら「まりこ」と読むのも納得ですね。


バスは一旦国道を外れて丸子営業所に立ち寄ります。


ちびまる子ちゃん仕様の高速バスがいました。


しばらく市街地を走り、安倍川を渡ります。
川を渡ればもう静岡の中心街です。


この重厚な建物は静岡銀行の本店のようです。


静岡市役所の前も通ります。


それにしても、バス停名長過ぎません?w
静岡県庁と静岡市役所と葵区役所が同じ場所にあるからでしょうが、まさか全部バス停名に入れてしまうとはw


静岡駅が見えてきました。
なお、北街道線は新静岡に先に停車してから静岡駅が終点でしたが、中部国道線は静岡駅が先で新静岡が終点となります。


終点の新静岡に到着です。
ここはバスターミナルになっていて、乗り場と車道はガラス張りで区分けされているため撮影はちょっとやりづらいですw


待機場所に停まったところでもう1枚


藤枝駅では撮りそこねた側面の幕を撮ったら撤収としましょう。


と思いましたがJRバスが出てきたのでそれだけ撮ったら撤収します。

さて、新静岡にいるということは、上へ上がればセノバがあります。
ということは・・・


さわやかのハンバーグ!
やっぱり、静岡へ来たならこれを食べなければ!
1時間ほど待ちましたがそれでも食べる価値があります。

あとは帰るのみ

さわやかのハンバーグを堪能したらあとは帰るのみです。
ただし、静岡から東京へ、それも普通列車だけで帰るのですから先は長いですw
帰り着く頃には終電間際でしょうね。


駅前のマンホールにもちびまる子ちゃんがいました。


静岡駅に着くとこんなものを発見!
活動した頃は卒業シーズンでして、駅員さんから卒業生へ向けてのメッセージですね。


描かれている電車が211系なあたりにこだわりを感じますw


東海道新幹線の列車名になぞらえたメッセージは粋ですね。


これもまた粋ですねぇ~。
ただ、今の私は夢に向かう前に東京へ向かわないと・・・w


というわけで、東海道本線に揺られて東京を目指します。
今度は313系でした。


沼津で一旦降ります。


↑発車は動画で


向かいには211系がいました。


211系と313系の並びも見られました。


↑ここで貨物列車の通過です。
流石は大動脈の東海道本線だけあって、少しの滞在時間でも普通に貨物列車と遭遇しますね。


実はここからは上野東京ラインに乗ることが出来まして、なんと宇都宮行きです。
流石に終点までは乗り通しませんが、このまま東京まで1本で行ってくれるので助かります。
それにしても、やっぱりJR東海の駅だと、上野東京ラインという名称は案内しないんですね。
そういえば、東海道新幹線の品川や東京の案内でも上野東京ラインとは言わずに東海道線・東北線・高崎線・常磐線という風に正式名称で案内していたと記憶していますから、JR東海の方針として路線名は正式なもので案内するというものがあるのかもしれません。


↑入線シーンです。


写真でも撮ります。
沼津にJR東日本の車両が来るのは朝晩だけですから貴重な光景ですよね。
まあ、廃止になるわけではないですが・・・


一応駅名標と絡めたりも

あとは車内で大人しく過ごします。
今度は節約してグリーン車ではなくて普通車ですw


なんとなく車内案内表示を撮りました。
今朝の黒磯→熱海のときのノリをまだ引きずっていたのかもしれません。


三島


函南

熱海以降は普通に見られるので省略しますw
あとは地元までひたすら電車に揺られていただけで特筆すべきことはなかったのでこれにて記事は〆たいと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。

なお、次回も遠征記事となる予定でして、今夏よりも長期日程になります。
公開までしばらくお待ち下さい。

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つばめ501号(管理人) について

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