4泊5日で実施した東北遠征の4日目です。
なお、1日目、2日目、3日目をご覧になっていない方はそちらから先にご覧になることをお勧めします。
本日の行程
4日目となる今日は、昨晩宿泊した秋田からスタートし、奥羽本線を乗り継いで福島へ、東北本線の乗り換えて郡山へ、最後は水郡線を乗り継いで水戸へ行ってゴールという1日であり、ほぼ移動だけの1日と言えます。
ネタとしても2日目にも乗車した山形線の臨時快速に乗るというのがありますが、あとはひたすら乗り継いで移動するという、18きっぷ旅の原点とも言える行程になっています。
そのため、記事のボリュームは昨日ほどは膨らまないと思います。
奥羽本線で福島へ
というわけで始まった4日目の朝ですが、まずは奥羽本線の普通列車で横堀へ向かうところから始まります。
乗車するのは院内行きですが、1駅手前の横堀で降りて乗り換えます。
これは2日目の記事でも解説した通り、新庄方面の列車は原則として横堀発着で運行されており、上り方面の場合は院内で乗り換えた方が対面乗り換えが出来て便利なのですが、GV-E400系による録音を1区間でも多く確保しておきたいというのと、18きっぷシーズンですから18キッパーが多いと院内乗り換えでは座れない可能性を考慮してのことです。
待っていたのは701系です。
ここは余裕で座れる程度の混雑具合でした。
そういえば、男鹿線の4両編成を見られました。
これはラッシュ時限定の光景ですね。
それでは乗り込みます。
ロングシートなので景色を楽しむにも向かないとあって車内ではスマホをいじったりぼんやり過ごしたりという感じでしたが、18きっぷ旅のリアルってこんなものですよねw
横堀ではGV-E400系に乗り換えです。
案の定大勢の18キッパーが乗り換えていて、しかもここからは1両編成なのでこれは院内乗り換えにしなくて正解でした。
それにしても、世間では18きっぷの売上が激減しているというニュースが話題になっていますが、それでも線区によってはまだ18キッパーによる混雑が見られるんですね。
逆に言うと、もしルール改定がなかったらこの1両編成は通勤ラッシュ並の大混雑になっていた可能性も?
それでは今度はGV-E400系に乗って新庄を目指します。
往路では快速でしたが、今回は普通列車であり各駅に停車していきます。
そういえば、途中にある及位(のぞき)駅は難読駅名として有名ですが、快速だと通過なのでその駅名をアナウンスで聞くには普通列車でこの区間を通る必要がありますね。
新庄に到着!
ここでは少々乗り換え待ちがありますが、思わぬサプライズがありました!
とりあえず一旦改札を出ようと出口へ向かいますが・・・
奥にいるのって!?
銀つばだぁ~!
一応解説すると、この「銀つば」はリニューアル前の山形新幹線の塗装をリバイバルしたもので、1編成だけが存在しています。
E3系の置き換えが進む現在、見納めが近いわけですが、偶然にもこうしてお目にかかることが出来ました。
ロゴマークもリバイバルされていますね。
あとは先頭部へ行って発車を撮ろうと思ったら・・・
あとは乗り換えを待つのですが、特にネタはなかったので滞在中はばっさりカットw
↑そして、次に乗車する山形行きがやってきました。
秋田から乗ったのと同じ701系ですが、山形地区になると塗装が違いますね。
また、新庄以南は山形新幹線乗り入れのため標準軌に改軌されているため、この701系も標準軌仕様になっています。
JRの在来線用車両で標準軌というのもレアですが、乗り心地とかは特に違いは感じませんねw
今度は18キッパーよりは普通の地元の人が多く混み合っているようでした。
時間帯的に山形市へ買い物やレジャーに出かける人が多かったのでしょうか。
ここでもまた乗り換え待ちがあり、ちょうど昼時なので昼食を食べるのですが・・・
訪れたのは平田牧場さんです。
とんかつがメインのお店で、山形県に本社を構えているということで名物判定でいいかとw
もちろん美味しく頂きました。
ちなみに、首都圏にも出店しているので、山形へ行かなくても食べられますけどねw
それでは構内に戻りましてキハ101形を撮影です。
このキハ101形はキハ100系のなかでもオールロングシート仕様となっていて、左沢線でのみ活躍している車両です。
同じキハ100系グループの中でもセミクロスシートのキハ100形はJRからは引退しているので、これが最後の生き残りとなりますね。
もっとも、長さが違うキハ110系はまだまだ普通に活躍しているので、それほどレア感はないですがw
そして、ここではお楽しみがありました。
それは・・・
↑「銀つば」です!
新庄で見かけた「銀つば」ですが、時刻表を確認すると山形滞在中にやってくる可能性が高いと判断しており、それを待ち構えていたのです。
写真でも撮ります。
山形駅はこうして撮影しやすいんですよね。
↑そして次に乗る米沢行きがやってきました。
やっぱり臨時快速に接続する列車なためか、4両編成に増結されてますね。
4両編成のおかげで車内はガラガラでした。
まあ、それだけ「つばさ」の代替で乗っている人が少ないということでもあるので、喜んでいいのか微妙ですがw
米沢からはいよいよ臨時快速です。
2日目で解説済みなので改めて解説はしませんが、やっぱり撮影しているファンやアナウンスを収録している音鉄も多く見られました。
↑そして車窓です。
この動画はデータ紛失の中からサルベージできた中の1本ですが、画質とかは特に問題ないと思います。
往路では雨でしたが、今度は天気も良かったです。
特に719系の走行音でありながら途中駅をどんどん通過していくのは気持ちがいいですね。
福島に到着です。
既に夕方ですが、奥羽本線のうち3分の2くらいの区間を一気に乗り通してきたと思うと感慨深いですね。
まだまだ道半ば
こうして福島までやってきたのですが、今日中に水戸まで行かないといけないのですから、先はまだまだ道半ばですね。
ここからは東北本線に乗り換えです。
郡山行きのE721系ですね。
↑ここでも車窓を撮ってみました。
これもサルベージできた1本ですが、画質は問題ないと思います。
そうして郡山に到着です。
ここで夕飯ですが、駅周辺にあったサイゼリアで済ませたので写真は略w
そして、水郡線のキハE130系です。
ちなみに、郡山駅から常陸大子まで行ける列車という意味では18時台ながら終電であり、当然水戸まで通り抜けられる列車という意味でも最終です。
なので、これに乗り遅れると影響がでかいのですが、郡山では時間がたっぷりあったので心配はありませんでした。
水郡線自体には過去に乗ったことがありますが、結構久しぶりなので新鮮さも感じました。
といっても、1時間も乗ったら日没なので、大半の区間は真っ暗な車窓で過ごすことになりますけどねw
途中の磐城棚倉あたりでは浴衣姿の人たちが大勢乗り込んできて驚きましたが、どうやらお祭りが開催されていてその帰りだったようです。
その乗降扱いで時間がかかり遅延が発生していました。
常陸大子に到着!
ここでは水戸行きに乗り換えですが、遅延については5分程度で収まったのと、元々常陸大子では22分の乗り換え時間があったので全然影響はありませんでした。
もっとも、これが水戸行きの最終ですし、仮にもっと遅延が大きかったとしても接続は取ったと思いますけどね。
こちらが水戸行きです。
手前が両運転台のキハE130形で、奥が片運転台のキハE131形とキハE132形という3両編成ですね。
この時間の水戸方面だったら1両でも足りる程度の需要ではないかと思いますが、この列車が1つ前の運用で水戸を発車する頃には混雑する時間帯だったんでしょうね。
ちなみに、キハE131+キハE132形は塗装が違ったりします。
それではこの列車に乗って水戸へラストスパートを掛けます。
車内も空いており景色も見えないのでウトウトしているうちに着いていたという感じでしたね。
水戸に着いたらホテルへ向かうだけですが・・・
水戸駅では珍しい我孫子行きが見られました。
この時間帯ならではですね。
というわけで4日目はこれにてゴールです。
蓋を開けてみれば4000字にも満たない短いレポートとなりましたが、ほぼ移動だけなので書くことが少ないんですよねw
最終日となる5日目は別記事として追ってレポートしますので、公開までしばらくお待ち下さい。
つづく