2泊3日で実施した新潟遠征の2日目です。1日を1記事として分割していますので、1日目をまだご覧になっていない方は先に1日目をご覧になることをおすすめします。
行程の説明
昨夜糸魚川に宿泊した私は、糸魚川快速に乗って新潟まで向かいました。糸魚川快速は朝新潟へ向かって、夜折り返す運行形態なので糸魚川に宿泊したほうが効率よく乗り鉄できるという事情がありますね。
新潟到着後は一旦新津まで折り返して、新津にある「新津鉄道資料館」を訪問しまして、その後新潟に再び戻り、新潟~新井間の快速列車に1往復乗車してこの日の行程は終わりです。
新津への往復に使うものを入れても5本の列車を乗り継ぐだけで1日の行程が終わるという”乗る”ことに特化した行程になっていますので、記事のボリュームとしてはあまり膨らまないかもしれません。
ちなみに、新津鉄道資料館訪問のレポートについては旅の趣旨と若干違ってくるのと、新津鉄道資料館だけでも結構なボリュームになりそうだったので、別記事としてこのレポートでは省略させて頂きます。悪しからず。
朝の糸魚川駅
まずはホテルをチェックアウトして糸魚川駅へ向かいます。
前にも撮っているはずですが一応駅舎を撮っておきます。
それにしても、昨日から引き続き生憎の雨ですね。ここまで雨が降り続く旅と言うのもなかなかない気がします。
地酒で乾杯を推進するのが一時期流行った気がしますがここでもやっていたんですね。
駅前で見かけたバスは糸魚川バスです。実は昨日直江津駅で見かけた頸城自動車のグループのようですね。
これも前回訪問時にもあった気がしますが、新幹線開業で新幹線の案内も追加されていますね。
ホームに向かうと既に485系糸魚川快速は入線していました。
入線シーンを撮りたかったので残念でした・・・
大糸線と並べてみる。
こうしてみると、どちらもJR線のままのように思えますね。
そして、先頭部を撮ったら乗り込みます。
流石にこの時間の糸魚川から乗る人はさよなら乗車を含めても少数派のようで車内はガラガラでした。
最後の485系を味わいつつ新潟へ
私にとっておそらく人生で最後の485系乗車となるであろう糸魚川快速、新潟までしっかり味わいつつ進みたいと思います。
無事にモーター直上、かつ日本海が見える進行方向左側の窓際の席を確保し、糸魚川駅を発車していきます。
↑昨夜同様に交直切り替え時の車内を撮ってみましたが、明るいと微妙ですねw
これで快晴だったらさぞ絶景だったであろう日本海
まあこれはこれで冬の日本海の景色なのかもしれませんけどね。
そして、JR線に入って直江津ですが、やはり直江津からはまとまって乗車してきました。直江津~長岡・新潟は都市間需要も旺盛なんでしょうかね。
鯨波あたりまでは日本海の景色を楽しめます。
この区間は何度か乗ったことがあるんですが、景色が楽しめる明るいうちに乗ったのは今回を別にすると普通列車での1回しかありません。やはり景色を楽しむならば特急型車両ですね。
柿崎・柏崎・来迎寺とどんどん乗客は増えていき混雑率は上がっていきました。そして、ちらほらとお喋りをする人たちも・・・w
昨夜の糸魚川行きは全区間に渡って割りと録音環境が良かっただけに残念ですが、この日は土曜日でしたから新潟市などへ遊びに行く人が多かったのかもしれませんね。
↑柏崎を過ぎると急に雪深くなって内陸の方へ進路を変えていきます。
柏崎~新潟間は海沿いに行く越後線もありますが、メインルートは内陸を通る信越本線なんですよね。
地元の方は慣れているんでしょうが、こんな雪の中普通に車を運転しているのがすごいです。
長岡では結構乗客の入れ替わりがありまして、これは上下両方向に共通の傾向のようです。そういえば、糸魚川快速に代わって設定される快速列車は直江津~長岡間に短縮されるようですし、実情にあった改定といえるのかもしれませんね。
長岡を出た後は新潟に近づくに連れて混雑も増していくという状況でして、新津を出る頃にはデッキに立ち客が溢れていました。
ところで、私は乗車しながら以前に乗った特急「北越」を思い出していたんですが、以前は長岡で上越新幹線に乗り換えて関東に帰ったので長岡~新潟間は乗っていないんですよね。
そのため、糸魚川快速は停車駅が若干増えているものの、「北越」で果たせなかった新潟までの通し乗車のリベンジのような感じもしていました。
新潟駅で485系とお別れ
そして、2時間半もあっという間に感じ名残惜しさも覚えつつ、終着新潟に到着です。
↑485系回送シーン
構内を撮ったりして時間を潰します。
新潟駅は高架化工事が進行中であり、新幹線ホームの脇に立派な高架線が完成しつつありますね。
以前訪れたときはまだ基礎工事をしていたような気がしますが、それから1年ちょっとでもうこれだけ大きな高架橋が出来上がってしまうのだから、土木技術もすごいものです。
糸魚川快速は他のホームとは離れた所に到着したのでこんな感じでホームが俯瞰できましたが、見事にE129系だらけですね。想像以上のペースで115系の淘汰は進んでいるようでした。
信越本線で乗車したのは2両編成でしたが、4両固定編成もあるようですね。
ここから先は駅構内でミニ撮影会となります。
↑E129系が発車します。
そして、やってきたのは115系の復刻された「新潟色」でした。
現行(といっても急速に淘汰されつつありますが・・・)の115系の色は「新新潟色」というものであり、それ以前に採用されていた新潟色がこれなんですね。E129系による置き換えが決まったことを記念してか復刻されることになったようです。JR九州でも415系の国鉄色復刻をやっていましたしそんな感じでしょう。
繋がっていたのは「新新潟色」でした。
それにしても、「新新潟色」=「しんにいがたしょく」ですが、感じで書くと紛らわしいw
E129系を撮ったら撮影はこれくらいにして一旦外に出ます。
というのは、新津鉄道資料館へ行く前に飲食店の充実している新潟駅周辺でお昼ご飯を済ませてしまおうというわけです。
ここで事件が発生!?
駅構内にあった牛丼店でお昼を済ませ、さて新津鉄道資料館へ向かおうかと席を立った瞬間、とんでもない事実に気づきました。それは、2つ持ち歩いていたはずのバッグのうち1つが無い・・・
テーブルの下にでも落ちてしまったのかと探し回りましたが店内にはなく、となれば思い当たるのは先程まで乗っていた485系の車内・・・
記憶を辿れば、糸魚川を出てから柏崎あたりまでは空席が目立っていたこともあり、隣の座席に荷物を置いていたのですが、徐々に混雑してきたため、今無くした方のバッグは荷物棚の上に、そして、旅行中にも使うバッテリーなどの機材が入ったメインバッグを足元においていたのですが、新潟駅到着時に485系の撮影の為一刻も早くホームに出て撮影を始めなければということに囚われて、荷物棚の上を見ることなく、足元にあったメインバッグだけを持って下車してしまっていたのでした。
不幸中の幸いだったのが、置いてきてしまった方のバッグにはホテルで着替えるための衣類しか入れておらず、当面の旅の遂行には支障がなかったことですが、ともあれこのまま放置というわけにも行かずすぐに駅員さんのいる窓口に向かい忘れ物をした旨を伝えました。
すると忘れ物は忘れ物センターで取り扱うと言われ、そちらへ向かうと列車は車庫に入っているため今すぐには分からないということでした。
とりあえず新津鉄道資料館へ向かうこととして、新潟を後にしました。どのみち、新津鉄道資料館訪問後も新潟に戻ってくる計画でしたからそのときに再度問い合わせてみるつもりです。
気を取り直して新津へ
バッグの行方が気がかりですが、新潟駅からすぐに回送されたため、誰かに持ち去られた可能性は低いですし、そのうち回収できるだろうと楽観的に考えることとして、新津へ向かうこととしました。
乗車したのは信越本線新津行きのE129系でした。ちょうど発車するところを飛び乗ったため写真はありませんw
ちなみに、この区間は長岡行きの他、磐越西線に直通する列車も混じるため、新津止まりの区間列車も含めると20分ヘッドの地方線区にしては高頻度運行となっています。
そして、新津に到着です。
当駅からは磐越西線、羽越本線も出ているため、X字のように4方向に路線が発着していますので、駅名標もこんなデザイン
当駅からは「SLばんえつ物語」も発着するため、こんな壁画がありました。
今回の行程では乗りませんが、「SLばんえつ物語」も乗りたいですねぇ。
拠点駅だけに構内も広々としています。奥にはキハ40系が停まっていますね。
改札口です。列車が到着してしばらくたったためあまり人の姿が見られませんが自動改札機装備です。
駅前にいたのは新潟交通のバスでした。かつては鉄道も手掛けた会社も、今や新潟県下有数のバス事業者ですね。
駅前の風景です。近年は新潟市のベッドタウンとして発展しているようですね。
新津鉄道資料館サテライト
新津鉄道資料館に向かう前に、「サテライト」とやらを見学してみたいと思います。
実は新津鉄道資料館というのは駅から2kmほど離れたところにあり、交通アクセスは路線バスしかないのですが、その路線バスも本数が非常に少ないと、アクセスに難があり、新津駅で少しでもアピールしようということなのか、「サテライト」として駅構内にも展示スペースを設けているようです。
ちなみに、こちらは入場料などは必要なく、開館時間内なら自由に見学できます。
まず出迎えてくれたのはE1系のロゴ部分
これも新潟に縁のある車両ですしね。
開業記念ではなく試験記念とは、レアですね。
サテライトと思って舐めてかかってはいけないようです。
パネル展示として除雪車の世界というテーマで展示があっていたようです。
が・・・肝心の写真は著作権の問題からか撮影禁止となっていたためここではご紹介できません。
新津鉄道資料館の本館へのアクセスに使えるバスの時刻表が出ていました。
公式サイトにも載っていなかったのに、現地の方が情報が充実しているんですねw
鉄道模型を見たらサテライトはこれくらいにします。
貴重なものも展示されていましたが、やはり駅構内の一室を展示スペースにしているという感じで、ボリュームは少ないですね。
さて、これくらいでいよいよ新津鉄道資料館へ向かいたいと思いますが、先程掲示されていた時刻表を確認したところ、ついさっき発車したバスの後は2時間以上、新津鉄道資料館の方へ向かうバスはない事が分かりました。私の体力的問題から言えば、2km程度なら徒歩でも行けないことはないのですが、問題は所要時間であり、見学時間確保のため、タクシーを使うこととしました。
趣味の旅の最中にタクシーを使うのは、駅から離れた店まで食事に行ってしまい、列車に間に合わなくなった釧路での出来事以来ですね。
運賃は900円とバスの運賃を考えれば大枚をはたいてしまいましたが、たまにはこんな贅沢もいいでしょう。
ちなみに、帰りも呼んでくださいとレシートに書かれた電話番号を指して猛アピールされましたが、新津のタクシードライバーの間では、新津鉄道資料館はいいお得意さんなのかもしれませんねw
これでいよいよ新津鉄道資料館に入るわけですが、冒頭での予告通り、別記事にてご紹介することとして、記事は見学終了後に飛びます。
~追記~
新津鉄道資料館訪問記も公開しました。
復路は路線バス
行きは900円もかけてタクシーに乗った私ですが、帰りは事前に時間を調べておいたバスに乗って駅に戻ることとします。
乗車するのは「新津工業高校前」というバス停です。副名称にすら鉄道資料館の事が触れられていないのは如何なものかと思いますが、正真正銘、新津鉄道資料館の最寄りバス停です。
一応看板が出ているものの、バス通りからは少し奥まった所に新津鉄道資料館があるので、逆に駅からバスに乗って訪れる場合は分かりづらいかもしれませんね。
ちなみに、新津地域学園というのは新津鉄道資料館と同じ敷地にある公民館を中心とした複合施設のようです。
さて、バスがやってきたので乗車しますが、乗車時には写真を撮り損ねましたw
乗っていたのば地元のおばあちゃん一人だけで、私が乗った後、新津駅まで乗り降りはなく、乗客2人だけでの到着となりました。やっぱり地方のバスは厳しいんですねぇ。
ところで、驚いたのがSuicaが使えたことですね。地方のバスはたいていICカードは使えないか、使えてもその地域限定のICカードでSuicaなどとの相互利用はしていないというケースも多い中、「りゅーと」という新潟交通独自のICカードがSuicaと相互利用になっているために使えたわけですね。
終点の新津に着いたときの1枚です。
コミュニティバスを思わせる小型のバスですが、地域の実情に見合ったバスなのかもしれませんね。
さて、あとは列車で新潟に戻ろうかな、と思ったら・・・?
新津鉄道資料館 ポケットパーク
新津駅の駅前にはサテライトとは別にもう1つ新津鉄道資料館に関係するものがあったようです。
それはポケットパークというものでした。
新津鉄道資料館がリニューアルされる前に展示していた品々を新津駅前に移設したもののようです。
こちらもサテライトと同様入場料などは必要なく、自由に見学ができます。
看板がなかったら駐車場か資材置き場にしか見えないような・・・w
台車もまるごと展示されています。ちゃんとレールに乗っているのがいいですね。
ちゃんと説明文もつけられていて、資料館らしくなっています。無料だからって舐めてはいけませんね。
これってどうみても駐輪場の屋根ですが、だからって輪軸を置かなくても・・・w
これは諸車と言って、保線作業で使う用具を運搬するのに使う道具だそうです。
と、これくらいで新津駅に戻って新潟駅へ移動したいと思います。
忘れてきてしまったバッグについて再度問い合わせをすることにしているため、予定より1本早い列車で新潟へ向かうこととなり、その関係でちょっとだけ忙しい滞在となりました。
列車に乗る前に
結構慌ただしいなんて書きましたが、気になるものを見かけてしまったので大急ぎで撮影することに・・・
JR九州では「SL人吉」の牽引機として現役な8620形の動輪だったんですね。
跨線橋からは留置中のキハ40系がよく見えました。明日の磐越西線でキハ40系に当たるといいですがねぇ・・・
キハE120系が来ましたが、これは私の乗る新潟行きではなく逆方向の磐越西線の列車でした。
リアルな鉄道員の顔出しパネルがありました。大抵はメルヘンチックだったり漫画チックだったりしがちですが、リアル志向なのは珍しいですよね。
SLばんえつ物語の乗車位置案内を撮ったらそろそろ列車の時間です。
列車は磐越西線からやってくる列車でキハ110系でした。これがキハ40系だったら嬉しかったのですが・・・w
とはいえ、新潟~新津間で気動車が充当される列車というのは少数派になりますから、よかったということにしておきましょうw
我がバッグは何処・・・?
キハ110系で新潟に戻ってきた私がまず向かうのは・・・そう、忘れ物センターですね。
センターで再度問い合わせた結果、やはり届いていないということでしたが、ある重大な情報がもたらされました。
それは、車庫に入った列車での忘れ物については、当日中は車庫(=新潟車両センター?)で預かり、翌日の午前10時半頃に新潟駅の忘れ物センターに届けられるということでした。明日の10時半といえば磐越西線に揺られている頃であり、その頃に合わせて引き取りに向かうことは不可能です。その旨を告げると捜索依頼の手続きをして連絡先を伝えておけば、届けられた時点で私の携帯に連絡をもらえるようにできるとのことなので、その手続をお願いして、発見後着払いで送ってもらえるということで忘れ物センターを後にしました。さほど離れていない新潟車両センターで保管されているであろう荷物を今すぐ引き取れないもどかしさもありましたが、忘れてしまった私の落ち度ですし、気を取り直して旅を続けることとしましょう。
信濃町・・・中央緩行線かな?w
新潟交通ばっかりでちょっとつまらないなと思っていたら・・・?
見慣れない塗装のバスがやってきました。まるで国鉄の湘南色みたいですが、「かぼちゃ電車バス」というんだそうです。
電車なのかバスなのかはっきりしてほしい名前ですが、かつて新潟交通が走らせていた電車の塗装を再現したもので、「かぼちゃ電車」の色の「バス」ということになりますかね。
新井快速を待つ間に再び撮影会
忘れ物センターを後にして、乗り場へ向かいまして、続いて乗るのは快速新井行き(こちらも長いので糸魚川快速に倣って新井快速とでも呼びましょうか)です。
新潟から新井へは特急「しらゆき」も運行されていますが、115系による快速列車も設定されており、それに乗って今日はシメとします。
とはいえ、新井までの1往復なので5時間近い行程になりますw
この快速列車はダイヤ改正後も運転されるようなのでどうしても乗らなければならないという理由もないのですが、115系による運転がいつまで続くかは未知数ですし、乗り鉄の鉄則「乗れるときに乗っておけ」を遵守するわけですw
その前に「いなほ」がそろそろ発車するようなので撮影することにします。
↑それでは発車シーンです。
撮影を終えたので新井快速のホームへ戻ろうとすると工事中で封鎖されている通路が気になったので撮影
工事中の光景って工事期間だけのものですから、究極の期間限定モノですしね。
↑すると今度は「しらゆき」が入線
↑「新井快速」入線シーン
と思ったらちゃんと「快速」幕に変わりました。
どうやら普通列車でやってきた折り返しで新井快速の運用に就くようです。
新井快速
撮影もこなしたらいよいよ新井快速に乗車します。この新井快速も北陸新幹線開業の際に設定されたものですが、それ以前にも快速「くびき野」として運行されていたものを使用車種を変更の上、愛称なしの快速として存続させたものともいえますね。
個人的には若干停車駅が追加された程度の違いであるならば、「くびき野」の名前を残してほしかった気もしますが、流石に115系3両編成の快速列車に愛称をつけるのはどうかという結論に達したのかもしれませんね。
まあ、「くびき野」が快速列車ながら長らく愛称付きで運行されていたのは指定席連結の関係でしょうし、全車自由席ならば必要ないということなのかもしれませんね。
かつては新潟で乗り鉄するならばほぼ必ず耳にしたMT54の爆音を聞きつつ信越本線を進んでいきます。停車駅は直江津までは糸魚川快速に準じたものとなっており、「くびき野」の時代からすると停車駅が追加されていますね。運行区間が完全にかぶる特急「しらゆき」との差別化を図りたいということなんでしょうか。
ところで、セミクロスシートではクロスシート部分に座った場合、一人で座ると相席となり乗り合わせた人が話し始めてしまうリスクを考慮してロングシート部分に座るしか無いんですよね・・・w
よって窓を背に座ることとなり景色も見えませんし、ただ乗っているだけという感じで進んでいきます。
糸魚川快速同様新潟から離れるごとに混雑は減っていきますが、直江津で入れ替わりが多いのもお約束のようです。
やはり直江津から首都圏の輸送は上越妙高経由の北陸新幹線利用が一般的になっているんでしょうかね。
妙高はねうまラインに入ると各駅停車になるのも信越本線時代の「くびき野」と同じですが、以前は快速すら通過していた脇野田が今や新幹線停車駅となり、特急列車の行先にまでなっているんだから大出世ですよね。
新井駅に到着する頃にはもうすっかり真っ暗に
ここは昨日じっくり見ていますし、何しろ今回は5分しか折り返し時間がないのでこれだけ撮ったら即乗車です。こういうことができるから「えちごツーデーパス」のようなフリーきっぷは便利です。
そして、折り返して新潟への帰路が始まりますが、上越妙高でしばらく停車するようなので撮影がてらホームに出てみることに
そういえば、脇野田駅の時代にはこのホームに立ち入っていますが、駅名が変わってからは初ですね。
「越乃Shu*Kura」の駅名標
以前は「上越妙高」の部分がシール貼りになっていて「脇野田」になっていました。
それにしても、上越妙高で停まるなら新井駅の発車時間をもう少し遅くすればいいのになんて思いましたが、もしかすると新井・北新井から北陸新幹線に乗り継ぐ人と、北陸新幹線から高田・直江津方面へ乗り継ぐ人両方へ配慮した結果なのかもしれませんね。
おかげで私は撮影タイムを得ましたしまあいいでしょうw
ところで、南高田から学生のグループが乗ってきたんですが、「くびき野」でも同じパターンだったような気がしますw
時間帯も近いから利用客の動向も近いものになるんでしょうが、同じ路線を何度も乗ったりしているとこういうこともあるんですね。
あと、面白いのが私が乗った夕方の新潟行きに限って直江津~柿崎間は各駅停車になるんですよね。
柿崎から別の普通列車に接続するとかそういうことでもなさそうですし、なぜこんな設定にしているのか謎ですね。時間帯的には帰宅ラッシュの頃なので上越市近郊の帰宅需要にも応えようということなんでしょうか。
あとは順当に新潟まで走行しまして、特段書くこともなかったので記事は新潟まで飛びますw
新潟駅にて
新潟に到着したら快速幕が変わればただの115系だということもあって、さっさとホテルへ向かいたいと思いますが、そんな私を引き止めるかのように「らくらくトレイン信越」が発車直前でした。
この「らくらくトレイン信越」は首都圏で言うホームライナー的な存在の列車で、乗車整理券を購入しないと乗れない列車ながら扱いは快速なので18きっぷなどでも利用が可能です。
車種は「しらゆき」と同じE653系でした。同様の性格の列車に「らくらくトレイン村上」がありますが、こちらは「いなほ」の間合い運用ということでE653系でも「いなほ」仕様の車両が使われます。
そして、発車時間となりますがまだ券売機には乗車整理券を求める人たちの列が・・・首都圏だと発車時間数分前となると強制的に券売機はクローズされそれまでに整理券を買えていなかった人は乗車できないということになり、ホームライナー発射直前には券売機に駆け込み乗車ならぬ駆け込み購入をする人が見られますが、新潟は温情があるというのか、結局ある程度まで購入が終わるのを待ち、それでもまだ買えていない人は「車内で買って下さい」と言って乗せていました。
その模様を動画に収めましたのでご覧下さい。
↑らくらくトレイン信越発車まで
ちなみに、以前の旅ではここから「らくらくトレイン村上」に乗りましたが、乗車していた「くびき野」の遅延でぎりぎりになり、ヒヤヒヤしながら券を買ったのを覚えています。今となってはいい思い出ですね。
これでいよいよやることもなくなったので券売機で明日使用する切符を買ったら駅を出てホテルへ向かいます。
が・・・その前にやらなければならないことが1つあります。それは下着をコンビニで買うことです。なにせ着替えのカバンが入った私のバッグは新潟車両センターに保管されたまま(恐らくは・・・)ですからね・・・w
というわけで、無事着替えも確保したらホテルに入って夕飯を頂いて本日の行動は終了です。
3日目は追ってレポートしますのでしばらくお待ちを。
~追記~
3日目も公開しました。
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