「ひだ」を満喫する旅

今回は高山本線を走る特急「ワイドビューひだ」への乗車を目的に遠征をしましたのでそのレポートとなります。
なお、この活動は時系列としては東京から名古屋まで乗車した「杉崎高速バス」の後となり、また、この活動終了後は関西地方で別の活動を連続して行いますが、旅の趣旨が大きく異なるために別のタイトルを付けています。

今回の行程


今回は昨晩夜行バスに乗ってやってきた名古屋からスタートとなり、まずは一気に富山まで乗車して、折返し高山まで乗ったら一旦途中下車して、大阪行きの「ひだ36号」で大阪まで乗車します。本当に1日中「ひだ」に乗っているだけですねw
なお、翌日の行程の都合で当日中に和歌山まで向かう必要があったため、大阪からは更に乗り継いで「くろしお」も利用します。
目的としては、ハイブリッド気動車への置き換えが発表されているキハ85系で「ひだ」をなるべく多くの区間で体験したかったということになります。
ところで、実を言うとこの行程は昨年の7月に予定していたものでしたが、その時は西日本豪雨の影響から高山本線も不通となり実施できなくなり、およそ半年ぶりのリベンジとして実現したものになります。(その時は結局別の行程に差し替えて旅に出ました。レポートもありますのでよろしければそちらもご覧下さい)

早朝の名古屋で暇を持て余す・・・

開始早々暇とは何事かというと、私が乗った夜行バスは朝の6時前には名古屋駅に到着してしまいますが、乗車するのは8時43分発の「ワイドビューひだ3号」なんです。
つまりは3時間近く暇だということに・・・w
実は「ワイドビューひだ」の1番列車は7時45分発の「ワイドビューひだ1号」になりますが、そちらは高山止まりであり、富山まで乗り通したかった私としては、時間があくのを承知で3号を選ばざるを得なかったわけです。
とりあえず今回の遠征で使うきっぷを買ったりしながら時間を潰しますが、流石に3時間は潰せず・・・


そして、吸い寄せられるようにやってきたのは・・・


名鉄名古屋駅!
名古屋といえばやっぱり名鉄ですし、既に完乗を果たしているとはいえ、久々に乗ってみたくなったのでした。
とはいえ、何の計画もなしに来ているので、次々と滑り込んでくる列車も、どれに乗るか迷ってしまいますw


↑名鉄の動画ってあまり撮っていませんし、この機会に撮っておきましょう。


結局、特急に飛び乗って名鉄岐阜まで行きました。


久々の名鉄なので撮影も欠かせません。


フリーきっぷでも何でもないので、とりあえず改札を出なければ・・・


改札を出たら連節バスと遭遇しました。
これに乗ってみたい気分にもなりましたが、流石にそれをやったら今度は「ひだ」に間に合わなくなり目的が変わってしまいますから断念・・・


普通の岐阜バスも撮ったら撤収します。
元々予定外の活動ですし、名鉄岐阜駅自体は以前にも訪れているのでここは取材らしい取材はしないことにします。


とりあえず名古屋へ戻ろうと思いますが、ネタを見つけてしまったのでそのネタ列車で帰ります。
そのネタというのは、発車標の3番目に出ている列車であり「快速急行」という種別そのものがネタです。
快速急行は朝ラッシュ時間帯のみ、しかも名鉄岐阜駅から名鉄名古屋駅方面のみで走っている種別であり、急行の代わりに設定される種別ということになりますが、急行とどう違うのかというと、栄生駅に停まるかどうかだけというw
そもそも名鉄は同じ種別でも特別停車だの特別通過だの言って停車駅がマチマチだったりするので、それだけの違いなら栄生を特別通過する急行ってことにすればよさそうですが、なぜか別種別として設定されています。

一応名鉄岐阜から名鉄名古屋までの停車駅を詳しく説明していくと、急行は笠松、新木曽川、名鉄一宮、国府宮、新清洲、須ケ口、栄生と停車していき、大里と二ツ杁も列車によっては特別停車として追加されます。
一方、快速急行は須ケ口までは全く同じ停車パターンであり、大里への特別停車も同様です。違う部分は栄生には絶対に停まらないことと、二ツ杁への特別停車がないということですね。
なお、快速急行は全て名鉄名古屋で種別変更されるため、豊橋や中部国際空港、河和などへ向かう列車であっても快速急行として走るのは名鉄名古屋までであり、快速急行という種別が走るのは名鉄岐阜→名鉄名古屋だけということになります。
特別停車があるだけでもややこしいのに、種別変更まで加わって本当に迷鉄名鉄のダイヤはカオスですねw
たとえ沿線に住んでいても使いこなせる自信がないw


構内に戻ったらまた電車を撮りつつ快速急行を待ちます。


増結用なんでしょうけど、2両編成もいるんですね。


名鉄岐阜駅のすぐ近くでJR東海道本線とクロスします。
実はその交差地点だけ名古屋本線は単線になっていて、これが名鉄岐阜駅の運用上のネックになっているんですが、上にライバルのJRが通っていることもあって複線化は実現せず単線区間が残ってしまっています。
豊橋駅も名鉄はJRの駅を間借りしている形での乗り入れであり本数も制約を受けていますし、岐阜と豊橋の双方のターミナルがJRに抑えつけられているみたいでちょっとかわいそうになります。
まあ、鉄道ファン心理としてはそれはそれでネタとして面白くもあるんですけどねw


↑いよいよお目当ての快速急行が入線です。


まだ幕は変わっていませんが、とりあえず撮影です。


変わったところで幕だけ撮影
「快急」と省略して表示しているんですね。


側面も撮ったら乗車です。

時間はラッシュの真っ只中ですが、名鉄岐阜駅に向かってくる人がほとんどであり、逆に名鉄岐阜駅から乗車する人は少なく最初はガラガラでした。


↑名鉄の特徴の1つですが、車内案内表示器にスピードメーターが表示されます。
しかもアニメーション付き!

名鉄は鉄道ファンにも人気の私鉄の1つですが、こういう細かいギミックがあるのも魅力の1つなんでしょうね。

あとは名鉄名古屋まで乗って暇潰し編は終了です。

いよいよ「ひだ」に乗る

名鉄での岐阜への1往復でいい感じで時間も潰れまして、あとは本日のメイン「ひだ」を待つばかりです。
逆にいい感じで時間が潰れすぎて、名古屋の喫茶店で”モーニング”を食べる目論見は破綻しましたけどねw


ホームへ行くと既に入線していました。
キハ85系自体は何度も撮影しているので動画を撮れなかったのはまあ良しとしましょう。


方向幕を撮ったらあとはすることもないのでさっさと乗ってしまいます。
まだ発車まで10分以上ありますが、もうドアを開けてくれているのでありがたく車内でくつろぎます。

ここで「ひだ」についての解説を入れてから旅行記を進めていきたいと思います。
「ひだ」は名古屋と高山・飛騨古川・富山を結ぶ特急列車であり、1日1往復だけ大阪を発着する便が設定され、大阪発着の便は岐阜駅で名古屋発着の便と分割併合します。
名古屋~高山間の列車が5往復、名古屋~富山間を走破する列車が4往復に、名古屋~飛騨古川間の列車が1往復が運転され、名古屋~高山間では全ての系統が利用可能なため10往復が走っていることになります。
使用車種は全てキハ85系で統一されており、同形式の愛称でもある「ワイドビュー」を冠して「ワイドビューひだ」という名称にもなっています。
名古屋~富山間での停車駅は、名古屋を出ると(尾張一宮)・岐阜・(鵜沼)・美濃太田・(白川口)・(飛騨金山)・下呂・(飛騨萩原)・(飛騨小坂)・(久々野)・高山・飛騨古川・猪谷・越中八尾・(速星)・富山となっています(括弧で括った駅は一部列車のみ停車)
列車の性格としては中京都市圏や東海道新幹線から乗り継ぎで下呂や高山への観光の足という側面が強く、富山行きでは岐阜県と富山県をまたがる周遊観光にも活用されているようです。
また、私が乗車したのは平日だったこともあって観光客は少なめだった一方、ビジネスマンの姿も若干見受けられましたので、美濃太田、下呂、高山といった地域への業務移動にも活用されているようですね。

高山本線は全区間単線でありそのため列車行き違いのための運転停車があったりもしますし、全体的にカーブも多い線区ながら、高性能なキハ85系の投入によりスピードアップを果たし、私が乗った「ひだ3号」では名古屋~富山間を3時間47分で走破しており、近い時間帯を走る「しらさぎ」と北陸新幹線を乗り継ぐルートの所要時間3時間28分には惜しくも及びませんが、単線非電化という条件を考えればかなり頑張っていると思います。
また、単純に名古屋から富山へ抜けたい場合でも、20分余分にかかっても乗り換え不要は魅力として映る利用者もいると思います。

ところで、余談ですが、昔は名鉄犬山線と直通運転する特急「北アルプス」というのが走っていて、鵜沼駅付近にあった連絡線を介して名鉄とJRの直通が行われていたようですが、2001年に廃止されてしまったようです。
現在の「ひだ」のルートは岐阜駅まで東海道本線を走行して、そこでスイッチバックして高山本線に入るというものになっていますが、そもそも一旦岐阜へ向かうルート自体が遠回りですし、スイッチバックまで必要な一方、名鉄犬山線は名古屋から高山本線の鵜沼へほぼ一直線に向かっていて短絡ルートとして有用なのは確かで、岐阜県の県庁所在地岐阜市を経由できないデメリットはありますが、スピード重視ならば今でも優位性のあるルートだと思います。
とっくの昔に廃止になってしまっているのが残念ですが、非電化区間を持たない名鉄からしたら「北アルプス」のためだけに気動車の運転資格を持った運転士を確保しなければいけませんし、合理化の波には勝てなかったということでしょうか・・・
ただし、当時に比べて高速道路の延伸もあって高速バスとの競合が激しくなっているのは確かで、その対策として名鉄への直通が復活したら熱いですねw

それでは、これくらいで旅行記に戻りましょう。


軽快なカミンズ製エンジンを唸らせて、「ワイドビューひだ」は今朝も乗った名鉄を車窓から見つつ名古屋駅を離れていきます。
気になったのは、自動放送があったことですね。
といっても、簡易的なものみたいでメインは車掌さんが喋って、補助的に自動放送が流れるという感じみたいです。


広大な側線が広がる稲沢駅を通過します。


木曽川も越えて岐阜県に入ったら岐阜駅に到着です。
ここでスイッチバックがありますが、名古屋~岐阜間の走行時間が僅かなこともあって名古屋駅発車時点では座席は後ろ向きにセットされており、岐阜駅での座席の転換は不要です。
このパターンは特急「みどり」で佐世保~早岐間の走行時間が短いためにこの区間では座席を反対側にしたまま走るのと同じですね。

数分間の停車の後、高山本線へと進路を変えて「ひだ」は速度を上げていきます。
岐阜から美濃太田までの区間は岐阜市の近郊区間ともいえ、各務原、鵜沼といった街が続き、車窓も時折田園風景にはなるものの、まだ市街地という感じですね。
運行形態としても、この区間は太多線と一体的に運行されていて、おおむね30分ヘッドで普通列車が走り、それに「ひだ」も加わるため高山本線では一番賑やかな区間です。
そのため、単線区間ながら列車の行き違いも頻繁ですね。


しかし、美濃太田を過ぎると普通列車は最大で2~3時間走らない時間もあるほどの閑散区間となり、一気にローカル線の色が濃くなります。
また、車窓風景も、高本線の名に恥じず、写真のような山がちな景色に変貌していきます。
乗り鉄として「ひだ」に乗るならば、一番楽しめるのは美濃太田以北ではないでしょうか。


「ワイドビュー~」と名乗るだけあって、大きく取られた窓ガラスからの眺望は素晴らしく、ついついシャッターを切ってしまいますw


美しい車窓を眺めつつ過ごしていると、もう美濃太田の次の停車駅、下呂が近づいてきているようで、濃尾バスの下呂バスセンターが見えました。

温泉地として名高い下呂では観光客風の人たちが何名か降りていきましたが、逆に乗ってくる人も結構いて意外でした。
思うに、「ひだ3号」の下呂到着は10時13分であり、流石にそんな時間からチェックインを受け付けてくれる温泉旅館はないでしょうから、温泉目当ての旅行者がやってくるには早すぎ、一方で、逆にちょうどチェックアウト時間の頃なので、下呂温泉に宿泊してこれから高山観光に繰り出す人たちなんでしょうね。


車窓には濃尾バスの路線バスが見えました。


お先に!


少し車窓が開けてくると高山が近づいてきます。
高山本線の名前の由来でもあり、観光地としても名高い場所ですが、実は以前に家族旅行で訪れたことがあります。
今回は乗り鉄なので復路の乗り換えで1時間程度滞在するのみですが、じっくり散策するのもいい街ですね。

やはり観光客の多くは高山を目指していたようであり、ほとんどが降りていきます。しかし、ここからの乗車もそこそこいました。
調べてみると高山から富山方面へは特急としてはこの「ひだ3号」が一番列車になるみたいで、高山で朝市などを見てから富山方面に抜けるというコースの人もいるのではないでしょうか。


高山を出て15分ほどで飛騨古川に到着です。
「ひだ」のうち1往復がここを起終点としている他、当駅折返しの普通列車も設定されるなど、高山周辺では主要駅と言ってもいい駅なんですが、ここもまた観光地として著名です。
古き良き町並みやお祭りなどが見どころですが、大ヒットしたアニメ映画「君の名は」の聖地としても知られており、ファンが多く訪れたりもしたようです。

余談になりますが、飛騨古川同様に高山から近い観光地として白川郷がありますが、こちらは「ひぐらしのなく頃に」という作品に出てくる雛見沢村のモデルとされており、高山ってアニメの聖地にも恵まれているんですね。


標高と岐阜からの距離が出ていました。
まだ151.3kmしか来ていないのはちょっと意外でしたが、高山本線の規格を考えればこんなものでしょう。


流石に3月ではもう雪はないかと思っていたら、飛騨古川を過ぎて富山県との境が近づくに連れてどんどん雪深くなっていくではないですか!?
考えてみれば富山県は北陸地方・・・それならば3月でまだ雪景色なのも納得ですね。


もうここはすっかり北陸という景色ですね。


どこの駅だか忘れましたが、すごい積雪・・・
山に囲まれているせいで日差しも届きにくく、余計に雪解けが遅いのかもしれませんね。


標高のピークを過ぎたのか、再び雪は少なくなってきました。


すっかり開けてきて、川の様子からも下流に下ってきたことが分かりますね。


いつしかJR西日本区間へ入り、速星駅に差し掛かりました。
ここは今でも貨物扱いがある駅であり、写真にある日産化学工業の工場へ貨物列車を利用した輸送が行われています。
ということは、高山本線にも貨物列車が走っているということですが、見てみたいですねぇ。


富山市近郊の平野の景色が続いたと思ったら、北陸新幹線の高架が見えてきて終点富山駅まであと少しです。


あれ?なんか見慣れない高架橋へ上り始めたぞ?w
ふと思い出しましたが、そういえば富山駅は在来線ホームも高架化を進めていて、既に高架ホームが供用開始されていたという話を聞いたことがありました。
これは再取材しなければ・・・w


というわけで、「ひだ」とは一旦お別れして、富山駅を駆け足で撮影してきますw


ワイドビューといえばこの顔だよなということで非貫通側を撮ったらホームの取材開始です。

高架化後初訪問!富山駅

というわけで、急遽決まった富山駅取材開始です。
本当は富山駅周辺で「富山ブラック」でも食べようと思っていたのですが、それはまた今度にお預けですねw


流石にまだまだ真新しさがありますね。


そこに停車していたのは高山本線の普通列車です。
JR西日本の区間なのでキハ120系ですね。
それにしても、本当にキハ120系って運用範囲が広大ですよね。富山で見られると思ったら関西から中国まで活躍しているんですから・・・w


↑ちょうど発車するところだったので動画を撮りました。


在来線部分は完全に”あいの風とやま鉄道”の管轄なので駅名標も”あいの風とやま鉄道”仕様です。


裏面はちょっとデザインが違います。


コンコースへ降りてきました。


仕切りの柵に描かれているデザインって駅名標のやつと同じですね。


こうして並べられると、高山本線も”あいの風とやま鉄道”に移管されたみたいになっていますねw


改札を出ました。


ここにも”あいの風とやま鉄道”の表記しかなく・・・すっかり高山本線がJRだってことを忘れられているようなw


改札周辺は南北を結ぶ通路にもなっていて列車に乗らない人も含めて往来が激しいです。


かつて”あいの風とやま鉄道”の改札口だった場所には窓口の名残が残っていますが、ここにはちゃんと高山本線の案内があって一安心です。
なお、”あいの風とやま鉄道”の乗り場では”あいの風とやま鉄道”の切符の他は、JR高山本線は猪谷までのきっぷのみ発売しており、猪谷以遠まで乗車する場合や特急利用の場合などは北陸新幹線の乗り場の方へ行かないと買えないので要注意です。

南口側は特に変化はなさそうだったので北口へ向かいます。


それでは北口の方へ歩いていきます。


って、あれ?
ここってもしや・・・旧ホーム!?


どうやら北口へのアクセスはかつてホームだった場所を通り抜けないといけないみたいで、今でも通路となっている部分のみ仕切る形で開放されているみたいですね。
私が初めて富山を訪れた時は特急「はくたか」でこのホームへ降り立ったものですが、懐かしいです。


駅名標もそのまま残っていました。
”あいの風とやま鉄道”へ移管後もしばらく地平ホームを使っていたので当然ここの駅名標も”あいの風とやま鉄道”仕様です。


サプライズだったのはなんとJR仕様のものも残っていたことです。
JRのロゴが書かれていたであろう場所をシールで隠したと思われる跡がありますので、”あいの風とやま鉄道”移管後もJR仕様のまま使っていたところもあったんでしょうね。


既に列車の発着はないためか時計は稼働していないようでした。


それでは先へ進みます。
ホームの跨線橋が北口への連絡通路を兼ねているみたいですね。


ここも案内表示が修正された形跡がありますが、乗り場案内が書いてあったんでしょうね。


跨線橋の内部です。既に駅構内ではなく北口への連絡通路でしかなく活気はないですが、雰囲気は駅構内そのものですよね。


旧ホームを窓から見てみます。


工事の説明看板
現状は2番目の図の状態だと思いますが、最終的に地平ホームは撤去されて、高架下に富山ライトレールの駅を作る計画みたいです。
また、2020年を目標に富山地方鉄道の路面電車と富山ライトレールを直通運転させる構想もあるらしく今後の発展に期待です。


北口の駅舎です。
今回は取り上げなかった南口のほうがはるかに立派な駅舎ですが、新幹線駅あるあるの新幹線の駅舎と在来線の駅舎の格差ですねw


なお、跨線橋はあくまで南北自由通路みたいなものなので、駅舎の脇から普通に入れますw


最後にエレベーターのボタンですが、ここにも修正の跡がありますね。
元々はホーム階、改札階みたいな書き方だったんでしょうか。


それでは、30分ぶりの「ワイドビューひだ」で一旦高山へ引き返します。


今度は名古屋行きです。

「ひだ」で高山へ折り返す

慌ただしく駅取材を終えたら続いては「ひだ」に乗って高山へ引き返します。


発車するなりテーブルを出して広げたのは「ぶりのすし」です。
「富山ブラック」を食べそこねたので、せめて駅弁でお昼をと思ったのですが、名物「ますのすし」に並んで「ぶりのすし」なる駅弁を見つけてしまったので思わず購入w
値段的には「富山ブラック」が2杯は食べられるくらいしましたが、駅弁だとなんとなく財布の紐が緩みますw


箱から取り出すと木製の容器が出てきます。
押さえに使われている竹は飾りじゃなくてちゃんと器の蓋を押さえるのに活用されています。


蓋を開けると笹に包まれているのは「ますのすし」と同じですね。


笹をめくればようやく「ぶりのすし」にご対面です。
食べ方は付属のプラスチック製のナイフで食べやすいサイズに切りながら食べます。


お供に黒部の緑茶を飲みつつ、立山連峰を眺める・・・いやぁ、これぞ鉄道旅行って感じがします。


「ぶりのすし」を平らげてもまだ列車は平野を走っていました。


ダム(?)のようなものが見えてきて、列車はいよいよ山へ分け入っていきます。


JR西日本とJR東海の境界にあたる猪谷に差し掛かりました。


いかにも境界駅という写真が撮れました。
以前に18きっぷで高山本線を制覇した時はまだキハ40系が現役でしたが、今はJR東海区間はキハ25系になってしまいましたからねぇ・・・


どんどん車窓は険しい地形へと変化していきますが、シェルターに覆われた道路(?)を発見!
こんな設備が必要になるくらいこのあたりの環境は厳しいのでしょうね。


またしても薄っすら雪景色に・・・


ふと見つけた道路改良を求める看板ですが・・・
道路より先にこの看板を改良してあげてw


一応は先ほどと逆側の席に座ったので違う景色のはずなんですが、やっぱり似たような景色が続きますねw


↑このあたりが車窓のハイライトかなということで動画撮影です。
駅名がネタにされる打保駅付近です。


頑丈なスノーシェッドに守られた道路の姿も見たところで車窓シリーズは一旦切り上げましょう。

再び車窓が開けて飛騨古川にも停まったら高山に到着です。
列車はこのまま名古屋まで行きますが、私は大阪行きに乗りたいのでここで途中下車です。


高山に到着です。

高山駅

高山駅も以前の活動で訪れているのですが、実はその後に駅舎が建て替えられたみたいなのでその取材をしつつ高山の街をミニ散策したいと思います。


とりあえず改札を出ます。
観光地の駅ということで利用者数は多いと思いますが、流石に自動改札はありませんでした。


発車標に私の乗る大阪行きを確かめたら駅舎を見に行きましょう。


そして、こちらが建て替えられたばかりの駅舎です。
いかにも現代風のデザインですが、外国人も多く訪れる土地だけに、外国人受けも狙っているのでしょうか。


駅名部分


こちらもよく見ると駅名でしたが、”駅”の字がよく見ると列車だったり、”山”の字に至っては山そのもののデザインなのに何となく読めるのがすごいw


駅前を通りがかった濃尾バス


バス乗り場は駅前の道路から直接乗り入れられる構造でした。


駅舎を見るという目標も達した私は街へと吸い込まれていきます。
このまま一般の観光客に混じって街歩きをするのかといえばそんな事はありません。


更に行けばこんないかにも観光客が好みそうな雰囲気の路地へと進みます。
このまま普通に観光する流れになりかけていますが・・・


お目当てはこちら、「飛騨牛握り寿司」です。
寿司といえば魚なんて誰が決めた?と言わんばかりに名物の飛騨牛を寿司にしてしまったこのご当地グルメですが、いわゆる「インスタ映え」すると若い女性たちにも人気なんだそうです。
使っている牛肉も飛騨牛ですから味もいいですし、見て面白し、食べて美味しいので高山を訪れたらぜひ食べてみては?
なお、食べ歩きグルメとして開発されたため、注文するとえびせんべいに乗せて提供され、せんべいを皿代わりにして食べ歩いて、食べ終わったらそのせんべいまで食べてしまえばゴミが出ないというすぐれものです。

車中で「ぶりのすし」を食べたばかりなのでそんなにお腹は空いていませんでしたが、前回観光で高山を訪れた際に気になっていたものの食べずに帰ってしまったため次回こそは絶対食べると決めていたのでした。


値段の割にあっさり食べ終えてしまってもう駅へ戻りますが、その道中でポンチョを見かけました。
「まちなみバス」という周遊バスですね。


こちらは駅の隣にあるバスセンターです。
高山も高速バスの集まる場所であり、白川郷や松本など、バスでしか行けない場所もありますから、バスを利用する旅行者も多いです。


それでは構内に戻ります。


先程は早く「飛騨牛握り寿司」を食べたい一心で素通りした通路もしっかりレポートします。
やっぱり外国人向けなのか和風のデザインですね。


「高山祭り」で使うものなのでしょうか。山車の一部が展示されていました。


赤外線センサーまで使って、意外と厳重なセキュリティでした。
いくら興味を持っても絶対に触ってはいけません。


まだ時間もあるので反対口へも行ってみましょう。


こちら側は向こう側よりはおとなしいデザインですね。


それでは、そろそろ時間なので改札へ向かいましょう。
「ひだ」の案内ですが、ちゃんと「大阪」も案内されているのは関心です。


ここも列車別改札みたいで、改札のタイミングはこんな看板で示されます。


改札も済ませてホームへ入りました。


そういえば、駅名標を撮っていませんでしたね。


縦型も忘れずに・・・


とっくに入線していた「ひだ」
やっぱり、特急は始発駅では早めに入線していて欲しいですよね。


名古屋行きと併結されていますがもちろん乗るのはこっちではなく・・・


大阪行きです。


そして、大阪行きの編成の先頭車はなんと自由席!
私は自由席特急券を買っているのでその車両に乗ることになった上、まだ誰も乗り込んでおらず座席は選び放題!
これはもう展望席に座るしかないですね。

なお、気動車のエンジンって普通は車両中央部に設置されていることが多いため、車端部に座るとジョイント音ばかりでエンジン音が聞けないという問題があるのですが、キハ85系の場合、エンジンを2基搭載しているためか、車端部でもはっきり聞こえるほど響いていて、全く問題ありませんでした。

「ひだ36号」 高山→大阪 296.5kmの旅

それでは、今回の遠征の中でも目玉とも言える「ひだ36号」に乗って大阪までの300km近い大移動が始まります。
まず、この「ひだ36号」、及び大阪直通運転の概要について説明ですが、特急「ひだ」のうち、1往復のみ大阪発着で運転されており、大阪行きが今乗っている「ひだ36号」、逆に大阪発高山行きは「ひだ25号」となっています。
岐阜~高山間は名古屋発着の便と併結されており、岐阜駅で分割併合をします。
以前は「しなの」も大阪発着の便があって、「ひだ」と並びJR東海の在来線特急が関西へ乗り入れる例となっていましたが、そちらは残念ながら名古屋以西への乗り入れが中止され廃止されてしまいました。(大阪発着「しなの」の記事はこちら)

東海道本線内での停車駅ですが、岐阜を出ると大垣、米原、草津、京都、新大阪、大阪と停車します。
かつての大阪行き「しなの」は名古屋を出ると岐阜、米原、京都、新大阪、大阪と停車しており、「ひだ」はそれに加えて大垣、草津にも停車していますね。
歴史から行くと、1966年に大阪~高山間で運行開始した急行「のりくら」の流れを汲む列車ともいえ、その後何度か名称変更などがあった後、1995年より「ひだ」の一部が大阪発着となりました。
1999年までは急行「のりくら」の流れを汲む「たかやま」も並行して運転されていたので、大阪~高山間は「たかやま」と「ひだ」が重複して運転されていたことになりますが、1999年に「たかやま」が廃止になると大阪発着は「ひだ」に一本化されて、現在に至ります。
所要時間だけ見れば一度名古屋に出てから新幹線に乗り継いだほうが早いでしょうし、「しなの」ですら大阪直通が廃止された現状で運転が続いているのは、何だかんだで安定した需要があるのかなという気もしますが、それも含めて今回の乗車で見てみたいと思います。


対向の「ひだ」がやってきたらもうすぐ発車です。


↑発車を待つ間に車内案内表示器の表示を撮りました。

いよいよ発車です。
発車間際にぞろぞろと乗り込んできて騒がしくなるのではないかという心配も杞憂に終わり、静かな車内で旅が出来そうです。


展望席から眺めると通過駅すら絵になりますねぇ。


調子に乗って色々撮っちゃいますw


鉄橋を渡ったり・・・


山肌に沿って走ったり・・・


また鉄橋を渡る
いやぁ、童心に帰って展望席を満喫ですw


生憎雨が降り始めましたが、まだまだ撮ります。


道路と並走
なんてことをやっていたらもう下呂を過ぎて山の景色は過ぎ去っていきました。


美濃太田も過ぎて平野に出ました。
隣に並走する電化複線の線路は名鉄各務原線です。
鵜沼~岐阜間でほぼ並走していますが、駅間は名鉄の方が短く、本数は名鉄の方が多いので、日常の足としては名鉄、ちょっと遠くまで行くときはJRって感じで使い分けられているのでしょうか。

そういえば、ここまでの間にいくつか停車駅があったわけですが、意外と乗ってくる人はいませんね。
ホームには待っている人がいるのを見ているので、ほとんどが名古屋行きの編成に乗っているか、あるいは指定席を取っているので自由席には乗ってこないだけなのか・・・


↑那加駅付近から岐阜駅到着までは展望動画を撮りました。
どうせ撮るならばもっと景色のいい山岳区間で撮ればよかったなと思ったりw
でも、市街地を駆け抜けるディーゼル特急というのもまた面白いので是非ご覧下さい。

そして、岐阜に到着です。
高山本線は東海道本線の大阪方面に向けて合流していくので、名古屋方面ではスイッチバックが必要でしたが、逆に大阪方面へはそのまま同じ方向に進むことができます。
ただし、名古屋行きの編成との分割作業があるのでしばらく停車しますけどねw
ここで結構降りていきました。
大阪行きなのを知らないでこっちの車両に乗っていて慌てて乗り換える人か、そもそも岐阜が目的地だった人たちですかね。


分割も終えて身軽になって東海道本線を西へ進みます。
「ひだ」に乗っていると通常は名古屋~岐阜間というごく短区間でしか東海道本線の爆走を体験できないのですが、大阪発着ならば岐阜~大阪間でたっぷり楽しめるのは乗り鉄的には魅力ですかね。


↑「ムーンライトながら」の名前の由来でもある長良川を渡ります。


東海道本線に入ってからは駅ごとに車内案内表示を撮っていきます。


大垣駅に入線します。
まだ313系とかが普通にいる区間なので「ひだ」の車窓としてはそんなに違和感がないですね。

さて、大垣を出たら私としては楽しみにしていた区間が始まります。
それは・・・


↑動画でどうぞw

とはいえ・・・動画に丸投げってわけにも行かないので記事本文中でも説明しますと、大垣から関ヶ原にかけての下り線は2つのルートが存在しており、大半の旅客列車が経由する垂井駅経由の線路(通称:垂井線)と、貨物列車と特急列車のみが経由する垂井駅を経由しない線路(通称:新垂井線)があります。
なぜ2つのルートが存在するかというと、元々は上下線とも垂井駅を経由するルートで建設されましたが、この区間には25‰の急勾配が存在し、下り列車は大垣駅に停車して補助機関車を連結する必要があった上、牽引できる両数にも制約がありました。
戦時下の1944年にこの不便を解消して輸送力増強を図るために勾配を10‰に緩和した迂回線を建設し、従来の下り線は撤去して、上下で別ルートとなりました。
この迂回線が現在の新垂井線ということになりますが、迂回線は垂井駅を経由しないため、この代替として新垂井駅が設置されました。
新垂井駅は下り列車のみが停車し、垂井駅には上り列車のみが停車するという扱いであり、新垂井駅から大垣方面に行きたい場合や、逆に垂井駅から関ヶ原方面に行きたい場合などは一度反対方向の列車に乗って大垣、ないし関ヶ原で折り返し乗車をすることを認めたり、垂井駅と新垂井駅を連絡するバスを走らせるなどしたものの、元々利用者数自体は多かった垂井駅の利用者からしたらこれは不便だという声が多く、戦後の1946年には下り普通列車用に新たに垂井駅を通る線路が設けられ、下り列車については新垂井駅を通る列車と垂井駅を通る列車の両方が運転される状況が続きました。
しかし、やはり従来から存在した垂井駅の方が圧倒的に利用者が多く、次第に垂井駅経由の列車ばかりになり、末期には新垂井駅経由の列車は1日にわずか6本という状況になり、国鉄末期の1986年に廃駅となりました。

現在は列車の性能も上がっており、普通列車については新垂井線を通るメリットがなく、新垂井線を通る普通列車は運行されていませんが、従来の本線よりあとに作られたため線路規格が高くスピードが出せることもあって今でも特急列車については新垂井線を通って運行されています。また、貨物列車にとっては25‰の勾配はやはりネックであり、これを迂回できるメリットは大きいため、貨物列車にとっては今でも新垂井線は有用といえますね。

ただ乗っているだけならば知らなくてもいい雑学ではありますが、時刻表で東海道線下りのページを開いて「しらさぎ」や「ひだ」などの特急列車を見てみると、垂井駅だけ通過を示す「レ」ではなくて、経由しないという意味の「∥」になっているはずですから、興味のある人は時刻表を開いて確かめてみましょう。

ところで、運賃制度上は新垂井線を別線とはみなしていないようですから、乗りつぶしにおいてこの新垂井線を別路線とみなすかはそれぞれの自由ということになるでしょうが、もし新垂井線も別路線とみなして乗りつぶしをするならば下りの特急列車に乗らないと乗車できないためちょっと乗りつぶしのハードルの高い路線かもしれませんね。

と言ったところでもう米原です。
・・・って案内表示を撮るの忘れたw

米原からはJR西日本管内に入ります。残念ながら「ひだ36号」は高山始発なので当てはまりませんが、もし富山発大阪行きなんて列車が存在すれば、JR西日本区間から始まり、JR東海を経てまたJR西日本に戻るなんてルートになりますねw
「琵琶湖線」なんて愛称もある米原以西では先行列車に追いついてしまうみたいで思ったほどは飛ばしてくれませんでしたw


草津に到着です。
京都~米原間は東海道新幹線では一番駅間が長い区間であり、そのほぼ中間に位置する草津は案外「ひだ」の需要が高い駅かもしれませんね。
まあ、実際のところそんなに降りる人がいたようには思えませんけどw

草津からは西明石まで続く日本最長の複々線区間が始まります。
いよいよ本領発揮とばかりにかっ飛ばして一気に京都まで進みました。


京都からは意外と乗ってくる人がいて驚きましたが、全員迷わず展望が見える前方の席に座り、カメラを構え始めたので、これは京都~大阪間なら特急料金も大したことないから1日1本の「ひだ」に乗ってみようっていう鉄ちゃんたちですねw
京阪神地区の東海道線には新快速というチートみたいな列車がありますから一般利用者はこの区間だけ特急利用というのはあまりメリットが無いんですよね。


↑複々線区間名物 電車同士の競争w


快速電車とのバトルは勝利を収めて「ひだ」は新大阪駅に滑り込みました。


新大阪ではあまり降りる人はいないようです。
そりゃあここまで来て新幹線に乗り継ぐくらいなら名古屋か、せめて米原あたりから新幹線に乗っていますよねw
ということで、最後の方はほぼマニアの貸し切りみたいな雰囲気でしたね。


↑最後の1区間は展望動画を撮りました。
夜だし雨降ってるけど気にしない!w

郊外だと夜の展望動画なんて誰得でしょうが、繁華街も近い大都会大阪の近辺なら夜でもそれなりに見応えのある映像になるのでは?という期待もありましたが、どういう感じかは是非再生して確かめてみて下さい。


大阪環状線の323系も見えたら終着駅の大阪駅に到着です。


最後に案内表示を撮ったら降りようと思ったら、何故に「岐阜」w


降りたらもちろん外観撮影です。
当駅でキハ85系が見られるのは1日2回しかないですからね。


もちろんキハ85系単独でも・・・


↑引き上げシーンです。

さて、あとはこのまま撤収!・・・と言いたいですが、今日中に和歌山まで行かないといけないのでまだ旅が続きますw

和歌山へラストスパート

「ひだ」を満喫したらもうお腹いっぱいでこのまま大阪市内で泊まりたい気分ですが、和歌山へ向けてもうちょっと頑張ります。


というわけで、一旦普通列車で新大阪へ引き返します。
これは「くろしお」に乗り換えるためですが、「ひだ」に全区間乗車したいがために新大阪~大阪間の往復乗車券を別途用意しましたw
「くろしお」も西九条にも停車するので大阪環状線で西九条へ出て乗り換える手もあったのですが、こちらは始発駅から乗って座れる可能性を上げたいという現実的な理由から新大阪からの乗車としました。


一瞬「サンダーバード」?と思ってしまいましたが、元683系の289系という車両です。
これは北陸新幹線開業で余剰となった683系から交流用機器を撤去して直流専用車としたもので、「くろしお」のほか、「こうのとり」でも活躍しています。
683系としては乗ったことがありますが、289系としては初乗車なので、一応収穫になるのでしょうか?w


ちなみに、白浜行きです。
白浜行きの最終列車であり、これ以降は紀伊田辺行きか和歌山行きといった沿線住民の帰宅需要に特化した列車ばかりになります。
この白浜行きにしても、観光で使うには遅すぎるので、むしろ白浜の住民が帰宅する足という意味合いが強いんでしょうけどね。

「くろしお」としては3回目の乗車ですが、289系ということで車両が違うこともあってなんだか新鮮な感じです。
あと、西九条に停まる特急にも初めて乗車しましたね。私は知らなかったのですが朝夕は特急も西九条に停まるみたいです。
大阪環状線内からの利用で天王寺まで出るのは遠いって人たちや、ユニバーサルスタジオジャパンから帰る時なんかは便利でしょうね。

天王寺を出ると大阪市とはお別れですが、日中の「くろしお」が和歌山までノンストップなのに対して、私が乗車した便は日根野、和泉砂川にも停車してから和歌山となります。
阪和線内でのホームライナー的な役割もあるんでしょうね。

最後はウトウトしながらの乗車であり、これくらい書いたらあとはレポートを締めたいと思います。
和歌山もろくに撮影もしないで宿へ直行しましたしね。
ということで、「ひだ」の旅としては完結しましたが、翌日からまた和歌山を起点に別の活動が始まりますのでそのレポートはまた別枠でやります。
また更新に時間がかかるかもしれませんが、どうぞ気長にお待ち下さい。

それでは!
~追記~
翌日分のレポートも公開しました。

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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