特急「しなの」で行く長電を満喫する旅

今回は福岡から関東へ戻る途中に行った活動の2日目となります。
時系列としては、関西での活動の翌日となります。

行程の説明


昨夜大阪で一泊した私は朝の9時前に大阪を発車する特急「しなの」に乗り込み長野駅まで向かいます。
長野からは長野電鉄のフリー乗車券を購入し、特急「スノーモンキー」を湯田中まで1往復したら普通列車で村山駅まで1往復、そして、特急「ゆけむり」で信州中野まで1往復したら長野からE7系の「あさま」で東京まで行くというものです。
昨日よりも活動時間そのものも短いですし、ちょくちょく乗り換えてばっかりだった昨日に比べて乗ってばっかりなので楽ですね。
ちなみに、なんで村山駅という中途半端なところまで1往復なのかは読み進めて頂ければ分かりますw

やってしまった!?

今朝は8時57分発で、駅まで10分足らずの立地のホテルだったので普段の我々の行程からすればかなり余裕を持って出発できるはずでした・・・
しかし、昨夜の遅いチェックインに起因する遅い就寝がたたったのか、目を覚ますと時計は8時過ぎを指していました。
列車にはなんとか間に合う時間だったのが不幸中の幸いでしたが、ここで脳内緊急会議が始まります。
議題は「朝食をどうするか」です。ホテルには朝食サービスがあるのですが、のんびり食べていては列車に間に合わないのは必至。
結局、会場の様子を見に行って混んでいるようなら断念し、空いているならば大急ぎでかきこむこととし、とりあえず会場へ向かいました。
幸いにして空いていたので大急ぎで食べて身支度を整えてチェックアウトしました。
この時点で8時40分頃でした。昨夜歩いたため道はわかっているとはいえ、この時間帯は駅からオフィスへ急ぐサラリーマンたちの流れに逆らって駅に向かわなければならず、これでも間に合うか正直不安でした。
まあ結論を言ってしまえば取り越し苦労だったんですけどねw

列車も遅刻!?

大急ぎで大阪駅までやって来た私ですが、ホームに行くともう発車時刻が迫っているというのに列車が入っていくる気配がありません。
アナウンスによるとJR神戸線内で踏切安全確認を行った影響でダイヤが乱れているようです。
「しなの」は大阪始発ですが、これの影響を受けて入線が遅れているようです。

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思いがけず待ち時間ができてしまったので発車標を撮ります。
当駅で「しなの」の表示が見られるのは1日1回だけですからねぇ。

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ようやくやって来ました。以前の長野の旅ではやたらと見た383系も乗るのは初めて。ワクワクします。


↑入線を動画撮影しました。

いよいよ乗車

早速乗車すると予想通り車内はガラガラでした。座席もよりどりみどり。
所要時間では名古屋まで新幹線を利用したほうが早いでしょうし、1日1本しか無いためか長野方面まで直通で行けるということが浸透していないのかもしれませんね。
停車駅もかなり絞られていて、大阪を出ると新大阪、京都とここまでなら普通ですが、その次は一気に米原で、その次は岐阜、そして名古屋と進みます。

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車窓を眺めていると巨大な板チョコがw

京都からはいくらか乗車がありました。京都観光の次は長野へという人も結構いるんでしょうかね。

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車窓は次第に雪景色に。

米原でも多少の乗車があり、いよいよJR東海区間に入ります。

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豪雪地帯として知られる関ヶ原付近で更に雪は深くなります。

そして、岐阜に停車ですが、ここは結構乗降があった印象ですね。
やはり新幹線の岐阜羽島駅は不便なので在来線での直通需要は大きいんでしょうか。

中央西線へ

東海道本線をひた走ってきた「しなの」も名古屋の隣金山駅から中央西線です。
名古屋発着の「しなの」は1時間に1本ペースで運行されるだけあって大勢の乗車がありました。
座席もほぼ埋まり、「しなの」の需要の多さを実感しました。
ところで、この時点で20分程度の遅れが出てました。原因としては、今朝のJR神戸線での踏切安全確認の影響で大阪発車が遅れ、先発の新快速の後追いをする形となってJR西日本管内でノロノロ運転となってしまったことが挙げられます。
新快速も京都までは早いんですが、その先はこまめに停車するので京都~米原ノンストップの「しなの」に追いかけられるとあっさり追いつかれてしまうんですねw

名古屋を出ると千種・多治見・中津川・・・と停まっていくのですが、普通列車では何度か通った中央西線も特急で通るとまた違って感じられました。
回復運転もあってか特急らしいかっ飛ばしぶりを堪能します。

木曽路へ

中津川を出るといよいよ木曽路と呼ばれる区間になります。
普通列車では何度か通っている区間ですが、この区間は普通列車よりも特急列車のほうが多いほどの閑散区間ですから18キッパー泣かせの区間ですが、特急だといつの間にか入っていたという感じですw

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渓谷沿いの車窓に変わっていきます。

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名古屋付近で一旦は消えた雪も再び戻ってきました。


↑十二兼駅付近


↑野尻駅付近


↑上松駅付近

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木曽福島駅ですが、雪がすごい

そうそう、普段は通過する南木曽駅ですが、今日に限って臨時停車するというアナウンスがありました。
どうも本来は中津川駅で接続する普通列車と接続が取れないために南木曽駅で接続することとしたようです。
神戸のトラブルが長野まで波及してしまうのは長距離運行の「しなの」ならではでしょうかね。
ちなみに、大阪~長野間は441.2kmありますが、これは定期昼行特急列車としては2015年現在最長の運行距離だそうです。

JR東日本区間へ

塩尻からはいよいよJR東日本の区間に入ります。
すっかり見慣れた313系ともお別れでここからは115系211系E127系なんかが対向列車のバリエーションになってきますね。
この区間も普通列車では何度も通りましたが、特急で通るのは初めてです。
そういえば、塩尻の案内では所定の甲府方面の普通列車に接続できない補償として、特急「あずさ」に特急券無しで乗車可能とする特例を認めるとアナウンスがありました。
今回は中央東線の方には行かないので私には無関係ですが、今は別会社とはいえ、JRグループ同士で連携はしっかりしているんですね。
列車は松本を過ぎ、いよいよ長野へのラストスパートをかけ始めます。
日本三大車窓の姨捨も通りますが、前回撮っているのでここは普通に眺めるだけw
考えてみれば大阪を出て5時間も「しなの」に乗っていたんですね。
新幹線が津々浦々に広がりつつある昨今、これだけ長時間乗車となる特急列車も少なくなりましたよね。
博多~宮崎・宮崎空港も乗り通すと同じくらい時間がかかりますが、距離にすると大阪~長野より30kmほど短い411.7kmみたいです。

長野駅

大阪を出て5時間ぶりに列車から降り立って長野駅に到着です。
5時間というと新幹線なら博多~東京を移動できてしまう時間なんですよねぇ~

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しなの鉄道北しなの線の幟が出ていました。そういえばもう数カ月後の出来事なんですよねぇ
早く信越本線のうちに乗っておかないと!

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よくあるコミュニティバスかと思ったらなんと電動バスだそうです。
どんな走行音を聞かせてくれるのか非常に興味がありましたが、次の行程もあるので今回は断念ですね・・・

長野電鉄のフリー乗車券を購入したらホームへ移動します。

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最初に乗るのはこれ、「スノーモンキー」です。
見れば明らかだと思いますが、元々はJRの253系を譲り受けたものです。詳しくは聞ける車両辞典に譲りますけどねw
実を言えば、これも乗るのは2度目なんですが、本命だった1000系「ゆけむり」まで時間が空いてしまうので暇つぶしということですw
これも列記とした特急列車なので乗車には乗車券と別に特急券が必要なんですが、100円というお手軽ワンコインで買える特急券なので往復乗っても200円追加するだけで済みますw

長電の旅

久々に乗る長野電鉄で、2100系「スノーモンキー」も2度目なんですが、前回はB特急で今回はA特急という違いがあります。
一応解説を入れると、長野電鉄の特急には2種類あって、A特急とB特急と言います。
JRの特急料金でもA特急料金・B特急料金というのがありますが、それとは全く無関係で停車駅の違いで特急を区別しているんですね。
A特急は日中に運行される列車で停車駅も最小限に絞られています。湯田中温泉への観光客輸送がメインの列車と言ってもいいでしょう。
一方のB特急は朝夕を中心に運行され、長野~須坂間で停車駅が増やされており、沿線住民向けのライナー的な意味合いが強い列車といえるでしょう。
どちらも特急料金は必要ですが、停車駅の差以外には違いはなく共に100円で利用できます。
で、前回は遅い時間にとりあえず乗っておこうということで乗ったため同じ「スノーモンキー」でもB特急でした。私の乗りつぶしルールでは種別に関わらずなんでもいいからとにかく乗れば乗ったことにするということになっているので、乗りつぶしという意味ではA特急で乗り直す必要はなかったんですが、種別違いで録音を集めたかったのと明るい内に湯田中まで乗ってみたかったというのがありました。

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新幹線が見えたり


↑村山橋です

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長野らしい山の風景

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進めば進むほど雪深くなります。

湯田中駅

終点の湯田中駅に到着です。
前回訪問時は夜だったので、明るい内に訪れるのは初めてです。

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駅名標です。縦型なのに隣の駅も載っているんですね。

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流石は温泉地、名所案内もありました。

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「スノーモンキー」だけに猿の写真があしらわれています。
そういえば、イラストはいいですが写真を車体にあしらうのってあまり無いですよね。

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終端部
そういえば、当駅って昔は駅構内にスイッチバックがあるような構造だったそうですね。
なんでも3両編成が入線する際は一旦ホームを通過して駅の向こう側の線路まで進んでからポイントを切り替えてホームに付けるという大型バスがバックでバス停に付けるかのような運用をしていたそうです。
それも見てみたかったなぁ

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改札口です。昔ながらの手渡しスタイルですね。
観光地にはこういうやり方のほうが似合っている気がします。

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駅から直結でバス停に移動できます。
雪の多い地方では屋根の下から出ずに乗り換えできる利便性は大きいんでしょうね。

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長電バス
当駅からの路線バスは周辺の温泉地を結ぶものが多いですが、白根火山行きに乗車するとJRバス関東の草津線と接続して草津温泉・長野原草津口駅などにも乗り継げるようです。
かつてはJRバスも当駅まで来ていたようですが、白根火山以北が廃止されて現在に至るようですね。

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こちらも長電バスですが高速バスタイプでしょうか。
当駅から発着する高速バスは京都・大阪行きがあるようですね。

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駅舎です。

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駅から少し行ったところにこんな看板がありました。
最初はスイッチバックをしていた頃の駅舎に関するモニュメントか何かかと思いましたが、単なる観光客向けの看板のようですね。
とはいえ、駅名標を模したデザインはいいセンスだと思います。

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看板の場所から駅を振り返ります。
スノーモンキーも見えますね。

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特徴的な門が温泉街の雰囲気を醸し出します。

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反対側にも門

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あれは足湯ですかね。
そういえば、アニメ「鉄子の旅」では横見さんがズボンの裾を濡らしてしまったというネタがありましたね。
そういう意味ではこの旅は聖地巡礼にもなっていますかねw

そろそろ列車の発車時間なので駅に戻ります。今度も「スノーモンキー」に乗って長野まで引き返します。
そのまますぐに引き返して村山駅まで普通列車で移動です。

村山駅へ

長野についたらそのまま隣のホームに停車中の普通列車に乗り換えます。
これもフリー乗車券だからこそなせる芸当ですね。

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この列車に乗って村山駅へ向かいます。
既に車窓は日没寸前という感じですが、正直日照時間を読み違えましたw
村山駅を訪れる理由は村山橋を見たかったからなんですが、この調子だと現地につく頃にはすっかり暗くなっている可能性が高いです。
つい九州の感覚で行程を作ってしまいましたが、東日本は日没が早いんですよね。
まあ、村山駅訪問をやめても「ゆけむり」に乗るのは変わらないので予定通り行きますけどw

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到着しましたが、予想通り暗いw
駅名標も光らないタイプなのでちょっとつらいw

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ホームは1面2線の島式で交換可能駅です。

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駅舎とは構内踏切で連絡します。

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駅舎です。村山橋目当てで来たとはいえ、駅舎も味のある木造駅舎でした。
これは明るい時に再訪したいですね。

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しばらく進むとこんな場所に出ました。
どうやら旧村山橋を紹介する広場になっているようです。
”旧”と書きましたが、実は現在の村山橋は2代目の橋でして、初代は片側1車線の道路と長野電鉄の線路の共用橋となっていて、老朽化や増加した道路交通に対応するために架け替えられ、現在は片側2車線の道路が通っていて長野電鉄の線路も同居する共用橋なのは同じです。
普通は架け替えのタイミングで別々の橋にされそうなものですが、共用橋のままになったのは面白いですよね。

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旧村山橋の部材を活用したのかモニュメントになっていました。

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暗くてよく分からないかもしれませんが、現在の村山橋です。
広々とした道路に対して単線の長野電鉄はちょっと肩身が狭そうw


↑「ゆけむり」の通過シーンですが、暗いので走行音メインでお楽しみ下さいw

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橋自体がかなりの長さで向こう側まで渡ってしまうと列車の時間までに駅に戻れなくなりそうなのでこの辺りで撤退します。
線路と歩道の間には高いフェンスがあって意外と撮りづらいということがわかったのは成果かもしれませんが、やっぱり明るい時に再訪したいものです。

このくらいで駅に戻って再び普通列車で長野に戻ります。
橋までの往復ですっかり冷えた体も列車のヒーターがすっかり温めてくれました。

特急「ゆけむり」

今回長電に乗りに来た最大の理由と言っても過言ではない1000系「ゆけむり」にいよいよ乗車します。

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初対面の1000系

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長野電鉄の場合、特急も基本的に自由席なので展望席も早い者勝ちになるわけですが、遅い時間だったためか余裕で展望席をゲット

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普段は倍率が高くてなかなか座れない展望席を満喫します。
といっても既に夜ですがw


↑展望動画その1


↑展望動画その2


↑展望動画その3

ちなみに、今回はB特急でして、湯田中行きではなくて信州中野行きです。
信州中野で湯田中行き普通列車に接続というダイヤになっていますが、今回は信州中野までで折り返します。
末端区間も普通列車では乗ったことがなかったので乗りたかったといえば乗りたかったですが、そうすると往路で1000系に乗ることができなくなりますからね。

信州中野駅

既に真っ暗ですが折り返しに時間があるので少しだけ撮影していきます。

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駅名標

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縦型

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何やら封鎖された通路がありました。最初は何かと思いましたが、そういえば、当駅からは昔木島線という路線が分岐していたのでその乗り場の跡地ということですかね。
木島線は私が初めて長野の土を踏む前に廃止されてしまったので往時の姿は全く知らないんですけどね。

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中は特に何かに利用されている様子もないですが、撤去にもお金がかかるのでそのままという感じでしょうか。

nakano-caution
こういうフォントなんか好きです。

nakano-sta
最後に駅舎を撮ったら再び「ゆけむり」で長野駅に引き返してあとは東京へ戻るだけです。

あとは帰るだけ

長野駅に戻ってきたら、あとは長野新幹線に乗って一気に東京へ向かうだけですが、長野電鉄と新幹線の接続が微妙に悪く乗り換えに時間があります。
しかし、ちょうど夕飯時でお腹も空いてきたのでせっかくの空き時間を活用して食事をとってから新幹線に乗ります。
長野電鉄の乗り場を出るとすぐに「九州とんこつ」という聞き捨てならないワードを見つけた私は迷わずそのお店でとんこつラーメンを頂き、体を温めました。
せっかく長野に来たのだから信州そばでも食べればよかったという気もしますが、関東に移住してからというものとんこつラーメンは希少な存在となりつつあり、飢えていたんですねw

nagano-irumi
駅前は未だ工事中でしたが、イルミネーションされていました。
新幹線延伸が迫っているためか、長野駅は来る度に何かしら変わっているイメージがありますw

4th-nagano-sign
新幹線乗り場にやって来ました。
片側の隣駅がシートで覆われていますが、きっと「飯山」と書かれているんでしょうね。

4th-nagano-E7
そして、乗車するのはこのE7系です。
間近で見るのも、乗るのも初めてです。

4th-nagano-W7
隣のホームにもE7系・・・と思ったらW7系のようでした。
まあと言っても実質的に同形式で、JR東持ちがE7系、JR西持ちがW7系というだけの話ですがねw

4th-nagano-E7-inside
前回はすごい混雑で座席を確保するのもままならなかったため、混雑するイメージが強かった長野新幹線ですが、前回はE2系8両編成だったのが、E7系12両編成だった上、前回より遅い時間の列車だったためかこの通りのガラガラでした。

高崎まではこの通りのガラガラ状態でして、高崎から多少は乗ってきたもののそれでも空席が目立っていました。
現在は長野県内から首都圏への利用に限られているのもあるんでしょうが、金沢開業後はもっと混み合うようになるんですかね。

コンセントも付いて滑らかで快適な走りのE7系を満喫しているとあっという間に首都圏に入りました。
今回も大宮駅では降りずに東京駅まで乗り通してから在来線で大宮駅に戻りましたが、やはり乗ってばっかりの行程が多かったおかげかさほど疲れることもありませんでした。

というわけでレポートは以上です。最後までお付き合いありがとうございました。

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つばめ501号(管理人) について

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