いよいよ都道府県を跨ぐ移動の自粛要請も解除されたこともあって、早速遠征に出かけました。
その行先ですが、長野県の”しなの鉄道”であり、新型車両SR1系導入に伴い115系の置き換えが始まるということで今回の遠征を決めました。
今回の行程
7月4日にSR1系の運用が開始され、まずはライナー列車である「しなのサンセット」「しなのサンライズ」「軽井沢リゾート」としての運用が始まり、徐々に普通列車にも投入されるようですが、現時点では”しなの鉄道”に所属する車両は115系のみということであり、今回は普通列車から快速列車まで、とにかく115系に乗って、撮って、という行程になっています。
具体的な内容ですが、1日目は北陸新幹線で軽井沢まで向かったら、「軽井沢リゾート」で一気に妙高高原まで行き、ちょっとだけ”えちごトキめき鉄道”にもお邪魔して北新井まで1往復し、更に北しなの線を長野まで1往復したら、再度「軽井沢リゾート」で軽井沢に戻って、最後は上田まで普通列車で移動して宿泊となります。
というわけで、初日は「軽井沢リゾート」がメインであり、しなの鉄道移管後には乗っていなかった北しなの線の普通列車や、やはり”えちごトキめき鉄道”移管後には乗っていなかった妙高高原~新井間にも乗るという内容です。
2日目については翌日分の記事で説明するとして、早速本題へ進むとしましょう。
久々の新幹線でまずは軽井沢へ
ここしばらく遠征を自粛していた関係で、新幹線を利用するのも、昨年12月の鳥取遠征以来であり、半年ぶりの新幹線だったわけですが、やっぱり新幹線も定期的に乗っていないと物足りなくなりますねw
まあ、今回は東京から軽井沢と僅かな区間しか乗らないんですけどねw
久しぶりだとかいいつつも、結局行先表示だけ撮って乗車というw
乗り込んだら早速駅弁タイム!
朝食代わりにしては豪勢に行ってしまいましたが、久々の遠征だしこれくらいでいいでしょうw
牛タンも思ったよりたくさん入っていましたし、温める機能付きの容器なのでホカホカにして食べられるのも嬉しいです。
まあ、今回の目的地は牛たんで有名な仙台ではなくて長野なんですがw
東京を出て地下駅の上野を過ぎると、眺めの良い高架橋区間となり、赤羽付近に差し掛かりました。
赤羽駅って真上を新幹線が通っているわけですが、駅はないので乗り降りはできないというちょっともったいな気もする駅ですよね。
もし赤羽から新幹線に乗れたら便利だと思いますが、流石に上野や大宮に近すぎますかね。
大宮を出るといよいよ本領発揮の区間となり、200km/h超えの新幹線らしい走りにテンションも上がりますが、軽井沢で降りてしまうので、あっという間に終わってしまいましたw
新幹線駅にしては珍しい地上駅となっており、独特の雰囲気がありますね。
列車発車後もホームドアが開いたままだったのに驚きましたが、列車が走り去ってしばらく経ってから閉まるようですね。
乗車位置案内はE7系のイラスト付きでした。
ニホンリスの写真入りもありました。
自然の多い軽井沢だけに動物なんでしょうか。
コンコースです。屋根が三角形の上側みたいな形になっているのが面白いですね。
当駅から登山に向かう人も多いのかこんな注意書きがありました。
更にはこんな注意書きも・・・
噴火警戒レベルに合わせて板を差し替えられるようになっているらしく、本当に活火山なんだなと実感しますね。
まあ、私は山というのは車窓から眺めるもので、登るという発想がないので関係なさそうですがw
あとは、反対側の駅舎もありまして、復元された旧駅舎もあるのですが、今回はしなの鉄道を行ったり来たりする関係上、軽井沢駅にもまた来るのでそれは後回しにしてそろそろしなの鉄道乗り場へ向かいます。
脇には駅そば屋がありまして、その名も「しなの屋」というようですが、軽井沢といえば碓氷峠のすぐそばということで有名な「峠の釜飯」も食べられるようです。
ただ、この時間では開いていませんでしたが・・・w
SR1系の大々的なPRが行われているのを確認したら1日フリー乗車券を買って構内へ入ります。
構内へ入るとホームですが、実は真っ直ぐ進む方のホームからは列車に乗ることはできません・・・
その先に居たのは・・・「峠のシェルパ」の愛称もあるEF63形!
有名な機関車ですが一応説明すると、横川~軽井沢間にあった碓氷峠に立ちはだかる66.7パーミルの急勾配に対応するため、この区間を走行するすべての列車にこの機関車を連結してアシストをしていました。
このEF63形は碓氷峠専用と言ってもいい形式であり、この軽井沢駅にも縁深しな機関車ですが、長野新幹線が開業して碓氷峠区間が廃止になると役目を終えてこうして保存車両となったもの以外は廃車になりました。
なお、碓氷峠の反対側にあたる横川駅に隣接している「碓氷峠鉄道文化むら」にもこの機関車が保存されており、しかも実際に走行できる状態である動態保存がされている上、所定の講習を受ける必要がありますが一般人でも運転体験が可能なので、興味のある方はぜひ!
線路へ降りちゃう人が出そうなので仕方ないですが、撮影のことを考えると柵は付けないで欲しかったかなw
このスペース自体がかつてのホームであり、使わなくなったホームをそのまま保存車両の展示スペースにしてしまったわけですね。
というわけで上から覗き込むと元々は「パーミリ」と書いてあったみたいです。
調べると1000分の1である”‰”は一般的には「パーミル」と読むことが多いですが、「パーミリ」と読む場合もあり、必ずしも間違いとは言えないようです。
ただ、一般的ではないのは確かで、読んだ人からのツッコミが多くて修正したんでしょうね。
国鉄仕様の駅名標発見!
しかも、横川駅も記載されているので、碓氷峠が現役の時代のものを保存したか、あるいは再現しているんでしょうね。
その奥に居たのはもっと古い時代の機関車です。
見ただけで古いとわかるデザインですね。
こちらも解説文付きです。
一部を要約すると、EF63形が活躍するより前の時代は、横川~軽井沢間の通称横軽はまた別のルートを走っていて、その頃はアプト式と呼ばれる方式が採用されていました。
アプト式は線路の中心に設置された歯車のついたラックレールと呼ばれるレールと、機関車についた歯車を組み合わせて走ることで急勾配を克服する方式です。
後年に新ルートが開業し、そちらではアプト式は採用されなかったのですが、その新ルートすら新幹線に役割を譲って廃止されたのは有名な話ですね。
ちなみに、現在日本国内でアプト式を採用している鉄道が1箇所だけあり、それは大井川鐵道井川線のアプトいちしろ駅~長島ダム駅間であり、大井川鐵道としても観光資源の1つとしてプッシュしているので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。
更にポイント高いのは、ちゃんとラックレールも一部だけとは言え再現されていたことです。
その先には保線用の機械の「マルチプルタイタンパー」がありました。
これも保存車両のようです。
ちゃんと説明文までありました。
マルタイが展示物ってちょっと珍しい気もしますが、結構珍しいタイプのマルタイだったりするんでしょうか。
こちらは「森の小リスキッズくらぶ」という子供の遊び場のような施設であり、様々な遊具やミニ列車などがありますが、何より注目するべきは169系電車がこの中にあるということです。
元々はEF63形などと混じって保存車両の1つとして展示されていましたが、現在はあの「森の小リスキッズくらぶ」の中に移動して「イエローキッズでんしゃ」として子どもたちを楽しませる余生を送っているようです。
個人的には貴重な車両をそんな用途に・・・と思ってしまいましたが、坂城駅にて編成全体が保存されているので、じっくり見学したい人は坂城駅に行ってみるといいでしょう。
ちなみに、私は以前に1度だけ、しなの鉄道で169系に乗ったことがありましたが、ブログ開設前の旅であり記事にはしていないのでリンクは貼りませんw
115系を再度撮影します。
そりゃあ、今回の遠征は115系に乗って、撮って・・・という目的ですからねw
しなの鉄道ではかつての国鉄・JR時代の塗装を再現した車両を走らせており、この写真は湘南色というやつです。
首都圏近郊では東海道線・高崎線・東北線などで活躍し、静岡地区や関西でも見られたので、往時を知る年代の方には懐かしい塗装でしょうね。
すっかり保存車両やら見どころが多く後回しになりましたが駅名標です。
しなの鉄道の駅名標はカラフルでポップな印象ですね。
元々は横軽区間を越えてきた列車が機関車を切り離したり、逆にこれから横軽を下る列車は機関車を連結したりと、運行上重要な駅だったこともあって2面3線のホームを持っていましたが、そのうち1線は先程ご紹介した車両展示スペースとなっており、現在使われているのは1面2線のみとなっています。
といったところで、最初の目玉の「軽井沢リゾート」に進みましょう。
快速「軽井沢リゾート」で妙高高原へ
まず最初に「軽井沢リゾート」について解説してから本文へ進んでいくとしましょう。
「軽井沢リゾート」は2020年3月から運行が始まった快速列車であり、土休日のみ軽井沢~妙高高原間を1往復しています。
元々は老朽化してきた169系の後継車両を検討する際に、土休日の観光列車にも使えるライナー用車両を導入しようという案が出て、2020年7月に新型車両SR1系の導入が決定すると、それに先立つ同年3月に115系による運転という形でSR1系デビューに先行して運行が始まりました。
SR1系デビューまでは普通列車と同じ115系を使用することもあって特別料金無しで乗車券のみで利用可能ですが、SR1系デビューに合わせて全車指定席となって乗車には500円の指定席券が必要になります。
停車駅は上下で異なっており、妙高高原行きとなる下りは軽井沢を出ると中軽井沢・御代田・小諸・田中・上田・坂城・戸倉・長野・豊野・牟礼・黒姫・妙高高原と停車していきます。「軽井沢リゾート」以外で運行される通常の快速とも微妙に停車駅が異なっており、通常の快速だと上記の停車駅に加えて信濃追分、大屋、屋代、篠ノ井、川中島にも停車していますから、「軽井沢リゾート」は特別な列車として扱われているようですね。
また、長野~妙高高原間の北しなの線区間でも通過駅があるのも特徴で、北長野、三才、古間の3駅は通過しており、北しなの線で通過駅があるのは「軽井沢リゾート」のみとなっています。
一方、軽井沢行きとなる上りは北しなの線区間での停車駅は同じですが、長野を出ると戸倉・上田・軽井沢にしか停車せずかなり停車駅を絞った設定になっています。
平日に走る通勤客向けの「しなのサンセット」「しなのサンライズ」は長野~上田間ノンストップで走ることを考えると戸倉に停車する分、停車駅が増えているわけですが、田中、御代田、中軽井沢はともかく、JR小海線との接続駅の小諸まで通過してしまうのはすごいですよね。
ちなみに、長野新幹線が開業する直前まで走っていた特急「あさま」や「白山」は小諸駅には必ず停車していたみたいなので、それを考えてもすごいことだと思います。
そんな「軽井沢リゾート」ですが、現在は暫定運行という感じで、7月4日運行分から新型車両SR1系での運行となり、前述の通り全車指定席化されるのに加えて、運行本数も増発され、現在運行されている軽井沢~妙高高原間の1往復に加えて、軽井沢~長野間の1往復も追加されて2往復体制となる予定です。
若干時系列がややこしいですが、こちらは入場時に改札口で撮った発車標でして、列車名がなくてただ”快速”とだけ書かれているのが残念です・・・
そして、車両は・・・といっても115系であることは確定していたんですが、色はスカ色でした。
側面は行先だけで快速とすら表示してくれていないというw
まあ、115系で走るのは4ヶ月程度の話だから専用の幕を用意するのが面倒だったんでしょうねw
乗り込みます。
いやぁ、これこそ国鉄型ですよねぇ~、私は18きっぷでよく山陽本線を旅したので、中国地方って感じがしますが、いずれにせよ懐かしいです。
この直角背もたれのボックスシートも旅情を掻き立てられますね。
ちなみに、さっきの売店でこんなものを買ってしまいましたw
410円とお手頃な値段で、普段遣いも出来るアイテムなのでおすすめですよ。
それでは出発です。
前回しなの鉄道に乗ったときにも思ったことですが、やっぱりかつてのハイライトだった碓氷峠が無くなってしまっているので、現在のしなの鉄道は車窓的なハイライトに乏しいというのはありますが、それでも、東京周辺では見られないのどかな田園風景や山を背景にした景色などは、のんびりローカル線の旅を演出するには十分な舞台装置と言えるのではないでしょうか。
ところで、気になったのは「軽井沢リゾート」は時刻表や公式サイトでは「快速」として案内されていたのですが、車内放送では「特別快速」と案内されていたのです。
確かに通常の快速より停車駅が少ないので、「特別快速」と呼んでもおかしくはないですが、時刻表や公式サイトでの表記と異なるのはどうなんでしょうかw
何やら列車のスピードが落ちたなと思ったら工事があっていました。
去年の台風被害の復旧工事とかでしょうか。
小諸・上田と停車していきますが、あんまり乗ってくる人はおらず、世の中がまだ本格的に旅行ムードになっていないことに加えて、115系で運行している間は一般人の関心をあまり惹かず、結果として一部のマニアしか集まっていないんですかね。
坂城・戸倉と停車して、あとは長野までノンストップですが、何気にJR篠ノ井線との接続点である篠ノ井を通過するのはすごいですよね。
ちなみに、篠ノ井線からやってくる特急「しなの」は篠ノ井には必ず停車なので特急停車駅を通過する快速となっています。
それを通過してしまうのですからなかなかレアな体験だと思います。
篠ノ井通過!
ここからはJR信越本線となりますが、今回利用している「軽井沢・長野フリーきっぷ」はJR区間もフリー区間に入っているのでそのまま乗って大丈夫です。
そして、長野に到着です。大半の列車の終点となっており、当駅を跨いで運行される列車はかなり少ないですが、今乗っている「軽井沢リゾート」もその長野駅を跨ぐ列車の1つです。
なお、時刻表の上では長野駅で終点となっている列車でも、実際は到着後にそのまま北しなの線の妙高高原行きとして直通する場合もあるので、それを含めれば、意外と長野駅を跨ぐ列車もあると言えますが、とりあえず”時刻表上では”ということでw
長野では若干乗客が入れ替わりますが、乗り鉄目当ての人が多いみたいで、多くはそのまま乗り通していました。
長野を出ると北しなの線に入るわけですが、ここで北しなの線について軽く説明しておきましょう。
北しなの線はかつての信越本線の長野~妙高高原間をしなの鉄道へ移管する際に付けられた路線名であり、長野~妙高高原間の普通列車が基本の運行形態で、これに朝夕ラッシュ時間帯には長野~豊野間の区間列車や、JR飯山線に直通する列車があるというバリエーションです。
基本的に全列車が各駅停車ですが、今乗っている「軽井沢リゾート」は例外的に通過駅があります。
ついでなので、軽井沢~篠ノ井間についても触れると、こちらは1997年に長野新幹線(北陸新幹線)の開業で並行する信越本線の一部を第三セクターに転換したものであり、この時にしなの鉄道も発足しました。
それから2015年の北陸新幹線金沢延伸まではしなの鉄道と言えば、軽井沢~篠ノ井間の路線だけだったので、「しなの鉄道」という呼び方だけでこの路線を指すこともできていましたので、正式な路線名としても「しなの鉄道線」という名称で通していました。
しかし、北陸新幹線が金沢まで伸びることになって、同じく長野県内の信越本線長野~妙高高原間も第三セクターに転換することになり、既に長野県内のかつての信越本線の一部を運営していたしなの鉄道が新たに経営分離される区間となる長野~妙高高原間も運営することとなり、しなの鉄道は軽井沢~篠ノ井間と長野~妙高高原間の2つの区間を運営することになり、新たに運営することになった長野~妙高高原間は「北しなの線」の路線名をつけることとして区別することになりました。
また、両区間は長野~篠ノ井間のごく僅かな区間がJR信越本線のままとされているために分断される格好となっており、しなの鉄道としてもどうせ長野~妙高高原間を引き受けるならば、特急も乗り入れて比較的利用が多く収益も見込める篠ノ井~長野間も併せてしなの鉄道へ移管するよう求める声もありましたが、この区間には松本方面からやって来る普通列車を始め、JR東海から直通する特急「しなの」に加えて貨物列車も走るため、運行管理を行うのに多くのコストがかかり、しなの鉄道へ移管した場合でも見込まれる運賃収入よりも運行管理などにかかるコストのほうが上回ってかえって赤字になってしまうという試算が出て、この区間はJRのまま残すことにして、しなの鉄道はしなの鉄道線と北しなの線に分断されることとなりました。
そんな経緯からフリーきっぷも軽井沢~篠ノ井間のしなの鉄道線とJR信越本線が利用可能な「軽井沢・長野フリーきっぷ」と、長野~妙高高原間の北しなの線が利用可能な「北しなの線フリーきっぷ」に分かれており、両方がセットになったフリー乗車券というのは発売されていません。
その代わり、通常は1000円となっている「北しなの線フリーきっぷ」を、「軽井沢・長野フリーきっぷ」と同時購入するか、同日有効な同きっぷを提示することを条件に500円で発売する「北しなの線リレーきっぷ」が用意されており、しなの鉄道線と北しなの線の両方を利用する利用者にも配慮がなされており、私もこの組み合わせで買いました。
文章ばかりで読者さんも飽きてきたでしょうから写真を入れるとしましょう。
こちらは北長野駅付近にある長野総合車両センターでして、中央線のE233系が見えますね。
東京で活躍する電車がなぜ長野にいるのかという話ですが、ちょうどグリーン車組み込み+トイレ設置の改造を受けている途中なのでその関係でしょうか。
211系にキハ110系と長野地区で見られる車両も留置されていました。
ところで、長野総合車両センターは北長野駅付近にあるという話をしましたが、となると長野総合車両センターを出入りする車両はいちいちしなの鉄道の線路を使わずを得ず、その度に線路使用料を払っているのかと思えば、長野総合車両センターと長野駅を結ぶ回送専用の線路を営業線とは別に用意しており、こちらはJRの保有のままなので、長野以北がしなの鉄道へ移管されたことは、長野総合車両センターへの出入りに何ら影響はないようです。
豊野にも停車したら車窓は山がちとなり、いよいよ山を越える雰囲気になっていきます。
豊野の次は古間の1駅だけ通過して、あとは牟礼・黒姫・妙高高原と各駅に停まっていきます。
古間だけ冷遇されている気もしますが、古間駅は利用者が少ないみたいで、そもそも路線が開通した当初は信号場としての設置であって、後年に駅に昇格した経緯があったり、現在は無人駅であるということもあり通過しているみたいです。
そして、いよいよ終点の妙高高原駅に到着です。
妙高高原駅にて
降り立つのは初めてとなる妙高高原駅です。
ここではしばらくの滞在の後、更にえちごトキめき鉄道に乗り継いでいきます。
まずは乗ってきた列車を・・・
この区間はJR時代も115系の運用があったのでそれ自体は別に珍しくないですが、スカ色が入線することはなかったと思いますので、塗装的には面白い光景ですね。
折返しはそのまま長野行き普通列車となるようです。
ところで、思ったのは、7月4日からのSR1系導入後はこの折返しの長野行きもSR1系での運行になるんですかね。
そうなると、当初はライナーのみの運用と言われていたSR1系も間合いで結構普通列車にも入ることになるような気がします。(追記:一部の普通列車もSR1系での運行になる旨の公式発表がありました)
それか、ライナーの特別感を出すために一般列車向けのSR1系がデビューするまでは運用を分離するのかもしれませんが、それは7月になってからの楽しみですね。
駅名標です。
妙高高原駅自体はえちごトキめき鉄道が管轄しているため、駅名標もえちごトキめき鉄道仕様です。
また、えちごトキめき鉄道という時点で気づいたかもしれませんが、妙高高原駅は新潟県妙高市に位置しており、しなの鉄道が乗り入れる駅では唯一新潟県内にあり、なおなつ新潟県内で最南端の駅でもあります。
しなの鉄道北しなの線とえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインは基本的に対面乗り換えが出来るように配慮されており、通常は10分以内の乗り換え時間となるようなダイヤになっているのですが、「軽井沢リゾート」についてはうまく接続が取られていないのか、しばらく待たされますw
この車両はET127系というもので、JR東日本のE127系をえちごトキめき鉄道に譲渡する際に新たな形式名を付けたものとなります。
現在でこそ”しなの鉄道”と”えちごトキめき鉄道”の境界となっている当駅ですが、JR時代から重要な駅だったのか側線もありました。
と、ここでまさかのトラブルが!?
なんとカメラが突然フリーズを起こし、撮影不可能になってしまったのです。こういう時に限って予備カメラも用意しておらず、どうしたものかとしばらくカメラと格闘しましたが、バッテリーを抜いてしばらく放置の後、再起動すると今度は正常に戻りました。
3月の秩父鉄道の時にもトラブルがあったカメラですから、そろそろ寿命なのかなぁ・・・
実はこの時、隣のホームには”えちごトキめき鉄道”の観光列車「雪月花」が停車しており、ちょうど「軽井沢リゾート」と接続するダイヤだったのですが、撮り損ねてしまいました。
いつもなら機転を利かせてスマホで撮ったりしているところですが、一刻も早くカメラを復旧させて、今後の115系の撮影を優先したいという思いから「雪月花」を諦めてでもカメラの復旧作業を優先させたというわけです。
まあ、まだ登場して間もない列車であり引退はかなり先の話でしょうからまだチャンスはあるでしょう。
「雪月花」こそ撮り逃しましたが、気を取り直して撮影続行です。
ホームは2面3線であり、そのうち島式1面2線をメインで使っていて、北しなの線と妙高はねうまラインが対面乗り換え出来るように配慮されています。
そりゃあ、JR時代は長野~直江津間直通列車も普通にあったわけですから、これくらいの配慮はしてほしいですよね。
「雪月花」との並びは撮れませんでしたが、せめて115系単独で・・・
こんな一角がありましたが、団体利用時の専用出口とかでしょうか。
改札を出て駅舎内へ
出札と集改札が一緒になった地方駅あるあるの構造です。
しかし、窓口にはマルス端末が設置されており全国のJR線の乗車券・特急券・各種企画乗車券・指定席券も購入できるようであり、この点はJR時代と同じ状態を維持できていると言えますね。
国鉄チックな看板が残っていました!
フォントがいかにも国鉄ですし、わざわざ”旅客”運賃なんて表現をするのも手荷物輸送が行われていた時代を彷彿とさせます。
自動券売機は1台だけですが、しなの鉄道のきっぷも扱っているようです。
ただし、北しなの線だけで、長野より先の区間までのきっぷは買えないようです。
こんな展示があっていました。
個人から募集した写真の展示のようで、全国津々浦々で撮った鉄道と人の写真でした。
私も乗ったことがあるものから、記録の中の存在としてしか知らない列車までいろいろですがつい見入ってしまいました。
なお、個人の顔が写っている写真がメインですし、著作権的な問題もあるかと思いますので拡大した写真の公開は控えます。
外へ出ました。
観光地らしく駅前にはお土産物のお店があります。
周辺にはスキー場や温泉などの観光スポットが点在しているようです。
駅前広場というほどではないですが、駅前は路肩が広く取られて送迎バスなどの駐停車に対応しています。
駅舎です。
観光地にありがちな奇をてらったデザインとか、派手な配色やイラストといったものもないシンプルなデザインですよね。
観光地なんだからもうちょっと派手にしたらという気もしますが、こういう駅舎も嫌いじゃないです。
こちら、マイクロバスですが「妙高めぐりん」という市営バスです。
この他に信濃町新交通バスと頸南バスというバスが乗り入れています。
こんな注意書きもありました。「重要機器」が設置されているため”振動”の発生する工事をする時は連絡して下さいとあります。
振動に敏感な重要機器で鉄道に関連するとしたら、地震を検知する装置とかでしょうか。
そこから振り向くと駅構内が一望できました。
これは撮影によさそうな場所ですね。
実はさっき乗ってきた115系が長野行きとして折返し発車するのを動画で撮ろうと思っていたのですが、どうもこういう駅員さんがいて出札と改札が一緒になっているタイプの駅だと撮影のためだけに入れてくれというのが気が引けてしまって駅の外で撮れる場所があるならそこで撮りたいと思っていたのですが、これは渡りに船です。
↑というわけでこの記事で最初の動画は妙高高原駅を出る115系となりました。
それでは駅に戻ってまだ見ていないところを見るとしましょう。
先程「妙高めぐりん」が停まっていたバス停のあたりです。
今はバスも行ったばかりで閑散としていますが、乗車列を整理する線も引かれていますから混み合うこともあるんでしょうね。
観光地ということで白地に文字だけなんて無粋なデザインではないですね。
丸型ポストもありました。
こういうのって雰囲気作りであえて残しているんでしょうか。
主要な観光地などへの料金が示されていました。
観光地では時々見かけるやつですが、長野駅まで12000円、上越妙高駅まで10500円とか、電車でも行けるところをそんな高額を払ってタクシーで行く人なんているんでしょうかw
のっぺらぼうの看板かと思いましたが、たまたま掲示物がなにもない掲示板だったんですかね。
この乗り場案内はJR東日本の長野支社っぽいですが、JR時代からそのままなんですかね。
屋根の下の部分には温泉がたくさん列挙されていました。
足元には温泉のイラストも。
ひとっ風呂浴びたくなりますが、今日のところは我慢です。
妙高はねうまラインと北しなの線の乗り場は基本的に固定のようで、乗り場案内も分かりやすいです。
ワンマン運転に対応するためか、ホーム監視用のモニターが備えられていました。
ここで長野方面からの列車がそろそろ到着する時間なのでそれの入線を撮ってから「妙高はねうまライン」に乗り換えます。
↑北しなの線入線シーン
それでは直江津行きに乗り換えて北新井まで移動です。
なお、この区間は当然しなの鉄道のフリーきっぷは使えないので別途きっぷを買っています。
そうそう、なぜこの行程をわざわざ入れたのかという話ですが、JR信越本線だった時代には直江津~妙高高原間も乗ったことがあったのですが、えちごトキめき鉄道に転換されてから乗ったのは直江津~新井間のみで妙高高原~新井間は転換後には乗っていませんでした。
なので、”乗り直し”というわけですね。運営する会社がJR東日本から”えちごトキめき鉄道”に変わっただけであり、既に乗った路線とみなしていいのでは?という意見もあるでしょうが、私の乗りつぶしルールでは運営する鉄道会社が変わったら乗り直すことにしています。
転換による変化も楽しめますしね。
ところで、それなら北新井じゃなくて新井まで行けば目的を達成できるのではないかというツッコミもありそうですが、確かにそうですが新井駅には転換後にも訪れており、同じ駅に何度も訪れてもつまらないため、1駅先の北新井に行くことにしたというわけです。
妙高高原からだと新井まででも北新井まででも運賃が同額だったというのもありますw
妙高はねうまラインで北新井へ
というわけで、一旦しなの鉄道とはお別れして”えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン”で北新井へ向かいます。
ここで”妙高はねうまライン”についてざっくり説明しておきましょう。
“妙高はねうまライン”は”えちごトキめき鉄道”の路線の1つで、かつての信越本線の妙高高原~直江津間を引き継いだものです。同じくJRから引き継いだ日本海ひすいラインもありますが、こちらはかつての北陸本線の直江津~市振間に相当します。
両路線は同じえちごトキめき鉄道が運営しますが、運行形態は基本的に分断されており、妙高はねうまラインは直江津~妙高高原間を基本に直江津~新井間の区間運転や、北越急行に直通する列車、JR直通の特急「しらゆき」といったラインナップになっています。
ついでなので、日本海ひすいラインについても軽く触れると、こちらはかつての北陸本線の直江津~市振間であり、交流電化と直流電化が混在する都合上、高価な交直流電車の導入を避けるために気動車による運行となっており、そのため、妙高はねうまラインとは基本的に直通運転されません。
外は雨で車窓も楽しめないということで記事は北新井駅に飛びますw
↑乗ってきた列車の発車を見届けたら駅取材開始です。
それでは駅舎内へ
無人駅ですが券売機があって、乗車券の購入が可能です。
なお、列車を待っている方がいて撮影しづらい雰囲気だったので、内部はこれしか撮っていません。
入り口はこんな感じ
特に案内もありませんが、大半が地元の利用者でしょうからこれで十分ということなんでしょうか。
駅前広場はありますがほとんどが駐輪場として使われているようです。
この辺は田舎の駅あるあるですね。
踏切を渡ってホーム全景を撮ったら雨も降っているので撤収です。
が、駅に戻る前に1つやることがありました。それは昼食確保です。
北新井駅周辺は田んぼばかりだと書きましたが、少し歩いて国道沿いに出るとコンビニやいくつかの飲食店に商業施設などがあるんです。
もっと滞在時間があればお店に入ってじっくりお昼ごはんとしたいところですが、この時点で折返しの列車まではあと10分程度しか残っていなかったのでコンビニでパンやおにぎりを買い込んで駅で列車を待つ間に食べることにしました。
せっかくの旅でコンビニ飯では味気ない気もしますが、乗り鉄を始めたばかりの頃は学生の身分ゆえにお金もなく交通費を捻出するのが精一杯で、食事といえばコンビニのおにぎりかパン、ちょっと奮発して駅の立ち食いそばという有様でしたから、飲食費のインフレが続いている昨今の傾向への反省も兼ねて初心に帰るのもいいでしょう。
というわけで北新井駅はこれくらいにして、妙高高原駅に引き返し、更に旅を続けます。
北しなの線を1往復
妙高高原駅に戻ったら今度は普通列車で北しなの線を1往復です。
せっかくフリーきっぷを持っていますし、「軽井沢リゾート」だけでなく普通列車でも北しなの線を1往復しておきたかったというわけですw
西鉄8000系さんが同行していれば間違いなく途中の駅巡りをすると言って聞かなかったでしょうが、私は115系にとにかくたくさん乗ることを選びました。
妙高高原に戻ってきました。
ここでも微妙に接続が悪く、しばらく時間があるのですが、面倒くさいのでそのまま構内で待つことに・・・
駅の外観などももう見てしまいましたしね。
↑そこへ次の長野行きがやってきました。
往路の「軽井沢リゾート」でも乗ったスカ色のようです。もしかしたら同じ編成?
そうそう、この寒冷地特有のステッカーは新潟や長野に来たなぁと実感できるアイテムでしたが、115系がどんどん置き換えられてからあまり見かけなくなってしまいました。
あと、この注意書きも国鉄を代表するアイテムですね。
「列車や電車にもご注意」という文言はいかにも国鉄です。
↑ここでET127系が発車するようなので動画を撮りました。
時々ネタにされる三才駅の駅名標を貼りつつ長野へ移動です。
鉄道好きで小さな子供がいる方は、三歳の誕生日に連れて行ってみては?w
景色などはさっきのリプレイなので特に書くことはありませんが、普通列車は基本的にワンマンなので自動放送が聞けたのがよかったです。
長野に到着です。
まあ、どうせすぐに折り返しなんですけどねw
篠ノ井線のE127系です。
えちごトキめき鉄道でも走っているわけですが、長野地区のJR線では特急を別にしたら最新型になるわけですね。
しなの鉄道カラーの115系
最初は何だこの色と思いましたが、リバイバルカラーが増えてくると逆にレア感が出た気がしますw
こちらは飯山線のキハ110系です。
飯山線には前にも乗ったことがあったんですが、豊野までがしなの鉄道になったことで車内放送がどう変化したのか興味あるのでまた乗りに行きたいものです。
↑こちらは動画も撮りました。
それでは長野駅でのミニ撮影会もこのくらいにして、妙高高原へ戻ります。
3度目の妙高高原駅
同じ区間を行ったり来たりするという、乗り鉄旅ではあるあるですが、もはや本日3度目となる妙高高原駅です。
ここでも時間があるので、ブラブラしたいと思います。
予想通り、乗ってきた普通列車がそのまま「軽井沢リゾート」として折り返すようです。
方向幕
そういえば、妙高高原行きの時は快速の表記がなく、ただ「妙高高原」とだけ表示していましたが、軽井沢行きではちゃんと「快速 軽井沢」と表示するんですね。
これは妙高高原行きの快速は「軽井沢リゾート」だけですが、軽井沢行きの快速は「軽井沢リゾート」以外の一般の快速としても存在するためでしょう。
しかし、停車駅が全く違うのに同じ「快速」でまとめてしまっていいんでしょうか・・・w
奥にはえちごトキめき鉄道のET127系ですが・・・あれ、なんか色が違う!?
よく見るとラッピング列車だったようです。遠目から見るとJRの長野色に見えてびっくりしましたw
これの発車を撮ろうかと思いましたが、さっきもET127系自体は撮ってるしなぁ・・・というわけで、一旦外へ出ることにしました。
貨物列車の停止位置目標を発見!
今でこそローカル線になってしまいましたが、かつては首都圏と北陸を結ぶルートの1つでもあったわけですし、そりゃあ貨物列車も走っていましたよね。
恐らくは信越本線と書かれていたであろう場所が「しなの鉄道」と「えちごトキめき鉄道」と書き換えられていました。
こういう周辺図は結構情報がアップデートされていない率が高くて、下手したら国鉄って書いてあったりさえするんですが、ここは観光地という土地柄ゆえかちゃんとしていますね。
あとは、お土産物屋さんを覗いたりとブラブラしていたんですが、ここで衝撃の事実が判明します。
往路で「軽井沢リゾート」に乗って当駅にやってきた時にカメラの不調で「雪月花」を撮り逃したということを既に書いているわけですが、実はその「雪月花」がちょうど私がお土産物屋さんを覗いたりとぶらついている間に妙高高原駅に停車していたらしいのです。
往路の「軽井沢リゾート」に接続していたのだから、復路の「軽井沢リゾート」にも接続していると予想すべきでしたがこれまたノーマークでした。
駅へ戻ろうとするとちらりと赤い車体が見えて気づきましたが、ちょうど発車していくところであり、時既に遅し・・・
また、先程ホームで見たラッピングのET127系が発車するのと入れ替わりに入線するダイヤだったっぽいので、発車を撮影することにして構内で待っていたらそのままの流れで「雪月花」を撮れていたという・・・
1度ならず2度も撮り逃してしまった「雪月花」ですが、次の機会の楽しみにとっておきましょう。
気を取り直して、あとは「軽井沢リゾート」で軽井沢へ戻ったら実質活動終了です。
「軽井沢リゾート」で軽井沢へ
それでは、あとは「軽井沢リゾート」で軽井沢へ向かって実質活動終了です。
あの独特のモーター音を唸らせて勾配を下りながら妙高高原駅を発車しました。
あと僅かしか見られない115系の「軽井沢リゾート」を味わいつつ行きましょう。
黒姫・牟礼と来ていつの間にか通過していた古間を過ぎると豊野に停まります。そして、その次は長野!これを115系で楽しめるのは貴重です。
長野からはJR区間となっていくらか乗客の入れ替わりがありますが、長野の次は戸倉までノンストップなので、それ以外の駅に行きたい人は乗り間違えに要注意!
長野を過ぎると地形が開けてくることもあって線形も良くなって、より高速域のモーター音を楽しめました。
安茂里・川中島・今井と来て篠ノ井から再びしなの鉄道へ戻りますが、あっという間に通過していて、気づいたらJR区間が終わっていたという感じでしたw
↑このあたりの爆走は動画でお楽しみ下さい。
戸倉駅の側線には新型車両SR1系がいました。
既にしなの鉄道へ納入されていることは知っていましたが、実物を一瞬でも見られてよかったです。
上田を過ぎるとあとは軽井沢までノンストップ!
↑レアな小諸通過の様子は動画に収めました。
小諸からはしばらくJR小海線と並行しますが、ちょうど列車が見えました。
軽井沢に到着!往路に比べて停車駅が少なかったこともあって余計に早く感じました。
この爆走を115系で楽しめる時間はほとんど残っていませんが、SR1系にバトンタッチしたらまた乗りに来たいですね。
あとは上田へ移動してゴール
さて、ここからですが、明日の活動の兼ね合いから宿は上田に取っているので上田に移動してゴールということになります。
そのまま折り返し乗車する形ですが、乗ってきたスカ色は車庫へ引き上げるみたいで、その後に別の編成が私が乗る小諸行きとして入ってくるみたいです。
↑というわけで、スカ色の引き上げシーン
↑入れ替わりに入ってきたのは湘南色でした。
車両が変わることで動画も撮れてGood!
やはりこれが小諸行きのようです。
本当は上田まで直通してほしいですが、しなの鉄道的には小諸~軽井沢間の末端部はあまり重視していないのか、普通列車は多くが小諸で系統分断されている上、本数もこの区間はやや少なめという若干冷遇されている感もありますw
恐らくですが、そもそも新幹線が通らない小諸や、新幹線が停まるとは言え長野までそれほど遠くない上田ならしなの鉄道で移動する需要も見込めるが、軽井沢~長野では流石に直通客は新幹線に流れがちで、となると沿線のローカル輸送がメインになるので輸送力を絞らざるを得ないってことなんでしょうか。
なお、この状況を沿線の軽井沢町や御代田町、小諸市は良しとしていないようで、これら沿線自治体が運行コストを負担する形で「増便実証実験」として7往復追加されているため、この実証実験のおかげでこの区間の本数はある程度確保されるようになっています。
それでは湘南色に揺られて小諸まで移動です。
今の所しなの鉄道はすべての列車に115系が充当されるので、確実に115系に乗れるわけで、こういう移動部分でも115系を楽しめるのは嬉しいですね。
隣りにこの115系ですが、見慣れない塗装だと思ったら、「コカ・コーラ」のラッピング列車だったようです。
今度は長野行きです。
小諸までくれば、普通列車は基本的に長野まで直通してくれます。
ちょっとだけ時間があったので、駆け足で反対側へも行って撮影しました。
それでは乗車ですが、車内にこんな物がありました。
都市部の電車ではお馴染みのLCDによる車内案内表示器かと思ったら、広告映像を流すだけで案内はしないみたいですw
何れにせよ、115系には似合わぬハイテク装備ですねw
↑上田に到着したら乗ってきたコカ・コーララッピングの発車を撮ります。
子供が書いた風のポスターもありました。
本当に子供が書いたものを起用したのか、それっぽいタッチなだけなのか分かりませんが、この中にQRコードがあると手書きにみえるから困るw
手書きのQRコードってよほど手先が器用な人なら出来なくはないでしょうけど、手間を考えればPCなどで生成したコードを合成したんでしょうね。
それでは改札を出て1日目の活動は終わりになります。
駅を出て吸い込まれるように入った「上田からあげセンター」
当ブログ常連さんなら気づいたかもしれませんが、実は私が松本へ行ったときには大抵訪れている「松本からあげセンター」の系列店であり、写真は上田名物「美味だれ」をかけた「美味だれ唐揚げ」です。
松本を含めれば3度目も訪問しているだけあってすっかり気に入っている店の1つです。
腹ごしらえを済ませたらホテルへ向かって1日目の行動はこれにて終了です。翌日分は追ってレポートしますのでしばらくお待ち下さい。
~追記~
2日目も公開しました。