今回は1泊3日(1泊は車中泊)という行程で北海道を目指す旅をしました。
おおまかな流れは1日目が首都圏での乗り鉄、2日目は飛行機で北海道に飛び札幌市交通局の乗りつぶし、3日はJR北海道の711系を中心とした乗り鉄で飛行機で東京へ戻るという旅程です。
今回も1日を1記事として分割してお届けし、今回はその1つ目です。
行程の説明
まずは1日目の行程を大雑把に説明したいと思います。
大宮駅からスタートし、国際興業バスの大01系統で浦和美園駅に出て、埼玉高速鉄道・南北線と乗り白金高輪で折り返し溜池山王から国会議事堂前に移動して東西線、中野へ行ってから東葉快速で折り返し東葉勝田台、更に折り返し大手町から東京駅へ向かい大回り乗車をして飯田橋経由で東京駅に戻り、東京駅から成田空港行きのバス「東京シャトル」で成田空港に移動して終わりです。
ようするに、成田発の始発便で北海道に行きたい→でも普通に行けば始発列車に乗っても間に合わない→かといって成田に前泊するのはコストが掛かり過ぎる→東京シャトルの深夜便を使えば宿代いらずで始発便に乗れる→せっかく夜遅く出るなら早めに出て乗り鉄しよう・・・という流れですw
大01系統
大宮駅はいつものことで特にネタもないので省略し、いきなりバスですw
大01系統は大宮駅東口より天沼、南中野などを通って浦和美園駅まで行く系統です。
大を冠する系統としてはトップナンバーということで基幹系統という位置づけなのでしょうかね。
ちなみに、大01自体はそんなに本数がないものの、並行して走る他系統が実質的な大01の区間便のような形になっていて、大宮駅東口界隈ではかなりの高頻度運行になっているようです。
西鉄だったら全て同じ系統番号にするでしょうけどw
さて、利用状況ですが、大宮と浦和美園を結ぶということで、JR沿線から埼玉高速鉄道・南北線へアクセスしたい場合や、イオンモール浦和美園への買い物需要などがあるかと思いきや、乗り通しての利用はなんと私だけで、他の乗客は全て途中で乗降していました。
考えてみれば南北線沿線への移動なら直接乗り換えができる王子駅を使ったほうが便利ですし、買い物需要も浦和駅から出ている美01系統の方がメインルートのようで、こちらはイオンモールに直接乗り入れるので、わざわざ大01を使う理由がなさそうですねw
想像と現実とのギャップも旅ならではですね。
浦和美園駅
埼玉高速鉄道の終点で、埼玉スタジアム最寄り駅でもある浦和美園駅です。
立派なバス停が整備されていますが、人がいませんねw
まあこれから発展していくのでしょうね。
サッカースタジアムの最寄りというだけあって、サッカーを前面に押し出してしいますねw
こちらもサッカーの壁画です。立体的になっていてサッカー選手の迫力を感じますね。
コンコースです。やっぱり人がいないw
列車が到着した直後はそこそこ人がいるんですが、すぐに閑散としますね。
駅北側の車両基地方向です。将来は延伸構想もあるようですがどうなるんでしょうねぇ・・・
ここからは埼玉高速鉄道で赤羽岩淵へ移動します。
といっても車両はメトロの9000系ですがw
赤羽岩淵駅
埼玉高速鉄道と南北線の接続駅、赤羽岩淵駅です。
とはいっても、ほぼすべての列車が当駅を通り越して埼玉高速鉄道と南北線を直通運転しており、路線の境界ではあるものの運行系統としては境界という感じはしませんw
この駅に降りた理由ですが、この先の行程は東京メトロの1日乗車券を使う予定で、赤羽岩淵駅で一旦下車して1日乗車券を購入するためでした。
埼玉高速鉄道内からも東京メトロ1日乗車券がついた切符もあるようですが、往復利用が前提のようで、今回は片道しか使わないので使いませんでした。
お約束の駅名標です。駅自体は東京メトロの管轄なので東京メトロ仕様ですね。
完全ホームドアという撮り鉄泣かせのホームですw
これだとホームのスペースを目一杯使えるので安全性はもちろん、混雑緩和にも貢献するみたいなので、合理的ではありますけどね。
せっかく来たので地上に出て入口も見ます。
“赤羽”とは付きますが、JRの赤羽駅とは徒歩で10分ほど離れているようです。
ここで東京メトロの1日乗車券を購入し南北線の旅を続けます。
東京メトロ乗りつぶしということで、乗ったことのない南北線で白金高輪まで行き、南北線完乗となります。
なお、白金高輪~目黒間は以前の都営フェスタの帰りに三田線としてですが乗っているため、線路共用区間であるため南北線も乗車済みとみなしますので、今回は白金高輪で折り返します。
白金高輪駅
南北線と三田線の出会う駅、白金高輪です。
以前も訪れていますが、一応駅名標を・・・
コンコースにはこんなものがありました。地下駅は駅舎自体が地下なのでこういう部分で個性を表現するしかないですからねw
それから入口・・・前回は確か駅前には出なかったので初めて見ますね。
横には第二京浜こと国道1号線が通ります。日本の国道のトップナンバーでこれが大阪まで続いているわけですね。
ここで当駅と目黒の間の区間についての扱いについて触れると、この区間は正式には東京メトロ南北線の一部ですが、都営三田線の列車も乗り入れており、東京都交通局が第2種鉄道事業者という扱いになっているので、都営三田線の一部でもあります。乗りつぶしにあたっては同じ線路を走る上、三田線からの白金高輪止まりの列車が南北線からの目黒線直通の列車と接続したり、その逆もあり、都営の列車・メトロの列車が特に区別なく利用されているため、どちらかに乗れば三田線も南北線も乗ったことにするという扱いにしています。
このあとは南北線を折り返して溜池山王駅へ向かいます。
溜池山王駅・国会議事堂前駅
今度は千代田線に乗るために溜池山王駅へ向かいます。
溜池山王駅自体には南北線と銀座線のみ乗り入れており、千代田線は乗り入れていませんが、千代田線も乗り入れる国会議事堂前駅が乗り継ぎ指定駅となっており、乗り継ぎが可能なのです。
国会議事堂前駅とは改札も共通となっており、南北線・銀座線と千代田線・丸ノ内線を乗り継ぐことはもちろん、溜池山王駅発着のきっぷで国会議事堂前駅の改札を出入りしたりその逆も可能だとのことです。今回は1日乗車券なので関係ありませんがw
なお、銀座線と丸ノ内線については対面乗り換えができる赤坂見附駅のほうが便利なので、当駅での乗り換えは適さないようです。
改札内乗り継ぎが可能ですが、せっかくなので地上も見てみることにw
地下の乗り換え口を通って国会議事堂前駅まで来てしまったのでそのまま地上に出ます。
なので、写真は国会議事堂前駅の入口です。
せっかくなので駅名の由来にもなっている国会議事堂を見ていくことにしました。
さすがは日本の政治の中枢というだけあって、どこもかしこも警備員や警察官が目を光らせていて、写真を撮ったら怒られるんじゃないかとヒヤヒヤしながら撮影していましたが、結局何も言われませんでした。
考えてみれば国会議事堂も一種の観光地ですし、法的にも敷地外から撮る分には自由ですしねw
ところで、よく教科書に載っているような国会議事堂の写真は遮るものもなく綺麗に写っていますが、どこから撮影しているんでしょうね。
こちらは内閣府です。国会議事堂はそのデザインの独特さもあって外観もよく知られていますが、内閣府の庁舎の外観ってよく考えると初めて見ました。
こちらは首都高速都心環状線の霞が関出入口付近です。ちょうどこの地点から地上区間となり、地下から出てくる場所です。
今度は首都高速の高架を地上から見上げます。
大都会の中を縫うように走る姿は芸術的でさえありますね。
と、ここで戻り道が分からなくなるというアクシデントがw
スマホのナビで何とか戻れましたが、予定の列車を逃してしまいました。
といってもこの次は千代田線の乗りつぶしでして、西日暮里までは常磐線の工事運休を取材で乗っているので、西日暮里で折り返してもいいところを録音目当てで綾瀬まで行くことにしていたので、手前で引き返せば簡単に復帰できますがw
↑が乗るはずだった列車ですw
走れば間に合ったかもしれませんが、上述の通り簡単に元の行程に復帰できるので走る気もありませんでしたw
というわけで、1本後に乗ることにして、少しだけホームを撮影です。
東京の地下鉄の中では開業が古い方になるのでトンネル壁面も時代を感じますね。
当初は綾瀬まで行く予定でしたが、1駅手前の北千住で折り返し代々木上原に向かいます。
綾瀬駅も北千住駅も降りたことがあるので別に見なくてもいいですしねw
代々木上原駅
千代田線の終点で小田急線接続駅となる代々木上原駅です。
ホームは2面4線で千代田線が真ん中の2線、小田急線が外側の2線を使用し、対面乗り換えが出来る構造になっています。
ロマンスカーとE233系という並びが見られました。
しかし、ロマンスカーが地下鉄に直通するようになるとはすごいことですね。
これに倣ってスカイライナーも浅草線直通が実現すれば成田エクスプレスへの競争力が増しそうなものですけどね。
駅の入口です。高架駅で高架と駅舎が一体になってる上、駅前広場がなく引いて撮影することが難しいので全景の写真はありません。
そして、これが駅前の様子。
大きな駅なのでロータリーくらいはあるだろうと思っていましたが、そのまま路地になるんですね。
こういうギャップのある駅って好きですw
ちなみに、影が伸びていることからも分かるようにそろそろ日没も近いです。
↑待ち時間に撮影です。1000形急行の発車シーンです。
このあとは千代田線で再び折り返して大手町へ向かいます。
大手町駅
東京の地下鉄が集まるターミナルの1つ、大手町駅です。
なぜこの駅に来たかというと東西線に乗り換えるためです。東西線自体は乗ったことがありますので乗りつぶしとは関係ないのですが、廃止が決まった東葉快速に乗るため、今回再び乗ることにしました。
化粧板が外れている箇所があるのが気になりますw
わざと外しているんだとは思いますが、まさか剥落したわけではないですよね。
ここは改札内乗り継ぎが可能なのでそのまま東西線に乗り換え、まずは中野へ向かいます。
東葉快速
東西線の西の終点である中野です。駅自体は以前にも訪れているのでホーム上での撮影のみです。
乗ってきた東葉高速鉄道2000系です。
JRと同一構内ですが、駅名標はJRのものとはデザインが違います。
東葉快速の記録にと駅の発車標を・・・
無理やり詰め込んだ感がすごいですねw
やはり同じことを考える同業者が多いのか、何人か発車標を撮っている人を見かけました。
やってきました。これが東葉快速東葉勝田台行きです。
車両は東京メトロ05系でした。
側面の行先表示器です。東葉快速が略されて「東快」という表示になっているんですね。
これだと使い慣れない人にとっては何のことやらさっぱりだと思いますがw
この列車に乗って東葉勝田台へ向かいます。東葉高速鉄道は初乗車なので乗りつぶしも兼ねています。
ここで東葉快速について説明すると、通常の快速は東葉高速鉄道内は各駅停車となりますが、東葉快速は東葉高速鉄道内も快速運転を行うという違いがあります。
ラッシュ時のみの設定で土日祝日は運転されず、かつては上下とも運行がありましたが、現在では東葉勝田台行きの列車のみとなっています。
それも今度の改正で廃止され、全て通常の快速として運行されるようです。
で、利用状況ですが、中野から飯田橋あたりまではがらがらでしたが、飯田橋、大手町、日本橋などの主要駅でどんどん混雑が増していきまさに通勤電車という感じの雰囲気になってきました。
中野から乗ったのはどうせなら全区間乗りたいという理由からですが、大手町から乗ることにしていたら立席を余儀なくされていたでしょうね。
ただ、西船橋でほとんどが降りてしまい、東葉高速鉄道まで乗り通す人が少なかったのが印象的でした。やはり高額運賃がネックで京成本線や新京成線など他の交通機関に迂回する人が多いんでしょうかね。
東葉高速鉄道内でも北習志野は新京成線への乗り換え需要なのか人が多かった印象です。一方、終点の東葉勝田台も京成本線に接続していますが、都心から京成本線沿線への移動なら東西線・東葉高速鉄道を経由せずとも日暮里、ないし京成上野から、あるいは地下鉄浅草線・押上線経由でアクセスできるので割高なこのルートを使う人が少ないのかそんなに乗り通す人はいませんでした。
東葉勝田台駅
高運賃の支払いが待っている東葉勝田台駅ですw
駅名標は独自のものですね。”東葉”とは付いていますが、京成の勝田台駅とは隣同士で接続されています。
ホームは地下駅の1面2線という構造です。
このあと改札を出ますが、東京メトロの1日乗車券には当然ながら東葉高速鉄道は含まれないので、現金で乗越精算する必要があります。
その運賃がなんと610円w
これに100円足せば東京メトロ全線乗り放題ですから、いかに東葉高速鉄道の運賃が高いか分かりますねw
JRでこのくらいの運賃を払えば、東京から立川あたりまで行けます。
入口全景の写真はブレてしまったので看板だけw
こちらはしっかり京成電鉄の存在も主張していますね。
このあとは折り返します。今回は普通乗車券を購入して入場です。
村上駅
えっと、羽越本線の・・・ではなく東葉勝田台の1つ隣の村上駅ですw
駅名標がJR東になんとなく似ている上に、私にとっては新潟のイメージしかない村上という駅名なので、写真だけ見ると新潟の村上に思えてきますw
さて、この駅に来たのは下車が目的ではありません。ただでさえ高額な東葉高速鉄道の運賃ですから、いちいち途中で降りていては余計に高くついてしまいますしねw
ここに降り立った目的は東葉快速の通過シーンを動画に収めることです。なので改札は出ませんw
なお、実はもともと当駅に立ち寄る予定はなく、東葉快速に乗っている間、どうせなら動画でも東葉快速の記録を残したいと思い通過シーンを撮ろうと思い至り急遽決めましたw
↑まずは05系回送の通過シーンです。
↑続けて東葉2000系の発車シーンです。
そして、いよいよ本命!
↑05N系の発車と同じく05N系の東葉快速通過シーンです。
これでお目当ても済んだので次の電車で引き返します。
各駅停車中野行きだったのですが、津田沼発の快速が先行するようでしたので西船橋で乗り換えました。
大手町でかなり余裕があるのでいいんですが、5分ほど遅延しての到着・・・
やってきたのはJRのE231系でした。これで大手町へ向かいます。大手町からはJR東京駅に向かいますが、時刻は20時過ぎ・・・バスの発車は2時10分なのでまだまだあります。
というわけで大回り乗車のスタートです!w
大回り乗車
私もたくさんの大回り乗車を経験してきましたが、こんな遅い時間にスタートする大回り乗車は初めての経験ですね。
今回は東京→茅ヶ崎→橋本→八王子→飯田橋というルートで行ないます。
ホームの売店で夕飯代わりのパンを購入したら旅を続けます。
乗るわけではありませんが、215系の湘南ライナーです。
215系って何度か見かけたことはあるものの、定期運用はホームライナーのみですからなかなか乗る機会がありません。
それも東海道線のホームライナーなので乗ったはいいが戻ってくるのが大変になりますしねw
ちなみに、今までは通過シーンに遭遇したなどがほとんどだったので停車しているところをじっくり撮影するのは初めてだったりします。
↑発車シーンを動画に収めました。
最初に乗る列車はこれです。E233系自体は珍しくも何ともありませんが、行先表示器に注目です。
この通勤快速に乗りたかったんです。首都圏の各路線には通勤快速が多く走っており、この種別名自体は珍しいものではありませんが、特筆すべきは川崎どころか横浜すら通過してしまうことです。
別に川崎や横浜の利用者が少ないわけではなく、言わずもがなの天下のターミナル駅ですが、これは遠近分離の意味合いがあるようです。
湘南ライナーも横浜を通過しますが、乗車券のみで乗れる列車としては唯一横浜駅を通過する列車です。
この列車に乗って茅ヶ崎を目指します。乗り鉄としては終点まで乗り通したいところですが、茅ヶ崎以西では大都市近郊区間内で一筆ルートを形成できないため諦めましたw
まあ、大船から先は通常の快速と停車駅が全く同じですしねw
さて、東京駅発車時点では座席は全て埋まり、立ち客が若干という感じでした。埼京線の通勤快速のイメージを持っていた私は最初からぎゅうぎゅう詰めを覚悟していましたが、意外にも余裕があって拍子抜けですw
新橋でも若干乗ってきますが、通過する川崎・横浜・戸塚への利用者なのかこの列車には乗らずに見送る人も多かったです。
品川で混むかと思いましたが乗車率80%~100%くらいかなという感じ・・・普通に身動きが取れますし、全然満員電車という感じがしませんw
う~ん、埼京線が異常なだけなのかなw
さて、川崎通過はスーパービュー踊り子やムーンライトながらで経験がありますが、横浜通過は初体験なのでテンションが上がっていましたw
↑テンションが上がりすぎて普段は撮らない車窓動画までw
これは横浜駅通過の時の車窓です。
特急以外は基本的に停車となる戸塚駅も通過して大船駅に到着です。実に30分近く無停車で走り続けるなんて特急列車以外ではなかなか味わえませんね。
茅ヶ崎駅
色々あってテンションが上った通勤快速もここまでで、茅ヶ崎からは相模線に乗り換えます。
乗り換えに時間があったのでしばらく撮影です。
↑EF210貨物通過シーンです。
ただ、夜も更けてきて気温もグッと下がり寒さで手がかじかんできたのでたまらず撤収して相模線の車内に避難ですw
1本後の東海道線の接続をとってから発車というダイヤのようでまだ10分以上ありますが電車の中は風もなく暖房も入っているので快適でした。
普段は当たり前と思っているサービスもとてもありがたく思えますね。
発車する頃には立ち客も出るなど意外と混んできて、先ほどの通勤快速と変わらない感じでした。ローカルなイメージがある相模線も夜遅くまで賑わっているんですね。
なお、以前の大回り以来2度目の乗車です。
真っ暗で景色も見えませんが、それが逆に新鮮です。数駅進むと車内はがらがらになり大きな駅でまた増えるという感じで橋本に到着です。
橋本ではすぐの連絡の列車がありますが、八王子でどのみち待たねばならないのであえて見送りました。
以前の大回りでここに色々店があることを確認していたので軽食を取ることも考えていましたが、結局ここでは食べずおとなしく次の便を待つことに。
普段は10分ヘッドの運行となる横浜線もこの時間帯は20分ほど間隔が開くことがあります。
↑待ち時間にちょっと撮影・・・205系の回送シーンです。
今度こそおとなしく列車を待ち、八王子へ向かいます。何度か乗った205系だったので録音していなかったのですが、八高線終電の案内をしていたので録ればよかったなと後悔w
八王子駅
大回りではもはや常連の八王子駅です。ここでも橋本で潰してもまだ時間があるのでしばらく撮影となります。
↑横浜線でも案内していた八高線の終電が発車するシーンです。
↑発車後の電光掲示板の案内ですw
到着後写真でも撮りました。
中央ライナーというとE257系のイメージでしたが、E351系も運用があるんですね。考えてみれば特急の間合い運用がライナーの本来の意味合いですから当然かw
乗車する各駅停車東京行きです。中央快速線は基本的に快速のみの運行ですが、早朝や夜遅くになると三鷹~御茶ノ水間を普段は中央・総武緩行線が走る線路を走行し、全区間各駅停車として運行されます。
これもその一部です。普段は黄色電車ばかりのところをオレンジ電車が走るわけですw
これも知識としては知っていましたが、早朝や深夜に中央線を使う機会がなかなか無く乗車するチャンスがありませんでした。
なお、これに近い時間に快速新宿行きというこれまた普段見かけないレア列車がありましたが、悩んだ末各駅停車を選びましたw
八王子発の東京方面としては最終の1本前となりますが、意外と混んでいました。郊外から都心へ向かう人も意外と多いものですね。
特に新宿から先は多かったです。というのは、この時間帯、中央・総武緩行線は御茶ノ水発着となりますが、御茶ノ水から千葉方面に乗り継げる最後の列車がこの列車なんです。
また、新宿では山手線品川行きに乗れば京浜東北線の終電に乗り継げるという案内もされていました。
普段こんな遅い時間帯に電車に乗ることがないのでなかなか聞けない放送が聞けて新鮮でした。
飯田橋駅
このまま東京駅まで戻りたい気分ですが、大回りをしている以上どこかで経路を切らなければならないので飯田橋で一旦下車です。
別に神田でも御茶ノ水でも良かったわけですが、普段快速線を走行するオレンジの電車が普段停まらない駅に停まるという動画や写真がほしいと思いまして、当駅を選びました。
まあ水道橋でも良かったんですが、そこは適当ですw
終電間際の誰もいないホームって非日常という感じがして好きです。
↑各駅停車武蔵小金井行きの到着シーンです。
↑各駅停車三鷹行きの到着シーンです。これも東京発なのでオレンジの電車で運行されます。
また、当駅より新宿方面への最終となります。
せっかく来たので駅前をちょっとだけ見たら即退散です。
次に乗るのは最終列車となるので、乗り遅れたら洒落にならず早めにホームに戻ります。
0時51分発、これが乗車する列車で飯田橋から発車するJRの列車としては最終列車となります。
各駅停車の行先表示器狙いで入線時に撮影です。
本当なら停車してから撮ったほうがブレずに確実に撮れるんですが、乗り遅れたら困るので停車直前の低速走行時に撮りました。
このあとは東京駅まで移動します。
東京駅
中央線ホームは夜間留置される車両が停車する以外は閑散としており、既に上りエスカレーターは運転を停止していて入れないようになっていました。
まだ山手線は運転があるので駅としては営業していますが、天下のターミナル駅も終電間際は不気味なほど人がいませんw
さて、せっかくなので山手線の終電を見てから出場しようと思います。
あの東京駅で誰もいないホームなんて滅多に見られるものではありませんね。
大崎行きや池袋行きはたまにありますが、この時間帯は品川行きなんですね。
この列車が東京駅から発車する最後の列車となります。
↑動画でも撮影しました。
終電が出てしまったので駅員さんも駅を閉める業務に入るでしょうからさっさと退散します。
東京駅も変わりましたね。八重洲口の方はあまり来ないのであまりの変化に驚きましたw
ちょうど千葉行きの深夜急行バスが到着するところでした。
深夜急行バスは終電を逃した人の味方ですが、運賃が高いんですよねw
深夜なので人件費が割増になることなどを考慮すると仕方ないんでしょうが、利用者からしてもタクシーで帰るよりは安いということなんでしょうね。
私は今のところ使ったことありませんがw
↑動画でも撮影です。
東京シャトル
さて、現在の時刻は午前1時、そして乗るバスの発車時刻は2時10分、まだ1時間以上あります。
スマホで調べた結果、24時間営業のマクドナルドがあるようでしたのでそこで時間を潰すことにしました。
しかし、入店してみてまさかのオチがw
早速カウンターで注文しようとすると、店員に「お持ち帰りでよろしいですね?」と意味深な聞かれ方をしました。ここで食べたいと伝えると座席の利用は1時半までだとのことでした。
バスを撮っていたりして時間が経ってしまいあと10分くらいしかありません。
しかし、今まで歩きまわって疲れてもいたので少しでも座りたいと思い10分で食べるのでここで食べると伝えました。注文品が届くまで5分ほどかかったので5分しかありませんでしたが、実際には35分くらいまで食べていても何も言われませんでしたね。数分くらいはおまけということでしょうか。
また、店内には私と同じくバスで成田へ向かう人達なのか大荷物を抱えた若者グループが何組かいました。
2時10分のバスがあるのですから、座席の利用を2時くらいまで認めてくれると非常に助かりますけどね。
まあ決まりは決まりなので食べ終わったらさっさと退出してバス停へ向かいます。
すると既に大勢の人だかりができていて乗りきれるのか?というほどでした。
ただ、1時30分、1時50分と2便あって私の乗る2時10分なので3台あればなんとかなるとは思います。
バス会社のスタッフなのか案内をしている方がいたので、2時10分のバスのチケットを見せるとまだ受け付けていないとのことでしたのでバスを撮影しようとバス停から少し離れて待ちました。
↑動画も撮ります。
ちなみに、時間を持て余すならなぜ1時30分の便を予約しなかったのかという話ですが、私がネットで予約しようとした時点では2時10分の便しか表示されておらず、いくらやっても1時台の便が出てこなかったので満席なんだと思いあきらめて2時10分を取りました。
しかし、バス停での様子を見ている限り空席がある状態で発車していきましたし、そもそも予約なしでバス停に来ている人が多かったです。
なぜネットで予約画面に出てこなかったのか謎ですが、直前にキャンセルが多数出たのか、予約の枠と当日の枠が分かれていて、予約枠はいっぱいだが当日枠に余裕があったということなのか・・・よく分かりませんが、空席があるなら乗せてくれと思いましたw
ちなみに、このように当日でも乗れますが、満席の場合は当然予約者が優先されるため乗れない可能性が出てくるのと、予約なら深夜便でも900円ですが、当日だと深夜便だけは1500円の割増になりますので、旅行の予定が決まった方は早めに予約をとったほうがいいと思います。
そして、ようやく私の乗るバスが来たので早速乗車です。チケットに座席が書いていないのでおかしいなと思っていたんですが、どうやらいわゆる座席定員制というやつで、便は指定するが座席は指定しないというスタイルみたいです。
そのため、いい席を取りたい人は予約していても早めに並んだほうがいいみたいです。
乗り込んでみると意外と余裕があり、空席もちらほらとありました。私の隣には誰も座らなかったので広々と使えました。
発車すると自動放送による案内が始まり、途中幕張PAで時間調整した後、成田空港のターミナルが開場したのに合わせて空港に入るとのことでした。
ところで、気になったのが車内マナーです。乗車時間が短いので夜行バスと呼んでいいのか微妙ではありますが、深夜帯を走行する以上寝ている人がほとんどなわけです。
そんな中、若者グループがいつまでもおしゃべりを続けていたんですね。私は長距離夜行バスに何度も乗っていますが、おしゃべりどころか、ヘッドホンの音漏れや携帯・ゲーム機などの画面の明かりすら迷惑とされるほどマナーについてはシビアなのが夜行バスというものです。これから目的地へ飛び立つということでテンションが上がっているのは分かりますが、空港についてからおしゃべりしても遅くはないはず・・・いくら900円でも夜行バスなんですからそういうところをもう少し気を使って欲しいですね。
ちなみに、このバスは乗車時間の短さゆえか、カーテンも閉めないので車窓から灯りが入ってきてアイマスクでもないと熟睡は厳しいかと思います。
さて、バスは呉服橋から首都高速に入ります。そして、箱崎・両国と進み7号小松川線・京葉道路を走行して幕張PAで15分程度の停車があります。トイレ休憩が可能ですが、売店は閉まっていて買い物はできません。
乗客が全員戻ってくるとドアが閉まりますが、そのままバスは停車を続けます。今から出発しても空港が開くより前についてしまうので時間調整というわけですね。
しかし、どうせ途中で時間調整するなら高速に乗らないで下道を行ったほうが高速代も浮いてよさそうですけどどうなんですかね。
乗客としては高速道路を走ったほうが加減速が少なく乗り心地はいいですけどね。あとは、路線免許の関係でしょうか。
停車している間に眠りに落ちていた私は成田空港に到着するというアナウンスで目が覚めました。空港手前の検問所で警察官が乗車し身分証明書を確認するとのことです。
列車でしか成田に来たことがないのでこれは初体験でしたが、免許証などを見せれば終わりなのでほとんど形式的なものですw
成田空港は開港時に過激派と色々小競り合いがあったのでその名残というわけですね。なお、どうしても身分証を忘れてしまって見せられないという人は専用の用紙に署名すれば大丈夫です。
なお、列車で来た場合は改札の先に検問所があり、そこで身分証を提示します。
そして、深夜3時30分、定刻通り成田空港に到着しました。
今回は深夜帯に移動するという関係で1日の区切りが変なところになりましたが、ここで一旦記事を切ります。
飛行機搭乗から北海道の活動は別記事とします。
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飯田橋の0:51以降の発車ってあるんですか?
この記事の活動当時は0時51分発が終電でしたから、これ以降の発車はないですね。
2024年現在ではコロナ禍の頃に終電繰り上げが実施されましたし、飯田橋駅から東京駅方面の電車も運行されなくなって、10年の間にだいぶ変化しましたね。
ちなみに、2024年現在の飯田橋駅でのJRの終電は東行が0時24分発の御茶ノ水行き、西行が0時40分発の中野行きとなっており、いずれも当時より終電が早くなっています。