185系「蔵の街川越」に乗車!

今回は2023年10月14・15日に運転された185系による臨時列車「蔵の街川越」に乗車してきましたのでそのレポートです。
この活動の前週も185系による「鹿沼秋まつり」に乗っており、2週続けての185系乗車となりましたw

本日の行程

というわけで早速本日の行程の説明です。
まずは「蔵の街川越」が出発する海浜幕張駅ヘ向かい、「蔵の街川越」に乗車し川越まで行ったら、帰りも「蔵の街川越」に乗って海浜幕張へ戻るのですが、川越での滞在時間中はかなり時間が余るため周辺の駅巡りや同日に運転された日立からの臨時列車「川越物語」の撮影なんかもこなしていますので、それも合わせてレポートしていきます。

海浜幕張駅にて

というわけで海浜幕張駅から活動が始まります。
ですが「蔵の街川越」が来るまで少し時間があるためその間に駅の方も見ていきたいと思います。


まずは駅名標から
幕張メッセやZOZOマリンスタジアムがある幕張新都心の玄関口となる駅であり、京葉線の普通列車の多くが当駅で折り返す他、武蔵野線から京葉線蘇我方面へ直通する範囲も当駅までとなっており、日中時間帯の特急「わかしお」も停車するなど、京葉線の中では主要駅といえます。

ちなみに、駅名に「海浜~」と着いていますが、これは総武本線に幕張駅や幕張本郷駅があるため、それらとの区別のためと思われます。


縦型


当駅折返しも多いこともあり、島式2面4線の高架駅となっています。


コンコースに降りてきました。


3・4番乗り場への階段


利用者も大変多い駅だけに改札機の台数もすごいですね。


きっぷ売り場も行列が出来ていました。


改札を出るとイオンモール幕張新都心への案内が出ていました。
ただし、2023年3月には当駅の隣に幕張豊砂駅が開業したためそちらが最寄りとなりました。
その名残で残っているんでしょうけど、幕張豊砂駅の事を知らずに当駅で降りてしまう人や、幕張豊砂駅に停まらない快速や特急を利用する人の中には乗り換えの手間よりは少し歩いても海浜幕張駅の方がいいという人もいるのでしょうか。


ここにも大きくイオンモールのバス乗り場が案内されていました。


北口に出てきました。
新都心というだけあって高層ビルもたくさんですね。

左手にある「AEON」と書かれたビルは「イオンタワーアネックス」というビルで、あのイオングループの中枢とも言える本社ビル「イオンタワー」の別棟となっています。
そう、実はイオンの本社って幕張にあるんですよね。

その本拠地とも言える土地に出店したイオンモール幕張新都心はショッピングモールとしては国内最大級なんだとか。


反対側も商業施設が集まる賑やかな場所でした。


駅前には連節バスがいました。
「シーガル幕張」の愛称があるこの連接バスは幕張本郷駅と幕張新都心を結ぶ路線に投入されており、幕張新都心の旺盛な需要に応えています。


こんな幟もありました。


駅舎ですが、大きすぎて全体が入らないのは高架駅あるあるですね。


続いて南口です。
屋根付きの大きな通路が整備されていますが、幕張メッセにも直結となっています。


マンホールの蓋はオリジナルデザインでした。


大きな駅前広場もありました。


南口にも大きなツインタワーがありました。
その名を「ワールドビジネスガーデン」というらしいです。


駅舎のデザインは北口とそう変わらないですね。


千葉ロッテマリーンズのオブジェがありました。
先程も触れましたが、千葉ロッテマリーンズの本拠地のZOZOマリンスタジアムもありますからね。

と言ったところで駅はこれくらいにしてそろそろお待ちかねの「蔵の街川越」に乗るとしましょう。

海浜幕張駅から「蔵の街川越」に乗る

早速駅取材ということで脱線してしまいましたが、いよいよメインの「蔵の街川越」に乗車します。

まずはこれから乗車する「蔵の街川越」についての解説ですが、2023年10月14・15日に運転された臨時特急列車です。
運行区間は海浜幕張~川越間となっており、全車指定席で運行され、使用車種は185系です。
JR東日本では例年「川越まつり」に合わせて川越へ向かう臨時列車を運行しており、使用車種や列車名、運行区間に変遷がありながらも運行され続けています。

2023年は今回乗車する「蔵の街川越」と、もう1つ常磐線の日立から川越までの「川越物語」という2つの臨時列車が設定されました。
「川越物語」の方もE653系が使用され、普段は走らない武蔵野線や川越線を走るということで、注目されていたんですが、今回はよりレア度の高い185系の方を選びました。

停車駅は海浜幕張を出ると西船橋・新松戸・川越となっており、特急の定期運行がない武蔵野線や川越線を走る特急という点でも珍しいですし、大宮駅を経由しながら時刻表上は通過するという点もまたレアです。
もちろん使用車種の185系も今では臨時列車でしか乗れないレアな車両ですしね。

解説はこれくらいにして、そろそろレポートに入っていきます。


発車標には既に表示が出ていました。
流石に列車名はありませんが、川越という行先は当駅ではレアですね。


ホーム上の発車標です。


ローマ字Ver.


↑いよいよ入線です。
向かい側のホームは別の列車がいたため撮れず、やむなく同じホームから撮影しましたが、同業者が多くてあまりいい構図にはなりませんでしたね・・・


↑そして、幕回しです。


やっぱり幕は「臨時特急」で止まりました。
流石に「川越」なんて行先は収録していないんでしょうね。


隣にいた列車が発車したのでいまのうちに向かいのホームから撮影しました。


↑そこへ255系「さざなみ」がやってきました。

あとは乗り込みます。
先週乗った「鹿沼秋まつり」よりは乗車率が高い気もしますが、やっぱり乗り鉄っぽい人がほとんどですねw


↑それでは恒例ですが車窓をどうぞ


京葉車両センターを見つつ京葉線を進みます。


京葉車両センターからの出入庫線が合流してきます。


首都高湾岸線に沿って進みます。
このあたりは先行列車に追いついているのかゆったりした走行です。


武蔵野線への連絡線となる二俣支線に入っていき、首都高湾岸線とはここでお別れです。


そして、最初の停車駅の西船橋です。
ここから乗る人もちらほらいましたが、西船橋って総武緩行線・東葉高速鉄道・東京メトロ東西線など乗り入れ路線も多いですからそれは納得ですね。
まあ、総武快速線は通過するんですがw


次の停車駅の新松戸駅の先では常磐線との連絡線と合流します。
ところで、この間には北総線・成田スカイアクセス線乗り換えの東松戸や新京成線乗り換えの新八柱などがありますが、これらは通過でした。
単に他路線との接続駅全てに停めているというわけではないみたいですね。
新松戸を過ぎると時刻表上は川越までノンストップとなります。


江戸川を渡って千葉県流山市から埼玉県三郷市に移っていきます。


三郷駅の先ではこんなスペースが見えますが、これはかつて存在した武蔵野操車場の跡地です。
武蔵野操車場は全長5.2km、最大幅約350m、敷地面積約105万平方メートルの国内最大級の操車場でしたが、貨物列車の運行形態が操車場での組成を必要とするヤード集約型からコンテナ輸送へと切り替わっていったことで役目を終えて1986年に廃止されました。
跡地はららぽーと新三郷やコストコ、イオンタウン吉川美南といった施設に生まれ変わっていますが、これだけ多くの大規模施設を納められるということは武蔵野操車場がどれだけ広大だったかが分かりますね。


常磐自動車道と交差です。
下り線は渋滞していますが、列車に乗って渋滞する道路を見るとなんだか優越感を感じるのは私だけでしょうか?w


中川を渡って吉川市から越谷市へと入ります。


そして、越谷レイクタウン駅ですが、ここにもイオンレイクタウンがあります。
このイオンレイクタウンは埼玉県内でも有数の規模ですが、幕張新都心といい武蔵野線(京葉線)の沿線には大きなイオンがいくつもありますね。


車窓には入換中の貨物列車が見えました。


その先にあったのは越谷貨物ターミナル駅です。
武蔵野操車場は既に廃止されていますが、越谷貨物ターミナル駅は現役の貨物駅であり、今でも貨物列車が発着しています。


よく見るとEF66形がいますね!


南越谷では東武伊勢崎線(スカイツリーライン)と交差です。
ここは利用者数も多いでしょうし停めてもよさそうですが、JR線との乗換駅以外は停めない方針なんですかね。


国道4号と交差です。
鉄道で言う東北本線に相当する国道ですが、この付近は意外と普通の姿ですね。
もう少し北へ向かえば「新4号線」と呼ばれる高速道路に匹敵する高規格バイパスの連続になるんですけどね。


綾瀬川を渡って越谷市から川口市に入っていきます。

南浦和では京浜東北線と交差しますがここも通過です。
JR同士の乗換駅という基準は満たしているわけですが、ここまで来ると川越に近すぎるので停める意義が小さいということなんでしょうか。


続いて武蔵浦和では埼京線と東北新幹線と交差します。
ここもJR同士の乗換駅ですが、南浦和同様に川越に近すぎることや、そもそも武蔵浦和からなら川越まで直通でいけますしねw


その先では東北本線への連絡線と分岐し、武蔵野線を外れていきます。


中浦和駅付近で再び埼京線・東北新幹線と交差します。
ちょうどE7系が通過するところでした。


長いトンネルを抜けると東北本線に合流し再び地上に顔を出します。
するとそこは与野駅です。
通常の列車のルートとは違うので、ワープしたみたいな気分ですね。


続いてさいたま新都心駅の脇を通過です。
このあたりでアナウンスが入り、大宮駅で乗務員交代のため停車するとのこと。
やはり通過扱いは時刻表上だけであり、運転停車はするようですね。


大宮操車場の跡を見ながら進み間もなく大宮駅です。


大宮駅11番線に到着です。
通常は湘南新宿ラインの北行が使うホームですが、同じ線路を走っているので当然といえば当然ですね。
ここで数分間停車して再び発車していきますが、ホーム上の人達は「何この電車?」とばかりに好奇の眼差しを向けていました。
とはいえ、あくまでも運転停車なのでドアは開かず、時刻表上は通過駅となっていますが、2023年現在のダイヤでは大宮駅を通過する定期旅客列車は新幹線を含めても存在しないため、そういう意味でもレアですね。
昔は上越新幹線や北陸新幹線で大宮駅を通過する列車もあったみたいですけどね。

ここから先もちょっとしたネタのあるルートとなりまして、通常は川越線は埼京線と直通するため、大宮駅は埼京線の地下ホームに発着しますが、線路自体は地上のホームとも繋がっています。
しかし、川越線の列車が地上ホームに発着することは通常はないため、ここを通るのは回送列車や検測車両などのごく限られた列車のみとなっており、旅客列車でここを通るのは非常にレアなことです。


川越線の線路に合流すると高崎線と並走しつつ進み、その先で東北・上越新幹線とニューシャトル、及び国道17号と交差します。


1駅先の日進駅でも運転停車がありました。
実は川越線の複線区間は日進駅までのわずか1駅だけであり、ここから先は単線なのです。
その割に日中でも20分間隔で運転されているために、そこに臨時列車を通すと運転停車のオンパレードになるわけですね。
対向列車が来たら発車しました。


その次の西大宮駅でも運転停車がありました。
しかし、ここは対向列車はなくよくわからない運転停車でした。
もしかすると通常は通過列車がない駅なので、信号システム上必ず停車しないといけないのかもしれません。


その先は指扇でも対向列車と離合し、荒川を渡ってさいたま市から川越市に入ります。
この荒川橋梁は架替えが決まっているわけですが、それもあってか余計に撮り鉄が多かったように思いました。

南古谷でも運転停車しますがすぐに発車しました。
やっぱり信号システム上通過できない説が濃厚ですかね。

JR東日本標準の4点チャイムに続いてアナウンスが始まり、もうすぐ川越駅であることを告げます。
2時間弱の旅も終わりの時が来ました。


川越駅に到着すると熱烈な歓迎を受けました。
更には駅構内のスピーカーから祭り囃子の音を流す粋な演出もありました。


川越市のマスコットキャラクター「ときも」も出迎えてくれました。


発車標にもシンプルながら「ようこそ川越」と出ていました。


ここでも185系を撮りますが、激パ状態でありこれは綺麗な写真は無理そうです・・・


それにしてもすごい撮り鉄の数w
「鹿沼秋まつり」の時はここまでじゃなかったと思いますが、時間帯的にもちょうどいいし、川越駅も大回り乗車などで訪れやすいために殺到したんですかね。


↑発車はなんとか撮りましたが、これが限界でしたw


構内が落ち着いたところで駅も見ていきましょう。
といっても、何度か訪れている駅ですし、「川越まつり」のせいで構内は混み合っているので、特にネタだと思ったものに絞ってのご紹介とします。


もちろん「川越まつり」のポスターもありました。
この「川越まつり」は毎年10月の第3日曜日とその前日に行われていて、絢爛豪華な山車が練り歩くそうです。
また、国の重要無形文化財とユネスコの無形文化遺産にも指定されているんだとか。


でも、この日は別のお祭りもありました。
それは「川越車両センターまつり」です!
南古谷駅近くにある川越車両センターを開放するイベントなんですが、これはコロナによる中止を除けば毎年実施されており、私も過去何度か参加したことがあります。

ただ、今年はコロナ禍後の初開催となったためか完全事前予約制となり、事前申し込みをしないと参加できなくなったのでした。
ちょうど「蔵の街川越」に乗って川越へ行くので折り返し待ちの間に参加しようかなとも思ったんですが、事前申し込みが面倒だったのと過去に何度か参加しているイベントだったので断念しました。


5・6番線はロープで閉鎖されていました。
理由は分かりませんが、臨時列車発着の関係でしょうか?


「警備体制強化」なんてぼかしていますが、ようするに撮り鉄対策?w


コンコースには川越名所の「時の鐘」のオブジェがありました。


駅員さんの姿の顔出しパネル


プラレールですが、何故か山手線w
川越に置くなら埼京線か川越線でしょうが、ちょうどいい車両がなかったんですかねw

さて、ここからですが、さっき見送った185系は折返しまで川越車両センター内で待機する可能性が高いと読んで、そうすると入庫のために南古谷駅でしばらく停車しているのではないか?更に言えば後続の列車で追いかければ撮れるのではないか?と考えつき、一度南古谷駅に行くことにしました。
どっちみちフリーきっぷを使っていたので交通費はタダも当然ですしねw

南古谷駅

というわけでやってきた南古谷駅ですが・・・


いない!w
どうやらとっくの昔に走り去ってしまったようですね・・・
いないものはしょうがないので、とりあえず川越へ戻ることにしますが、当駅で上下列車が交換するというダイヤなのでちょうど20分待たないといけません。
その間に駅を見ることにしましょう。
過去の「川越車両センターまつり」で訪れているので初めてではないんですがねw

写真で分かるように島式+単式2面3線であり、川越車両センターへの出入庫の列車が待機できる構造でもあります。


こちらは島式側です。


駅名標です。
ところで、南古谷駅だけがあって古谷駅はありませんが、古谷と呼ばれる地区は当駅の北側にあるため、古谷の南にある駅という意味では間違ってはいませんね。


JRの初期の頃と思われるタイプもありました。


縦型


ホーム上から見た駅舎部分ですが、三角屋根だけがぽつんと見えていますね。


外から見た駅舎です。


駅前にバス停があります。


主力は西武バスの上赤坂までの路線ですが、日祝ダイヤの1本だけ本川越駅行きがあるようです。
その他、コミュニティバスの「川越シャトル」があります。

といったところで撤収です。
やはり「川越車両センターまつり」の関係で人が多く細かい撮影は厳しかったです。

このあとは折返しの「蔵の街川越」まで周辺の駅をブラブラしながら時間をつぶします。
せっかくなので「川越まつり」を見に行こうかと思いましたが、駅構内で既にすごい人出だったので断念しました。
同行者があればそれでも楽しいんでしょうが、一人なら駅を巡っていたほうが楽しいですw
ちなみに、川越駅で一旦外へ出て昼食を食べましたが、特に名物でもなかったので写真はなしです。

笠幡駅

というわけで暇つぶしの駅めぐり開始です。
南古谷駅からカウントすると2駅目になりますのは、笠幡駅です。
川越線でも川越以西の区間であり、4両編成のワンマンカーが走るローカル色の強い区間の駅です。


まずは駅名標ですね。


縦型


ホームは1面1線の棒線駅です。
川越~日進間も単線でしたが、あちらは全ての駅で列車交換が可能でしたから、棒線駅があるということ自体、やはり川越以東と以西で格差がありますね。


反対側を向いて


ホーム端の部分は立入禁止でした。


奥の方は嵩上げがされていないみたいですが、何故か屋根と思しき構造物は嵩上げがされていない部分まで伸びているんですよね。
将来的には6両編成を走らせる構想もあるということでしょうか?


それでは改札を出ますが、改札機はICカード用の簡易型のみでした。


駅舎内です。
券売機や乗車駅証明書発行機などが並びます。


きっぷ売り場です。
券売機は2台ありますね。


上を見上げるとなんと屋根は木製でした。
これは案外古い駅舎なのかもしれません。
調べてみると開業当時からの駅舎を使っているそうで、開業は1940年ですから築80年超えということに・・・!?


駅舎は日本家屋的な外観ですね。


駅前には駐輪場が整備されていました。


こちらは公衆トイレですが、なんか駅舎より立派なようなw


こんな通路がありましたが・・・


その先には駅前ロータリーがありました。
駅前とは少しズレた位置にある変則的な駅前ロータリーですねw


ロータリー内にはバス停があります。
コミュニティバスの「川越シャトル」と東武バスのサイボク・鶴ヶ島駅行き、西武バスの新狭山駅行きといったラインナップです。


川越シャトルの時刻表ですがやっぱり少ないですね・・・


駅前に鎮座していたこのキャラクターってどこかで見たような・・・あ、これ東京2020オリンピックのキャラクターの「ミライトワ」ですよね。
でも、東京オリンピックと当駅に何の関係が?


と思っているとその答えを示すようにこの看板が視界に入りました。
実は東京2020オリンピックのゴルフ競技が当駅近くにある霞ヶ関カンツリー倶楽部にて開催されたんだとか。

更にいうとこの駅前ロータリー自体もオリンピックに向けて整備されたものだったようで、そのために本来の駅前と外れた位置に無理やり作った感じになったようです。
ということはそれ以前にはロータリーはなかったことになりますね。


それでは駅へ戻りますが、ロータリーと駅が離れているためかこんな看板で分かりやすく案内されていました。


↑そして、乗車する列車がやってきました。


写真でも撮ったら乗り込みます。
そして、次に訪問する駅は・・・?

西川越駅

駅巡り3駅目は西川越駅です。


やっぱり最初は駅名標です。
西川越駅という駅名で察しが付くと思いますが、川越駅の隣の駅です。


縦型は柱にくっついていました。


ホームは笠幡駅と同様に1面1線の棒線駅です。


改札口です。
昔ながらのラッチが残っていますが、改札機はICカード用の簡易型のみです。


外へ出ました。
これまた素朴な見た目の駅舎ですね。


こちらはちゃんと駅前に小さいながらロータリーがあります。


小さなロータリーなのでバスは乗り入れていないかと思えばバス停がありました。
ただ、「川越市老人福祉センター」の送迎バスみたいなので路線バスとも違いますし、たぶんジャンボタクシー程度の大きさでしょうね。


川越シャトルのバス停もありました。
現在は民営路線バスは乗り入れておらず、かつては西武バスがあったものの2012年3月限りで撤退したようです。


駅前には踏切がありますが・・・


ここからだと駅の全体像がよく見えました。

それではホームに戻って次の駅へ向かいます。
お次の駅は・・・?

的場駅

駅巡り4駅目は的場駅です。


到着しました。
ここで上下列車が交換するようなのでそれを見届けてから駅を見学していきましょう。


↑対向列車がやってきました。
しかも、この区間ではレアな209系がやってきました。


↑そして、乗ってきたE231系が発車です。


ホームは島式1面2線で交換可能駅となっています。


駅名標です。


縦型


2番線の乗り場案内ですが、直通がない埼京線の大宮・新宿方面も書いてあるんですね。


1番線は高麗川・八王子方面の八高線も案内されていますが、こちらは直通も普通にあるので納得です。


それでは外へ出ます。
ホーム端の部分が構内踏切に繋がっており、バリアフリーに配慮してスロープも設置されていました。


構内踏切の先に駅舎があります。


駅舎への通路も屋根がついていて線路を横切る部分以外は雨に濡れずに移動できます。


改札口はやっぱり簡易改札機のみです。


ところで、ここの屋根も木製でした。
近隣の駅同士ですし開業時期が近いために構造に類似点が出てくるのかもしれません。


駅前にはなかなか大規模な駐輪場がありました。


バス停かと思ったらタクシー乗り場でしたw
ちなみに、路線バスについては当駅そのものには乗り入れず、数百メートルほど離れた県道上にある「的場」バス停を発着する西武バスが利用できます。


周辺案内図ですが、「川越的場」のバス停についても案内されていますね。
この「川越的場」バス停は関越自動車道の本線上にあるバス停ですが、当駅から徒歩10分ほどのところにあり、高速道路上のバス停にしては鉄道駅から徒歩圏内とアクセスがいい場所になっています。


そして、駅舎です。
屋根瓦の色こそ違いますが笠幡駅などとも似ていますかね。


「的場」という地名の由来が書いてありました。
ざっくりまとめると武士達が弓の射的場としていたからということになりますかね。

それではホームへ戻って列車を待ちます。


↑まずは高麗川方面の列車の入線を撮ります。


写真でも撮ります。
さっきの列車が川越で折り返してきたわけですね。


↑続けて川越行きの入線です。

これに乗って川越駅へ移動です。
が・・・まさかの事態になりました・・・

川越駅でまさかのトラブル!?

ここからは川越駅で埼京線直通の快速新木場行きに乗り換えて西大宮駅へ移動してから、そこでE653系「川越物語」を撮影しようという算段であり、川越駅に到着したらすぐに乗り換えて発車を待っていたのですが、発車時刻になってもなかなか発車しません。
しばらくしてアナウンスがあり、「車両点検のため発車を見合わせる」という案内がありました。
その後、一度電源を落として再起動を試みるという話になり、乗客は一度降りるようにとアナウンスがありました。


↑電車の再起動なんて珍しいと思って動画を回しました。
本当に照明から行先表示まで全部消えてしまいました・・・


車内も真っ暗です。


先頭も撮りますが、尾灯だけは点いているように見えますね。
尾灯は後続列車に存在を知らせる意味で重要ですから、電源が落ちてもバッテリーなどで点灯出来るようになっているんでしょうか。

しばらくは点検が続き、遅れは20分に迫ろうとしていました。
既に後続列車も到着してしまい、このままでは列車が数珠繫ぎになりそうですが・・・


↑そして、再起動です。

これで不具合が直ったのか・・・と不安になりながら待っていると、ドアが開き車内へ案内されました。
結局、この列車をまず発車させ、詰まっている後続列車を順次発車させるとのことで、このまま乗車していきます。

ちなみに、撮ろうとしていた「川越物語」はそもそも送り込みの回送が川越駅に入ってこられないため遅れる見込みとのことです。


南古谷に到着すると、ちょうど「川越物語」になる予定のE653系がいました。


案の定「抑止」を食らっていましたw

ただ、ここだといいアングルで撮れなさそうなので、結局は予定通り西大宮駅で撮ることにしました。


後続列車もすぐにやってきたのでこれだけ撮って乗り込み西大宮駅へ移動です。

西大宮駅

というわけで波乱の展開となりましたが、駅巡り5駅目は西大宮駅です。
ここで「川越物語」を撮影してから駅の見学です。


駅名標です。
当駅は2009年に開業した比較的新しい駅となっており、大宮がつく駅としては他に北大宮(東武野田線)、東大宮(東北本線)がありますから、あとは南大宮があれば東西南北が揃いますが、残念ながら南大宮だけありませんw


縦型


発車標を見てみると大宮行きになっていました。
川越線内のダイヤが乱れたため、埼京線への直通を打ち切ったようですね。


東京臨海高速鉄道の70-000型が来ました。


↑発車は動画で


↑そして、お目当ての「川越物語」がやってきました。


しばらく停車するようなので写真でも撮ります。


↑そこへE233系が入ってきました。


並びを撮ったら・・・


↑「川越物語」の発車です。


それではここからは駅の見学です。
ホームは相対式2面2線となっていて、交換可能駅です。


橋上駅舎となっており、コンコースは2階部分にあります。


改札口です。


改札を出ました。


きっぷ売り場


まずは南口に出てみました。


周囲は民家が多少ある程度で田畑が混在する場所となっています。


そのため駅周辺は細い道路が張り巡らされていますが、こんな看板がありました。
駅周辺の住民から、歩行者が車道を塞いで歩くので迷惑だとか苦情があったのかもしれませんね。


続いて北口です。
こちら側は立派なロータリーが整備されていて、南口より栄えている印象です。
バスも乗り入れており、東武バスによる宮原駅行きとわくわくランド行きがあり、その他さいたま市西区のコミュニティバス・乗合タクシーが乗り入れています。


最近できた駅だけあって道路もよく整備されています。


そして、駅舎です。
デザインは南口と共通ですかね。

それではホームに戻って川越駅に行き、あとは「蔵の街川越」に乗って活動の〆となります。

「蔵の街川越」で海浜幕張へ

というわけで暇つぶしの駅巡りは以上となり、あとは「蔵の街川越」の復路で海浜幕張へ行き活動としては終了です。

西大宮駅から川越駅に移動してきましたが、この頃には川越線のダイヤ混乱はだいぶ収束していたようで、「蔵の街川越」も定刻通りの運転になりそうです。


↑というわけで入線シーンです。


写真でも撮りますが、やはり混雑していていい構図では撮れなさそうです・・・


発車標も押さえておきましょう。
ここではちゃんと列車名を出してくれていました。


発車標と列車を絡めてみましたがちょっと苦しいかw


出発も「ときも」が見送ってくれるようです。


横断幕も用意されていました。

それでは乗り込みます。
今度も停車駅などは共通であり、川越を出てすぐに日没という時間帯なので車窓も楽しめませんし、道中あまり書くことはないんですが、その分車内は落ち着いた雰囲気だった気がします。


海浜幕張に到着です。
やっぱりここも人が多くて撮影は厳しい・・・ということで!

幕張豊砂駅

海浜幕張駅の1駅隣にある幕張豊砂駅に移動して、そこで回送の185系の通過を撮るという作戦に出ました。


というわけで1駅だけ乗って幕張豊砂駅にやってきました。
これは盲点なのかあまり真似する人はおらず、ここでなら落ち着いて撮れそうです。


↑まずは武蔵野線の電車の発車を見送ります。
武蔵野線は京葉線と直通しており、蘇我方面は最遠で海浜幕張までなので当駅にもやってくるんですが、ほとんどの列車は南船橋までなので本数としては少なかったりします。


↑そして、いよいよ185系の通過です。

これで目的は達成しましたが、この幕張豊砂駅も初めて訪問する駅なので、ついでに駅を見学してから帰ることにします。


駅名標です。
当駅は今年の3月に開業したばかりの新しい駅で、幕張新都心の西側に位置することから幕張を冠し、駅付近の地名の豊砂を付けて現在の駅名となりました。


縦型


ホームは単式2面2線となっており、上り線は高架線上に、下り線は地平にあるため、ホームが上下線で異なる高さにあります。
こうなった理由は、元々当駅付近に貨物駅を設置する計画があり、この時に下り列車が貨物駅に出入りする際に上り線と交差する必要があることから、立体交差とするために上り線のみ高架となり、その地点に駅を作ったためにこうなりました。

似た事例に東北本線(宇都宮線)の東鷲宮駅がありますね。


中央部は屋根のデザインが違いますね。
あと、木製のベンチが並んでいますが、これは東京2020オリンピックの選手村で使用されていたものを再利用しているそうです。


当駅はイオンモール幕張新都心の最寄り駅ですが、ホームから既に見えましたw


乗り場案内のデザインも他とはちょっと違うような?


↑ここでE257系「さざなみ」の通過です。


柵から覗き込むと下り線が見えました。
こうしてみると当駅の構造がよく分かります。


コンコースは1階部分にありました。


構内も開放的な見た目ですよね。
大規模な展示場のような雰囲気もあります。


駅に広告があるのはよくあることですが、内容はイオングループのモバイル決済「AEON Pay」でした。
そりゃあ当駅は実質「イオンモール前駅」といってもいいくらいですしねw


続いて地上にある下り方面の1番乗り場です。
ここからも高架上の上りホームが見えるため、構造が分かりやすいです。


もちろんここにもイオンモールの広告がありました。


暗いので分かりにくいかもしれませんが、当駅の北側には京葉車両センターが広がっています。
昼間に訪れれば基地内の車両の動きもよく観察できるはずです。


↑ここで京葉線のE233系が入線です。


↑続けて武蔵野線のE231系


それでは外へ出るとしましょう。
北側には京葉車両センターがあることもあって、駅舎は南側に設けられており、改札口も南側のみですが、将来的には駅付近に南北を往来できる自由通路を設ける計画もあるようです。


案内にはもちろんイオンモール幕張新都心が出ていました。
幕張メッセも出ていますが、こちらは海浜幕張駅のほうが近そうです。
まあ、海浜幕張駅が混むときの裏ルート的な使い方もあるのかもしれません。


ところで、この改札機ですが・・・


よく見るとタッチする部分がわずかに傾いていてタッチしやすくなっていますね。
これは最新型の改札機だと思いますが、流石は開業して間もない駅です。


きっぷ売り場です。


AIの案内端末もありました。


駅名の表示はシックなデザインですね。


駅前に出るといきなりイオンモールが出てくるんだからすごいですよね。
近所だったら便利でしょうが、私の地元から幕張は小旅行レベルの移動になるので訪問は今回限りかもしれませんw


駅舎もオシャレな感じです。


駅前ロータリーもかなり立派ですね。

あとはせっかく目の前にイオンモールがあるのでその中の飲食店で夕飯を済ませてから帰路に就きました。
というわけで、記事はここで〆たいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは!

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