青春18きっぷで行く九州遠征(3日目/かわせみ・やませみ)

4泊5日で実施した九州遠征の3日目です。
なお、1日目2日目をご覧になっていない方はそちらから先にご覧になることをおすすめします。

本日の行程

3日目となる今日は「かわせみ・やませみ」に乗ることがメインであり、ほとんどの行程が「かわせみ・やませみ」となります。
ただ、せっかく青春18きっぷの有効期間内なので、朝の空き時間を利用して三角線を1往復します。
なので、行程としては熊本から三角線を1往復したあと、今度は「かわせみ・やませみ」を1往復乗車して熊本に戻るという内容になります。

三角線を1往復

それでは早速本編スタートです。
まずは三角線を1往復するところから始まります。


昨晩宿泊したネットカフェから徒歩で上熊本駅にやってきました。


駅舎も撮ったら入場です。


ホームです。
島式1面2線のシンプルな構造ですね。


それでは鹿児島本線を1駅乗って熊本駅へ向かいます。


熊本駅に到着!
乗車したのは821系でしたが、何気にこれが初乗車でした。


それではこの8時06分発の三角行きに乗車します。


待っていたのはキハ200系でした。


私が九州にいた頃の三角線はキハ40系かキハ31系だったと思いますが、今はキハ200系が主力車種となっているようですね。
長崎地区にYC1系が投入されてキハ200系が余剰となった分、熊本地区に配置転換されたということですかね。

ここで三角線について解説を入れましょう。
三角線は宇土駅と三角駅を結ぶ全長25.6kmの路線です。
運行形態としては全列車が鹿児島本線に乗り入れ、熊本駅まで走るため、実質的には熊本~三角間の路線といえます。
全線が単線非電化のローカル線ですが、かつては三角港から出る天草諸島・島原半島方面への航路に接続する路線として利用され、豊肥本線と直通する急行列車が設定された時代もありました。
国鉄末期に急行は廃止され、以後は普通列車のみの時代が長く続きますが、2011年より観光列車「A列車で行こう」が運行されるようになり、優等列車の復活であるとともに、三角線では初の特急列車となりました。

開業は1899年と非常に古く、これは現在の鹿児島本線を建設した私鉄の九州鉄道が、天草や島原方面への連絡のための支線として建設したためで、1907年には九州鉄道が国有化され、官設鉄道の路線となりました。

現在では天草諸島へは橋が架かり自動車で往来できるようになり、島原方面の航路も熊本港発着の航路に利用者を奪われる形で廃止されたため、航路連絡という当初の使命は無くなっていますが、近年は観光路線として売り出されています。

あと、昔の鉄道では編成ごと向きを変えるために、三角形を構成するような線路を利用していたことがあり、これを「三角線(さんかく・せん)」と呼んでいました。
しかし、漢字で書くと「三角線(みすみ・せん)」と紛らわしいということから、「デルタ線」と呼ばれることも多かったようです。
これは昔の客車列車の中には最後尾に展望車を設けている列車があり、単純に機回しをして方向転換をすると展望者が機関車の後ろになってしまい不都合であるため、デルタ線を用いて編成ごと向きを変えるということをしていました。

現在では客車列車自体が稀になったため、このような運用はほぼ行われなくなっていますが、電車や気動車でも運用の都合で編成の向きを変える場合にデルタ線を使用するケースもあるようです。
瀬戸大橋線の坂出駅・宇多津駅付近や近鉄の伊勢中川駅付近など、デルタ線として使える路線自体は意外と残っていますしね。
ちなみに、「三角線(みすみ・せん)」自体はデルタ線として使用することはできませんw


↑ここで車窓を撮りました。
なお、機材トラブルのため、列車が動き出してから数十秒経ってから録画開始となっています。
ご了承下さい。
※4月6日公開予定なので、それ以前にご覧の方は、公開までしばらくお待ち下さい。


熊本操車場にはこれから乗車する「かわせみ・やませみ」がスタンバイしていました。


既に引退した415系の鋼製車もいました。
廃車回送されるまでの間にいわゆる疎開されているんでしょうか。

宇土駅からは鹿児島本線を離れていよいよ三角線に入っていきます。


車窓には有明海が広がります。


遠目に島原半島の影も見えますね。
これだけ近いならば三角と島原の間に航路があったのも納得です。


終点の三角駅に到着です。
熊本からだと1時間弱の小旅行という距離感ですね。


駅名標は「A列車で行こう」の世界観に合わせてか、こんなデザインになっていました。
それにしても、「みすみ」という読み方は難読ですよね。


ホームは単式1面1線と最低限の設備ですが、側線1本を備えており、夜間滞泊も設定されているようです。


駅舎です。
これも「A列車で行こう」に合わせてリニューアルされており、こんなオシャレな雰囲気です。
それでも駅舎自体は1903年に作られたものが残っていて、貴重な木造駅舎です。


でも、駅前のお店は昭和の観光地感のある佇まいでした。


駅前の看板は渋い木製でした。


駅舎内です。
重厚感のある雰囲気ですね。


構内にはくまモンがいました。
どうやら撮影した写真にくまモンを合成してくれるアプリがあるみたいですね。

それでは再び列車で熊本へ引き返します。


↑復路も車窓を撮りました。


熊本に戻ってきました。
これにて朝の暇つぶしパートは終わりで、いよいよ本命の「かわせみ・やませみ」です。
※4月12日公開予定なので、それ以前にご覧の方は公開までしばらくお待ち下さい。

「かわせみ・やませみ」で宮地へ

ここからは豊肥本線を走る観光列車「かわせみ・やませみ」に乗っていきます。
まずはその解説からですが、「かわせみ・やませみ」は元々肥薩線の観光列車として導入された列車で、キハ40系を改造して作られ、熊本~人吉間で2017年に運行を開始しました。
しかし、運行から3年目となる2020年7月に、豪雨被害のため肥薩線が不通となり、本来の経路での運行が不可能になりました。

直後から「肥薩線応援企画」として同じく肥薩線を走っていた観光列車「いさぶろう・しんぺい」と併結して「かわせみ・やませみ・いさぶろう・しんぺい」として鹿児島本線の博多~門司港間にて運行されるようになりました。
その頃にも乗りに行っていますので、興味があればレポートをどうぞ!
当初は期間限定とされていたものの、結局2022年9月まで運行され、2年ほど福岡県に出張する状況となりました。
2022年9月ダイヤ改正より運行区間を豊肥本線の熊本~宮地間に改め、相方だった「いさぶろう・しんぺい」は久大本線の観光列車「かんぱち・いちろく」に転用されることとなり引退し、「かわせみ・やませみ」単独での運行に戻りました。
肥薩線と同じ熊本県内で活躍できただけマシという気もしますが、肥薩線の復旧と「かわせみ・やませみ」の引退のどちらが先になるんだろうと不安になってしまいます。

そんなこんなで本来のホームである肥薩線がなかなか復旧できないため、既に肥薩線を走っていた年数より、他線区を走った年数の方が長くなっているわけですが、2025年春のダイヤ改正をもって定期運行を終了することが発表されました。
あくまでも定期運行を終了するだけで「かわせみ・やませみ」自体が引退するというわけではないようで、「あそぼーい!」の代走という位置づけで、ダイヤ改正後も一部の日程で熊本~宮地間での運行が予定されています。

今回の活動では熊本~宮地間を1往復するのですが、ちょっとした裏話をすると、元々は復路の熊本行きのみ指定席券が確保でき、往路の宮地行きは事前申し込みも虚しく確保できませんでした。
なので、往路は18きっぷで宮地を目指しつつ南阿蘇鉄道にも立ち寄る行程を考えていました。
しかし、この旅の1日目となる一昨日、暇を持て余した車中でスマホから「かわせみ・やませみ」の空席情報を調べていると空きがあることに気づき、すかさず確保し、往復とも乗れることになりました。
まあ、復路は通路側の席になったのですが、乗れないよりはマシでしょう。

それではレポート再開です。


コンコースにあった顔出しパネル
885系のピクミントレインですが、窓ガラスの部分をくり抜いていますね。


発車標です。
文字数の兼ね合いで列車名が小さく表示されていますね。


「A列車で行こう」も同じ時間帯にあるようで、同時に2つの観光列車を見ることが出来そうです。


こちらが「A列車で行こう」です。
キハ185系を使用した観光列車で、三角線を走ります。


そうこうする間に「かわせみ・やませみ」が来てしまいました。
入線動画は撮りそびれましたw

https://youtu.be/GoiixGGkkSg
↑「A列車で行こう」の発車です。

それでは「かわせみ・やませみ」の乗り場へ移動しましょう。

https://youtu.be/BzndI-Zcm8M
↑発車標


こちらは「やませみ」です。
グリーンを基調にした配色です。


こちらが「かわせみ」です。
ブルーを基調にした配色で、2両合わせて「かわせみ・やませみ」というわけです。


キハ40系には似合わないLCDの案内ディスプレイがありました。


こちらが車内です。
窓を向いた席やボックス席など、座席のバリエーションが多いのも特徴です。


座席はチェーンで固定されていました。
そういえば、以前にフェリーに乗ったときも、こうやってチェーンで固定されていましたね。


こちらはリクライニングシートです。
一番オーソドックスな座席ですが、座り心地はここが一番いいという声もあるようです。
今回はこちらを利用しますが、通路側です・・・w


カウンターには記念撮影用のパネルなどもありました。

それでは発車です。
「かわせみ・やませみ」は熊本を出ると肥後大津、立野、阿蘇、宮地と停車していきますが、この活動時点では「あそぼーい!」や「九州横断特急」などの豊肥本線の特急列車は熊本を出ると新水前寺、水前寺、武蔵塚、光の森、肥後大津、立野、赤水、阿蘇、宮地と停車しており、これに比べると新水前寺・水前寺・武蔵塚・光の森・赤水には停車せず、5駅も停車駅が少ないことになります。
「あそぼーい!」に比べると定員が少なく、短距離利用者に席を確保されてしまうとメインターゲットの阿蘇への観光客のニーズを取りこぼすと判断して、あえて停車駅を少なくしている可能性もありますね。
なお、ダイヤ改正以後は豊肥本線の特急の停車駅が見直され、水前寺、武蔵塚、光の森、赤水は全特急列車が通過となったため、停車駅の差は新水前寺だけになりました。
新水前寺は熊本市電と乗り換えができ、熊本市中心部へのアクセスに便利な駅なので残されたんでしょうが、それ以外は普通列車で十分という判断になったのでしょう。
そうして考えると新水前寺駅を通過する列車は今後も設定されないので、「かわせみ・やませみ」はそういう意味では貴重と言えますね。
「あそぼーい!」の代走で走る場合は「あそぼーい!」の停車駅に準ずることとなり、新水前寺には停車することになりますしね。


通路側ということで車窓は最低限のご紹介になりますが、阿蘇の山々へ分け入るのはワクワクしますね。


スイッチバックで有名な立野駅に到着です。
ここで停車時間があることもあってホームに出ました。


もちろん車両も撮ります。


山の景色と「かわせみ」


こちらは南阿蘇鉄道の復旧を記念した看板ですね。
南阿蘇鉄道は2016年の熊本地震の影響で被災し、特に被害の大きかった立野~中松間の運転再開は2023年まで7年もの時間を要しました。
それでも災害によって不通となり、そのまま廃止という結末を迎える鉄道も少なくない中で、復旧に漕ぎ着けただけ良かったともいえますね。
今回は「かわせみ・やませみ」の往路のきっぷが取れてしまったことで、結果的には乗れないことになりましたが、被災以前は行われていなかったJR線への直通や新型車両などの見どころもありますし、復旧記念も兼ねて再訪したいと思っています。

再び車内に戻りましてスイッチバックの始まりです。
スイッチバックとは線路をジグザグに設置し、列車が進行方向を変えながら進む方式であり、主に勾配緩和を目的に設置されます。
その中でも本線自体にスイッチバックを設ける通過不可能型と、特に勾配にシビアな停車列車のために停車線のみスイッチバックとし、通過線はそのまま通過可能な通過可能型があり、通過不可能型は特に数が少なく、この立野駅の他には木次線の出雲坂根駅、肥薩線の大畑駅、真幸駅があり、唯一特急列車の定期乗り入れがあるのは立野駅だけということになります。
なお、秋田新幹線の大曲駅のように、複数路線を乗り入れる関係で運行途中で進行方向が変わるパターンや、東武野田線の柏駅や小田急江ノ島線の藤沢駅のように路線の途中駅ながら進行方向が変わり、その駅を跨ぐ列車はスイッチバックになるようなパターンもありますが、これは勾配のためではないので、また違う話ですかね。

列車は後ろ向きに進み、スイッチバック線を進んでいきます。
上段で一旦停車し、再び進行方向を変えて前進すると、宮地駅へ向けて再び走り始めます。
このスイッチバックは見せ場の1つという感じで、熱心に車窓を眺める人も多かったです。


阿蘇の山並みが見えてきました。
カルデラに入ってからの景色は絶景ですが、それは復路、あるいは明日の「あそぼーい!」でのお楽しみということでw

そして、列車は阿蘇駅に到着します。
阿蘇観光の中心となる駅だけに、一般的な観光客はほとんどがここで降りていき、宮地まで乗り通すのは鉄道ファンがほとんどのようです。
これは、阿蘇駅だと長時間列車を留置できるような設備がないので、それがある宮地駅までの運行としているんでしょうね。
普通列車でも宮地で系統分断されることが多く、運行上の拠点駅はやっぱり宮地となるようです。


宮地に到着!


駅舎と絡めてみたり


「やませみ」側


駅名標は自然公園的なデザインですね。


裏面は産山村の観光PRになっていました。
それにしても、「やまなみハイウェー」という表記が時代を感じさせるようなw


ホームは島式1面2線とシンプルですが、側線があり、車両の留置が行えます。
そのため、当駅を始発・終着とする列車が多いんでしょうね。


側線にいたキハ125系です。
主に大分県方面へ向かう列車に使用される車両であり、豊後竹田行きに充当されると思われます。


外部へは構内踏切で連絡します。


駅舎側から「かわせみ・やませみ」を撮ります。


手前の看板を入れて


照明はレトロな雰囲気ですが、よく見るとこれLEDですねw


ピクミンとコラボした駅名標もありましたが、よく見ると窓ガラスに貼り付けてありますね。


改札口にもピクミンがいました。


8620形のプレートが展示されていました。
晩年は「SL人吉」の牽引機として活躍した後、現在は引退していますが、「SLあそBOY」として走っていた時期もあり、宮地駅にも乗り入れていました。


駅舎内にはこんなスペースがありました。
どうやら豊肥本線の復旧をテーマにした資料館のようです。


博物館もさながらの凝ったパネル展示ですね。


ニュース映像でも出回っていた光景ですが、頑丈なレールがこんなにひしゃげてしまうんだから、自然の猛威は恐ろしいですよね。


被災箇所や復旧工事の写真パネルなど


先ほど写真でも見たひしゃげたレールの一部が保存・展示されていました。


別アングルからも


駅舎です。
最近の観光地の駅に多い小綺麗にリニューアルされているパターンではなく、古い駅舎がそのままの残っているのがいいですね。


看板も渋い木製


駅前にバス停があります。
市内の循環路線があるくらいで、交通ターミナルとしての役割は阿蘇駅の方が担っているようです。


その路線バスというのがこちら、マイクロバスなんですね。
まあ、地方のローカル路線ではたまに見ますけどね。


こちらは特急バス「やまびこ号」です。
熊本と大分を結ぶ都市間バスですが、経路の大部分が一般道であり、今では珍しい高速バスではない都市間バスとなっています。
現在は大分県内で一部に中九州道を走る区間があるため、高速バスと言ってしまってもよさそうですが、実質的には高規格なバイパスといってもいいですし、やっぱり高速バスとはいえない気がします。
過去に宮地駅から熊本交通センター(現在の桜町バスターミナル)まで乗車したことがありますが、一般道を延々と走るのは逆に新鮮に感じましたね。
いつか全区間乗り通してみたいとも思っています。


そして、阿蘇といえば「あか牛丼」ですよね!


観光客向けのお店なのか、店先に顔出しパネルまでありますね。


こちらが「あか牛丼」です。
ステーキが乗った丼となっており、阿蘇の名物として定着しています。
最近は人気のあまり長時間の入店待ちが当たり前になっているという話も聞きますが、この店は阿蘇観光の中心地からは外れていることもあってか空いていて穴場でした。

食後は折返しの「かわせみ・やませみ」を待つのですが、2時間ちょっとあるので、腹ごなしを兼ねて近辺で撮影場所を探して列車を待とうと思います。

暇つぶしの撮影パート

ここからは撮影パートです。
といっても、宮地駅か、そこから徒歩で行ける範囲ですけどねw

https://youtu.be/PCLnhBYyPPM
↑まずはキハ185系「あそ」


望遠で宮地駅にいるところを撮影しました。

宮地で折返しなので一旦駅へ向かって構内でも撮ろうと思います。


というわけで構内です。
18きっぷも持っているのでそれで入れないかなとも思いましたが、この時間は特急列車しかないので入れてもらえないだろうということで、入場券を買って入りました。


看板や駅名標と絡めて


ホーム上でもう1枚


この「あそ」という列車名も実は2025年春のダイヤ改正で消滅する列車だったりします。
歴史的には1992年にキハ185系の投入とともに特急格上げと同時に採用された列車名で、当時は熊本~別府間の運行でした。

その後は2004年に九州新幹線が新八代~鹿児島中央間で部分開業した際に、肥薩線の特急「くまがわ」と直通運転する形になり、列車名は「九州横断特急」となりました。
このときに「あそ」の列車名は一度消滅しますが、2020年8月に豊肥本線が熊本地震の被害から復旧して全線で運行再開し、この時に従来の「あそぼーい!」が熊本~宮地間の運転から熊本~別府間の運行に拡大されたのと入れ替わりに、「九州横断特急」の区間便として、キハ185系を使用する熊本~宮地間の列車が設定され、これに「あそ」の列車名が採用され、復活する形になりました。

しかし、2025年3月のダイヤ改正では「あそぼーい!」の運転区間が元の熊本~宮地間に戻されることにあり、「あそ」は廃止ということになりました。

なので、「あそ」も乗ろうかとも思ったんですが、列車名としては消滅するものの、実質的には「九州横断特急」の区間便というだけですし、仮にこの「あそ」に乗車するとしても、「かわせみ・やませみ」までに戻って来るとすると乗れたとしても阿蘇駅までのわずか1区間ですし、それでも特急料金もかかって高く付くので、行先表示などを撮るだけにしました。

https://youtu.be/5XVYx4t7Jms
↑行先表示は動画でも撮りました。
そういえば、キハ185系の行先表示って、昔ながらの方向幕だったと思いますが、LEDに換装されていたんですね。


特急「あそ」の乗車位置案内

https://youtu.be/oFT5_ZMBI3E
↑最後に発車シーンです。

それでは一旦駅を出ますが、それでもまだ1時間以上あるんですよね。
列車の本数が少なすぎてどこかへ移動することも出来ず、ひたすら暇ですw


とりあえず時刻表の「あそぼーい!」(別府行き)の表示を撮ったり

https://youtu.be/OGG1Nl7Bvog
↑結局、最初の場所に戻って撮り鉄をすることにしました。
普通列車のキハ200系です。

https://youtu.be/aD_IB0m1NTY
↑詳細は不明ですがDE10形牽引の50系客車が通過しました。
団体列車ですかね?

といったところで、そろそろ「かわせみ・やませみ」の時間ですので、駅に戻るとしましょう。

「かわせみ・やませみ」で熊本へ戻る

ここからは復路編です。
まだ発車まで少し時間がありましたが、駅員さんのご厚意で早めに改札を通過させてくれたので構内でゆっくり撮影できました。


「かわせみ・やませみ」はまだ側線で待機中でした。
これはホームへ据え付けるまでの入換を見ることも出来そうですね。


「かわせみ」側


ホーム上の乗車位置案内も忘れずに撮りましょう。

https://youtu.be/h8DiYILt-Ik
↑側線にいるおかげでエンジンの動きが見えたので動画を撮ってみました。

https://youtu.be/Ly9TfheoV-U
↑いよいよ入換開始です。


大分方の線路で一旦停止して向きを変えます。

https://youtu.be/6a2HXsYdZaE
↑そしてホームに入線です。


入線後ももちろん撮ります。


駅舎側から

といったところで乗車します。


今回乗車するのはこちら
窓際を向いたお一人様でも安心の席であり、車窓を楽しみながら行けそうです。


↑というわけで車窓をどうぞ
※4月13日公開予定なので、それ以前にご覧の方は公開までしばらくお待ち下さい。

豊後竹田方面からの普通列車の接続を受けると、「かわせみ・やませみ」は宮地駅を出発していきます。
すぐに阿蘇駅ですが、ここからの乗車が多いというのは往路の逆パターンですね。


ところで、山が燃えているのが見えました。
何も知らなければ山火事か、あるいは阿蘇山ということで噴火か!?と思ってしまいますが、これは阿蘇山の名物の野焼きです。
阿蘇山では計画的に野焼きをすることで草原を維持しており、ちょうどそれが行われる日だったのです。

そういえば、宮地駅滞在中、やけに灰が飛んでくるなと思っていたら、野焼きだったんですね。


物々しい擁壁で斜面を固めていましたが、熊本地震で崩れた箇所だったりするんでしょうか?

スイッチバックの立野駅は往路で降りて撮影したので車内でのんびりと過ごしました。


段々と麓へ降りてきて川を渡りました。
その先は熊本の市街地に入っていき、熊本へ一直線です。
肥後大津駅の次は時刻表上では熊本駅までノンストップですが、実際には単線の割に本数が多い区間なので運転停車がちょくちょくありました。

あ、車窓がなんか雑な感じで終わりましたが、明日も「あそぼーい!」で豊肥本線に乗るのでその時にしっかり楽しんでいきましょう。


熊本に到着!

https://youtu.be/ZoScDiUK-pQ
↑隣に「A列車で行こう」が入ってきました。


写真でも撮ります。


ちょっと強引ですが並べて撮ってみました。

https://youtu.be/wtxd4S9MixU
↑「かわせみ・やませみ」の引き上げです。

https://youtu.be/R-vjec-GGTo
↑続けて「A列車で行こう」の引き上げです。

そういえば、朝も「かわせみ・やませみ」と「A列車で行こう」の共演が見られましたね。


最後にこの821系を撮って

https://youtu.be/ANmq71-PJjE
↑発車を撮ったら撤収です。


夕飯は駅構内にあるお寿司屋さんに入りました。
元々は馬刺しが食べたかったのですが、こちらのお寿司屋さんにも馬刺しがあることが分かり入店しました。
もちろん馬刺し以外にも一般的なネタも豊富でした。


こちらは「馬とろ」なる軍艦巻きです。
流石は熊本だけあって馬刺し一つとっても種類が豊富ですね。

といったところで3日目は以上となります。
今晩こそホテル泊となり、2連続ネットカフェ泊で溜まった疲れも一気に解消です!w
明日の朝も8時頃にホテルを出ればいい感じなので、ゆっくり出来そうで、遠征の折り返し地点としてゆっくり休息しました。

4日目以降は別記事として追ってレポートしますので、公開までしばらくお待ち下さい。
つづく

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